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太陽電池パネルが安くなっても置く場所が足らなくなって詰むんじゃないの?森を伐採して太陽パネル置くっていう考えなのかな?
> 太陽電池パネルが安くなっても置く場所が足らなくなって詰むんじゃないの?
面積だけなら耕作放棄地の転用で、相当先まで十分な量があったり。以下参照。https://srad.jp/comment/3294073 [srad.jp]
屋根にソーラー載せればさらに相当な面積を稼げますね。
> 森を伐採して太陽パネル置くっていう考えなのかな?
これはよくないと思うんだけど、一番開発が楽なせいで、現在かなり悪影響が目立ってますねえ…
農地が放棄されてるってことはそれなりに理由があると思うのだけど…。陽当たり悪いなら太陽光パネル置いても発電量はいくらか差っ引いて見る必要はあるし。道路整備されてない場合、どうやってパネルを持って行きます?送電線設置も当然考える必要はあるし。面積だけを見るのは楽観的過ぎと思う。
それより都市部周辺の農地を転用するみたいなことは考えないのでしょうか?それが一番面積も発電量も稼げると思うのだけど。
農地が放棄されてるってことはそれなりに理由があると思うのだけど…。
農地は農地以外の用途に転用するときは色々と手続きが必要です(農地法4条・5条)その上、甲種農地や第1種農地はまず許可が出ませんし、そうでなくとも許可を取るのが大変面倒な上に時間がかかるのです。平たく言うなら「農業に適してる土地」と見なされている場合は許可が下りません。「農業をして儲かる土地」かどうかではないのです。
そして太陽光発電に転用するなら、その建設コストを担保できることや収支が黒字になることを事前に書面で提出しないと却下されます。放棄されてるのは農家が儲からないという原因もありますが、たいていの場合、それにプラスして「だからといって他の用途に使おうとすると手続きが面倒、許可が下りるとも限らない」というのが直接の理由です。
ぶっちゃけ農地法や転用の基準を行政が改正しないと、とてもじゃないけど農地の太陽光化なんてやってられません。
> ぶっちゃけ農地法や転用の基準を行政が改正しないと、とてもじゃないけど農地の太陽光化なんてやってられません。
本気で原子力や火力と張り合うのなら、こういうところに手を入れるくらいの実行力は必要だとは思うんですけどね。脱原発、自然エネルギー普及のロードマップを描くのならどうやって設置場所を確保するのかというのは重要なわけで。
東京電力における年間発電量はおよそ2400億kWh。別の投稿にあるように1kW太陽光パネルで年間1000kWhほどの発電量だそうなので、2400億kWhを太陽光で賄うなら2.4億kW分のパネルが必要になる。で、太陽光パネルのカタログ性能は1m^2辺りで150Wくらい。2.4億kWを確保するには16億m^2、つまり40km×40kmの面積が必要。実際にはびっしり敷き詰めることはムリなのでその二倍くらいの面積があればいいのかな? となると40km×80km。東京駅から西に40kmで八王子くらい。北に80kmで栃木市くらい?それくらいのエリアを太陽光パネルで敷き詰めてようやく東電エリア分の電力が太陽光で置き換えることができる計算。
実際には水力などもあるので三割くらい?減らすことができるだろうけど、いくら太陽光発電のコストが下がってもちょっと現実的じゃないと思う。
日本のように、大規模な原子力発電所等から数百キロメートルの送電線で大都市に供給する場合だと、送電損失が洒落にならないですよ。太陽光で全てを賄うのは無理でも、小規模の発電手段がかなり進歩してるし、地熱発電等に対する無意味な規制をなくしたり、太陽光や風力や潮流・小規模水力に対する公的助成を強化していけば、現実味が出てくると思いますけど。特に中小規模の地方都市が、電力的に相当部分自給自足出来るようになって、大規模送電網は発電能力の低い時間帯や需要過多の部分だけ供給するように出来ますからね。それだけ、送電網の損失も緩和される。現状での送電ロスを考えると、原発何個分かは最終的には浮いてくるでしょうし。
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土地取得コストは? (スコア:0)
太陽電池パネルが安くなっても置く場所が足らなくなって詰むんじゃないの?
森を伐採して太陽パネル置くっていう考えなのかな?
Re: (スコア:0)
> 太陽電池パネルが安くなっても置く場所が足らなくなって詰むんじゃないの?
面積だけなら耕作放棄地の転用で、相当先まで十分な量があったり。以下参照。
https://srad.jp/comment/3294073 [srad.jp]
屋根にソーラー載せればさらに相当な面積を稼げますね。
> 森を伐採して太陽パネル置くっていう考えなのかな?
これはよくないと思うんだけど、一番開発が楽なせいで、現在かなり悪影響が目立ってますねえ…
Re: (スコア:0)
農地が放棄されてるってことはそれなりに理由があると思うのだけど…。
陽当たり悪いなら太陽光パネル置いても発電量はいくらか差っ引いて見る必要はあるし。
道路整備されてない場合、どうやってパネルを持って行きます?送電線設置も当然考える必要はあるし。
面積だけを見るのは楽観的過ぎと思う。
それより都市部周辺の農地を転用するみたいなことは考えないのでしょうか?それが一番面積も発電量も稼げると思うのだけど。
Re: (スコア:1)
農地が放棄されてるってことはそれなりに理由があると思うのだけど…。
農地は農地以外の用途に転用するときは色々と手続きが必要です(農地法4条・5条)
その上、甲種農地や第1種農地はまず許可が出ませんし、そうでなくとも許可を取るのが大変面倒な上に時間がかかるのです。平たく言うなら「農業に適してる土地」と見なされている場合は許可が下りません。「農業をして儲かる土地」かどうかではないのです。
そして太陽光発電に転用するなら、その建設コストを担保できることや収支が黒字になることを事前に書面で提出しないと却下されます。
放棄されてるのは農家が儲からないという原因もありますが、たいていの場合、それにプラスして「だからといって他の用途に使おうとすると手続きが面倒、許可が下りるとも限らない」というのが直接の理由です。
ぶっちゃけ農地法や転用の基準を行政が改正しないと、とてもじゃないけど農地の太陽光化なんてやってられません。
Re: (スコア:0)
> ぶっちゃけ農地法や転用の基準を行政が改正しないと、とてもじゃないけど農地の太陽光化なんてやってられません。
本気で原子力や火力と張り合うのなら、こういうところに手を入れるくらいの実行力は必要だとは思うんですけどね。
脱原発、自然エネルギー普及のロードマップを描くのならどうやって設置場所を確保するのかというのは重要なわけで。
Re: (スコア:0)
東京電力における年間発電量はおよそ2400億kWh。別の投稿にあるように1kW太陽光パネルで年間1000kWhほどの発電量だそうなので、2400億kWhを太陽光で賄うなら2.4億kW分のパネルが必要になる。
で、太陽光パネルのカタログ性能は1m^2辺りで150Wくらい。2.4億kWを確保するには16億m^2、つまり40km×40kmの面積が必要。
実際にはびっしり敷き詰めることはムリなのでその二倍くらいの面積があればいいのかな? となると40km×80km。
東京駅から西に40kmで八王子くらい。北に80kmで栃木市くらい?
それくらいのエリアを太陽光パネルで敷き詰めてようやく東電エリア分の電力が太陽光で置き換えることができる計算。
実際には水力などもあるので三割くらい?減らすことができるだろうけど、いくら太陽光発電のコストが下がってもちょっと現実的じゃないと思う。
Re:土地取得コストは? (スコア:1)
日本のように、大規模な原子力発電所等から数百キロメートルの送電線で大都市に供給する場合だと、送電損失が洒落にならないですよ。
太陽光で全てを賄うのは無理でも、小規模の発電手段がかなり進歩してるし、地熱発電等に対する無意味な規制をなくしたり、太陽光や風力や潮流・小規模水力に対する公的助成を強化していけば、現実味が出てくると思いますけど。
特に中小規模の地方都市が、電力的に相当部分自給自足出来るようになって、大規模送電網は発電能力の低い時間帯や需要過多の部分だけ供給するように出来ますからね。それだけ、送電網の損失も緩和される。現状での送電ロスを考えると、原発何個分かは最終的には浮いてくるでしょうし。