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最近完成した堺太陽光発電所は、メガソーラと呼ばれる種類の太陽光発電所で、10MW(1万キロワット)の出力を持っている。しかし原子力発電所では、古いものでも1機あたり、400MW(40万キロワット)の出力を有しており、最新式の原発では1400MW(140万KW)もの出力を有する。1施設あたり通常4機ぐらいあるのが普通だろうから、仮に1機1000MWとすると、太陽光発電所と原発の1施設あたりの発電能力には400倍ものひらきがあることになる。
すなわち、太陽光発電のネックは単にそのコストだけならず、大量の土地が必要となることなのであり、現状いくら太陽光発電所を増やしたと
将来的には太陽光発電等の再生可能エネルギーへ転換していくことが望ましいかもしれないが、現段階においては、安全対策を講じながら原子力発電所を運転していくことが必要それが日本の経済維持発展に大きく寄与する日本全体のことを考え、生産や経済を回さなければならない中、電力不足は絶対にあってはならない安全対策を強化し、徹底した監視のもと、早く原子力発電所の運転を再開すべき
安全対策を強化って言ってごまかしているのが現状ですよね。私の通った小中高。そこそこ新しい建物だったのに耐震対策のため建て替えてしまいました。根本的な設計に欠陥があるのに小手先だけで「安全対策しました」といわれても。設計思想の古い炉を使い続ける理由は建て替え時、廃材の処理場所がないから?
建て替えない理由は「儲かる」から。だから、経済性が悪い炉は現実に廃炉 [wikipedia.org]にされている。
ところで、古い炉であっても、安全性に問題のある点は、かなり大がかりな工事をするなど、運用と共に改められてきています。たとえば、その昔シュラウド割れがが問題となり、いくつかのBWRで作業員がそれなりに放射線を浴びながら交換が行なわれた [engy-sqr.com]のは有名な話です。リンク先にも記載がありますが、世界でもここまできっちりやってるのは日本くらいのものです。
古くて問題が起きているという意味では、蒸気発生器や熱交換系で肉厚測定が漏れていることはありますが、重大なインシデントにつながるものは無いというのが現時点での認識だと思います。「今回福島第一では、炉が古いために事故が起ったのでは?」という意味では、非常用発電機2機が近接して両機とも地下に設置されていたため動作しなくなっているという事実がありますが、今後ストレステストでそうした欠点を見付けていくと表明されているのが今の段階だと思います。発電機を高台に移動すればいいだけか、もっと多く補修せねばならないかは、ストレステストの結果次第。
関電のどっかで2次の蒸気漏れで何人か死んでます。2次系なので放射能は漏れてませんが,チェック漏れで一度も点検しておらず,点検漏れにやっと気がついて止める直前に交換方法の調査のために点検していたところ運悪く破損しました。
もちろんこれは原子力で特別な事故ではなく火力でも十分に起こりうる事故ですが。
もっとも,今回の場合どうやら非常用発電機の水没というよりは,配電盤の水没が致命的だったようです。当然配電盤は複数あるようですが両方とも水没。配電盤が水没すれば外部電源が生きていようが電源をつなぎ込もうがショートして電気は送られないわけで,そこのところのチェックをちゃんとして欲しいですね。
いくら非常用発電機をつなぎ込む訓練しても配電盤が生きていないと無駄だと思う。
というわけで再稼働の条件は配電盤がある部屋の防水または海抜○○メートルは条件に入れるべき。2次のストレステストには必要に応じて高さ方向の配電盤分散配置を入れるべき。(かなり大がかりな工事だと想像する)
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
太陽光発電と原子力発電 (スコア:5, 興味深い)
最近完成した堺太陽光発電所は、メガソーラと呼ばれる種類の太陽光発電所で、10MW(1万キロワット)の出力を持っている。しかし原子力発電所では、古いものでも1機あたり、400MW(40万キロワット)の出力を有しており、最新式の原発では1400MW(140万KW)もの出力を有する。1施設あたり通常4機ぐらいあるのが普通だろうから、仮に1機1000MWとすると、太陽光発電所と原発の1施設あたりの発電能力には400倍ものひらきがあることになる。
すなわち、太陽光発電のネックは単にそのコストだけならず、大量の土地が必要となることなのであり、現状いくら太陽光発電所を増やしたと
Re: (スコア:1)
将来的には太陽光発電等の再生可能エネルギーへ転換していくことが望ましいかもしれないが、現段階においては、安全対策を講じながら原子力発電所を運転していくことが必要
それが日本の経済維持発展に大きく寄与する
日本全体のことを考え、生産や経済を回さなければならない中、電力不足は絶対にあってはならない
安全対策を強化し、徹底した監視のもと、早く原子力発電所の運転を再開すべき
Re: (スコア:0)
安全対策を強化って言ってごまかしているのが現状ですよね。
私の通った小中高。そこそこ新しい建物だったのに耐震対策のため建て替えてしまいました。
根本的な設計に欠陥があるのに小手先だけで「安全対策しました」といわれても。
設計思想の古い炉を使い続ける理由は建て替え時、廃材の処理場所がないから?
Re:太陽光発電と原子力発電 (スコア:2)
建て替えない理由は「儲かる」から。だから、経済性が悪い炉は現実に廃炉 [wikipedia.org]にされている。
ところで、古い炉であっても、安全性に問題のある点は、かなり大がかりな工事をするなど、運用と共に改められてきています。たとえば、その昔シュラウド割れがが問題となり、いくつかのBWRで作業員がそれなりに放射線を浴びながら交換が行なわれた [engy-sqr.com]のは有名な話です。リンク先にも記載がありますが、世界でもここまできっちりやってるのは日本くらいのものです。
古くて問題が起きているという意味では、蒸気発生器や熱交換系で肉厚測定が漏れていることはありますが、重大なインシデントにつながるものは無いというのが現時点での認識だと思います。「今回福島第一では、炉が古いために事故が起ったのでは?」という意味では、非常用発電機2機が近接して両機とも地下に設置されていたため動作しなくなっているという事実がありますが、今後ストレステストでそうした欠点を見付けていくと表明されているのが今の段階だと思います。発電機を高台に移動すればいいだけか、もっと多く補修せねばならないかは、ストレステストの結果次第。
Re: (スコア:0)
関電のどっかで2次の蒸気漏れで何人か死んでます。
2次系なので放射能は漏れてませんが,チェック漏れで一度も点検しておらず,
点検漏れにやっと気がついて止める直前に交換方法の調査のために点検していたところ運悪く破損しました。
もちろんこれは原子力で特別な事故ではなく火力でも十分に起こりうる事故ですが。
もっとも,今回の場合どうやら非常用発電機の水没というよりは,配電盤の水没が致命的だったようです。
当然配電盤は複数あるようですが両方とも水没。
配電盤が水没すれば外部電源が生きていようが電源をつなぎ込もうがショートして電気は送られないわけで,
そこのところのチェックをちゃんとして欲しいですね。
いくら非常用発電機をつなぎ込む訓練しても配電盤が生きていないと無駄だと思う。
というわけで再稼働の条件は配電盤がある部屋の防水または海抜○○メートルは条件に入れるべき。
2次のストレステストには必要に応じて高さ方向の配電盤分散配置を入れるべき。(かなり大がかりな工事だと想像する)