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こういう工作が「効果なし」というのが気になります。背中側から体を通り抜けて線量計に入射したとか、後方散乱(前方から線量計脇に入射して、体内で反射して裏から線量計に入射する)とか、そういう効果なんでしょうか。
何にしてもむちゃくちゃな話です。
すぐに見つかったのがWikipedia情報なので掲載しますが、Wikipediaなので話半分でお願いします。
放射線 [wikipedia.org]放射線の透過能力:アルファ線は紙1枚程度で遮蔽できる。ベータ線は厚さ数mmのアルミニウム板で防ぐことができる。ガンマ線は透過力が強く、コンクリートであれば50cm、鉛であっても10cmの厚みが必要になる。
つまり、鉛で覆ってはいたけど、「10cmの厚みには到底及ばない薄い鉛板で覆っていたため、ガンマ線・ベータ線に対する放射線の遮蔽効果は無いと考えられた」というあたりじゃないかと推測しています。
バケツでウラン事件の時にわかってたことだけどさ、つまりこれって原子力関係の下請け仕事してる会社の人達は自分らが扱ってるものについての知識が無いってことだよね。
むしろ分かってるからこそやるんじゃない?年間の被曝が50mSvを超えてたら、原発で作業できなくなり失業する。でも実際には安全率をみてあるから、多少超えても大した影響は無いのは常識。ならズルして多めに働こうとするのは自然じゃない?
意味の無い小細工してもズルして多めに働けない訳だが
そのズルをするための知識すら無かったわけダガ
ズルしようとしたのは作業員じゃなくてピンはね企業の現場役員ですね
×:失業を恐れる、多めに働く○:人材確保を億劫がる、濡れ手に粟状態を惜しむ
ちゃんとした知識のあるレベルの人たちは現場には来ませんから。
東電の人「下請に投げりゃいいや」下請の人「孫請に投げりゃいいや」
-----|| 知識の有無の壁 ||-----
孫請の人「よく分かんないけどお金もらえるし、ま、いっか」
そういえば、電子ビームを使う某研究をお手伝いする機会があって、電子ビームを目標に撃ち込んでる時に誰かが借りてきた放射線(当時意識してなかったけど、γ線かな)を測ったら、借りてきた線量計が振りきれてたんで慌てて遮蔽することになったんですが、確かに厚さ10cmのブロックを積み上げて遮蔽してましたね。
#その後は、ビームを撃ってる間はその壁の影に隠れてろってことになりました、てへぺろ。
いいえ。http://hardware.srad.jp/comments.pl?sid=574415&cid=2198565 [srad.jp]にも書きましたが、ガンマ線の強度が下がるだけで通過します。もちろん、厳密にはごくごくわずかに吸収され、進行方向も変わったりしますが、
厚いなら厚いなりの、薄いなら薄いなりの効果が得られます。
というような厚みに"比例"してガンマ線が減ることはあり得ません。実際にはある比重*厚さを超えると急激に減ります
なお、中途半端に遮蔽すると減衰中に発生する副次的な放射線で、総エネルギーが下がっても人体への影響度は増えることもあります。#宇宙飛行士の被曝量が増える理由だったり
>実際にはある比重*厚さを超えると急激に減ります
勝手に閾値があるモデルを導入した根拠を説明してください。
普通の物理の教育を受けていれば当然exp(t)に比例すると考えるはずだが。
e^-Tは光と媒質の相互作用が波長や強度によって変化しない場合の理想モデル。光子の数が一定確率で減る場合に相当します
γ線は光子が減る吸収ではなく、主に散乱で減衰してX線、紫外線、と波長が伸びるに連れて周囲の物質との作用が急激に大きくなります。例えば光なら0.1mmのアルミホイルで遮断できる
陰謀論唱える前に既に出てるコメント [srad.jp]ぐらい読もうよ。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
効果なし (スコア:0)
こういう工作が「効果なし」というのが気になります。
背中側から体を通り抜けて線量計に入射したとか、
後方散乱(前方から線量計脇に入射して、体内で反射して裏から
線量計に入射する)とか、そういう効果なんでしょうか。
何にしてもむちゃくちゃな話です。
Re:効果なし (スコア:5, 参考になる)
すぐに見つかったのがWikipedia情報なので掲載しますが、Wikipediaなので話半分でお願いします。
放射線 [wikipedia.org]
放射線の透過能力:アルファ線は紙1枚程度で遮蔽できる。ベータ線は厚さ数mmのアルミニウム板で防ぐことができる。ガンマ線は透過力が強く、コンクリートであれば50cm、鉛であっても10cmの厚みが必要になる。
つまり、鉛で覆ってはいたけど、「10cmの厚みには到底及ばない薄い鉛板で覆っていたため、ガンマ線・ベータ線に対する放射線の遮蔽効果は無いと考えられた」というあたりじゃないかと推測しています。
今回の事件の何が怖いって (スコア:5, すばらしい洞察)
バケツでウラン事件の時にわかってたことだけどさ、つまりこれって原子力関係の下請け仕事してる会社の人達は自分らが扱ってるものについての知識が無いってことだよね。
Re: (スコア:0)
むしろ分かってるからこそやるんじゃない?
年間の被曝が50mSvを超えてたら、原発で作業できなくなり失業する。
でも実際には安全率をみてあるから、多少超えても大した影響は無いのは常識。
ならズルして多めに働こうとするのは自然じゃない?
Re: (スコア:0)
意味の無い小細工してもズルして多めに働けない訳だが
Re: (スコア:0)
そのズルをするための知識すら無かったわけダガ
Re: (スコア:0)
ズルしようとしたのは作業員じゃなくて
ピンはね企業の現場役員ですね
×:失業を恐れる、多めに働く
○:人材確保を億劫がる、濡れ手に粟状態を惜しむ
Re: (スコア:0)
ちゃんとした知識のあるレベルの人たちは現場には来ませんから。
東電の人「下請に投げりゃいいや」
下請の人「孫請に投げりゃいいや」
-----|| 知識の有無の壁 ||-----
孫請の人「よく分かんないけどお金もらえるし、ま、いっか」
Re: (スコア:0)
そういえば、電子ビームを使う某研究をお手伝いする機会があって、電子ビームを目標に撃ち込んでる時に
誰かが借りてきた放射線(当時意識してなかったけど、γ線かな)を測ったら、借りてきた線量計が振りきれてたんで
慌てて遮蔽することになったんですが、確かに厚さ10cmのブロックを積み上げて遮蔽してましたね。
#その後は、ビームを撃ってる間はその壁の影に隠れてろってことになりました、てへぺろ。
Re:効果はあります (スコア:5, 参考になる)
いいえ。
http://hardware.srad.jp/comments.pl?sid=574415&cid=2198565 [srad.jp]
にも書きましたが、ガンマ線の強度が下がるだけで通過します。
もちろん、厳密にはごくごくわずかに吸収され、進行方向も変わったりしますが、
厚いなら厚いなりの、薄いなら薄いなりの効果が得られます。
というような厚みに"比例"してガンマ線が減ることはあり得ません。実際にはある比重*厚さを超えると急激に減ります
なお、中途半端に遮蔽すると減衰中に発生する副次的な放射線で、総エネルギーが下がっても人体への影響度は増えることもあります。
#宇宙飛行士の被曝量が増える理由だったり
Re: (スコア:0)
>実際にはある比重*厚さを超えると急激に減ります
勝手に閾値があるモデルを導入した根拠を説明してください。
普通の物理の教育を受けていれば当然exp(t)に比例すると考えるはずだが。
その当然の根拠を考えては? (スコア:3)
e^-Tは光と媒質の相互作用が波長や強度によって変化しない場合の理想モデル。光子の数が一定確率で減る場合に相当します
γ線は光子が減る吸収ではなく、主に散乱で減衰してX線、紫外線、と波長が伸びるに連れて周囲の物質との作用が急激に大きくなります。
例えば光なら0.1mmのアルミホイルで遮断できる
Re:効果はあります (スコア:1)
陰謀論唱える前に既に出てるコメント [srad.jp]ぐらい読もうよ。