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金額を比べてみよう。
・固定価格買い取り制度、標準世帯(夫婦と子供2人)の年間負担額:9048円/年 一人頭に直すと2262円/年 前年比17%だが、伸び率は減少中
・ ここによると [forbesjapan.com]気候変動による地球全体における年間経済損失:14兆円/年 無理矢理世界人口76億人で割ると、一人頭1842円/年 年率10%のペースで増加中
これだけ考えると、計算されている気候変動リスクに比べて、大幅に高い負担額が発生している訳ではなさそうね。この計算は先進国も途上国も考慮してないかなり過小な試算になるけど、これですらこんな感じ。
一方で、投資額とリターンで考えると…・一般家庭で多い10kwhのシ
本当に20年間固定価格で買い取り続ける気かな?さすがに超法的措置を発動してでも引き下げするべきだと思うんだけど。
もし40円時代の価格は不当に儲けすぎている、というつもりで書いてるなら、そんなことはないですよ。固定価格買取制度は、その時の費用に一定金額の利益率を乗せて計算されてます。40円の時に導入しても、24円の時に導入しても、投資金額あたりの利益は変わらないようになってます。
親コメントにもあるとおり、誤解が多いですが、個知恵価格買取制度の投資利益率はそれほど高くありません。だから金儲けだけ考えるならば株式投資をしたほうが効率的です。再エネに投資している人は、その状況であえて再エネに投資した人々です。40時代の2012年のころなら、まだここまで市場が広がると予想もできない未確定のうちに。その時代に投資し、現在の1kwhあたり18円という価格下落に貢献した人たちを、今は安くなったからと言って切るのは流石にまずいでしょう。
ちなみに、費用に対して一定の利益率を乗せて計算するという手法は、総括原価方式と言って、実は再生可能エネルギーに限らず日本の電力は基本的にこの方法で価格が決まっています。電力会社が「原発を停止しているとその分電力料金が上がる」と言っているのは、その「総括原価」の中に、停止している原発の維持管理コスト、減価償却費と税金が丸ごと乗っているからですね。固定費はそのまんま丸ごと乗っているのに利益を出していないので、稼働しないとそのまま上乗せになっているというわけです。再稼働すれば電気代を下げられると言っているのは、原発の発電コストが安いからではなく、仕組み上の理由だ、というのは知っておく必要があります。
このままでは負担が大きすぎるので、価格を抑えるべきだ、というのならば、これらの構造に補填をしてやらないとだめです。古い設備を廃止させることが、社会全体で経済的合理性があるならば、古い設備を停止する費用を補填する必要があります。その条件は、初期費用よりも、ランニングコストが異様に高いケースですね。それならば初期費用の未償却分を補填してでも止める価値はあります。
しかしながら、再生可能ネルギーの場合、初期費用がほとんどで、ランニングコストはかかりませんから、わざわざ価格を補填して止める価値はないと思われます。
そして、余談ですが、原発を止めろと言っている人々は、それだけの費用補填をする覚悟があって言っているのか、というのを考える必要があります。原発を廃炉にしても、それを作るための債権は消えて無くなるわけではありませんので。
原発反対デモ参加者のインタビュー映像見る限り、自分に「費用補償」が来るとは考えてない。誰かが何とかしてくれると考えてる。あるいは、政府や電力会社が金の湧く泉を何とかしろと。しかし、金は天下の回りものなので、最終的には見えにくい形でみんなで負担することになるんだけどね。
>原発を止めろと言っている人々は、それだけの費用補填をする覚悟があって言っているのか、というのを考える必要があります。
なんだよな。ガチで原発を止めたいなら「安全な原発に金を生ませて、全部廃炉費用に積み立てんかボケ」だと思うんだ。目標が全廃にせよ、適正数への漸減にせよ、巡り巡ってそれが一番早い。
> もし40円時代の価格は不当に儲けすぎている、というつもりで書いてるなら、そんなことはないですよ。> 固定価格買取制度は、その時の費用に一定金額の利益率を乗せて計算されてます。> 40円の時に導入しても、24円の時に導入しても、投資金額あたりの利益は変わらないようになってます。
40円は当時から不当に儲けすぎって言われてたでしょ。決まった経緯は孫正義の言い値なので特に根拠があったわけでもなく。国際的には24円程度の時代だったので、時の政権が要求を飲んだのが驚きって状態。
> だから金儲けだけ考えるならば株式投資をしたほうが効率的です。いや、ノーリスクで利益率200%なんて最高の美味しい投資だぞ。
投資利益率は6~7%で設定されていますので、200%ってどこから?ノーリスクと言うこともありません。最終的に金額を積み上げると、初期導入費に対して売上が倍になる、みたいな雑な話だったら、それは利益率ではありません。
根拠なら審議会の資料はすべて公表されていますのでここでどうぞ http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html [meti.go.jp]
なお、審議会のメンバーに孫正義やソフトバンクのメンバーはいません。ヒアリングメンバーにもなってません。 http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/005_haifu.html [meti.go.jp] この資料2あたりが分かりやすい。
また、国際的に2012年に24円だったと言うのも事実無根です。第一回審議会の資料6に、
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
いろんな金額と比べてみよう。 あとストーリー酷すぎない? (スコア:3, 参考になる)
金額を比べてみよう。
・固定価格買い取り制度、標準世帯(夫婦と子供2人)の年間負担額:9048円/年
一人頭に直すと2262円/年
前年比17%だが、伸び率は減少中
・ ここによると [forbesjapan.com]気候変動による地球全体における年間経済損失:14兆円/年
無理矢理世界人口76億人で割ると、一人頭1842円/年
年率10%のペースで増加中
これだけ考えると、計算されている気候変動リスクに比べて、大幅に高い負担額が発生している訳ではなさそうね。
この計算は先進国も途上国も考慮してないかなり過小な試算になるけど、これですらこんな感じ。
一方で、投資額とリターンで考えると…
・一般家庭で多い10kwhのシ
40円契約の初期事業者 (スコア:0)
本当に20年間固定価格で買い取り続ける気かな?
さすがに超法的措置を発動してでも引き下げするべきだと思うんだけど。
Re:40円契約の初期事業者 (スコア:0, オフトピック)
もし40円時代の価格は不当に儲けすぎている、というつもりで書いてるなら、そんなことはないですよ。
固定価格買取制度は、その時の費用に一定金額の利益率を乗せて計算されてます。
40円の時に導入しても、24円の時に導入しても、投資金額あたりの利益は変わらないようになってます。
親コメントにもあるとおり、誤解が多いですが、個知恵価格買取制度の投資利益率はそれほど高くありません。
だから金儲けだけ考えるならば株式投資をしたほうが効率的です。再エネに投資している人は、その状況であえて再エネに投資した人々です。
40時代の2012年のころなら、まだここまで市場が広がると予想もできない未確定のうちに。
その時代に投資し、現在の1kwhあたり18円という価格下落に貢献した人たちを、今は安くなったからと言って切るのは流石にまずいでしょう。
ちなみに、費用に対して一定の利益率を乗せて計算するという手法は、総括原価方式と言って、実は再生可能エネルギーに限らず日本の電力は基本的にこの方法で価格が決まっています。
電力会社が「原発を停止しているとその分電力料金が上がる」と言っているのは、その「総括原価」の中に、停止している原発の維持管理コスト、減価償却費と税金が丸ごと乗っているからですね。固定費はそのまんま丸ごと乗っているのに利益を出していないので、稼働しないとそのまま上乗せになっているというわけです。
再稼働すれば電気代を下げられると言っているのは、原発の発電コストが安いからではなく、仕組み上の理由だ、というのは知っておく必要があります。
このままでは負担が大きすぎるので、価格を抑えるべきだ、というのならば、これらの構造に補填をしてやらないとだめです。
古い設備を廃止させることが、社会全体で経済的合理性があるならば、古い設備を停止する費用を補填する必要があります。
その条件は、初期費用よりも、ランニングコストが異様に高いケースですね。
それならば初期費用の未償却分を補填してでも止める価値はあります。
しかしながら、再生可能ネルギーの場合、初期費用がほとんどで、ランニングコストはかかりませんから、わざわざ価格を補填して止める価値はないと思われます。
そして、余談ですが、原発を止めろと言っている人々は、それだけの費用補填をする覚悟があって言っているのか、というのを考える必要があります。原発を廃炉にしても、それを作るための債権は消えて無くなるわけではありませんので。
Re: (スコア:0)
そして、余談ですが、原発を止めろと言っている人々は、それだけの費用補填をする覚悟があって言っているのか、というのを考える必要があります。原発を廃炉にしても、それを作るための債権は消えて無くなるわけではありませんので。
原発反対デモ参加者のインタビュー映像見る限り、自分に「費用補償」が来るとは考えてない。
誰かが何とかしてくれると考えてる。あるいは、政府や電力会社が金の湧く泉を何とかしろと。
しかし、金は天下の回りものなので、最終的には見えにくい形でみんなで負担することになるんだけどね。
Re: (スコア:0)
>原発を止めろと言っている人々は、それだけの費用補填をする覚悟があって言っているのか、というのを考える必要があります。
なんだよな。
ガチで原発を止めたいなら「安全な原発に金を生ませて、全部廃炉費用に積み立てんかボケ」だと思うんだ。
目標が全廃にせよ、適正数への漸減にせよ、巡り巡ってそれが一番早い。
Re: (スコア:0)
> もし40円時代の価格は不当に儲けすぎている、というつもりで書いてるなら、そんなことはないですよ。
> 固定価格買取制度は、その時の費用に一定金額の利益率を乗せて計算されてます。
> 40円の時に導入しても、24円の時に導入しても、投資金額あたりの利益は変わらないようになってます。
40円は当時から不当に儲けすぎって言われてたでしょ。決まった経緯は孫正義の言い値なので特に根拠があったわけでもなく。
国際的には24円程度の時代だったので、時の政権が要求を飲んだのが驚きって状態。
> だから金儲けだけ考えるならば株式投資をしたほうが効率的です。
いや、ノーリスクで利益率200%なんて最高の美味しい投資だぞ。
Re: (スコア:0)
投資利益率は6~7%で設定されていますので、200%ってどこから?
ノーリスクと言うこともありません。
最終的に金額を積み上げると、初期導入費に対して売上が倍になる、みたいな雑な話だったら、それは利益率ではありません。
根拠なら審議会の資料はすべて公表されていますのでここでどうぞ
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html [meti.go.jp]
なお、審議会のメンバーに孫正義やソフトバンクのメンバーはいません。
ヒアリングメンバーにもなってません。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/005_haifu.html [meti.go.jp]
この資料2あたりが分かりやすい。
また、国際的に2012年に24円だったと言うのも事実無根です。
第一回審議会の資料6に、