ちなみに、新 JR は地域別に別会社にしてしまったため、国鉄時代には、例えば最終の東海道新幹線が遅延すれば、連絡する東北線は出発を送らせたり、山手線や中央線を新幹線が到着するまで運行したりしていたのですが、今では東海道新幹線の JR 東海は JR 東日本にとっては敵 (?) なので、そのような便宜は図らなくなっています。さらに、JR 東海の雑誌の『WEDGE』等も、書店や東京メトロの売店では販売されていますが、東京駅の東海道新幹線以外のホームでは販売を認めていません。(関係者に聞いた話では単なる嫌がらせらしい。)かように、分割民営化には色々な弊害もあるようです。
望んでいた未来 (スコア:1)
これはインテルをプッシュしていた人が望んでいた未来です。
競争のないところに唯一残るものは停滞。
Re: (スコア:-1)
ただし、日本のインターネットインフラを除く
禿が余計なことをしなければ…
Re:望んでいた未来 (スコア:0)
産業を強くしたければ競争させればいい、
産業を弱くしたければ補助金を付け国営化すればいい
Re: (スコア:0)
無から有を作り出すにはいろんなチャレンジの仕方があって、それは競争だけではないと思うんだ。
Re: (スコア:0)
その理屈はロシアとか中国とか韓国みたいな国には通用しないよ。
国家が本気で支援するなら産業を強くするのはそんなに難しくない。
ガスプロムとかサムスンとかがいい例
Re:望んでいた未来 (スコア:1)
1980年代には東欧の社会主義国からよく日本に日本の行政指導を研究しに調査団が訪日していたものですよね。理由は、あちらの企業は国有がほとんどなのに(日本では誤解されていますが、社会主義国の企業は国営ではなく、単なる国有でした)企業が全く政府の言うことを聞かない。ところが、日本は資本主義国なのに、政府の行政指導に民間企業が完璧に従う。このノウハウを知りたがっていました。
1980年代当時は「日本は世界で唯一成功を収めた共産主義国」と世界中から揶揄されていましたよね。ま、当時の大蔵官僚(現在の財務省)たちもほとんどが東大でマル経(マルクス主義経済学)を学んでいたし...(^^;)。
Re: (スコア:0)
その通りですよねぇ。欧米との合弁を組ませてもらって、外国人を自分らのお雇いにして、生産装置を自分たちで分解・整備してノウハウ学んで、コピー生産から始めるという。まさにシャープ。
「輸出志向型工業化」ってどの国もそんなもんです。
Re: (スコア:0)
官僚や経営者の中に計画経済信奉してる奴がいたからって、統制派、革新官僚がやりたい放題やってた時期があったからって、日本が計画経済によって発展した事にはならない
計画経済にも色々あって、広義には税制や義務教育を含める事も出来るし、狭義にはソ連以外に計画経済を採用した国はないと言い切る事も出来る
ただ、計画経済は根本的にマクロ経済学が欠けているから、国家経済の発展というマクロ経済目標には約立たずな事だけはわかっている
50年代になぜ景気の荒波が起きてトヨタが潰れかけ株価が史上最低を記録したのか、60年代になぜ好景気が10年続いて景気の波がなかったのか、なぜ世界大恐慌時にソ連は不景気にもならず安定成長を続けていたのか、マクロ経済学では簡潔に説明可能だが、計画経済では何一つ説明できない
通産官僚の数十年来の夢はメーカーの統廃合による国際競争力の強化で、それは即ち自動車はヒュンダイ、電気はサムスンに独占させているお隣りが理想という事
この計画経済をIMF危機後に推進した韓国では国民の生活が厳しくなる一方なのに
Re: (スコア:0)
日本については行政主導モデルはほぼ否定されるはずですよ。
国際的な競争力を持つに至った日本企業の多く(特に電器、自動車関係)は国の産業政策の枠外で成長しています。
ホンダに至っては行政が進めようとしていた方針に逆らって四輪自動車に参入しているのです。
日本の経済成長を引っ張ったのはあくまでも民間の創意工夫であって国の功績ではありえません。
だいたいにして、その業界のプロである民間経営者でも将来を見誤ることは珍しくないはずです。
業界のプロですらそうなのに、特定業界の専門家でもない官僚の方が正しい経営方針を取れるという。
何かおかしいと思いませんか?
Re: (スコア:0)
支援受けてなお失敗した時に国家もろとも死んでしまいますし、負の遺産も引きずりますしね。
国鉄にしろ電力会社が良い例です。
Re:望んでいた未来 (スコア:1)
ちなみに、新 JR は地域別に別会社にしてしまったため、国鉄時代には、例えば最終の東海道新幹線が遅延すれば、連絡する東北線は出発を送らせたり、山手線や中央線を新幹線が到着するまで運行したりしていたのですが、今では東海道新幹線の JR 東海は JR 東日本にとっては敵 (?) なので、そのような便宜は図らなくなっています。さらに、JR 東海の雑誌の『WEDGE』等も、書店や東京メトロの売店では販売されていますが、東京駅の東海道新幹線以外のホームでは販売を認めていません。(関係者に聞いた話では単なる嫌がらせらしい。)かように、分割民営化には色々な弊害もあるようです。
Re: (スコア:0)
>最初から不採算だとわかっている鉄道新設等の借入金だったと言われています
新設は1964年以降は日本鉄道建設公団の担当です
「赤字83線」の大半は数kmの盲腸線で、いくらなんでも年間数千億円の赤字を出すほど巨大なお荷物にはなりません
国鉄の赤字は単純に通常の旅客・貨物が採算割れしていたからで、この場合、営業すればするほど赤字になるわけで、地方はもちろん幹線でも莫大な赤字を生み出していたようです
特に非効率が温存されたまま60年代からのモータリゼーションとオイルショック後の成長減速が直撃した貨物の被害は大きく、旅客よりも早く赤字転落していました
採算割れの理由は、非効率と職員過剰、物価上昇しても上がらなかった運賃、債務返済の負担など
民営化は経営判断より労組潰しが主目的だったのは明らかですが、国民の支持を得られなかったのだから労組の負けはどのみち変わらなかったでしょう
Re: (スコア:0)
国鉄が赤字になったのは政治家の我田引鉄と民業圧迫の名目で事業展開を制限されていた点が大きいいのだが、
日本みたいな国だと国営企業ってのが足枷になるってだけの話、
そもそも鉄道も電気もドメスティックな事業だから。
外貨を稼げてさらに国外では競争している。ガスプロムとかサムスンとかと比べても意味がない。
自由競争の中に、国家の後ろ盾のある企業が堂々と参入して体力勝負の結果市場を抑えてるわけだから。
Re: (スコア:0)
国鉄って、労働組合が好き勝手やったからじゃないの?
Re: (スコア:0)
アカの手下のおフェラ豚共のせいだ
奴らの介入を排除できなかった時点である意味負けだ
Re: (スコア:0)
政治家が国鉄の金を当てにしてバカスカ大規模投資させ続けたのが大本の原因
国鉄の借金の大半はソレが元。その返済と利払いの為に借入を続けて借金が雪だるま式に増えてった。
国鉄末期の借金は30兆円以上に膨らんでいて、その利払いだけでも数千億円、
はなから経営努力でどうにかなる限度を超えていた。
Re:望んでいた未来 (スコア:1)
JALも政治家が各地にぼこぼこ作った地方空港に飛行機飛ばさせられて経営再建する羽目になってるし、同じ構図
Re: (スコア:0)
それが事業性のある「投資」なら良いですけど、日本のいわゆる補助金の実体って多くは「価格調整金」や「損失補填金」で、赤字国債みたいな投資性のないカネじゃないですか。
「ゾンビ産業の生命維持装置」みたいな補助金、いっぱいありますよ。。
Re: (スコア:0)
産業なんて弱くなってもいいです。
それより自社が危ないので補助金を付けてください。