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SL-C700は、このコンセプトのまま今のスペックで、一般的なOSを載せたものを出せば人気は出るのではないかと思う。
シャープはiPhone/Androidに匹敵するガジェットを生み出せる可能性はあったのだろうと思う。可能性はあったのだけど、技術以外の色々なものは足りなかったのだろう。
知識だけ過去に持って行けたら、シャープはAppleになれるだろうか。
SL-C700は、あるいはその前の縦型揮発ストレージPDAのSL-A300から、リナザウ最終型のSL-C3200に至るまで、ほとんどソフト面では更新されませんでした。USBホスト対応、RAMの追加、CPU強化、CFスロット増設とか変更はあったんですが、OSはずーっとLinux Kernel 2.4ベース、QtopiaというGUI環境もデフォルト壁紙の差し替えすらなく、同時期にXFree86ベースで作られた、のちにN900でスマートフォンOSになったMaemo、MeeGoを積むNokia N770と比べると、運動量が足りなかったとでも言うようでしょうか。
W-ZERO3がQtopiaを捨ててWindows Mobileに行ってしまったのは、Windowsブランドに賭けたウィルコムの判断だったとかなんとかですが、あれだけが致命傷だったか、Qtopiaならよかったかというと、Symbian UIQのようなどうにもならないものになりはしなかったとは言えないと思います。結局、そのころガラケーに注ぎ込まれたリソースはどうやってもZaurusには行きようがなく、PDAフォンに全力を注げていたらAndroidくらい作れても不思議はなかったし、それはシャープじゃなくても技術的には可能だったんじゃないでしょうか。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
魅力的 (スコア:0)
SL-C700は、このコンセプトのまま今のスペックで、一般的なOSを載せたものを出せば人気は出るのではないかと思う。
シャープはiPhone/Androidに匹敵するガジェットを生み出せる可能性はあったのだろうと思う。
可能性はあったのだけど、技術以外の色々なものは足りなかったのだろう。
知識だけ過去に持って行けたら、シャープはAppleになれるだろうか。
Re:魅力的 (スコア:2)
SL-C700は、あるいはその前の縦型揮発ストレージPDAのSL-A300から、リナザウ最終型のSL-C3200に至るまで、ほとんどソフト面では更新されませんでした。USBホスト対応、RAMの追加、CPU強化、CFスロット増設とか変更はあったんですが、OSはずーっとLinux Kernel 2.4ベース、QtopiaというGUI環境もデフォルト壁紙の差し替えすらなく、同時期にXFree86ベースで作られた、のちにN900でスマートフォンOSになったMaemo、MeeGoを積むNokia N770と比べると、運動量が足りなかったとでも言うようでしょうか。
W-ZERO3がQtopiaを捨ててWindows Mobileに行ってしまったのは、Windowsブランドに賭けたウィルコムの判断だったとかなんとかですが、あれだけが致命傷だったか、Qtopiaならよかったかというと、Symbian UIQのようなどうにもならないものになりはしなかったとは言えないと思います。結局、そのころガラケーに注ぎ込まれたリソースはどうやってもZaurusには行きようがなく、PDAフォンに全力を注げていたらAndroidくらい作れても不思議はなかったし、それはシャープじゃなくても技術的には可能だったんじゃないでしょうか。