アカウント名:
パスワード:
現在利用されているガス管は、鉄管かポリエチレン管ですが、水素流すと、鉄は水素脆性示すし、ポリエチレン管は水素透過するので難しいかなと。あとすごい燃えるのが早いのでガス機器の設定変更も必要かなと
家庭に繋がってる地中配管は問題ないでしょ鉄管にすごい高圧がかかってるわけじゃないし、空気中の水素濃度以上にポリエチレン管からダダ漏れすわけでもないし
問題が出そうなのは上流側の貯蔵タンクなどの方ではないのかな?高圧タンクなどでは確かに水素脆性や漏れの心配などがあると思うが
ところで電気からどうやって水素に変換するんだろう? 水を電気分解するのなら、残りの酸素はどう処分する?
> 問題が出そうなのは上流側の貯蔵タンク
従来の施設を少し改修するか、最低限のものを新設して薄まるように調節しながら従来のタンクへ送るかいずれにせよ、追加費用を最小限に抑えつつ、発電機を遊ばせないというのが発想だと思います。電気分解というのも、シンプルに水を酸素と水素に分解して酸素は捨てるのじゃないでしょうか。純度の高い水素の応用とか、もっと電気化学工業的な製品製造を、敢えて考えないのが要点でしょう。---------------ついでに、プレスリリースだと、水素は毎時360立法メートルですね。
タレコミ人です。
>ついでに、プレスリリースだと、水素は毎時360立法メートルですね。
ありゃ!すみません、打ち間違えたようです。お手すきの時に訂正頂ければ幸いです(_._;
ついでにこれで分からなかったのが、「立方メートル」が普通はどういう状態を指すのか、という点です。0℃、1atm なんでしょうか。
# ガス関係は全く素人です。
ありがとうございます。確かに、論文や公的文書でも標準状態で扱われてるようですね。
そうすると、 360Nm^3/h × 熱量10780~12790 kJ/m3 [iwatani.co.jp] = 1078~1279kJ/s = 1.1~1.3MW試験プラントは1MWぐらいの規模、ということになりますね。
500万ユーロ=5.5億円ぐらいなので、5.5億円/MW = 55万円/kW 。容量だけでみると蓄電池より高いけど、一日に何時間も運転できる(=その分、何倍もの余剰電力を吸収できる)ところが違う。
じゃあ一日にどれぐらい運転しそうなのか。風力全体の発電量は37793GWh/年@2010 [erneuerbare-energien.de](12頁)。127GWhといっても現時点では0.34%に過ぎないから、あまり運転時間は長く無さそう…一日平均5分?(^^;というわけで、もしも2010年時点のままなら、そもそも余る電力が少なすぎて元がとれなさそう。 けど、一日あたり数時間単位で運転するなら元が取れるのかな(ガスと電力価格比次第だけど)。仮に3時間とすれば、余剰電力が現在の30倍とか40倍になる頃が目安か。
では今後の予定では?同じ資料 [erneuerbare-energien.de]の9頁に再生可能エネルギー全体の今後の予定があって、2010年はシェア17%のところ、2020年には倍の35%(以上)、2030年には50%(以上)。たぶん余剰分は加速度的に増えるから、このペースなら(例えば)今後10年ぐらいで元が取れるようになるのかな。(というか、そう踏んだから着工するんだろうと想像。)
# あちらのガスの価格やプラント運転保守費・寿命等が分からないので、何か参考情報あればよろしくです。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ソースを見ろ -- ある4桁UID
安全性に課題 (スコア:2, 興味深い)
現在利用されているガス管は、鉄管かポリエチレン管ですが、水素流すと、鉄は水素脆性示すし、ポリエチレン管は水素透過するので難しいかなと。
あとすごい燃えるのが早いのでガス機器の設定変更も必要かなと
Re: (スコア:1)
家庭に繋がってる地中配管は問題ないでしょ
鉄管にすごい高圧がかかってるわけじゃないし、空気中の水素濃度以上にポリエチレン管からダダ漏れすわけでもないし
問題が出そうなのは上流側の貯蔵タンクなどの方ではないのかな?
高圧タンクなどでは確かに水素脆性や漏れの心配などがあると思うが
ところで電気からどうやって水素に変換するんだろう? 水を電気分解するのなら、残りの酸素はどう処分する?
Re: (スコア:2)
> 問題が出そうなのは上流側の貯蔵タンク
従来の施設を少し改修するか、最低限のものを新設して薄まるように調節しながら従来のタンクへ送るか
いずれにせよ、追加費用を最小限に抑えつつ、発電機を遊ばせないというのが発想だと思います。
電気分解というのも、シンプルに水を酸素と水素に分解して酸素は捨てるのじゃないでしょうか。
純度の高い水素の応用とか、もっと電気化学工業的な製品製造を、敢えて考えないのが要点でしょう。
---------------
ついでに、プレスリリースだと、水素は毎時360立法メートルですね。
毎時36→360立方メートル (スコア:1)
タレコミ人です。
>ついでに、プレスリリースだと、水素は毎時360立法メートルですね。
ありゃ!すみません、打ち間違えたようです。
お手すきの時に訂正頂ければ幸いです(_._;
ついでにこれで分からなかったのが、「立方メートル」が普通はどういう状態を指すのか、という点です。
0℃、1atm なんでしょうか。
# ガス関係は全く素人です。
Re: (スコア:1)
コスト計算 (スコア:1)
ありがとうございます。確かに、論文や公的文書でも標準状態で扱われてるようですね。
そうすると、
360Nm^3/h × 熱量10780~12790 kJ/m3 [iwatani.co.jp] = 1078~1279kJ/s = 1.1~1.3MW
試験プラントは1MWぐらいの規模、ということになりますね。
500万ユーロ=5.5億円ぐらいなので、5.5億円/MW = 55万円/kW 。
容量だけでみると蓄電池より高いけど、一日に何時間も運転できる(=その分、何倍もの余剰電力を吸収できる)ところが違う。
じゃあ一日にどれぐらい運転しそうなのか。
風力全体の発電量は37793GWh/年@2010 [erneuerbare-energien.de](12頁)。
127GWhといっても現時点では0.34%に過ぎないから、あまり運転時間は長く無さそう…一日平均5分?(^^;
というわけで、もしも2010年時点のままなら、そもそも余る電力が少なすぎて元がとれなさそう。 けど、一日あたり数時間単位で運転するなら元が取れるのかな(ガスと電力価格比次第だけど)。仮に3時間とすれば、余剰電力が現在の30倍とか40倍になる頃が目安か。
では今後の予定では?
同じ資料 [erneuerbare-energien.de]の9頁に再生可能エネルギー全体の今後の予定があって、2010年はシェア17%のところ、2020年には倍の35%(以上)、2030年には50%(以上)。
たぶん余剰分は加速度的に増えるから、このペースなら(例えば)今後10年ぐらいで元が取れるようになるのかな。(というか、そう踏んだから着工するんだろうと想像。)
# あちらのガスの価格やプラント運転保守費・寿命等が分からないので、何か参考情報あればよろしくです。