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中性子照射によって圧力容器が、だんだんガラスみたいになる。といっても高温時は別に問題ない(らしい)。だが、急冷するとパキンと割れるようになってしまう問題がある。
緊急時に急冷システム(ECCS)が作動する場合がある。そんなとき大丈夫なんだろうか?
玄海の1号機の老朽化問題がまさにコレ。いまのところ調査した試料が圧力容器に比べて中性子源に近いから安全!、と説明しているが、フル稼働中にECCSをかましたらどうなるか、分からん。たぶん誰も怖くて実験できない。
ともあれ80年継続利用をするなら、圧力容器が割れた時に、ロボで穴を塞いで、冷温停止に持って行くくらいのシステムを作っておくことは必須だろう。
うん、僕もこれが一番問題だと思います。
フクイチの時も ECCS が自動的に働いたけど、この老朽化の問題で、炉内の温度があまりに急激に落ちすぎないよう、かつ、メルトダウンしない程度に冷やすように人間の勘を頼りにマニュアル制御で ECCS を止めたり動かしたりしていましたよね。
老朽化の確認は、建築時に圧力容器と同じ材料の金属片を炉内に仕込んでおいて、定期的に取り出して、検査して安全かどうかを確かめるようになっているのですが、いくつかの原子炉ではその金属片が終わってしまっていて、安全確認のしようが無くなっているって聞いたことがあります。# タイムマシンでも無い限り新たに作ることも出来ないし。
なので、ECCS が働くような事態になった際、安全に原子炉を冷やせるかどうかが分からない。
もちろん、失敗すれば圧力容器が破裂して大惨事です。# でも、ECCS が働くような事態って滅多に来ないから、問題ないやって言う発想なのかな。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
圧力容器中性子照射脆化の問題はどう解決するの? (スコア:4, 興味深い)
中性子照射によって圧力容器が、だんだんガラスみたいになる。
といっても高温時は別に問題ない(らしい)。
だが、急冷するとパキンと割れるようになってしまう問題がある。
緊急時に急冷システム(ECCS)が作動する場合がある。そんなとき大丈夫なんだろうか?
玄海の1号機の老朽化問題がまさにコレ。
いまのところ調査した試料が圧力容器に比べて中性子源に近いから安全!、と説明しているが、
フル稼働中にECCSをかましたらどうなるか、分からん。
たぶん誰も怖くて実験できない。
ともあれ80年継続利用をするなら、圧力容器が割れた時に、ロボで穴を塞いで、冷温停止に持って行くくらいの
システムを作っておくことは必須だろう。
Re:圧力容器中性子照射脆化の問題はどう解決するの? (スコア:1)
うん、僕もこれが一番問題だと思います。
フクイチの時も ECCS が自動的に働いたけど、この老朽化の問題で、炉内の温度があまりに急激に落ちすぎないよう、
かつ、メルトダウンしない程度に冷やすように人間の勘を頼りにマニュアル制御で ECCS を止めたり動かしたりしていましたよね。
老朽化の確認は、建築時に圧力容器と同じ材料の金属片を炉内に仕込んでおいて、定期的に取り出して、
検査して安全かどうかを確かめるようになっているのですが、
いくつかの原子炉ではその金属片が終わってしまっていて、安全確認のしようが無くなっているって聞いたことがあります。
# タイムマシンでも無い限り新たに作ることも出来ないし。
なので、ECCS が働くような事態になった際、安全に原子炉を冷やせるかどうかが分からない。
もちろん、失敗すれば圧力容器が破裂して大惨事です。
# でも、ECCS が働くような事態って滅多に来ないから、問題ないやって言う発想なのかな。