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>7000シリーズのアルミニウムを採用して強度が大幅に増したボディーはそう簡単に曲がらなくなっている。
曲がるというのは塑性変形するってこと?7000系のアルミだから剛性があるってことはほとんどないし
まあ、どうして調べもせずに、こういう変な事を言うかなあ。まさか、あの情けない7003とかを7000番台の代表とか思っているのかな?
なんか勘違いしているようだが、剛性はほぼ同じだぞ。つうか、厳密に言えば、7003は70系アルミでは高い方だぞ。情けないってなんの事いってるんだお前。
7003-T5の剛性、縦弾性係数は7.32KN/mm [matdb.jp]に対して、実用系70系アルミ最強7075-T6の剛性、縦弾性係数は71KN/mm [matdb.jp]なのでかわらない。この値は実用アルミニウムの60系でも70弱、最強といわれる80系でも75程度で、精密に計測して分かる程度で、体感できる違いなんか無いわ。
71KN/mmに対して7.32KN/mmって10分の1じゃねーか!…72.3kN/mm2(むしろ7003-T5の方が弾性領域では強い)、だよね?
専門外なんで調べつつだけど、この値って弾性変形で済む範囲の変形における剛性で、塑性変形を含むこの手の製品で重要な剛性の領域には余り関係しないように思えますが。(弾性≠剛性)
引張強さ(ちぎれる)360N/mm2→570N/mm2 1.58倍ちぎれにくい0.2%耐力(変形開始)325N/mm2→505N/mm2 1.55倍変形しにくい伸び(ちぎれるまで)18%→11% ちぎれるまで力をかけても変形量は0.6倍硬さHB(圧迫変形)90→150 1.67倍の重さで圧迫しても同じ変形面積
十分7075-T6の方が強い(7003-T5の方が弱い)と言っても良いと思うなぁ…
調べてくれたのは分かるけど、その前に国語辞典を調べるべきだったような。剛性とは [kotobank.jp]
物体に力を加えて変形しようとするとき,変形に抵抗する性質。加えた力の方向への物体の伸縮に対する剛性はヤング率によって表わされ,力のモーメントによるずれ変形に対する剛性は横弾性係数 (剛性率) によって表わされる。
(※ヤング率とは、縦弾性係数のこと)なので、弾性≠剛性なんてのは完全に誤り。またアルミニウムにおける降伏点、引っ張り強さは、そこを越えるとアルミは歪みが急速に進んで応力はかわらないか下がるので、塑性域に入った時点で剛性感は落ちます。生活実感を得られるイメージとしては、板ガムを手で左右に引っ張ってみてください。力を抜いたときに板ガムが戻る力では硬いですが、ある所を越えると急に中心部が薄くなり(これをネッキングという)いきなり軟らかくなってしまいます。アルミニウムではこれと同じ現象が起きます。ですので一番剛性感を感じるのは弾性域までです。
「0.2%耐力(変形開始)325N/mm2→505N/mm2 1.55倍変形しにくい」これと「歪み」を「変形」と解釈しているのが一番間違っているのですが、0.2%耐力とは、0.2%まで塑性変形(永久変形・力を加えるのをやめたときに、元に戻らない変形)を起こした応力という事ですので、1.55倍変形しにくいのでは無くて、1.55倍変形(正確には歪み)しても、力を離せば元に戻るという理解が正しいです。
材質がかわっても「曲がりにくさ」という意味では同じです。剛性はかわりません。
そこで「曲がるとは、塑性変形のこと」という新しい日本語を導入すれば矛盾が無いので、タレコミ人は新しい日本語を開発したという話なのか、といっていたのが元コメントだと思われます。
#もっと言うと引っ張り強さはちぎれる値ではないし(材料力学では破壊は現さない)#伸びは加工性を表すパラメータで強さを現すものではないし#固さは変形面積では無い
> 調べてくれたのは分かるけど、その前に国語辞典を調べるべきだったような。
本の知識をつらつら書き並べるんじゃなくて、実務経験から何かを言うべきでした。
iphone6が「曲がる」話なら、曲げ剛性の多寡が問題じゃないのが何故分からないのかなあ。中の基板とかが壊れさえしなければ、弾性的に曲がっても構わないんですよ。塑性的に曲がるのが問題なんでしょ?だから、弾性限の高さが問題になって来るんですね。でも弾性限なんてのは簡単に調べられないから、その代用としての0.2%耐力とか降伏点(鉄なんかの場合)が問題になって来るんでしょ。曲げ剛性とかヤング率
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強度なの?曲げ剛性なの? (スコア:0)
>7000シリーズのアルミニウムを採用して強度が大幅に増したボディーはそう簡単に曲がらなくなっている。
曲がるというのは塑性変形するってこと?
7000系のアルミだから剛性があるってことはほとんどないし
Re: (スコア:0)
曲がるというのは塑性変形するってこと?
7000系のアルミだから剛性があるってことはほとんどないし
まあ、どうして調べもせずに、こういう変な事を言うかなあ。
まさか、あの情けない7003とかを7000番台の代表とか思っているのかな?
Re: (スコア:0)
なんか勘違いしているようだが、剛性はほぼ同じだぞ。
つうか、厳密に言えば、7003は70系アルミでは高い方だぞ。
情けないってなんの事いってるんだお前。
7003-T5の剛性、縦弾性係数は7.32KN/mm [matdb.jp]に対して、実用系70系アルミ最強7075-T6の剛性、縦弾性係数は71KN/mm [matdb.jp]なのでかわらない。
この値は実用アルミニウムの60系でも70弱、最強といわれる80系でも75程度で、精密に計測して分かる程度で、体感できる違いなんか無いわ。
Re: (スコア:0)
71KN/mmに対して7.32KN/mmって10分の1じゃねーか!
…72.3kN/mm2(むしろ7003-T5の方が弾性領域では強い)、だよね?
専門外なんで調べつつだけど、この値って弾性変形で済む範囲の変形における剛性で、
塑性変形を含むこの手の製品で重要な剛性の領域には余り関係しないように思えますが。(弾性≠剛性)
引張強さ(ちぎれる)360N/mm2→570N/mm2 1.58倍ちぎれにくい
0.2%耐力(変形開始)325N/mm2→505N/mm2 1.55倍変形しにくい
伸び(ちぎれるまで)18%→11% ちぎれるまで力をかけても変形量は0.6倍
硬さHB(圧迫変形)90→150 1.67倍の重さで圧迫しても同じ変形面積
十分7075-T6の方が強い(7003-T5の方が弱い)と言っても良いと思うなぁ…
Re:強度なの?曲げ剛性なの? (スコア:0)
調べてくれたのは分かるけど、その前に国語辞典を調べるべきだったような。
剛性とは [kotobank.jp]
(※ヤング率とは、縦弾性係数のこと)
なので、弾性≠剛性なんてのは完全に誤り。
またアルミニウムにおける降伏点、引っ張り強さは、そこを越えるとアルミは歪みが急速に進んで応力はかわらないか下がるので、塑性域に入った時点で剛性感は落ちます。
生活実感を得られるイメージとしては、板ガムを手で左右に引っ張ってみてください。力を抜いたときに板ガムが戻る力では硬いですが、ある所を越えると急に中心部が薄くなり(これをネッキングという)いきなり軟らかくなってしまいます。
アルミニウムではこれと同じ現象が起きます。ですので一番剛性感を感じるのは弾性域までです。
「0.2%耐力(変形開始)325N/mm2→505N/mm2 1.55倍変形しにくい」
これと「歪み」を「変形」と解釈しているのが一番間違っているのですが、0.2%耐力とは、0.2%まで塑性変形(永久変形・力を加えるのをやめたときに、元に戻らない変形)を起こした応力という事ですので、1.55倍変形しにくいのでは無くて、1.55倍変形(正確には歪み)しても、力を離せば元に戻るという理解が正しいです。
材質がかわっても「曲がりにくさ」という意味では同じです。剛性はかわりません。
そこで「曲がるとは、塑性変形のこと」という新しい日本語を導入すれば矛盾が無いので、タレコミ人は新しい日本語を開発したという話なのか、といっていたのが元コメントだと思われます。
#もっと言うと引っ張り強さはちぎれる値ではないし(材料力学では破壊は現さない)
#伸びは加工性を表すパラメータで強さを現すものではないし
#固さは変形面積では無い
Re: (スコア:0)
> 調べてくれたのは分かるけど、その前に国語辞典を調べるべきだったような。
本の知識をつらつら書き並べるんじゃなくて、実務経験から何かを言うべきでした。
iphone6が「曲がる」話なら、曲げ剛性の多寡が問題じゃないのが何故分からないのかなあ。中の基板とかが壊れさえしなければ、弾性的に曲がっても構わないんですよ。塑性的に曲がるのが問題なんでしょ?だから、弾性限の高さが問題になって来るんですね。でも弾性限なんてのは簡単に調べられないから、その代用としての0.2%耐力とか降伏点(鉄なんかの場合)が問題になって来るんでしょ。曲げ剛性とかヤング率