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本家でもコメントがついてるけど、ドイツの家庭や企業が支払う電気料金は上昇し続けていて下がる気配はない。
下がっているのは電力事業者間の取引価格。ttp://www.gepr.org/ja/contents/20130304-03/税金で補填されるからどんだけ安く売っても懐は痛まないという、要は政府公認のダンピング。高い電気料金払った上に、税金でも自然エネルギー(笑)を買い支えている酷い状態。おかげで原子力どころか一般火力ですら民営発電事業は成り立たないぞと。
書くと、どういう訳か否定されるんですが(笑)
その”まともに計算した”計算式全体を公開してみればいいんじゃないの
太陽光や風力の出力は変動しますが、予測もできます。実際の発電量や予測の実績等のデータ:2012年分の日本語訳 [challenge25.go.jp]、最新版(英語) [fraunhofer.de]。
変動に対応するために、送電網の拡充等の費用や時間がかかり、またガスタービンや揚水、需要制御等で補う必要がある(将来的には、Power2Gasや燃料電池等も活用?)のは事実です。しかしどの国でも、太陽光や風力が電力量の3割程度まで(あるいはそれ以上)ならば、そうした追加コストは中長期的にみて小さい [iea.org]と評価されています。
定量的に論じられた方が、よろしいかと。
ありゃ、ログインし忘れました。このACコメントは私です。 _(_._)_
>光ファイバー網の整備と同じで田舎まで普及させるのは長い時間と多額の費用が必要になります。
・私みたいな熟年からみると、光ファイバー網の整備ってあっという間にできたという印象なのです。インフラ系で10年、20年で対応できるなら、そうとう「短い時間」でしょう。・大消費地を優先すれば、さらに早い段階で対応が完了するのでは?
逆潮流はとっくに許可されています。逆潮流の結果、場所によっては特高の送電線容量さえ足りなくなっているみたいで、現状でも地産地消というわけではありません。
スマートグリッド特需で経済が好調になりウハウハ昨日アンモニアから水素を生成して燃料とする技術が開発される [srad.jp]って話も出てたし、ブレークスルーは意外と近いかもよ?
あと地産地消は、ヒートアイランド現象の特効薬な少々不安定でもエコアイスみたいなのでバッファしとけば冷房としては十分。都心にこそ、日の当たる場所全てに太陽光パネル置いとくべき。
書かないと、「どういう訳か」とさえ言われず一発で否定されますが、それでもよろしいでしょうか。それに、電力政策の制定において勘案すべき事項は山ほどあって、資源量だけで決められるわけではありません。
>書くと、どういう訳か否定されるんですが(笑)
せめてその「まともな計算」のサマリだけでも書かない事には説得力ゼロだと思います。
・北緯38度付近だと、南中の時でも、陸地面積に対して、受けるエネルギーは、太陽常数のcos(38度)=0.78倍になります。つまり3km2の陸地面積に対して受け取る太陽エネルギーは、410万kWではなく、320万kWです。
・さらに、夜間は当然発電できないし、南中していない(太陽の角度が低い)時は受け取るエネルギーは減ります。つまり、変換効率を10%としても「32万kW」という数値はピーク出力にすぎません。それを原発の出力と単純にと比較するのは机上の空論にもほどがあります。
で、以前の計算 [srad.jp]からの引き写しになりますが、
・堺の太陽光発電所は、敷地面積13ha=130,000m2=0.13km2で、最大出力6290kW、年間発電量は660万kWhです。660万kWh÷365日÷24時間=平均750kWですから、「平均出力はピーク出力の約12%」にすぎません。つまり、太陽電池の変換効率と合わせると、「太陽光発電所の年間平均出力は、太陽定数から求めた理論最大値の1%にも満たない」ってことです。
一方の、原子力発電所ですが、事故がなかったときの通常運転時で、稼働率はだいたい70%でした。つまり、200万kWの原発は、平均出力で見るなら140万kW相当。140万kW÷750kW=1800ですから、堺太陽光発電所の1800倍、敷地面積240km2(福島第一原発の面積の80倍、だいたい15km四方、もしくは半径9kmといったところ)で、やっと「年間発電量が福島第一原発と同じ」になります。
太陽定数と敷地面積を単純に掛け算しているけど、100%電力に変換できる根拠は?ソーラーパネルの発電効率を加味して計算してよ
別ACですが気になったので調べてみた
http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/28/103805.html [rbbtoday.com]
東電が動かしているメガソーラーの実績だと
浮島…11haで定格7000kW、実績は約1.3倍扇島…23haで定格13000kW、実績は約1.1倍米倉山…20haで定格10000kW、実績は約1.2倍
一番効率のいい浮島の実績で9000kW / 110000㎡ = 0.08kW / ㎡6%ぐらいですかね…。
まあこれが夜には発電量が0になる極めて波の大きい供給なので蓄電なり何なりでさらにロスが出るんだと思いますが。空き地にパネル敷き詰めたメガソーラーじゃなく、民家の屋根に設置する形だとさらに効率は下がりそう。
やるなら都心に太陽光パネル敷き詰めて日陰作るべきなんだよ。地産地消でピーク電力まかなえる上、圏外からのエネルギー流入なくなるので、ヒートアイランド現象が著しく緩和出来る。
真夏の太陽熱に加えて、原発1機分超のエネルギーが流入してりゃ、そりゃ熱いわ。
すみません定格と想定発電量・実績発電量の関係を誤解していました。(定格=平均出力、定格×稼働時間=想定発電量かと誤解)
浮島の年間発電量の実績が9,450,000 kWhなので365*24で割ると約1100kW11ha で 1100kW なら 0.01 kW/㎡ で効率1%弱ですね。
>太陽定数を1366W/m^2
>2,000m×1,500m×1.366kw = 4,098,000kW
……なんだこの計算……
コンマとピリオドは区別してください。元コメの記述は
2,000m×1,500m×1.366kw = 4,098,000kW
です。「1,366W/m2」(せんさんびゃくろくじゅうろくワット)を、正しく「1.366kW」(いってんさんろくろくキロワット)とちゃんと変換してますよ。
元コメの問題はただ一点、「太陽定数分のエネルギーを100%電気に変換でき、24時間常時それだけの電気が取り出せる」という仮定がとんでもなく荒唐無稽なだけで、それ以外の計算式そのものはどこも間違ってないでしょう。。
殆どまともに計算している人はいませんが、計算してみるととてつもない量が発電される事が判る書くと、どういう訳か否定されるんですが(笑)電力事業なんて所詮利益誘導と政治がドロドロにまじりあったもの
なので、もし太陽光エネルギーが100%電力に変えられるなら太陽電池派、単純に福島原発跡地の半分だけに敷けば良いという計算になります
なんだ君おもしろいな
ヒラメイタ!太陽電池の効率を 1,000% とか 10,000 % にしたら、もっと少ない面積で電力をまかなえるよ!
(頭が)おかしいからおもろいと言ってるのがわからないのかな?君アスペじゃないの
冬は夕方にピークが来るんだけど大丈夫?
で、夜はどうすんの?あと、曇りや雨の日は?
なるほど、敷地の半分に敷き詰めても日中ピークで原発にやっと追いつく程度の発電量しか無い、と。
えーと。「平方メートル」の求め方は習いましたかー?(もしかして小学生でしたか?だったらごめんなさい。がっこうのせんせいにきいてみたらおしえてくれますよ、たぶん)
太陽光発電には天候による発電量の急変、温度による変動(夏季、電力需要がピークになるとき、高温により発電効率が落ちる)、時刻による変動(夜間は役立たず)が必ず付いて回る。当然ながら太陽光パネルだけではこれらの問題を解決できないので、他の発電設備に頼ることになる。
他の発電設備としては火力・水力・地熱・風力・(バッテリー)などが考えられるが、水力は渇水で使えなくなるし、風力も季節と天候次第で安定しているとはいえない。地熱は立地などで解決すべき点が多い。バッテリーは急変対策にはなるだろうが根本的な解決策ではない。これらの理由により火力発電はなくせないし、そのためには燃料の輸入も必要になる。
数字を挙げなくても、太陽光発電だけで解決するのは無理筋とわかるだろう。分からないなら各種発電設備について勉強するべき。
太陽定数って大気表面の値では?宇宙で発電するんでしょうか。
> もし日本の地熱エネルギーを100%電力に変えられるなら福島第1原発の総出力のなんと10倍という計算になります。あらすごい。
100%変えられるという非現実的な想定をしても原発10基分にしかならない、ってもう研究開発するの時間と金の無駄じゃないですか。
ちなみに、太陽光が役に立たない(バッテリがどれくらいかも知りたいが)夜間の電力量はどれくらい余裕があるんでしょう?その内の国内の制御可能な量は
ついでに言えばちょっと雲が出ても、発電量は数十分の一に激減。雨が降ったりくらい曇りの日は、数百分の1ですな。日本では、雨や曇りが1週間くらい続くなんて普通にありますよねえ
>再生エネルギーは、少なくとも量については原発や火力なんかより上です
言いかえると、再生エネルギーは「質」が悪いことも常識ってことかな。
必用な時間に必用な量を発電できないから、それを吸収するために揚水発電とかの対策がないと、最悪では発電したそばから熱に変えて捨てるということにもなりかねない。そこの対策部分はどうなってるんでしょうかね。
>言いかえると、再生エネルギーは「質」が悪いことも常識ってことかな。
需要に見合う供給という観点からは、 出力が一定の原発によるエネルギーも「質」が悪いということになりますね。
おそらく理想は太陽光で水素を作って燃料電池で発電。大規模燃料電池にはもう一段のブレークスルーが必要でしょうけど。
少し調べてみたのですが、最近はPEM電解と呼ばれる、燃料電池の逆方向の仕組みを用いて8~9割ぐらいの効率が出ているようです。
・効率75%の製品 [h-tec.com]・9割近い効率という試作品 [ginerinc.com]と技術情報 [nrel.gov]
学術的なレビューらしきもの [sciencedirect.com]も見つけましたが、門外漢で読むのが骨なので、リンクだけ、、。
すみません、レビュー論文へのリンクを間違えておりました。これです。・M. Carmo et al., A comprehensive review on PEM water electrolysis [sciencedirect.com]
技術的課題としては・高圧になるほどメンブレンを透過してH2とO2が混ざり合いやすくなり、対策が必要に・強酸性&高圧高電流な環境に耐えるメンブレンや電極の材料が限られる(白金族やチタンベースの材料等)・スタック化(大型化)等々が挙げられています。こりゃ確かに大変そう。
>ターゲットはエネルギー貯蔵の方法であってPower2Gasのように既存のガスインフラに供給する場合、その分は既存ガス貯蔵設備からの供給が抑えられ、実質的に貯蔵しているのと同等の効果があります。念のため。
あとPEMの設備全体での効率ですが、市販品ベースでも約60%(5kWhの電力を投入して1Nm3の水素 [www.ceth.fr]=約3kWh分の発熱量)というものがすぐ見つかります。価格等の技術課題はともかく、少なくとも、現時点での効率が「10~40%」に留まるとは限らない、という点はお認め頂きたいなと。
まとめておきます。
>「水の電気分解の効率って諸説あるんだけど、10%~40%」
調べました限り、AC氏のこの表記は誤解を招くものです。
・一般的な工業用電気分解装置による水素生成の効率は、2012年時点で70%前後 [electrochemsci.org]とのことです。
実際の製品でも、装置全体の消費電力に対して6割(低位発熱量(LHV)ベース)/7割(高位発熱量(HHV)ベース)前後のエネルギーに相当する水素を得られるものが複数みつかります。・例1 [h-tec.com](定格電力ベースで14kWh×24時間入力で水素5.8kg、等。効率は最大75%)・例2 [www.ceth.fr](消費電力量5kWhあたり水素1Nm3、等)・例3 [itm-power.com](システム全体の効率が最低でも70%、最大77%)(参考:水素に関する諸定数はこのまとめ [www.hess.jp]が便利)また開発中のものでは、変換部の効率が8~9割前後のものも見つかります。・例 [ginerinc.com]と技術情報 [nrel.gov]
電気→水素→電気のRound-tripの効率なら3~4割程度になりますし [greenpeace-energy.de](独語ですが、PDFの20ページ目)、それはそれで揚水や蓄電池と比べて論じる意味もあるでしょう。しかし電気に戻さずに水素のまま利用(Power-to-Gas [mgssi.com])するならば、上記のように現状でも6割/7割以上の効率が得られます(ちなみに電力→メタンでも65%ぐらい [gasnaturally.eu](LHVなら55%ぐらい?)だそうです)。情報を追加しておけば、こうして電力から生成した水素のコストが2013年時点で既に4.19ポンド/kg、燃料電池車で使うと燃料費はディーゼル車の約半分 [itm-power.com]、などの例が見つかります。
以上より、・水素をまた電力に戻す場合は確かに効率が低いが、それでも3~4割程度は出せる。・水素のままで使う場合は現状でもシステム全体でも6~7割前後の効率が実現しており、また今後さらに向上が見込まれている。またコスト的にも、少なくとも現時点でガソリン等より安く生成できるようになっている。ということが言えます。
一方のAC氏は、資料に明示されている数値を無視して、電源容量を常時100%使い切るという非現実的な試算をされた上に「不思議ですね」などとご自分でおっしゃる [srad.jp]など、遺憾ながら電源容量と消費電力の違いも分かっておられないご様子で、指摘差し上げても [srad.jp]、訂正や具体的論拠の提示が無かったことを、付け加えておきます。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:5, 興味深い)
本家でもコメントがついてるけど、ドイツの家庭や企業が支払う電気料金は上昇し続けていて下がる気配はない。
下がっているのは電力事業者間の取引価格。
ttp://www.gepr.org/ja/contents/20130304-03/
税金で補填されるからどんだけ安く売っても懐は痛まないという、要は政府公認のダンピング。
高い電気料金払った上に、税金でも自然エネルギー(笑)を買い支えている酷い状態。
おかげで原子力どころか一般火力ですら民営発電事業は成り立たないぞと。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
その”まともに計算した”計算式全体を公開してみればいいんじゃないの
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
電気は需要と供給のバランスが崩れると電圧変動や停電が発生します。
震災前は原子力で需要の底分ぐらいを供給し(深夜余った分で揚水発電の水を上げ)、
火力発電と水力発電をうまく組み合わせて、高品質な電力が供給されていました。
今の日本の送電網だと小規模発電がいくら増えた所で、地産池消で終わります。
AC200Vに変換するのが電柱の上のドラム缶みたいなトランス(柱上トランス)の仕事で、そこから周辺の建物に給電されています。
今の送電網の仕組みではトランスは一方通行なので、それを超えてよその地域へ電気を供給する事は出来ません。
(実際には家屋の密度などによっても違いますが●●町●丁目単位ぐらいでブロック分けされてるイメージです。)
そこでスマートグリッドって話が出てくるのですが、そんなものがすぐに出来ますか?
制御システムの確立、柱上トランスの交換、変電所の改良、それを日本全国に波及させる作業・・・
光ファイバー網の整備と同じで田舎まで普及させるのは長い時間と多額の費用が必要になります。
スマートグリッドが出来るまでの間、地産池消するとして雨などで発電されない際にはそのブロック丸ごと発電しなくなりますよね?
すべての道具立てが確立するまでは、屋根上の太陽光発電はピークを削ってくれる存在程度にしかなりません。
メガソーラーはもっと上のトランスに接続されていますが、発電量が制御できず不安定な点は変わりません。
安定した停電しない電力を供給するには「発電量を制御できない電源」の発電量(底と頂点)の分を
火力など即応性が高く発電量が制御できるもので裏打ちする必要があるのです。
そこを理解したうえでもう一度考えてみてください。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
PCB入り機器の更新ですらその有り様なのにスマートグリッドとか来世紀の話だろ…。(´・ω・`)
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
太陽光や風力の出力は変動しますが、予測もできます。
実際の発電量や予測の実績等のデータ:2012年分の日本語訳 [challenge25.go.jp]、最新版(英語) [fraunhofer.de]。
変動に対応するために、送電網の拡充等の費用や時間がかかり、またガスタービンや揚水、需要制御等で補う必要がある(将来的には、Power2Gasや燃料電池等も活用?)のは事実です。しかしどの国でも、太陽光や風力が電力量の3割程度まで(あるいはそれ以上)ならば、そうした追加コストは中長期的にみて小さい [iea.org]と評価されています。
定量的に論じられた方が、よろしいかと。
Re: (スコア:0)
ありゃ、ログインし忘れました。このACコメントは私です。 _(_._)_
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
>光ファイバー網の整備と同じで田舎まで普及させるのは長い時間と多額の費用が必要になります。
・私みたいな熟年からみると、光ファイバー網の整備ってあっという間にできたという印象なのです。インフラ系で10年、20年で対応できるなら、そうとう「短い時間」でしょう。
・大消費地を優先すれば、さらに早い段階で対応が完了するのでは?
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
逆潮流はとっくに許可されています。
逆潮流の結果、場所によっては特高の送電線容量さえ足りなくなっているみたいで、
現状でも地産地消というわけではありません。
ポジティブに考えると (スコア:0)
スマートグリッド特需で経済が好調になりウハウハ
昨日アンモニアから水素を生成して燃料とする技術が開発される [srad.jp]って話も出てたし、
ブレークスルーは意外と近いかもよ?
あと地産地消は、ヒートアイランド現象の特効薬な
少々不安定でもエコアイスみたいなのでバッファしとけば冷房としては十分。
都心にこそ、日の当たる場所全てに太陽光パネル置いとくべき。
Re:ポジティブに考えると (スコア:2)
言っとくが太陽光でなんてのは今現在夢物語だからね。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
書かないと、「どういう訳か」とさえ言われず一発で否定されますが、それでもよろしいでしょうか。
それに、電力政策の制定において勘案すべき事項は山ほどあって、資源量だけで決められるわけではありません。
Re: (スコア:0)
>書くと、どういう訳か否定されるんですが(笑)
せめてその「まともな計算」のサマリだけでも書かない事には説得力ゼロだと思います。
Re: (スコア:0)
例えば、福島第一原発の敷地の大きさ
グーグルマップでみてみればだいたい縦2km×横1.5km
Wikiより 太陽定数を1366W/m^2として(日本だともうちょっと小さくならざるを得ないけど結果が凄いのでこのまま行きます)
ここに降ってくる太陽光エネルギーは
2,000m×1,500m×1.366kw = 4,098,000kW
ここで、Wikiでみると福島第一原発の出力は
一号機 46.0万 kW
二号機 78.4万 kW
三号機 78.4万 kW
らしいので、合計
202.8万 kW = 2,0280,000kW
なので、もし太陽光エネルギーが100%電力に変えられるなら
太
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:3, すばらしい洞察)
・北緯38度付近だと、南中の時でも、陸地面積に対して、受けるエネルギーは、太陽常数のcos(38度)=0.78倍になります。
つまり3km2の陸地面積に対して受け取る太陽エネルギーは、410万kWではなく、320万kWです。
・さらに、夜間は当然発電できないし、南中していない(太陽の角度が低い)時は受け取るエネルギーは減ります。
つまり、変換効率を10%としても「32万kW」という数値はピーク出力にすぎません。それを原発の出力と単純にと比較するのは机上の空論にもほどがあります。
で、以前の計算 [srad.jp]からの引き写しになりますが、
・堺の太陽光発電所は、敷地面積13ha=130,000m2=0.13km2で、最大出力6290kW、年間発電量は660万kWhです。
660万kWh÷365日÷24時間=平均750kWですから、「平均出力はピーク出力の約12%」にすぎません。
つまり、太陽電池の変換効率と合わせると、「太陽光発電所の年間平均出力は、太陽定数から求めた理論最大値の1%にも満たない」ってことです。
一方の、原子力発電所ですが、事故がなかったときの通常運転時で、稼働率はだいたい70%でした。つまり、200万kWの原発は、平均出力で見るなら140万kW相当。
140万kW÷750kW=1800ですから、堺太陽光発電所の1800倍、敷地面積240km2(福島第一原発の面積の80倍、だいたい15km四方、もしくは半径9kmといったところ)で、やっと「年間発電量が福島第一原発と同じ」になります。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2, 興味深い)
計算すればするほど、こういう現象が発生するのは必然だと思えます
Re: (スコア:0)
太陽定数と敷地面積を単純に掛け算しているけど、100%電力に変換できる根拠は?
ソーラーパネルの発電効率を加味して計算してよ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
別ACですが気になったので調べてみた
http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/28/103805.html [rbbtoday.com]
東電が動かしているメガソーラーの実績だと
浮島…11haで定格7000kW、実績は約1.3倍
扇島…23haで定格13000kW、実績は約1.1倍
米倉山…20haで定格10000kW、実績は約1.2倍
一番効率のいい浮島の実績で9000kW / 110000㎡ = 0.08kW / ㎡
6%ぐらいですかね…。
まあこれが夜には発電量が0になる極めて波の大きい供給なので蓄電なり何なりでさらにロスが出るんだと思いますが。
空き地にパネル敷き詰めたメガソーラーじゃなく、民家の屋根に設置する形だとさらに効率は下がりそう。
メガソーラは筋が悪い (スコア:0)
やるなら都心に太陽光パネル敷き詰めて日陰作るべきなんだよ。
地産地消でピーク電力まかなえる上、圏外からのエネルギー流入なくなるので、ヒートアイランド現象が著しく緩和出来る。
真夏の太陽熱に加えて、原発1機分超のエネルギーが流入してりゃ、そりゃ熱いわ。
Re: (スコア:0)
すみません
定格と想定発電量・実績発電量の関係を誤解していました。(定格=平均出力、定格×稼働時間=想定発電量かと誤解)
浮島の年間発電量の実績が9,450,000 kWhなので365*24で割ると約1100kW
11ha で 1100kW なら 0.01 kW/㎡ で効率1%弱ですね。
Re: (スコア:0)
涼しくて一石二鳥
Re: (スコア:0)
>太陽定数を1366W/m^2
>2,000m×1,500m×1.366kw = 4,098,000kW
……なんだこの計算……
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
コンマとピリオドは区別してください。元コメの記述は
です。「1,366W/m2」(せんさんびゃくろくじゅうろくワット)を、正しく「1.366kW」(いってんさんろくろくキロワット)とちゃんと変換してますよ。
元コメの問題はただ一点、「太陽定数分のエネルギーを100%電気に変換でき、24時間常時それだけの電気が取り出せる」という仮定がとんでもなく荒唐無稽なだけで、それ以外の計算式そのものはどこも間違ってないでしょう。。
Re: (スコア:0)
なんだ君おもしろいな
Re: (スコア:0)
日本全国の真夏のピーク電力の二倍の出力になったりするんですよ(笑)
暇だったら計算してみると面白いです
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
ヒラメイタ!
太陽電池の効率を 1,000% とか 10,000 % にしたら、もっと少ない面積で電力をまかなえるよ!
Re: (スコア:0)
(頭が)おかしいからおもろいと言ってるのがわからないのかな?
君アスペじゃないの
Re: (スコア:0)
冬は夕方にピークが来るんだけど大丈夫?
Re: (スコア:0)
で、夜はどうすんの?
あと、曇りや雨の日は?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
なるほど、敷地の半分に敷き詰めても日中ピークで原発にやっと追いつく程度の発電量しか無い、と。
Re: (スコア:0)
えーと。「平方メートル」の求め方は習いましたかー?
(もしかして小学生でしたか?だったらごめんなさい。がっこうのせんせいにきいてみたらおしえてくれますよ、たぶん)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
太陽光発電には天候による発電量の急変、温度による変動(夏季、電力需要がピークになるとき、高温により発電効率が落ちる)、時刻による変動(夜間は役立たず)が必ず付いて回る。
当然ながら太陽光パネルだけではこれらの問題を解決できないので、他の発電設備に頼ることになる。
他の発電設備としては火力・水力・地熱・風力・(バッテリー)などが考えられるが、水力は渇水で使えなくなるし、風力も季節と天候次第で安定しているとはいえない。地熱は立地などで解決すべき点が多い。バッテリーは急変対策にはなるだろうが根本的な解決策ではない。
これらの理由により火力発電はなくせないし、そのためには燃料の輸入も必要になる。
数字を挙げなくても、太陽光発電だけで解決するのは無理筋とわかるだろう。分からないなら各種発電設備について勉強するべき。
Re: (スコア:0)
太陽定数って大気表面の値では?
宇宙で発電するんでしょうか。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
> もし日本の地熱エネルギーを100%電力に変えられるなら福島第1原発の総出力のなんと10倍という計算になります。あらすごい。
100%変えられるという非現実的な想定をしても原発10基分にしかならない、
ってもう研究開発するの時間と金の無駄じゃないですか。
Re: (スコア:0)
ちなみに、太陽光が役に立たない(バッテリがどれくらいかも知りたいが)夜間の電力量はどれくらい余裕があるんでしょう?
その内の国内の制御可能な量は
Re: (スコア:0)
ついでに言えばちょっと雲が出ても、発電量は数十分の一に激減。
雨が降ったりくらい曇りの日は、数百分の1ですな。
日本では、雨や曇りが1週間くらい続くなんて普通にありますよねえ
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
電力が少ないなら、働かなければ良いのだ。
働かないと何億何兆円損するよ?と疑問に思うかもしれないが、実際のところ、社会はそんなにギリギリで動いているわけではない。
考えてみれば、今日中にしなければならない仕事なんてのは、ほとんど無いのだ。
我々人類は自然を支配した気になっていたが、自然とともに生きることが自然なのだ。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:2)
Re: (スコア:0)
>再生エネルギーは、少なくとも量については原発や火力なんかより上です
言いかえると、再生エネルギーは「質」が悪いことも常識ってことかな。
必用な時間に必用な量を発電できないから、それを吸収するために揚水発電とかの
対策がないと、最悪では発電したそばから熱に変えて捨てるということにもなりかねない。
そこの対策部分はどうなってるんでしょうかね。
Re:下がっているのは事業者間の取引価格だけ。 (スコア:1)
>言いかえると、再生エネルギーは「質」が悪いことも常識ってことかな。
需要に見合う供給という観点からは、
出力が一定の原発によるエネルギーも「質」が悪いということになりますね。
Re: (スコア:0)
>言いかえると、再生エネルギーは「質」が悪いことも常識ってことかな。
おそらく理想は太陽光で水素を作って燃料電池で発電。
大規模燃料電池にはもう一段のブレークスルーが必要でしょうけど。
電力→水素の変換効率 (スコア:2)
少し調べてみたのですが、最近はPEM電解と呼ばれる、燃料電池の逆方向の仕組みを用いて8~9割ぐらいの効率が出ているようです。
・効率75%の製品 [h-tec.com]
・9割近い効率という試作品 [ginerinc.com]と技術情報 [nrel.gov]
学術的なレビューらしきもの [sciencedirect.com]も見つけましたが、門外漢で読むのが骨なので、リンクだけ、、。
Re:電力→水素の変換効率 (スコア:2)
すみません、レビュー論文へのリンクを間違えておりました。これです。
・M. Carmo et al., A comprehensive review on PEM water electrolysis [sciencedirect.com]
技術的課題としては
・高圧になるほどメンブレンを透過してH2とO2が混ざり合いやすくなり、対策が必要に
・強酸性&高圧高電流な環境に耐えるメンブレンや電極の材料が限られる(白金族やチタンベースの材料等)
・スタック化(大型化)
等々が挙げられています。こりゃ確かに大変そう。
Re:電力→水素の変換効率 (スコア:2)
>ターゲットはエネルギー貯蔵の方法であって
Power2Gasのように既存のガスインフラに供給する場合、その分は既存ガス貯蔵設備からの供給が抑えられ、実質的に貯蔵しているのと同等の効果があります。念のため。
あとPEMの設備全体での効率ですが、市販品ベースでも約60%(5kWhの電力を投入して1Nm3の水素 [www.ceth.fr]=約3kWh分の発熱量)というものがすぐ見つかります。価格等の技術課題はともかく、少なくとも、現時点での効率が「10~40%」に留まるとは限らない、という点はお認め頂きたいなと。
電力→水素への変換効率まとめ (スコア:2)
まとめておきます。
>「水の電気分解の効率って諸説あるんだけど、10%~40%」
調べました限り、AC氏のこの表記は誤解を招くものです。
・一般的な工業用電気分解装置による水素生成の効率は、2012年時点で70%前後 [electrochemsci.org]とのことです。
実際の製品でも、装置全体の消費電力に対して6割(低位発熱量(LHV)ベース)/7割(高位発熱量(HHV)ベース)前後のエネルギーに相当する水素を得られるものが複数みつかります。
・例1 [h-tec.com](定格電力ベースで14kWh×24時間入力で水素5.8kg、等。効率は最大75%)
・例2 [www.ceth.fr](消費電力量5kWhあたり水素1Nm3、等)
・例3 [itm-power.com](システム全体の効率が最低でも70%、最大77%)
(参考:水素に関する諸定数はこのまとめ [www.hess.jp]が便利)
また開発中のものでは、変換部の効率が8~9割前後のものも見つかります。
・例 [ginerinc.com]と技術情報 [nrel.gov]
電気→水素→電気のRound-tripの効率なら3~4割程度になりますし [greenpeace-energy.de](独語ですが、PDFの20ページ目)、それはそれで揚水や蓄電池と比べて論じる意味もあるでしょう。
しかし電気に戻さずに水素のまま利用(Power-to-Gas [mgssi.com])するならば、上記のように現状でも6割/7割以上の効率が得られます(ちなみに電力→メタンでも65%ぐらい [gasnaturally.eu](LHVなら55%ぐらい?)だそうです)。
情報を追加しておけば、こうして電力から生成した水素のコストが2013年時点で既に4.19ポンド/kg、燃料電池車で使うと燃料費はディーゼル車の約半分 [itm-power.com]、などの例が見つかります。
以上より、
・水素をまた電力に戻す場合は確かに効率が低いが、それでも3~4割程度は出せる。
・水素のままで使う場合は現状でもシステム全体でも6~7割前後の効率が実現しており、また今後さらに向上が見込まれている。またコスト的にも、少なくとも現時点でガソリン等より安く生成できるようになっている。
ということが言えます。
一方のAC氏は、資料に明示されている数値を無視して、電源容量を常時100%使い切るという非現実的な試算をされた上に「不思議ですね」などとご自分でおっしゃる [srad.jp]など、遺憾ながら電源容量と消費電力の違いも分かっておられないご様子で、指摘差し上げても [srad.jp]、訂正や具体的論拠の提示が無かったことを、付け加えておきます。