「「黒潮発電」、100kWの発電に成功」記事へのコメント

環境アセスが心配になってしまうのだが

[Anonymous Coward]

どうしても海洋の生態系と水産資源へのインパクトが心配になってしまう。
ツナサシミを意図せず量産してしまうようなことがないよう考えられてるならいいけど。
あと、電力の陸送はあんまり考えられてない気がするので離島や洋上プラットホーム向けなのかな？

#角度とか

Re:

[Anonymous Coward]

>ツナサシミを意図せず量産
それを調べることも今回の実験の目的じゃなかな

実用で2メガWの計画なので、離島や幼女プラットホーム以外にも活用するのでは

※魚の場合はフィッシュストライクといえばいいのか？

Re:環境アセスが心配になってしまうのだが

[tamapon (48105)]

今回のは直径11mの羽で、本番用は20mだっけ？
翼端（と言うのかな）の速度はどのくらいになるのだろうね。
水中だからそれほど速くはないと思うけど、叩かれる魚っているのかな？
風力の羽に叩かれる鳥よりは少ないような気がするけど。（根拠なし）

Re:環境アセスが心配になってしまうのだが

[st1100 (45287)]

叩かれる魚はほとんどいないでしょう。
魚は低周波振動を知覚するので、障害物の存在を十分前から察知する。
例えば、回遊性の魚が岩礁の潮上に定位する例が知られており、水中振動の知覚が支配的であると言われている。
水中の透明度はたかが知れているので、障害物を避けるには視力はあてにならない。もし仮に障害物回避を視力に頼ったとすると、島や海山に激突する魚がたくさん見つかるはずです。
怪しいものがぶんぶん回っていたら、相当遠くから回避することでしょう。

Re:

[Anonymous Coward]

本番用は40mですよ
どのぐらいの回転数か解らないけど30rpmで回ってるとすると

直径40mの羽だと翼端速度は226km/h(40*π*rpm*60 あってる？)
水中で200km/hとかブレードが耐えれるんかな？

Re:環境アセスが心配になってしまうのだが

[st1100 (45287)]

水の粘性抵抗はものすごく大きいので、耐えられるも何も、そんなスピードがそもそも出せない。

翼端速度と場の流速が同じくらいを想定すればよいと思う。

Re:

[Anonymous Coward]

NEDO報告書「平成２３～２６年度成果報告書 水中浮遊式海流発電」（NEDO成果報告書データベース [nedo.go.jp]からダウンロード可、要ログイン）によると、

> 定格流速を1.5m/s、定格周速比λ=7.5 と設定

とあるので、翼端速度は40km/h、直径40mで5.4rpmを想定しているようです。

Re:

[Anonymous Coward]

エンジンで無理矢理回すスクリューでもないし、空気より遥かに粘性の大きな水中なんだから流速に見合った速度でしか回転しないでしょ

Re:

[Anonymous Coward]

たとえブレードが静止していても、発電規模が大きくなって水中に多数の障害物が
設置されれば、高速で遊泳する回遊魚が衝突した場合の影響は大きいんじゃないでしょうか

風力発電でのバードストライクだってなんで避けれれないか？と人間の感覚からしたら
ありえないような事故が起きるわけで、自然には存在しない低速で回転する巨大なブレードを
魚が避けることはできるのかどうか？一機二機のミニチュア版でわかるのかな？と