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ヨーロッパで交流電力の周波数が低下、その影響で一部の電気時計で遅れが発生」記事へのコメント

  • >発生した遅れは5分ほど。

    5分間だけ周波数が変わったってことじゃなくて、周波数が変わってしまった(周期が長くなった?)結果5分の遅れが生じてるってことかな。

    >元記事にはないが、再生可能エネルギーの普及などが原因になっている可能性もありそうだ(日経ビジネス )。

    交流電流の周波数って発電機に依存するんですよね。
    新しく増えている再生可能エネルギーではその辺の規格(?)が正確には守られていないってことなんだろうか。
    風力発電だと、プロペラのモーター直結でそこの仕様が効いてそう。
    太陽光発電だとバッテリーに直で貯めそうだから送電する時はインバーター通してそう。

    • by Anonymous Coward

      周波数は,電力の需要と供給のバランスに依存します。
      従来の発電方法(火力や水力など)は電力供給量をある程度コントロールできます。
      一方,太陽光や風力による発電は基本的には供給量は自然任せになります。
      (太陽光は通常バッテリーにためません。風力もコンバータ制御が多いです)

      電力供給量に対して,再生可能エネルギーの割合が増えてくると
      供給量の制御が効きにくくなる(火力・水力発電の発電量を大きく変動させる必要がある)ので,
      需給バランスが崩れやすくなり,周波数が変動しやすくなるのです。

      太陽光や風力発電の電力変動を抑制するためには
      ・広い範囲に大量に設置する(平均としては変動が小さくなる)
      ・火力・水力等を増やす(変動に対応できる量を増やす)
      ・蓄電装置を併設して供給量の変動を吸収する
      などの方法があるけれども,特に後者はコスト的になかなか大変と思われる。
      (蓄電装置は,価格が高い上に基本的に電力(利益)を生まないため。)

      • by Anonymous Coward

        周波数調整に使う分には今の蓄電池価格は十分安いとかどこかで読んだような…

        • by Anonymous Coward on 2018年03月09日 13時04分 (#3373756)

          でもまだ不足分を予測してガスタービン回す方が安上がりなんじゃなかったっけ。

          親コメント

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