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と豪語していたIntel [eetimes.jp]が、ファブレスたちに押され、彼らを顧客として商いせざるを得なくなるとは。
浮き沈みの激しいこの業界、滅多なことを口にするもんじゃないなw
ときに、Intelがファウンドリ事業に乗り出すって、過去 [eetimes.jp] 何度か [eetimes.jp] 聞いた [eetimes.jp]覚えがあるんで、「え?参入って、お前もう入ってるんとちゃうん?」というのがタイトル見て思ったことだけど、これは「今度の今度こそマジ本気」って話なのだろうか?
従来のIntel CPUはIntelの自社Fabでしか製造できない専用設計だったんですよね。逆を言うとIntelのFabは自社CPUに特化したガラパゴス仕様だったので、外部から受託しようにもチップの論理設計からIntel Fab向けに作らないとうまくいかなかったんだろう。
それが、最近のCove系のコアはどこのFabにも持っていける、TSMCに製造を依頼する事もできるようになったので、今後投資する自社Fabもガラパゴス仕様を止めるって事では?
昔はIntelのFabだけ特殊に見えたけど、今の先端プロセスはどこの工場も独自仕様だよ。FinFET以降はもう互換性なんて全くない。工場Aの回路を工場Bで製造なんてことは基本的にはできないです。
それなのに「最近のCove系のコアはどこのFabにも持っていける」なんてなるのは、EDAツールの進化ですね。Cで書いたソースを、ハードに合わせて賢くコンパイルしてマルチプラットフォーム対応にするのと同じ。Fabの仕様やCPUの設計を変えたわけではなく、商用のEDAツールに対応できるように整備したのが流用しやすくなった理由です。
EDAツールも先端Fabも両方が寡占市場で、組み合わせが少ないのも、流用しやすくなったもう一つの理由。ベンダー側の対応がやりやすいのはいいけど、寡占のおかげでツールの費用がべらぼうに高い。ソフト業界の人が聞いたら卒倒するような値段付けて売ってます。
一つのことに固執しないで大胆な戦略変更と投資ができる企業。時はきた。それだけだ!
むしろ小刻みに戦略変更を繰り返し、新分野に手を出してはすぐやめるというのを繰り返している企業だと思うけど、Intel。
ファウンドリー事業だって、「大胆な戦略変更」というものではなく、これまでも細々とやってきたものを「もっとがんばる」と言ってるだけだと思うが。なんで世の中の反応も「驚きをもって迎える」というより「ふ~ん」という感じだろ。
「時は来た」というのは、世の中の方が自分がかねてより練っていたプランを実行するのに適した状況になった時に使う言葉だが、今回の場合は、Intelがじり貧に追い込まれつつあるという状況故に、自らを世の中に合わせて変えざるを得なかったという話で、あまりふさわしくない。
時は来たで動画検索して、変なこと言ってる橋本氏と笑顔になるのを取り繕う蝶野氏の姿を見てみるんだ
ものはいいよう(笑)
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
「ファブレスモデルの終えんが訪れようとしている」 (スコア:1)
と豪語していたIntel [eetimes.jp]が、ファブレスたちに押され、彼らを顧客として商いせざるを得なくなるとは。
浮き沈みの激しいこの業界、滅多なことを口にするもんじゃないなw
ときに、Intelがファウンドリ事業に乗り出すって、過去 [eetimes.jp] 何度か [eetimes.jp] 聞いた [eetimes.jp]覚えがあるんで、
「え?参入って、お前もう入ってるんとちゃうん?」というのがタイトル見て思ったことだけど、
これは「今度の今度こそマジ本気」って話なのだろうか?
Re: (スコア:0)
従来のIntel CPUはIntelの自社Fabでしか製造できない専用設計だったんですよね。
逆を言うとIntelのFabは自社CPUに特化したガラパゴス仕様だったので、外部から受託しようにもチップの論理設計からIntel Fab向けに作らないとうまくいかなかったんだろう。
それが、最近のCove系のコアはどこのFabにも持っていける、TSMCに製造を依頼する事もできるようになったので、今後投資する自社Fabもガラパゴス仕様を止めるって事では?
Re: (スコア:0)
昔はIntelのFabだけ特殊に見えたけど、今の先端プロセスはどこの工場も独自仕様だよ。
FinFET以降はもう互換性なんて全くない。
工場Aの回路を工場Bで製造なんてことは基本的にはできないです。
それなのに「最近のCove系のコアはどこのFabにも持っていける」なんてなるのは、EDAツールの進化ですね。
Cで書いたソースを、ハードに合わせて賢くコンパイルしてマルチプラットフォーム対応にするのと同じ。
Fabの仕様やCPUの設計を変えたわけではなく、商用のEDAツールに対応できるように整備したのが流用しやすくなった理由です。
EDAツールも先端Fabも両方が寡占市場で、組み合わせが少ないのも、流用しやすくなったもう一つの理由。
ベンダー側の対応がやりやすいのはいいけど、寡占のおかげでツールの費用がべらぼうに高い。
ソフト業界の人が聞いたら卒倒するような値段付けて売ってます。
Re: (スコア:0)
一つのことに固執しないで大胆な戦略変更と投資ができる企業。
時はきた。
それだけだ!
Re: (スコア:0)
むしろ小刻みに戦略変更を繰り返し、新分野に手を出しては
すぐやめるというのを繰り返している企業だと思うけど、Intel。
ファウンドリー事業だって、「大胆な戦略変更」というものではなく、これまでも細々とやってきたものを
「もっとがんばる」と言ってるだけだと思うが。
なんで世の中の反応も「驚きをもって迎える」というより「ふ~ん」という感じだろ。
「時は来た」というのは、世の中の方が自分がかねてより練っていたプランを実行するのに適した状況になった時に使う言葉だが、
今回の場合は、Intelがじり貧に追い込まれつつあるという状況故に、自らを世の中に合わせて変えざるを得なかった
という話で、あまりふさわしくない。
Re: (スコア:0)
時は来たで動画検索して、変なこと言ってる橋本氏と笑顔になるのを取り繕う蝶野氏の姿を見てみるんだ
Re: (スコア:0)
ものはいいよう(笑)