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RAIDって0,1,5,その他?というかランダムライトアクセスが不向きだとなんでRAIDが不向きなんでしょうか?
livedoorの記事を読む限りではランダムアクセスライトが不向きとRAIDが不向きはちょっと別の話に見えた。
ランダムアクセス:前(という表現でいいのか)のトラックに重ねるように書き込むメカニズムだから後→前という順にはトラックに書き込めないRAID:↑への対処としてディスク上にキャッシュ領域を設けているのでRAIDのリビルドなど大量のライトが発生するとキャッシュがあふれてしまう
> ランダムアクセスライトが不向きと
ですね
> RAIDが不向きはちょっと別の話に見えた。
いや zfs の RAID 機能は、パリティ再生成をファイル単位で行うので連続したランダム書きこみが発生し、SMRディスクがエラーを返す状況に陥ったという話なのでRAIDはRAIDです。
zfsじゃないふつうのRAIDでも、ディスク故障後のリビルドでは大量のシーケンシャル書き込みが発生するのでCMRディスクに比べるとSMRディスクは相当に性能低下する可能性があります。もしもそうだとするとふつうのRAIDに対しても不向きは不向きじゃないかな。
大量のシーケンシャル書き込みに対しては、瓦を全部書きに行けるので、速度低下しない気がする。ファームの賢さとかにもよるけど。
速度低下は起こります。実際Seagate ST2000DM008をビデオキャプチャーの書き込み先として使用したところ開始後1分程度は問題が起きませんが、その後書き込み速度が0に低下してキャプチャーデータの書き込みが失敗します。
DM SMR HDDは、SSDと同様の論理セクターと物理セクターを関連付けるテーブルを持っています。プラッターはSMRゾーンと、スクラッチ領域として使用される少量のCMRゾーンに分かれております。
HDDに書き込みリクエストが来るとまずCMRゾーンに書き込みます。書き込みリクエストが途絶えアイドル状態になるとドライブのファームウェアはCMRゾーンからSMRゾーンにデータを移しテーブルを更新します。もしも書き込みリクエストが途絶えないままCMRゾーンが一杯になると、CMRゾーンのデータをSMRゾーンに移すまで書き込みリクエストが待ち状態になります。
WDがスモールビジネス用NASドライブにDM SMRを投入したのは、スモールビジネス用途では書き込みリクエストは散発的であって、この移し替え処理が完全にインアクティブ時間に行われユーザーが移し替えによる待ちを体験することはないという想定があってのことでしょう。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
「RAIDに不向き」な仕様にこっそり変更 (スコア:3)
ランダムライトアクセスに不向きとされるSMR方式に表記なく
変更されていたという記事 [livedoor.com]が出ていましたね。
元ネタは「Blocks & Files」 [blocksandfiles.com]のようです。
Re: (スコア:0)
RAIDって0,1,5,その他?
というかランダムライトアクセスが不向きだとなんでRAIDが不向きなんでしょうか?
Re: (スコア:0)
livedoorの記事を読む限りではランダムアクセスライトが不向きと
RAIDが不向きはちょっと別の話に見えた。
ランダムアクセス:前(という表現でいいのか)のトラックに重ねるように書き込むメカニズムだから後→前という順にはトラックに書き込めない
RAID:↑への対処としてディスク上にキャッシュ領域を設けているのでRAIDのリビルドなど大量のライトが発生するとキャッシュがあふれてしまう
Re: (スコア:1)
> ランダムアクセスライトが不向きと
ですね
> RAIDが不向きはちょっと別の話に見えた。
いや zfs の RAID 機能は、パリティ再生成をファイル単位で行うので
連続したランダム書きこみが発生し、SMRディスクがエラーを返す状況に陥ったという話なので
RAIDはRAIDです。
zfsじゃないふつうのRAIDでも、ディスク故障後のリビルドでは大量のシーケンシャル書き込みが発生するので
CMRディスクに比べるとSMRディスクは相当に性能低下する可能性があります。
もしもそうだとするとふつうのRAIDに対しても不向きは不向きじゃないかな。
Re: (スコア:1)
大量のシーケンシャル書き込みに対しては、瓦を全部書きに行けるので、速度低下しない気がする。ファームの賢さとかにもよるけど。
Re:「RAIDに不向き」な仕様にこっそり変更 (スコア:0)
速度低下は起こります。実際Seagate ST2000DM008をビデオキャプチャーの書き込み先として使用したところ
開始後1分程度は問題が起きませんが、その後書き込み速度が0に低下してキャプチャーデータの書き込みが失敗します。
DM SMR HDDは、SSDと同様の論理セクターと物理セクターを関連付けるテーブルを持っています。
プラッターはSMRゾーンと、スクラッチ領域として使用される少量のCMRゾーンに分かれております。
HDDに書き込みリクエストが来るとまずCMRゾーンに書き込みます。
書き込みリクエストが途絶えアイドル状態になるとドライブのファームウェアはCMRゾーンからSMRゾーンにデータを移しテーブルを更新します。
もしも書き込みリクエストが途絶えないままCMRゾーンが一杯になると、CMRゾーンのデータをSMRゾーンに移すまで書き込みリクエストが待ち状態になります。
WDがスモールビジネス用NASドライブにDM SMRを投入したのは、
スモールビジネス用途では書き込みリクエストは散発的であって、この移し替え処理が完全にインアクティブ時間に行われ
ユーザーが移し替えによる待ちを体験することはないという想定があってのことでしょう。