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銃には詳しくないが何が問題なのか? タレ込み文ではよく分からない.一般人の銃器所持が珍しくない米国でもフルオート連射が可能は銃器は厳しく規制されているけど、その規制を逃れることの出来る部品(レシーバー/機関部)を3Dプリンタで簡単に作ることが出来るということなのか?(さすがに米国でも軍用銃器の民間モデルはフルオート機能に制限が加えられていたはず)
米国ではレシーバ(AR-15の場合はロアレシーバ)がシリアルナンバーのある銃器本体として扱われ、その他のパーツは本体ではないので入手に所持許可がいらないんですよ。AR-15のロアレシーバは製造会社の刻印とか製造番号とか入ってるんですが、薬室とかガスシステムとかの一部でもないですし、バッファチューブ基部とかだけで、さほど力がかからないパーツです。この画像 [atactv.com]でいうと肩当てがついてるパーツですが、引き金とかハンマーとか、肩当てがついたチューブなんかは普通の金属部品を使ったみたいです。
パソコンで言えば「ATXのケースを家で作ってみた」程度のものと思えばいいはずです。PCケースだけは買うにも売るにも免許がいる世界で、ケースは完成品PCの一部として買うのがふつう、という世界で、譲渡せずに作って使うだけは合法だし木の板とのこぎりでケース作ってみたっていう感じです。そうすると部品をかき集めて合法に銃が"作れ"るので、銃規制の観点からまずくないか、でもこれ国民の権利だよね、っていう問題提起じゃないですかね。
レシーバーに力がかかる設計のライフルとかも当然あります。SMGですが、MP5系列はアッパーレシーバに刻印とマガジンハウジングがあって、アッパーと一体になった薬室のロッキングラグがアッパーの寿命、つまり登録された"銃"の寿命を決めるとかなんとか。米国では民間向けフルオート火器の新規登録が80年代にできなくなってるので、民間フルオート仕様としてすでに登録されていた個体は貴重で、あまり摩耗しないよう撃つ量は控えるんだとかなんとか。
要はもし犯罪に使われたら、パトカーに積んだショットガンでは太刀打ち出来ない威力を持つフルオートの連射が可能な登録無しの火器を「密造」出来てしまうから問題だとということですよね?他にも銃器に詳しい方のコメントが多数ありますが、銃のメカは詳しく説明してくれるものの、銃規制とその背景については丁寧に述べてくれないので良くわからんです#米国では強力なマグナム弾を撃てる拳銃だって買おうと思えば簡単に買えるが、自動拳銃には装弾数に規制があったり、連射可能ないわゆる「機関銃」にも規制があったりすることをなぜ素人に説明してくれないの........
今の時点ではAR-15のロアレシーバだけですから、どうにもならないです。フルオートになるかどうかはAR15の場合はそこに仕込むトリガーグループ次第ですし、フルオート化に必要な部品は規制もあって、既存のパーツを削って作ったりしたらそれだけでもちろん捕まるし、合法にやるには銃器製造業とかの免許、あとひょっとしたらその銃を使う政府機関の発注とかも必要になります。3Dプリンタでロアレシーバが印刷できた、というのは、本来簡単なパイプ銃とかのレベルのものをおそらく想定していた法律の枠の中で、今までよりずっと楽に、半完成品を自分で削って調整とかせずに、ちゃんと機能する銃が持てるよっていうだけです。
犯罪のために銃を密造するなら、工作機械を買って金属素材で作った方が早くたくさん良いものを作れるでしょう。別コメ [srad.jp]にも書きましたけど、ちゃんと準備すれば5時間でサブマシンガンが1挺作れるわけですし、どうみてもそっちの方が安くて簡単ですよ。
# Gun Professionals [amazon.co.jp]とかしばらく読んでると規制の話が小出しに出てきて雰囲気的に分かるかんじ# 類似品にご注意
Gigazineに写真、ムービーがありましたが、なんとドラムマガジン装着で撃ってますよフルオートではありませんが、単発でもドラムいっぱい連続的に射撃出来るんだから、乱射事件なんかに使われたら恐ろしいことですhttp://gigazine.net/news/20130308-3d-printable-gun/ [gigazine.net]
あと、製造番号のない銃が世の中に存在するのも問題ですね。犯罪に使われたときに追跡が難しくなるんのではないかと。
#CSIとか見すぎ?
銃なんかそもそもそんなに複雑な構造してないんで設計図さえ手に入れば手作りはそんなに難しくありません。そもそも樹脂の3Dプリンタで良い程度の精度であればなおさら。
なんでここで3Dプリンタがやり玉に挙げられたのかが分かりませんね。それだったら工作機器全部批判しろよと。
10~20万円ぐらいの家庭用の機械で、さしたるスキルも知識もなしに簡単に作れる、という事が問題なんでしょうね。金属加工用の旋盤、フライス盤、マシニングセンタなんて普通の人は簡単に買えないし、使えない。設置場所だって大掛かりになる。キャストで作るにしても、原型を図面通りに削りだし、自宅で鋳造・仕上げ・表面処理を行うなんてのも、それ相応の設備とスキルが無いと無理。鋼板プレスなんて一般家庭ではどう考えても無理。
アルミなんかのインゴットから普通の電動リューターやヤスリを駆使して削り出す趣味人が居る事は否定できないにしても、それは誰でも簡単に出来るとは言い難いし、量産するなんてのも非現実的。
それに比べると、3Dプリンタなんて、もう一般家庭で普通に使える家電製品になりつつある。何か作るのが趣味の人ならだれでも買って、簡単に使える。どんな複雑な設計だろうと、データがあるなら流し込んで待つだけで出来上がるし、設置場所も普通の居住空間の机上でOK。うるさくないしゴミも大して出ない。油まみれにもならない。これは”卓上フライス盤”の卓上とはまったく意味が違う。単に机の上に置けるってだけの話じゃなくて、電子レンジやデスクトップパソコンと同じく、誰でも家の中のどこかに簡単に設置して使えるという事で、手軽さがまったく違うわけです。
つまり、製造するためのハードルが低すぎて一線を越えてしまっているのではないか、という点が問題になっているわけです。
> 金属加工用の旋盤、フライス盤、マシニングセンタなんて普通の人は簡単に買えないし、使えない。設置場所だって大掛かりになる。
小型機なら普通の人でも買えるし、旋盤以外は設置場所に困ることは無いよ。値段も新品で10万位からある。もっとも、加工できるのはアルミ位が限界だけどね。卓上CNCですら10万チョイで150x100x50の加工ができるものもある
> つまり、製造するためのハードルが低すぎて一線を越えてしまっているのではないか、という点が問題になっているわけです。
卓上CNCを使うことで3Dプリンタ以上に簡単&精巧に作成できてしまうんで、わざわざ問題にする事も無いと思うけどね。。それに、3Dプリンタだと肝心の部分(銃身等)が一切作れないんでw機能する銃とするまでが、結局大変なのは変わらない。
卓上CNCが3Dプリンタより簡単とは思えないなあ。卓上CNCじゃあ空洞や逆テーパーのある部品を一発で削りだすのは無理だし、卓上数十万円クラスのCNCじゃあ金属加工するのにはパワーが足りないし、切削油を流し掛けるような装置も無いので送り速度をそうとう遅くしないといけないので猛烈に時間がかかる。おまけに騒音と大量の削り粉の問題もある。あと、エンドミルの磨耗も結構なコストになるのでは?
それに最大の問題は、そういうことを分かる人間にしかまともに使えないこと。
材料とデータセットしたらせいぜいインクジェットプリンタぐらいの騒音と我慢できる程度の加工時間でどんな複雑な形状も一発整形できるのが積層型3Dプリンタのウケてる理由なわけで、手軽さにおいて大きな差があると思いますけどね。なんなら小学生の男の子に使えるかどうか、と表現してもいい。
あと、銃身はどっちみち卓上CNCじゃ作れないでしょ。アメリカの法律ではライフルとはライフルそのものか、機関部の事らしいので、銃身は補修部品とでもして無登録か、もしくは登録した銃が一丁あれば何本でも買えるんじゃないですかね。日本の銃刀法でも、所持が禁止されている銃の部品とは”けん銃”の銃身、遊底(ボルトまたはスライド)、機関部、回転式けん銃の弾倉だけで、今回話題に上がっているライフルの部品については所持について規制が無い(銃刀法で規制されて無いだけで、売り買いはまた別の話。また、くみ上げたら機能する状態で持っているのも違法。)わけで。
空洞や逆テーパーのある部品なんて使わなきゃいいんですよ。量産されている工業製品だって空洞は生産性を鑑みて大抵モナカ構造ですよ。騒音も、ダイソンの掃除機よりは低くできるし削り粉?金属ゴミで捨てるだけじゃないですか。エンドミルもヘタ撃たない限りそんなにコストに響くほど損耗するものでも無いし。
3Dプリンタだってデータ形式の変換やら諸条件の設定やら習得することはいろいろあるのでは?フライスだって数時間もあればとりあえず動かせるレベルまで教えられるしGコードだってBASIC言語覚えるより簡単だ。
仮に銃の全部品がそれなりに販売されている3Dプリンタで作れるとする。暫く放っとけば、その3DプリンタをPCに繋いで後はこの実行ファイルをダブルクリックするだけで銃の全部品が完成、みたいなソフトが出てくると思う。少なくともデータのzipとそれ専用の3Dプリンタ使い方マニュアル(その他の使い方は一切考慮しない、何も考えず手順通り操作するだけレベルの物)くらいは出まわるんじゃないかな。
マニュアルで指示する内容は多くても印刷位置のキャリブレーションと材料投入と材料の諸元設定くらいに押さえれるんじゃないだろうか。
いまどきの3Dプリンタって組み立てと調整まで自動でやってくれるんだ。スゲーなおいw
エアソフトガンでさえ、調整はちょっとした手間なのにな。
金属カスが飛び散りまくるのと3Dプリンタは手軽さが全然違うだろ。
>3Dプリンタなんて、もう一般家庭で普通に使える家電製品になりつつある。
ねーよwどんなマニアックな一般家庭だよw
> なんでここで3Dプリンタがやり玉に挙げられたのかが分かりませんね。> それだったら工作機器全部批判しろよと。
タレコミ文を読んでも、特に批判的とは思えない。単に事実関係を記しているに過ぎない。逆に、その性能を評価しているようにさえ読める。
図面を手に入れるだけで難なく銃を製作できるノウハウ、経験を持っている者は、もし、3Dプリンタがなければ、警察の捜査でピックアップできる範囲。テロなどの無差別事件でなければ、被害者の周辺からその素養のある者、機械工学科や工業高校機械科の卒業生、町工場に勤める旋盤工などを探すのはそれなりに有意義。だが、3Dプリンタとなると、専業主婦や小学生でも難なく作れてしまうため、普及すると捜査範囲は一気に広がってしまう。
とはいえ、3Dプリンタの普及を制限することや、火器の製造を不可能とすることは困難だろうが。
>なんでここで3Dプリンタがやり玉に挙げられたのかが分かりませんね。
(1). 3Dプリンタと材料とデータを入手(2). プリントアウトして組立
(1)での入手が容易なら誰でも武器だらけ。痕跡を消せるならさらにやりたい放題になりそう。#3Dプリンターでは作れない部品や弾も別途必要です。
> 手作りはそんなに難しくありません
いや、難しいでしょ。
たとえば、あなたが武装勢力を経営していたとして、1000人の構成員に3丁ずつ、計3000丁必要だとしますよね。その場合、1000人の構成員に「各自で3つ作りなさい」って命令したら、600発撃てる部品を皆が作れますかね?構成員たっていろいろですから、たとえ勇猛果敢であっても、中には目が悪いやつもいれば、キッチリした仕事が苦手だったり、そもそも指が数本なかったりするわけだ。
となると、そのパーツを専門に扱う人材が必要になってくるわけですが、そいつが1人で3000個仕上げるのに何時間かか
> これからは、秒間100連発とかの弓矢が開発されていくのかもしれない。FF6のオートボウガンですね。便利で強くて格好いい。
でも飛翔体に与えるエネルギーの供給源を考えるとあの連射は結構辛いはず。完全に勘だけど、ボウガンや猟銃系統のエアガンを一般的な電源で駆動したら毎秒5発付近が限度じゃないかと思う。ピッチングマシーン形式でも直列で毎秒10~20発だろうし、毎秒100発で威力出すのは至難の業ってか携行ではムリゲ。
っていうか一般的な銃火器って分速数百~数千発の世界だから毎秒10発でも連射性能は十分だな。しかし威力とサイズは動力源次第で設置型万歳、携行型ワロスの世界っぽい。
連射とか考えないなら猟銃系統のエアガンとかボウガンや弓で威力は十分だけど銃と張り合うには弱いなぁ・・・
3Dプリンタでパーツは作れても、組み立てと調整は人間がやらないとダメだろ。
> 秒間100連発とかの弓矢が開発されていくのかもしれない。
ボウガンの屋の重さは一本30gていどあるので、100発で3kg。
たとえば3秒分撃てるように矢を装填だけと本体込みで10kg以上になります。
ないわー;
…これくらいもおよびつかないゲーム脳ってイヤですね
>(さすがに米国でも軍用銃器の民間モデルはフルオート機能に制限が加えられていたはず)各州の法と、所有者の保持する免許のランクにも寄ります。
またAR-15系やAK系は民間用のセミオートモデルでも持ち方を工夫し撃発時の反動を利用することでフルオート同様の弾幕を張れます。BUMP FIRE というようです。例:http://www.youtube.com/watch?v=P_SkiqF-ZAs [youtube.com]http://www.youtube.com/watch?v=bD213VW6WjY [youtube.com](もっとわかりやすくなおかつきちんとターゲットを狙えている動画もあったが再発見できず)
問題点としては、武器産業界が消耗品を供給することでしか利益を上げられなくなるので・弾薬類の値上げ・武器製造会社による3Dプリンタ製造会社の買収などが起きると考えられる。
# はっ!?閃いた……
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
何が問題なのか? (スコア:1)
銃には詳しくないが何が問題なのか? タレ込み文ではよく分からない.
一般人の銃器所持が珍しくない米国でもフルオート連射が可能は銃器は厳しく規制されているけど、その規制を逃れることの出来る部品(レシーバー/機関部)を3Dプリンタで簡単に作ることが出来るということなのか?
(さすがに米国でも軍用銃器の民間モデルはフルオート機能に制限が加えられていたはず)
Re:何が問題なのか? (スコア:5, 参考になる)
米国ではレシーバ(AR-15の場合はロアレシーバ)がシリアルナンバーのある銃器本体として扱われ、その他のパーツは本体ではないので入手に所持許可がいらないんですよ。AR-15のロアレシーバは製造会社の刻印とか製造番号とか入ってるんですが、薬室とかガスシステムとかの一部でもないですし、バッファチューブ基部とかだけで、さほど力がかからないパーツです。この画像 [atactv.com]でいうと肩当てがついてるパーツですが、引き金とかハンマーとか、肩当てがついたチューブなんかは普通の金属部品を使ったみたいです。
パソコンで言えば「ATXのケースを家で作ってみた」程度のものと思えばいいはずです。PCケースだけは買うにも売るにも免許がいる世界で、ケースは完成品PCの一部として買うのがふつう、という世界で、譲渡せずに作って使うだけは合法だし木の板とのこぎりでケース作ってみたっていう感じです。そうすると部品をかき集めて合法に銃が"作れ"るので、銃規制の観点からまずくないか、でもこれ国民の権利だよね、っていう問題提起じゃないですかね。
レシーバーに力がかかる設計のライフルとかも当然あります。SMGですが、MP5系列はアッパーレシーバに刻印とマガジンハウジングがあって、アッパーと一体になった薬室のロッキングラグがアッパーの寿命、つまり登録された"銃"の寿命を決めるとかなんとか。米国では民間向けフルオート火器の新規登録が80年代にできなくなってるので、民間フルオート仕様としてすでに登録されていた個体は貴重で、あまり摩耗しないよう撃つ量は控えるんだとかなんとか。
Re: (スコア:0)
要はもし犯罪に使われたら、パトカーに積んだショットガンでは太刀打ち出来ない威力を持つフルオートの連射が可能な登録無しの火器を「密造」出来てしまうから問題だとということですよね?
他にも銃器に詳しい方のコメントが多数ありますが、銃のメカは詳しく説明してくれるものの、銃規制とその背景については丁寧に述べてくれないので良くわからんです
#米国では強力なマグナム弾を撃てる拳銃だって買おうと思えば簡単に買えるが、自動拳銃には装弾数に規制があったり、連射可能ないわゆる「機関銃」にも規制があったりすることをなぜ素人に説明してくれないの........
Re:何が問題なのか? (スコア:2)
今の時点ではAR-15のロアレシーバだけですから、どうにもならないです。フルオートになるかどうかはAR15の場合はそこに仕込むトリガーグループ次第ですし、フルオート化に必要な部品は規制もあって、既存のパーツを削って作ったりしたらそれだけでもちろん捕まるし、合法にやるには銃器製造業とかの免許、あとひょっとしたらその銃を使う政府機関の発注とかも必要になります。3Dプリンタでロアレシーバが印刷できた、というのは、本来簡単なパイプ銃とかのレベルのものをおそらく想定していた法律の枠の中で、今までよりずっと楽に、半完成品を自分で削って調整とかせずに、ちゃんと機能する銃が持てるよっていうだけです。
犯罪のために銃を密造するなら、工作機械を買って金属素材で作った方が早くたくさん良いものを作れるでしょう。別コメ [srad.jp]にも書きましたけど、ちゃんと準備すれば5時間でサブマシンガンが1挺作れるわけですし、どうみてもそっちの方が安くて簡単ですよ。
# Gun Professionals [amazon.co.jp]とかしばらく読んでると規制の話が小出しに出てきて雰囲気的に分かるかんじ
# 類似品にご注意
ドラムマガジンだぜ!!! (スコア:0)
Gigazineに写真、ムービーがありましたが、なんとドラムマガジン装着で撃ってますよ
フルオートではありませんが、単発でもドラムいっぱい連続的に射撃出来るんだから、乱射事件なんかに使われたら恐ろしいことです
http://gigazine.net/news/20130308-3d-printable-gun/ [gigazine.net]
Re:何が問題なのか? (スコア:2)
あと、製造番号のない銃が世の中に存在するのも問題ですね。犯罪に使われたときに追跡が難しくなるんのではないかと。
#CSIとか見すぎ?
Re: (スコア:0)
銃なんかそもそもそんなに複雑な構造してないんで設計図さえ手に入れば手作りはそんなに難しくありません。
そもそも樹脂の3Dプリンタで良い程度の精度であればなおさら。
なんでここで3Dプリンタがやり玉に挙げられたのかが分かりませんね。
それだったら工作機器全部批判しろよと。
Re:何が問題なのか? (スコア:3, 参考になる)
10~20万円ぐらいの家庭用の機械で、さしたるスキルも知識もなしに簡単に作れる、という事が問題なんでしょうね。
金属加工用の旋盤、フライス盤、マシニングセンタなんて普通の人は簡単に買えないし、使えない。設置場所だって大掛かりになる。
キャストで作るにしても、原型を図面通りに削りだし、自宅で鋳造・仕上げ・表面処理を行うなんてのも、それ相応の設備とスキルが無いと無理。
鋼板プレスなんて一般家庭ではどう考えても無理。
アルミなんかのインゴットから普通の電動リューターやヤスリを駆使して削り出す趣味人が居る事は否定できないにしても、それは誰でも簡単に出来る
とは言い難いし、量産するなんてのも非現実的。
それに比べると、3Dプリンタなんて、もう一般家庭で普通に使える家電製品になりつつある。何か作るのが趣味の人ならだれでも買って、簡単に使える。
どんな複雑な設計だろうと、データがあるなら流し込んで待つだけで出来上がるし、設置場所も普通の居住空間の机上でOK。
うるさくないしゴミも大して出ない。油まみれにもならない。これは”卓上フライス盤”の卓上とはまったく意味が違う。
単に机の上に置けるってだけの話じゃなくて、電子レンジやデスクトップパソコンと同じく、誰でも家の中のどこかに簡単に設置して使えるという事で、手軽さがまったく違うわけです。
つまり、製造するためのハードルが低すぎて一線を越えてしまっているのではないか、という点が問題になっているわけです。
Re: (スコア:0)
> 金属加工用の旋盤、フライス盤、マシニングセンタなんて普通の人は簡単に買えないし、使えない。設置場所だって大掛かりになる。
小型機なら普通の人でも買えるし、旋盤以外は設置場所に困ることは無いよ。値段も新品で10万位からある。
もっとも、加工できるのはアルミ位が限界だけどね。
卓上CNCですら10万チョイで150x100x50の加工ができるものもある
> つまり、製造するためのハードルが低すぎて一線を越えてしまっているのではないか、という点が問題になっているわけです。
卓上CNCを使うことで3Dプリンタ以上に簡単&精巧に作成できてしまうんで、
わざわざ問題にする事も無いと思うけどね。。
それに、3Dプリンタだと肝心の部分(銃身等)が一切作れないんでw
機能する銃とするまでが、結局大変なのは変わらない。
Re:何が問題なのか? (スコア:1)
卓上CNCが3Dプリンタより簡単とは思えないなあ。卓上CNCじゃあ空洞や逆テーパーのある部品を一発で削りだすのは無理だし、卓上数十万円クラスのCNCじゃあ金属加工するのにはパワーが足りないし、切削油を流し掛けるような装置も無いので送り速度をそうとう遅くしないといけないので猛烈に時間がかかる。おまけに騒音と大量の削り粉の問題もある。あと、エンドミルの磨耗も結構なコストになるのでは?
それに最大の問題は、そういうことを分かる人間にしかまともに使えないこと。
材料とデータセットしたらせいぜいインクジェットプリンタぐらいの騒音と我慢できる程度の加工時間でどんな複雑な形状も一発整形できるのが積層型3Dプリンタのウケてる理由なわけで、手軽さにおいて大きな差があると思いますけどね。なんなら小学生の男の子に使えるかどうか、と表現してもいい。
あと、銃身はどっちみち卓上CNCじゃ作れないでしょ。アメリカの法律ではライフルとはライフルそのものか、機関部の事らしいので、銃身は補修部品とでもして無登録か、もしくは登録した銃が一丁あれば何本でも買えるんじゃないですかね。
日本の銃刀法でも、所持が禁止されている銃の部品とは”けん銃”の銃身、遊底(ボルトまたはスライド)、機関部、回転式けん銃の弾倉だけで、今回話題に上がっているライフルの部品については所持について規制が無い(銃刀法で規制されて無いだけで、売り買いはまた別の話。また、くみ上げたら機能する状態で持っているのも違法。)わけで。
Re: (スコア:0)
空洞や逆テーパーのある部品なんて使わなきゃいいんですよ。
量産されている工業製品だって空洞は生産性を鑑みて大抵モナカ構造ですよ。
騒音も、ダイソンの掃除機よりは低くできるし削り粉?金属ゴミで捨てるだけじゃないですか。
エンドミルもヘタ撃たない限りそんなにコストに響くほど損耗するものでも無いし。
3Dプリンタだってデータ形式の変換やら諸条件の設定やら習得することはいろいろあるのでは?
フライスだって数時間もあればとりあえず動かせるレベルまで教えられるしGコードだって
BASIC言語覚えるより簡単だ。
Re: (スコア:0)
仮に銃の全部品がそれなりに販売されている3Dプリンタで作れるとする。
暫く放っとけば、その3DプリンタをPCに繋いで後はこの実行ファイルをダブルクリックするだけで銃の全部品が完成、みたいなソフトが出てくると思う。
少なくともデータのzipとそれ専用の3Dプリンタ使い方マニュアル(その他の使い方は一切考慮しない、何も考えず手順通り操作するだけレベルの物)くらいは出まわるんじゃないかな。
マニュアルで指示する内容は多くても印刷位置のキャリブレーションと材料投入と材料の諸元設定くらいに押さえれるんじゃないだろうか。
Re: (スコア:0)
いまどきの3Dプリンタって組み立てと調整まで自動でやってくれるんだ。
スゲーなおいw
エアソフトガンでさえ、調整はちょっとした手間なのにな。
Re: (スコア:0)
金属カスが飛び散りまくるのと3Dプリンタは手軽さが全然違うだろ。
Re: (スコア:0)
>3Dプリンタなんて、もう一般家庭で普通に使える家電製品になりつつある。
ねーよw
どんなマニアックな一般家庭だよw
Re:何が問題なのか? (スコア:2)
> なんでここで3Dプリンタがやり玉に挙げられたのかが分かりませんね。
> それだったら工作機器全部批判しろよと。
タレコミ文を読んでも、特に批判的とは思えない。単に事実関係を記しているに過ぎない。
逆に、その性能を評価しているようにさえ読める。
図面を手に入れるだけで難なく銃を製作できるノウハウ、経験を持っている者は、もし、3Dプリンタがなければ、警察の捜査でピックアップできる範囲。テロなどの無差別事件でなければ、被害者の周辺からその素養のある者、機械工学科や工業高校機械科の卒業生、町工場に勤める旋盤工などを探すのはそれなりに有意義。
だが、3Dプリンタとなると、専業主婦や小学生でも難なく作れてしまうため、普及すると捜査範囲は一気に広がってしまう。
とはいえ、3Dプリンタの普及を制限することや、火器の製造を不可能とすることは困難だろうが。
Re:何が問題なのか? (スコア:1)
>なんでここで3Dプリンタがやり玉に挙げられたのかが分かりませんね。
(1). 3Dプリンタと材料とデータを入手
(2). プリントアウトして組立
(1)での入手が容易なら誰でも武器だらけ。
痕跡を消せるならさらにやりたい放題になりそう。
#3Dプリンターでは作れない部品や弾も別途必要です。
Re: (スコア:0)
> 手作りはそんなに難しくありません
いや、難しいでしょ。
たとえば、あなたが武装勢力を経営していたとして、1000人の構成員に3丁ずつ、計3000丁必要だとしますよね。その場合、1000人の構成員に「各自で3つ作りなさい」って命令したら、600発撃てる部品を皆が作れますかね?構成員たっていろいろですから、たとえ勇猛果敢であっても、中には目が悪いやつもいれば、キッチリした仕事が苦手だったり、そもそも指が数本なかったりするわけだ。
となると、そのパーツを専門に扱う人材が必要になってくるわけですが、そいつが1人で3000個仕上げるのに何時間かか
Re: (スコア:0)
> これからは、秒間100連発とかの弓矢が開発されていくのかもしれない。
FF6のオートボウガンですね。便利で強くて格好いい。
でも飛翔体に与えるエネルギーの供給源を考えるとあの連射は結構辛いはず。
完全に勘だけど、ボウガンや猟銃系統のエアガンを一般的な電源で駆動したら毎秒5発付近が限度じゃないかと思う。
ピッチングマシーン形式でも直列で毎秒10~20発だろうし、毎秒100発で威力出すのは至難の業ってか携行ではムリゲ。
っていうか一般的な銃火器って分速数百~数千発の世界だから毎秒10発でも連射性能は十分だな。
しかし威力とサイズは動力源次第で設置型万歳、携行型ワロスの世界っぽい。
連射とか考えないなら猟銃系統のエアガンとかボウガンや弓で威力は十分だけど銃と張り合うには弱いなぁ・・・
Re: (スコア:0)
3Dプリンタでパーツは作れても、
組み立てと調整は人間がやらないとダメだろ。
Re: (スコア:0)
> 秒間100連発とかの弓矢が開発されていくのかもしれない。
ボウガンの屋の重さは一本30gていどあるので、
100発で3kg。
たとえば3秒分撃てるように矢を装填だけと本体込みで10kg以上になります。
ないわー;
…これくらいもおよびつかないゲーム脳ってイヤですね
Re:何が問題なのか? (スコア:2, 参考になる)
>(さすがに米国でも軍用銃器の民間モデルはフルオート機能に制限が加えられていたはず)
各州の法と、所有者の保持する免許のランクにも寄ります。
またAR-15系やAK系は民間用のセミオートモデルでも持ち方を工夫し撃発時の反動を利用することでフルオート同様の弾幕を張れます。
BUMP FIRE というようです。
例:
http://www.youtube.com/watch?v=P_SkiqF-ZAs [youtube.com]
http://www.youtube.com/watch?v=bD213VW6WjY [youtube.com]
(もっとわかりやすくなおかつきちんとターゲットを狙えている動画もあったが再発見できず)
Re:何が問題なのか? (スコア:1)
問題点としては、
武器産業界が消耗品を供給することでしか利益を上げられなくなるので
・弾薬類の値上げ
・武器製造会社による3Dプリンタ製造会社の買収
などが起きると考えられる。
# はっ!?閃いた……