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「OracleはItaniumベースのサーバの製造が終了されるまでItaniumに対応するソフトウェア製品を販売する」なんて気違いな契約を結んだんだろう。これに関してHPがOracleにいくらか払ったのだろうか。
Itaniumがここまでずっこけるなんて思ってなかったんだよ
> Itaniumがここまでずっこけるなんて
まさにそれ。Intelが開発した命令セットを使わないなんて思いもしなかったんだよ。。
。。えっともちろん経営陣のみは。
現場では使われなくなることはわかってました。Itaniumを採用したことを聞いた現場の人たちは、「Itaniumは、インテルがずっと作るつもりなんだとさ」とあきれた感じでしたが。
当時から無理目のことは分かってたのにね。。
ふつうの人はItaniumにどういう利点と欠点があるか述べて、後知恵でなく当時の状況に基づいて合理的にジャッジするものだけど、これじゃあ頭の悪いただのアンチだよ
最初期(つまり、x86-64が出て来てItanium失敗が決定的になる前)からItaniumにあった批判は
* ハードウェアによる分岐予測を活用するという、Intel自身が作りだしたイノベーションに逆行し、コンパイラに最適化を丸投げしてしまうVLIWなるデザイン哲学* 初期Itaniumに組み込まれていたx86モードの性能が売っちゃいけないレベルでひどかった為、x86レガシー資産の活用が事実上不可能になったこと* x86が他のアーキテクチャを駆逐するに至った「ローエンドから浸透してコスト面で圧倒しハイエンドを蚕食する」という戦略を放棄し、わざわざハイエンドから攻めるという自身の成功体験の軽視
といったものだったと記憶してます。これを基に、2001年頃に「Itaniumはこけるぞ」と言ったら、当時Oracle本社に在籍してた友人に「Intelがそんなアホな失敗するもんか」と鼻で笑われました。5年後にまた会った時にその話を蒸し返したらシュンとなってましたが。
・Itanium(2)はごっつい分岐予測機を持っていますし、SPECを見る限りではintでx86を上回り、fpでは圧勝です なのでVLIWが悪いのではない・Itaniumはまずメインフレームへの採用を考えていたので(実際にIBMと日立以外に採用されました)、x86モードはAlphaと同じくブートストラップ用みたいなものです・同じく当時64bitマシンの需要はハイエンドにしかありませんでしたし、一度きりの成功体験など意味を持ちません
私見を述べれば、IA-64には何らかの欠陥があってインテルの期待ほど性能向上が果たせず、逆にx86はインテルの予測を上回る性能向上ができた(省電力化に成功したから?)、その欠陥の一つを想像すると、Itaniumも実装は静的スケジューリング+インオーダーの命令発行だったので、それを続ける限りではパイプラインの段数を大幅に変えるわけにはいかず、レジスタファイルに高負担をかけるIA-64では高クロック化についていけなかった(ItaniumがOoO化するという予想記事はありました)しかたがないのでXeonにRASをつけたら大ヒット、というところでしょうか(あくまで想像です)
>同じく当時64bitマシンの需要はハイエンドにしかありませんでしたし、一度きりの成功体験など意味を持ちません
Itaniumが出た2000年頃には、デスクトップ機の標準RAMですらほんの5年前の8MB-16MBから256MB-512MBがごく普通になっており、この勢いでいけば数年後に32bitではアドレススペースが枯渇するであろうことは当時でも容易に予測出来ました。DOSがメモリの増加を甘く見た結果えらい目に遭った、というのは当時でも語り草になってましたからね。
あと、ローエンドがハイエンドをぶっ壊すというのは「一度きり」どころか、商用コンピュータの歴史の全てですよ。インテルがやったのは一回だけというだけで。
> Itaniumが出た2000年頃には、デスクトップ機の標準RAMですらほんの5年前の8MB-16MBから256MB-512MBがごく普通になっており、この勢いでいけば数年後に32bitではアドレススペースが枯渇するであろうことは当時でも容易に予測出来ました。DOSがメモリの増加を甘く見た結果えらい目に遭った、というのは当時でも語り草になってましたからね。
なのでインテルはIA-64は64ビット、x86は32ビットとして順次切り替えるつもりだったのですね
> あと、ローエンドがハイエンドをぶっ壊すというのは「一度きり」どころか、商用コンピュータの歴史の全てですよ。インテルがやったのは一回だけというだけで。
具体的にはなんですか?IBMもUNIVACも大型からラインナップを揃えてますし、マイコンでもミニコンを手本に作ったのが多いですね逆にNOVAから始めたMV/8000はどれだけ成功しましたか?x86が例外的成功だから電卓あがりなどと揶揄されていたのです(実際はVDTあがりですが)
だいたい、メインフレーマーやサーバー・ハイエンドワークステーションメーカーがCPUを自社開発するのがしんどくなってきていて、インテルはインテルでx86に限界を感じていたからこそHPと開発を始めたんじゃないですか
ローエンド論者は、HPはProLiantに載せるCPUが欲しくて共同開発に参加したとでも?
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そもそもOracleはなんで (スコア:0)
「OracleはItaniumベースのサーバの製造が終了されるまでItaniumに対応するソフトウェア製品を販売する」
なんて気違いな契約を結んだんだろう。これに関してHPがOracleにいくらか払ったのだろうか。
Re: (スコア:0)
Itaniumがここまでずっこけるなんて思ってなかったんだよ
Re: (スコア:0)
> Itaniumがここまでずっこけるなんて
まさにそれ。Intelが開発した命令セットを使わないなんて思いもしなかったんだよ。。
。。えっともちろん経営陣のみは。
現場では使われなくなることはわかってました。
Itaniumを採用したことを聞いた現場の人たちは、「Itaniumは、インテルがずっと作るつもりなんだとさ」
とあきれた感じでしたが。
当時から無理目のことは分かってたのにね。。
Re: (スコア:0)
ふつうの人はItaniumにどういう利点と欠点があるか述べて、後知恵でなく当時の状況に基づいて合理的にジャッジするものだけど、
これじゃあ頭の悪いただのアンチだよ
Re: (スコア:0)
最初期(つまり、x86-64が出て来てItanium失敗が決定的になる前)からItaniumにあった批判は
* ハードウェアによる分岐予測を活用するという、Intel自身が作りだしたイノベーションに逆行し、コンパイラに最適化を丸投げしてしまうVLIWなるデザイン哲学
* 初期Itaniumに組み込まれていたx86モードの性能が売っちゃいけないレベルでひどかった為、x86レガシー資産の活用が事実上不可能になったこと
* x86が他のアーキテクチャを駆逐するに至った「ローエンドから浸透してコスト面で圧倒しハイエンドを蚕食する」という戦略を放棄し、わざわざハイエンドから攻めるという自身の成功体験の軽視
といったものだったと記憶してます。これを基に、2001年頃に「Itaniumはこけるぞ」と言ったら、当時Oracle本社に在籍してた友人に「Intelがそんなアホな失敗するもんか」と鼻で笑われました。5年後にまた会った時にその話を蒸し返したらシュンとなってましたが。
Re:そもそもOracleはなんで (スコア:0)
・Itanium(2)はごっつい分岐予測機を持っていますし、SPECを見る限りではintでx86を上回り、fpでは圧勝です
なのでVLIWが悪いのではない
・Itaniumはまずメインフレームへの採用を考えていたので(実際にIBMと日立以外に採用されました)、x86モードはAlphaと同じくブートストラップ用みたいなものです
・同じく当時64bitマシンの需要はハイエンドにしかありませんでしたし、一度きりの成功体験など意味を持ちません
私見を述べれば、IA-64には何らかの欠陥があってインテルの期待ほど性能向上が果たせず、逆にx86はインテルの予測を上回る性能向上ができた(省電力化に成功したから?)、
その欠陥の一つを想像すると、Itaniumも実装は静的スケジューリング+インオーダーの命令発行だったので、それを続ける限りではパイプラインの段数を大幅に変えるわけにはいかず、
レジスタファイルに高負担をかけるIA-64では高クロック化についていけなかった(ItaniumがOoO化するという予想記事はありました)
しかたがないのでXeonにRASをつけたら大ヒット、というところでしょうか(あくまで想像です)
Re: (スコア:0)
>同じく当時64bitマシンの需要はハイエンドにしかありませんでしたし、一度きりの成功体験など意味を持ちません
Itaniumが出た2000年頃には、デスクトップ機の標準RAMですらほんの5年前の8MB-16MBから256MB-512MBがごく普通になっており、この勢いでいけば数年後に32bitではアドレススペースが枯渇するであろうことは当時でも容易に予測出来ました。DOSがメモリの増加を甘く見た結果えらい目に遭った、というのは当時でも語り草になってましたからね。
あと、ローエンドがハイエンドをぶっ壊すというのは「一度きり」どころか、商用コンピュータの歴史の全てですよ。インテルがやったのは一回だけというだけで。
Re: (スコア:0)
> Itaniumが出た2000年頃には、デスクトップ機の標準RAMですらほんの5年前の8MB-16MBから256MB-512MBがごく普通になっており、この勢いでいけば数年後に32bitではアドレススペースが枯渇するであろうことは当時でも容易に予測出来ました。DOSがメモリの増加を甘く見た結果えらい目に遭った、というのは当時でも語り草になってましたからね。
なのでインテルはIA-64は64ビット、x86は32ビットとして順次切り替えるつもりだったのですね
> あと、ローエンドがハイエンドをぶっ壊すというのは「一度きり」どころか、商用コンピュータの歴史の全てですよ。インテルがやったのは一回だけというだけで。
具体的にはなんですか?
IBMもUNIVACも大型からラインナップを揃えてますし、マイコンでもミニコンを手本に作ったのが多いですね
逆にNOVAから始めたMV/8000はどれだけ成功しましたか?
x86が例外的成功だから電卓あがりなどと揶揄されていたのです(実際はVDTあがりですが)
Re: (スコア:0)
だいたい、メインフレーマーやサーバー・ハイエンドワークステーションメーカーがCPUを自社開発するのがしんどくなってきていて、
インテルはインテルでx86に限界を感じていたからこそHPと開発を始めたんじゃないですか
ローエンド論者は、HPはProLiantに載せるCPUが欲しくて共同開発に参加したとでも?