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ドイツの太陽光発電所、発電量の新記録を達成」記事へのコメント

  • 22ギガワットは2200万キロワットに相当しますので、
    (原発1基を100万キロワットとすると)およそ原発20基分に相当するというのは合ってます。
    (1時間あたり22ギガワットというのはおかしい、というのはすでに突っ込まれていますが)。
    でも、本当に原発20基分もの電力を太陽光発電で作り出したのでしょうか?ちょっと信じがたい数字です。

    しかも、この電力が国内需要に占める割合について、かたや50%、かたや4%と、10倍もの開きがあります。
    一方は土曜正午時間帯、もう一方は年間総需要、と基準が違いますが、それでも10倍は大きすぎる。

    原発20基分が国内総需要の50%に相当するとすると、国内総需要は原発40基分に相当するわけで、
    それだと、まあそうかな、という気もしますが、これが国内総需要の4%に相当するとすると、国内総需要は
    原発500基分に相当する計算となってしまい、これはいくらなんでもありえない。

    なにかのまちがいじゃないかと思うのですが。

    • Re: (スコア:4, 参考になる)

      >それでも10倍は大きすぎる。

      曇りだの入射角の問題だのでパネルの実際の稼働率が年平均だと設計値(最大発電量)の10-20%にしかならないことを考えると,一番発電する晴天の昼間の発電量(ほぼ設計値に近い値)と,年間での平均での発電量は5倍以上差があってもおかしくない話です.
      土日は全体の消費量も落ちるので(例えば日本だと確か2割ぐらい減る),年間の平均と,土日の昼間のピンポイントな部分を比較すれば10倍もまああり得ない話ではない気がします.

      >本当に原発20基分もの電力を太陽光発電で作り出したのでしょうか?ちょっと信じがたい数字です

      • - 土曜正午
        - 暑くもなく涼しくもない過ごしやすい季節(電力需要が比較的少ない)
        - かつ、(記録更新したくらいですから、おそらくは)よく晴れた天候の穏やかな日

        という好条件が重なってのことだとは思いますが、それにしても国内総発電出力の50%を太陽光で賄ったという記録を、「素晴らしい! 快挙だ」とみるべきか、悪夢とみるべきか。

        大きい電気に詳しい方にお聞きしたいのですが、こうした状況で万一、短時間での発電出力の変化が起きたとしたら、その変化を埋め合せられる手段は水力くらい?(たとえば太陽光発電所で総出力10%減(-2GW)となったときに、短時間で不足分の出力を融通できるような設備)

        福島第一の事故を受けてドイツでは、将来的に揚水発電所を増やす計画はあるようですが、ホイホイと増設できるようなものでもないでしょう。今より太陽光発電の割合を増やすとなると、供給に応じて需要側を絞る手段が欲しくなります。そのあたりはなにか計画があるのでしょうか。

        • 一番芸の無い解法は、需要をはるかに越える位に発電所を作っておいて余った電気はその場 (発電パネルそのものを含む) で熱にすることでしょうね。どうせ放っておいても地表を温めるのに使われるエネルギーですから、特に害になる訳ではない。

          現実には電池とかキャパシタとかフライホイールじゃないですか、やっぱり?それぞれに長所短所があって、万能解にはならないような気がしますが。

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