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関連記事ちょっと見てみたけど、LCoEって国ごとに異なる数値が出るものらしい。建設・運用コストの総額を総発電量で割った値でしかないので、送電インフラやらの関連プラントの充実度合いにも影響されるし、再生エネルギーの場合は立地状況で発電量そのものが大きく変わってくる。
風力にしろ太陽光にしろ、日本の立地条件は世界的に見て良いとはいえないはずなので、立地条件のよいところでの稼動実績が多い全世界での統計情報は当てはまらない可能性があるのでは?
#まあ、それ以外にも安定発電が出来るできないとかの付加価値の問題もあるんだけど。
記事のリンク先にあるITmediaの別記事によると、kWhあたりの発電コストが安いと紹介されているのはペルー:5.3円、ドバイ:3,3円、アブダビ:2.7円・・・ですね。日本では用地取得、設置、運用のいずれもこれらの国よりかなりコストが高い。ちなみに日本ではざっくり太陽光発電パネル1kWあたりで年間1000kWhの発電量だそうです。つまりパネル性能ベースでは年間8760時間のうち1/9しか仕事していないことになる。そんな状況なので日本ではkWhあたり10円を下回ることはないだろうと思う。可能性があるとしたら、中国の南岸あたりで大規模発電プラントを作ってそこから送電線を伸ばして電気を引っ張ってくるくらい?
そんなワケで、日本においては太陽光発電で得られたエネルギーを使って別のエネルギーを作るのがスジがいいのかな、と妄想しております。たとえば海水を電気分解して水素を取り出すとか、水素じゃ取り扱いが面倒なのでエタノール燃料を作るとか。あるいはCO2の固定化プラントを稼働させることができれば石油エネルギーを使い続けられるかも。
薄膜とか蒸着とかで、窓ガラスに貼れる太陽電池の製造コストが十分に下がったら、建物のカーテンウォールを全部そういうのに置き換えていけば、設置面積は稼げるよね。
土地取得の費用もないし、住友不動産のビルに見える以外のデメリットもほとんどないし、単位面積の効率が低くてもペイすると思う。
この他にも再エネ関連はこれから実用化を待っている基礎研究が山ほど合って、大量の投資マネーがつぎ込まれているんでこの先はなんとかなる。まだ研究され尽くしてない。きっと致命的な欠点である住友不動産のビルに見えるという件もなんとかなると思う。
一方で石炭・原子力に限らず、燃料を焚いてお湯を沸かしてタービンを回す方式はもう効率が理論値に近付いているからこれ以上大幅なイノベーションは望めないんだよね。
この事実だけ見ても投資を緩めるべきじゃないし、まして逆行する政策をとるべきじゃないんだけど。なぜか日本政府は系統接続制限という再エネに限らず新エネルギーを弾圧する政策をとり、石炭火力と原発の輸出にご熱心。これは非常にまずい。じり貧だよ。
「弾圧」ねぇ。
国外では例がない3つの政策
・一般電力は総括原価方式による積算で送電まで含み設定を行うのに、再エネも含む新電力はいずれも別計算にさせる方式・根拠を示さず送電網への接続を拒否できる・系統連携して発電抑制する機能を搭載していても電力会社が一方的に購入を拒否できる
この三つは明らかに弾圧ですよ。
「参入障壁」くらいなら分かるんだけどさ、「弾圧」なんて言葉を当てはめるのは違うでしょ。
>・根拠を示さず送電網への接続を拒否できる
自然エネをビジネスにしてる連中はこうやってすぐウソつくから身内からも嫌われるんだってばよ…。
根拠を示さず接続拒否すると行政指導喰らって電力会社の方がお陀仏ですが。単に提示された数字に納得できない(主に感情的な意味で)連中がグダグダ騒いでるだけ。
権力者が権力を行使して反対勢力を抑える事を弾圧というので、弾圧であってますよ。
それから老婆心ながらひとつだけ。具体的に反論出来ない場合、言葉尻を捕まえて論点ずらしをすることで自尊心を守ろうとするのは人間の心理として仕方が無いことだと思います。でも、そういったことをやっても貴方自身に何の成長もないことは自覚しておかないと、おかしな人間になってしまいますよ。気をつけてください。
いえ、話が「弾圧」という言葉のイメージからはかなりかけ離れていると思ったので、どのような意図で言葉を選んでいるのか気になっただけです。論点ずらしとは意味が分かりませんが、双方で認識のズレを生まないようにするためには言葉の意味を擦り合わせるのは大事だと思いますが。こういったことをしていくのは、あなたが言うところの「おかしな人間」に該当するんでしょうか?
「意味が分かりません」ねぇ。
>一方で石炭・原子力に限らず、燃料を焚いてお湯を沸かしてタービンを回す方式はもう効率が理論値に近付いているからこれ以上大幅なイノベーションは望めないんだよね。
原発の熱効率は酷いもんだけどねでも石炭ガス火力並みの効率に出来ない理由があるわけで、その点でも原発には未来がない
核燃料の漏洩、強奪リスクを無くせるなら、小型化して分散配置も可能なんじゃないですかね?ちょっと前に中国で暖房に使うみたいな話は出てたし。中国、地域暖房用原子炉の試験を実施 | スラド [srad.jp]
投資マネーがつぎ込まれてるから何とかなるってのは楽観的過ぎじゃないかと。つぎ込んでも失敗してくれる可能性は常にあるわけだし、突然つぎ込むの止める事だってあるし。
再エネに投資マネーが流れ込んでいる理由は、投資会社が気候変動のリスクを抑えたいというのがあるからそう簡単には動かないと思われ。
機関投資家は生命・損害保険各社と、年金基金等が規模として大きい。ここらへんはそもそもが業務として気候変動におけるリスク対策という側面があるため、気候変動の影響を大きく受ける。
前は「アル・ゴアのおっさん元気いいな。はいはい社会貢献社会貢献」って感じだったが最近大型ハリケーンなどガチで巨大な災害が増えてしまい、保険の支払金額が増加、財務状況が悪化しているらしい。そこで、投資判断基準の中に環境に配慮している会社でなければならない、とフラグを立てたもんだから、投資が集まっており、それに釣られて保険会社以外の所からも金が集まるという循環になっている。
もちろん、今のところリターンが大きそうな成功が続いていると言う所も大きい。
中国からの送電に依存するとか、もう全力で奴隷になりに行くフラグにしか見えない。中国の南岸を軍事的に制圧(というか侵略)して軍事的に確保すれば(そして維持し続ければ)、そこからの安定供給は可能だろうけど、そんな戦費と軍事力はないし。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
日本だとどうなんだろうね (スコア:1)
関連記事ちょっと見てみたけど、LCoEって国ごとに異なる数値が出るものらしい。
建設・運用コストの総額を総発電量で割った値でしかないので、送電インフラやらの関連プラントの充実度合いにも影響されるし、再生エネルギーの場合は立地状況で発電量そのものが大きく変わってくる。
風力にしろ太陽光にしろ、日本の立地条件は世界的に見て良いとはいえないはずなので、立地条件のよいところでの稼動実績が多い全世界での統計情報は当てはまらない可能性があるのでは?
#まあ、それ以外にも安定発電が出来るできないとかの付加価値の問題もあるんだけど。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:日本だとどうなんだろうね (スコア:1)
記事のリンク先にあるITmediaの別記事によると、kWhあたりの発電コストが安いと紹介されているのはペルー:5.3円、ドバイ:3,3円、アブダビ:2.7円・・・ですね。日本では用地取得、設置、運用のいずれもこれらの国よりかなりコストが高い。
ちなみに日本ではざっくり太陽光発電パネル1kWあたりで年間1000kWhの発電量だそうです。つまりパネル性能ベースでは年間8760時間のうち1/9しか仕事していないことになる。そんな状況なので日本ではkWhあたり10円を下回ることはないだろうと思う。
可能性があるとしたら、中国の南岸あたりで大規模発電プラントを作ってそこから送電線を伸ばして電気を引っ張ってくるくらい?
そんなワケで、日本においては太陽光発電で得られたエネルギーを使って別のエネルギーを作るのがスジがいいのかな、と妄想しております。たとえば海水を電気分解して水素を取り出すとか、水素じゃ取り扱いが面倒なのでエタノール燃料を作るとか。
あるいはCO2の固定化プラントを稼働させることができれば石油エネルギーを使い続けられるかも。
Re:日本だとどうなんだろうね (スコア:1)
薄膜とか蒸着とかで、窓ガラスに貼れる太陽電池の製造コストが十分に下がったら、
建物のカーテンウォールを全部そういうのに置き換えていけば、設置面積は稼げるよね。
土地取得の費用もないし、住友不動産のビルに見える以外のデメリットもほとんどないし、
単位面積の効率が低くてもペイすると思う。
Re: (スコア:0)
この他にも再エネ関連はこれから実用化を待っている基礎研究が山ほど合って、大量の投資マネーがつぎ込まれているんでこの先はなんとかなる。まだ研究され尽くしてない。きっと致命的な欠点である住友不動産のビルに見えるという件もなんとかなると思う。
一方で石炭・原子力に限らず、燃料を焚いてお湯を沸かしてタービンを回す方式はもう効率が理論値に近付いているからこれ以上大幅なイノベーションは望めないんだよね。
この事実だけ見ても投資を緩めるべきじゃないし、まして逆行する政策をとるべきじゃないんだけど。なぜか日本政府は系統接続制限という再エネに限らず新エネルギーを弾圧する政策をとり、石炭火力と原発の輸出にご熱心。これは非常にまずい。じり貧だよ。
Re: (スコア:0)
「弾圧」ねぇ。
Re: (スコア:0)
国外では例がない3つの政策
・一般電力は総括原価方式による積算で送電まで含み設定を行うのに、再エネも含む新電力はいずれも別計算にさせる方式
・根拠を示さず送電網への接続を拒否できる
・系統連携して発電抑制する機能を搭載していても電力会社が一方的に購入を拒否できる
この三つは明らかに弾圧ですよ。
Re: (スコア:0)
「参入障壁」くらいなら分かるんだけどさ、「弾圧」なんて言葉を当てはめるのは違うでしょ。
Re: (スコア:0)
>・根拠を示さず送電網への接続を拒否できる
自然エネをビジネスにしてる連中はこうやってすぐウソつくから身内からも嫌われるんだってばよ…。
根拠を示さず接続拒否すると行政指導喰らって電力会社の方がお陀仏ですが。
単に提示された数字に納得できない(主に感情的な意味で)連中がグダグダ騒いでるだけ。
Re: (スコア:0)
権力者が権力を行使して反対勢力を抑える事を弾圧というので、弾圧であってますよ。
それから老婆心ながらひとつだけ。
具体的に反論出来ない場合、言葉尻を捕まえて論点ずらしをすることで自尊心を守ろうとするのは人間の心理として仕方が無いことだと思います。
でも、そういったことをやっても貴方自身に何の成長もないことは自覚しておかないと、おかしな人間になってしまいますよ。気をつけてください。
Re: (スコア:0)
いえ、話が「弾圧」という言葉のイメージからはかなりかけ離れていると思ったので、どのような意図で言葉を選んでいるのか気になっただけです。
論点ずらしとは意味が分かりませんが、双方で認識のズレを生まないようにするためには言葉の意味を擦り合わせるのは大事だと思いますが。
こういったことをしていくのは、あなたが言うところの「おかしな人間」に該当するんでしょうか?
Re: (スコア:0)
「意味が分かりません」ねぇ。
Re: (スコア:0)
>一方で石炭・原子力に限らず、燃料を焚いてお湯を沸かしてタービンを回す方式はもう効率が理論値に近付いているからこれ以上大幅なイノベーションは望めないんだよね。
原発の熱効率は酷いもんだけどね
でも石炭ガス火力並みの効率に出来ない理由があるわけで、その点でも原発には未来がない
Re: (スコア:0)
核燃料の漏洩、強奪リスクを無くせるなら、小型化して分散配置も可能なんじゃないですかね?
ちょっと前に中国で暖房に使うみたいな話は出てたし。
中国、地域暖房用原子炉の試験を実施 | スラド [srad.jp]
Re: (スコア:0)
投資マネーがつぎ込まれてるから何とかなるってのは楽観的過ぎじゃないかと。
つぎ込んでも失敗してくれる可能性は常にあるわけだし、突然つぎ込むの止める事だってあるし。
Re: (スコア:0)
再エネに投資マネーが流れ込んでいる理由は、投資会社が気候変動のリスクを抑えたいというのがあるからそう簡単には動かないと思われ。
機関投資家は生命・損害保険各社と、年金基金等が規模として大きい。ここらへんはそもそもが業務として気候変動におけるリスク対策という側面があるため、気候変動の影響を大きく受ける。
前は「アル・ゴアのおっさん元気いいな。はいはい社会貢献社会貢献」って感じだったが最近大型ハリケーンなどガチで巨大な災害が増えてしまい、保険の支払金額が増加、財務状況が悪化しているらしい。
そこで、投資判断基準の中に環境に配慮している会社でなければならない、とフラグを立てたもんだから、投資が集まっており、それに釣られて保険会社以外の所からも金が集まるという循環になっている。
もちろん、今のところリターンが大きそうな成功が続いていると言う所も大きい。
Re: (スコア:0)
中国からの送電に依存するとか、もう全力で奴隷になりに行くフラグにしか見えない。
中国の南岸を軍事的に制圧(というか侵略)して軍事的に確保すれば(そして維持し続ければ)、そこからの安定供給は可能だろうけど、そんな戦費と軍事力はないし。