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常に一定の成果(供給)を求められる企業(電力会社)に対して、その日の気分で働くか休むか好き勝手に仕事(発電)するんで正規雇用してください、って話だろ。。。
そういう形態を望むなら、自営業か派遣に相当する雇用(契約)を模索するのは当然の流れでは。・電力会社の都合に関係なく、一度契約すると買い取りを保障(正社員形式)←いま・電力会社と合意した、一定期間だけ買い取りを保障(契約社員形式)・電力会社と合意した、一定量だけ買い取りを保障(派遣社員形式)・蓄電池を併用し、自前で賄う(自営業形式)
もしくは、安定した電力供給を保障しない…という解決方法もあるけれど。
そこで発送電分離ですよ?という議論が我が国では燻るわけですね
発送電分離した場合ですが、買い取る側の送電会社はどういう戦略を取るのでしょうね。送電側の都合で考えるなら、安定した供給をしてくれる既存の発電会社からは高く買い取り、不安定な太陽光発電は安く買いたたくのが合理的だと思います。
電気自動車みたいな電力バッファそのもののデバイスにとっては、半導体工場が求める電力の安定性は必要ない。
最大停電時間と、停電頻度がちゃんとスペックとして与えられているなら、それに対して備えるコストと天秤にかければいいその上で、安くても不安定な電源と、高くても安定な電源を選べばいいし、必要ならバッファを用意する事業者が投資すればいい。
発送電の分離って言う言葉にいつの間にかすり替えられているけど、本来は電力を自由化しろっていうのが重要。いくら分離しても独占的なら本質的には意味がない。
どうも誤解しておられるようですが、安定/不安定と書いたのは供給能力、つまり出力調整の話ですよ。瞬停とか、電圧の安定化とか、そういうのより大きな時間単位での調整です。
>発送電の分離って言う言葉にいつの間にかすり替えられているけど、本来は電力を自由化しろっていうのが重要。
違います、本来の目的は「安く品質の良い供給を続ける」ことです。自由化とは、その手段でしかありません。
まあそうなんだけど、でも昔は「安く品質の良い供給を続ける」には地域独占が最適って事になってたんだよ。経済学の専門用語で自然独占っていうの。えらい人が「電力事業には自然独占性がある」と認定すると独禁法の対象外になる。資本主義国家でも大手を振って公営企業に独占させられる。
でも技術の進歩や社会の変化、あるいはそもそも根拠がデタラメだったなどで大半の事業で自然独占性は20世紀のうちに否定された。そうなると独占は問答無用で悪となり、自由化による競争が義務化される。AT&TやNTTが分割されたのもそのため。もう自由化は手段ではなく義務なんだよ。資本主義経済の世界ではね。
分離して何がよくなるのかがいまいち判らないんだよな。結局自然エネルギーの電力会社への押し売りと利用者へのしわ寄せは維持されるんだよね?
発送電分離でどの程度送電会社に自由が与えられるのか分からないけれど、比較的規制が少なく自由な制度になるなら発電会社に電力不足のときの担保(バックアップ火力発電や他社からの融通枠準備)がなければ、電力網への接続拒否とかはありそう。
担保はない代わりにその電力会社と契約した事業者は電力不足になったときは停電するので、その時は自家発電で頑張ってねという手もあるけど
法規制だらけで自由度が少なければ市場が歪むし、自由すぎれば数十年後には今よりも電力会社が減って余計寡占が進むだろうし(市場を占めるのが従来電力会社か他業種大手なのか新興企業なのかは知りませんが)難しいところです。
発送電分離しようがしまいが、買取りに伴う電圧や電力の不安定化という問題には、何の解決にもならないだろうになあ。発電側がある程度蓄電池に蓄えて、日商に関係なくある程度一定の電力を供給しつづけられるようにしないと、意味ないよ。発送電分離は政治的な権益の問題であって、政治や経済の問題であっても、電力供給の技術的な問題ではない。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
当たり前じゃね? (スコア:5, 興味深い)
常に一定の成果(供給)を求められる企業(電力会社)に対して、
その日の気分で働くか休むか好き勝手に仕事(発電)するんで正規雇用してください、って話だろ。。。
そういう形態を望むなら、自営業か派遣に相当する雇用(契約)を模索するのは当然の流れでは。
・電力会社の都合に関係なく、一度契約すると買い取りを保障(正社員形式)←いま
・電力会社と合意した、一定期間だけ買い取りを保障(契約社員形式)
・電力会社と合意した、一定量だけ買い取りを保障(派遣社員形式)
・蓄電池を併用し、自前で賄う(自営業形式)
もしくは、安定した電力供給を保障しない…という解決方法もあるけれど。
Re: (スコア:0)
そこで発送電分離ですよ?という議論が我が国では燻るわけですね
Re:当たり前じゃね? (スコア:2)
発送電分離した場合ですが、買い取る側の送電会社はどういう戦略を取るのでしょうね。
送電側の都合で考えるなら、安定した供給をしてくれる既存の発電会社からは高く買い取り、不安定な太陽光発電は安く買いたたくのが合理的だと思います。
Re: (スコア:0)
電気自動車みたいな電力バッファそのもののデバイスにとっては、半導体工場が求める電力の安定性は必要ない。
最大停電時間と、停電頻度がちゃんとスペックとして与えられているなら、それに対して備えるコストと天秤にかければいい
その上で、安くても不安定な電源と、高くても安定な電源を選べばいいし、必要ならバッファを用意する事業者が投資すれ
ばいい。
発送電の分離って言う言葉にいつの間にかすり替えられているけど、本来は電力を自由化しろっていうのが重要。
いくら分離しても独占的なら本質的には意味がない。
Re:当たり前じゃね? (スコア:2)
どうも誤解しておられるようですが、安定/不安定と書いたのは供給能力、つまり出力調整の話ですよ。
瞬停とか、電圧の安定化とか、そういうのより大きな時間単位での調整です。
Re:当たり前じゃね? (スコア:1)
>発送電の分離って言う言葉にいつの間にかすり替えられているけど、本来は電力を自由化しろっていうのが重要。
違います、本来の目的は「安く品質の良い供給を続ける」ことです。
自由化とは、その手段でしかありません。
Re: (スコア:0)
まあそうなんだけど、でも昔は「安く品質の良い供給を続ける」には地域独占が最適って事になってたんだよ。
経済学の専門用語で自然独占っていうの。
えらい人が「電力事業には自然独占性がある」と認定すると独禁法の対象外になる。
資本主義国家でも大手を振って公営企業に独占させられる。
でも技術の進歩や社会の変化、あるいはそもそも根拠がデタラメだったなどで大半の事業で自然独占性は20世紀のうちに否定された。
そうなると独占は問答無用で悪となり、自由化による競争が義務化される。
AT&TやNTTが分割されたのもそのため。
もう自由化は手段ではなく義務なんだよ。資本主義経済の世界ではね。
Re:当たり前じゃね? (スコア:1)
分離して何がよくなるのかがいまいち判らないんだよな。結局自然エネルギーの電力会社への押し売りと利用者へのしわ寄せは維持されるんだよね?
Re: (スコア:0)
発送電分離でどの程度送電会社に自由が与えられるのか分からないけれど、
比較的規制が少なく自由な制度になるなら
発電会社に電力不足のときの担保(バックアップ火力発電や他社からの融通枠準備)がなければ、電力網への接続拒否とかはありそう。
担保はない代わりにその電力会社と契約した事業者は電力不足になったときは停電するので、その時は自家発電で頑張ってねという手もあるけど
法規制だらけで自由度が少なければ市場が歪むし、
自由すぎれば数十年後には今よりも電力会社が減って余計寡占が進むだろうし
(市場を占めるのが従来電力会社か他業種大手なのか新興企業なのかは知りませんが)難しいところです。
Re: (スコア:0)
発送電分離しようがしまいが、買取りに伴う電圧や電力の不安定化という問題には、何の解決にもならないだろうになあ。発電側がある程度蓄電池に蓄えて、日商に関係なくある程度一定の電力を供給しつづけられるようにしないと、意味ないよ。発送電分離は政治的な権益の問題であって、政治や経済の問題であっても、電力供給の技術的な問題ではない。