パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

電力需要ピークの要因の1つは建物の断熱性能の低さという指摘」記事へのコメント

  • その記事に「日本は(…)建物を長く使っていくという文化に乏し」いと指摘がある通りで、住宅寿命が短いことがそもそもの原因です。これはとてもよく指摘されていることで、日本の建築は欧米の1/2程度以下の寿命しかありません。20〜30年程度で壊すモノなのです。断熱なんて投資ですから、後の光熱費が減らなければ何の意味もありません。いい断熱材にしたり断熱材の量を増やしたりするにはお金がかかるわけで、建築物の寿命が短いならオカネかけて断熱性能あげて何の意味があるのか、ということになるのは当然です。

    だから断熱性能に限らず、いい建築物を増やしたかったら、まずは建築物の寿命を伸ばすことです。しかし土地が高くて建築にお金をかけられなかったり(特に建売り)とか、核家族化したり老化したり、土地が高価で人々の生活がダイナミックに変化している中では建築物の寿命はなかなか伸びません。

    あんな高価なものを作っては壊し作っては壊しして、社会資本ストックが増えない、土建屋しか利益が出ないような社会になってるということが、日本社会が永遠にビンボーである大きな理由です。

    • by Anonymous Coward on 2013年07月23日 17時38分 (#2426668)

      持ち家信仰というか、「高品質な賃貸住宅よりも、安いボロ屋でもいいから持ち家がいい」という意思の改善が必要でしょう。

      普通のサラリーマンの借り入れではそんなに高品質な住宅は買えないのだから、REITファンドに大家になってもらい、それを定借するというスタイルのほうが適切なのでしょうね

      親コメント

人生unstable -- あるハッカー

処理中...