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旅客機内でモバイルバッテリーが発煙、消火作業、破裂」記事へのコメント

  • モバイルバッテリーを買いに行くとたいてい容量表示が "mAh" ってなってるけどなんで制限の表示は "Wh" とわかりにくくしてるんだろう。

    USB給電の電圧って確か5Vくらいだったと思うので "W" を "AxV" と割り切れば "100Wh" だと "2000mAh" 以下で良いのかな。
    だとしたら、小型のモバイルバッテリーならだいたいセーフっぽいか。

    • by itarumu (13340) on 2016年08月23日 16時30分 (#3068354)

      100W/5V=20A=20,000mAでは?今どきは2000mAhrだと小容量の部類でしょう。

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      • 100W/5V=20A=20,000mAでは?今どきは2000mAhrだと小容量の部類でしょう。

        リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池のセル電圧は 約 3.7 V なので、それで計算します(出力の電圧は関係無し)。

        100 [Wh] ÷ 3.7 [V] ≒ 27.02 [Ah] ≒ 27027 [mAh]

        と計算するのが正しいです。この 3.7 V という数字は製品本体にはレーザー刻印されていないことが多いので(仕様書には書かれている場合有り)、記憶している必要があります。

        例えば、仕様として、「Capacity: 20,000 mAh / Output DC 5V」と書かれているモバイルバッテリーの場合、実際に 5V で 20,000 [mAh] 分の出力が得られると勘違いしている人が居ますが、昇圧による損失を無いと仮定しても、

        20 [Ah] × 3.7 [V] ÷ 5 [V] = 14.8 [Ah] = 14,800 [mAh]

        と、5 [V] では 14,800 [mAh] しか取り出せません。そして、15%程度昇圧による損失があるので、実際に 5 [V] で取り出せるのは 12.58 [Ah] = 12,580 [mAh] 程度となります(スマホなどへの充電時には、更に15%程度による損失があります)。

        多くの消費者が想定している出力よりだいぶ少なくなるので、消費者の誤解を招く表記をメーカーがしていると言えるでしょう。

        無駄に長くなったので結論を箇条書きで書くと、

        • 27027 [mAh] までのモバイルバッテリーは個数制限無しで機内持ち込み可
        • 43243 [mAh] までのモバイルバッテリーは2個まで機内持ち込み可
        • 加えて 43243 [mAh] までのリチウムイオン電池搭載電子機器(スマホやノートパソコンやデジカメなどのこと。充電専用のモバイルバッテリーは含まない。)を個数制限無しで機内持ち込み可

        です(全てリチウムイオン電池・リチウムポリマー電池の場合)。ニッケル水素電池の場合や、直列2セル以上のリチウムイオン電池・リチウムポリマー電池は計算が異なります。

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      • by nemui4 (20313) on 2016年08月23日 18時29分 (#3068417) 日記

        イマドキは大容量がデフォでしょうね。
        飛行機業界が頑張れば機内持ち込みOKな小容量バッテリー(充電済み)が空港売店で売れるかもしれない。
        或いはレンタルか

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