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たとえばエンジンコントロールを改造している車で、自動車の欠陥が原因と疑われるような何かしらの事故が起きた時に、「エンジンコントロールを書き換えたのが事故の原因だろ」と言われたとき、誰が立証責任を負うのか。
ましてや、その事故でエンジンコントロールユニットが見るも無惨な状況に吹っ飛んでしまってチェックできないような状況だと、どう転んでも不条理かことが発生する。「エンジンコントロールユニットの改造をしていないこと」を所有者側の立証責任にするのは悪魔の証明になるし、自動車製造者側の立証責任にするのも、これまた限りなく悪魔の証明に近いことになる。少なくともユーザーが過去にどんな場所でどんな修理を受けたかすべてチェックするなんて、法的な権限を持つ捜査機関ですら簡単にはできないであろうことだし。
そう考えると「自動車の動作に関わる部分にはサードパーティーに触らせないようプロテクトをかける」っていうのは割と現実的な選択だと思うんだけど。
・メーカーは一台ごとに異なる解除キーでECUファームにプロテクトをかけておく。・ただし、ユーザーはメーカー保証の無効と引き換えに、メーカーにプロテクトの解除を申し込むことが出来る。
これで問題は解決じゃない?
弁護士を通して、「この車で事故って死んでも自動車メーカの責任を問いません」って書面に署名が必要だと思う。それでも訴えられそうだけど……。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
立証責任の問題 (スコア:5, すばらしい洞察)
たとえばエンジンコントロールを改造している車で、自動車の欠陥が原因と疑われるような何かしらの事故が起きた時に、「エンジンコントロールを書き換えたのが事故の原因だろ」と言われたとき、誰が立証責任を負うのか。
ましてや、その事故でエンジンコントロールユニットが見るも無惨な状況に吹っ飛んでしまってチェックできないような状況だと、どう転んでも不条理かことが発生する。
「エンジンコントロールユニットの改造をしていないこと」を所有者側の立証責任にするのは悪魔の証明になるし、自動車製造者側の立証責任にするのも、これまた限りなく悪魔の証明に近いことになる。少なくともユーザーが過去にどんな場所でどんな修理を受けたかすべてチェックするなんて、法的な権限を持つ捜査機関ですら簡単にはできないであろうことだし。
そう考えると「自動車の動作に関わる部分にはサードパーティーに触らせないようプロテクトをかける」っていうのは割と現実的な選択だと思うんだけど。
Re: (スコア:2, 興味深い)
・メーカーは一台ごとに異なる解除キーでECUファームにプロテクトをかけておく。
・ただし、ユーザーはメーカー保証の無効と引き換えに、メーカーにプロテクトの解除を申し込むことが出来る。
これで問題は解決じゃない?
Re:立証責任の問題 (スコア:0)
弁護士を通して、「この車で事故って死んでも自動車メーカの責任を問いません」って
書面に署名が必要だと思う。
それでも訴えられそうだけど……。