アカウント名:
パスワード:
なぜ3bitか不思議だった。半導体もFM->MFMみたいにフォーマットしなおしたら増量!なんてことになったら面白いですけど
大元の概念はは日立の多値メモリ技術(16値/セルのDRAM技術の発表が1984年)現在のはそれの発展系その後年数は忘れたが3値技術(試作)を発表(記憶では-1,0,1と資料に記載していた)フラッシュでは他メーカーよりに製品化で1年遅れたけど(但し日立はAND型)2000年にはサンディスクとクロスライセンスしているhttps://www.sandisk.co.jp/about/media-center/press-releases/2000/10/20... [sandisk.co.jp]
多値化つうのはコンパレータでセルの電圧を区別するってことでいいのかな。読み出しはともかく書き込みがたいへんそうだけど。
3Dになって2Dの末期ほど微細なプロセスは使えなくなり、その結果メモリセルも大きくなって一つのメモリセルに入る電荷も増えたので出来るようになった技術です。
読み書きの性能は当然悪化するでしょうが、TLCとの比較なら、SLCからMLCやMLCからTLCの時よりは低下幅は少ないかと。
読み書きのエラーはというと、現在でも他の使われないような効果はあるけど処理が重いエラー補正をすでに使ってますから、より重くて効きが強い補正にするだけでしょうね。それでコストが上がってもメモリセル部のコスト低減でお釣りが来るんでしょう。
寿命は当分はメーカーの言い値を信じるしか無いです。
reed-solomon(CDに使われる奴)使ってたりするんですよねぇもうLDPCとかターボとかも使っているのだろうか
基本的には微細化の進展によってセルのデータ保持特性等は悪化してゆくので、それに対してさらにマルチビット化を適用したら信頼性はどんどん劣化しますデバイス単体で考えずに、システム的に信頼性確保できればいいじゃないかという発想です....
> デバイス単体で考えずに、システム的に信頼性確保できればいいじゃないかという発想です....
それはすでに HDD が通った道かと。HDD も、もはやエラーがあるのが当たり前の記録密度なので、セクタ毎に ECC 領域を確保し、エラーを訂正することにより信頼性を確保しています。
セクタ長を 8倍の 4KB にしたいというのも、ECC 領域の割合を減らすためだったはず。アドバンスド・フォーマット4Kセクター・ハードディスク・ドライブへの移行 [seagate.com]には、512Byteセクタには 50Byteの ECC 領域が必要(つまり 4K なら 400Byte)だが、4Kセクタでは同程度の信頼性確保に 100Byteで済むとあります。
しかし書き換え回数は1000回を狙ってるみたいなんだな
http://www.anandtech.com/show/11590/toshiba-768-gb-3d-qlc-nand-flash-m... [anandtech.com]
もはやCD-RW並みだな
一つのセルに3ビットの自由度があるわけじゃなくて、読み書き性能を8倍にすれば1セルを3ビットに使える、って話なので、単純に精度が2倍(2bit)→4倍(3bit)にしか上がらなかっただけ。今は8倍まで上がって信号を16段階に読み分けられるから1セルが4bitになっただけ。
性能は劣化すると思うんだよねぇ…。性能というのが速度ならともかく、書き換え回数とか、データ保持期間とかは劣化するんじゃないかな?SSDも、SLC>MLC>TLCという順だし、4bitだからQLC?になったら、3D構造で電荷が多いとはいえ、より悪化すんじゃないか? という気が。
そこいらへんは、データ訂正方式とか色々考えてるんかもしれないけど、SDカードを数年放置したら中身消えちゃった、みたいなことは生じそう。
写真撮って、コピーとらずにSDカードのままカードホルダーに保管する、って人が一定数居るようだけど、大丈夫なんだろうかとちょっと不安に思ったりする。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
性能の劣化無しに ならすごい (スコア:0)
なぜ3bitか不思議だった。
半導体もFM->MFMみたいにフォーマットしなおしたら増量!
なんてことになったら面白いですけど
Re:性能の劣化無しに ならすごい (スコア:2, 参考になる)
大元の概念はは日立の多値メモリ技術
(16値/セルのDRAM技術の発表が1984年)
現在のはそれの発展系
その後年数は忘れたが3値技術(試作)を発表(記憶では-1,0,1と資料に記載していた)
フラッシュでは他メーカーよりに製品化で1年遅れたけど(但し日立はAND型)
2000年にはサンディスクとクロスライセンスしている
https://www.sandisk.co.jp/about/media-center/press-releases/2000/10/20... [sandisk.co.jp]
Re: (スコア:0)
多値化つうのはコンパレータでセルの電圧を区別するってことでいいのかな。
読み出しはともかく書き込みがたいへんそうだけど。
Re:性能の劣化無しに ならすごい (スコア:2, 参考になる)
3Dになって2Dの末期ほど微細なプロセスは使えなくなり、その結果メモリセルも大きくなって一つのメモリセルに入る電荷も増えたので出来るようになった技術です。
読み書きの性能は当然悪化するでしょうが、TLCとの比較なら、SLCからMLCやMLCからTLCの時よりは低下幅は少ないかと。
読み書きのエラーはというと、現在でも他の使われないような効果はあるけど処理が重いエラー補正をすでに使ってますから、より重くて効きが強い補正にするだけでしょうね。それでコストが上がってもメモリセル部のコスト低減でお釣りが来るんでしょう。
寿命は当分はメーカーの言い値を信じるしか無いです。
Re: (スコア:0)
reed-solomon(CDに使われる奴)使ってたりするんですよねぇ
もうLDPCとかターボとかも使っているのだろうか
Re:性能の劣化無しに ならすごい (スコア:1)
基本的には微細化の進展によってセルのデータ保持特性等は悪化してゆくので、それに対してさらにマルチビット化を適用したら信頼性はどんどん劣化します
デバイス単体で考えずに、システム的に信頼性確保できればいいじゃないかという発想です....
Re:性能の劣化無しに ならすごい (スコア:4, 参考になる)
> デバイス単体で考えずに、システム的に信頼性確保できればいいじゃないかという発想です....
それはすでに HDD が通った道かと。HDD も、もはやエラーがあるのが当たり前の記録密度なので、セクタ毎に ECC 領域を確保し、エラーを訂正することにより信頼性を確保しています。
セクタ長を 8倍の 4KB にしたいというのも、ECC 領域の割合を減らすためだったはず。アドバンスド・フォーマット4Kセクター・ハードディスク・ドライブへの移行 [seagate.com]には、512Byteセクタには 50Byteの ECC 領域が必要(つまり 4K なら 400Byte)だが、4Kセクタでは同程度の信頼性確保に 100Byteで済むとあります。
Re:性能の劣化無しに ならすごい (スコア:1)
しかし書き換え回数は1000回を狙ってるみたいなんだな
http://www.anandtech.com/show/11590/toshiba-768-gb-3d-qlc-nand-flash-m... [anandtech.com]
Re: (スコア:0)
もはやCD-RW並みだな
Re:性能の劣化無しに ならすごい (スコア:1)
一つのセルに3ビットの自由度があるわけじゃなくて、読み書き性能を8倍にすれば1セルを3ビットに使える、って話なので、単純に精度が2倍(2bit)→4倍(3bit)にしか上がらなかっただけ。今は8倍まで上がって信号を16段階に読み分けられるから1セルが4bitになっただけ。
Re: (スコア:0)
性能は劣化すると思うんだよねぇ…。
性能というのが速度ならともかく、書き換え回数とか、データ保持期間とかは劣化するんじゃないかな?
SSDも、SLC>MLC>TLCという順だし、4bitだからQLC?になったら、3D構造で電荷が多いとはいえ、より悪化すんじゃないか? という気が。
そこいらへんは、データ訂正方式とか色々考えてるんかもしれないけど、SDカードを数年放置したら中身消えちゃった、みたいなことは生じそう。
写真撮って、コピーとらずにSDカードのままカードホルダーに保管する、って人が一定数居るようだけど、大丈夫なんだろうかとちょっと不安に思ったりする。