「使いたくもないのに仕事で仕方なく○○使ってて、○○のせいで仕事が停滞させられたり、出来の悪さからイライラさせられる人」は、そりゃ不満は持つでしょうね。でもこれは Microsoft 製品にまったく限らない話のような気がしますが……。
また、ここ 5 年くらいの感じでは、高い確率で Microsoft 製品側に問題があるのではなく、利用者側に問題があるパターンが多いように感じます。
使い方を誤っていたり、アプリケーションのバグを OS に転嫁してみたり。それでもとりあえず「Microsoft 製品が悪い」と言っておけ的なものが多いですね。
・ソフト屋さんでWindowsのバグなのに、アプリ側で対応を迫られて、泣く泣く残業している人
MSDN のサンプルコードをコピペで貼り付けておいたら、実はそのサンプルコードにバグがあって (でも API のドキュメントをしっかり読んでいればわかるバグ) 対応させられたり、エラー対応が最小限だったため不足している部分について対応させられたり、とかですね。
あと、昔からやってれば「コンパイラのバグを回避するために」とか、「プラットフォームのバグを回避するために」なんていうのは、Visual Studio や Windows 以外でも何かと経験しているかと思います。
GCC や Sun Workshop で(略) なんてのも良く聞く話でしたし、組み込み系のトピックだとコンパイラのバグが~なんて話は頻繁に見かけますね。
今の Microsoft の場合だと Connect とかで意見集めて~とかやってるので、本当にバグなのか使い方が悪いのか、といった点まで昔に比べてはるかに簡単に確認できる (し、バグの場合は workaround まで出してきたり) というところまで考えると、そういう不満を減らす方向に動いている感じはしますね。
Panasonic などは同じ Windows を採用していても、指定した時間の間は充電しないとか、バッテリー残量が指定率まで減るまでケーブル繋がっていても内部電源で動くとか、そういうレベルまで揃えていたりする訳です。
こうしたところまで「OS が標準の設定として」提供する理由ってありますかね? ハードウェア側がサポートしていなくて残念な事になりそうですが。
「OEM 版の Windows は OEM 提供先がサポートする」というのは、そういう部分を含めた話があるからですし、OEM 提供先は「望めば」その部分をいじれる、というだけの話です。
パッケージ版であってもデスクトップとノートでは標準で利用される設定が異なり、ノートの方が標準だと比較的省電力な設定に振ってある、という程度はあったりしますね。
Lenovo の省電力設定は CPU の速度を落として固定する、TurboBoost を切る、無線 LAN の出力を低下させるため速度が一定しないなどの様々な「パフォーマンスが欲しい場合には向かない」設定となっておりますので、結局のところ「必ずしもそれがいい」かは利用者次第としか言いようがありません。
また、ThinkPad だから標準がそういう設定なのであって、ThinkCentre でまで同じようなポリシーになっているかはわかりません。多分違うのではないでしょうか。
TechNet の記事は、最初から「高パフォーマンス」「バランス」「省電力」などの設定が提供されているものの、大抵の人はこの「省電力」すら設定していない、設定の存在すら知らない、という点を受けて日本の事情に合わせて作られたものであって、それこそ「世界中で利用される Windows 機すべての標準設定としてそれを勧める」ようなものではありません。
ハードを生産していないから言えること (スコア:1, フレームのもと)
ハードメーカーは吸入口で35度を確保するために、空気の流れを工夫している。
現場は配線を整備して、背面の熱がたまらないよう作業している。
実際にGoogleのデータセンターでは温度設定を上げている、という話もあるが、
http://www.computerworld.jp/topics/datac/182929.html
設計からからめない現実の建物の中の現場の作業と空気の流れの確保は容易ではない。
他人の領域に口をだすのも結構だが、ベースOSの電力消費量だってバカにならない。
他社任せの努力を宣伝に使うのなら、待機電力を下げる努力をしてほしい。
「節電対策」として上げたソフトウェアだって、結局自社OSの設定を省電力に振っただけで、
これまで自社がやっていなかっただけの話。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287
実際に、今使っているLenovoのノートなどは最初から省電力モード(Energy Star)に設定されていた。
サーバーもCUIでも動くようになったが、GUI使えば消費電力が増えるのは当たり前の話。
サーバは平均すればアイドリング時間が非常に長いので、ここを改善することは大きな効果があると思うけど。
ぜひやって欲しい。
Re:ハードを生産していないから言えること (スコア:1, すばらしい洞察)
何をそんなに目の敵にするかのようにケチをつけているのかわからない。
MSの資料では、APCというラック設計ではトップクラスのメーカーの
アドバイスも紹介して、君が言ってるような問題も含めて示しているし、
OSの消費電力がどうこういう話でもない。
逆にハードメーカーではないから言えるとも考えられるよね。
サーバがアイドリングが長いとかいう決めつけ方も、わかってないなーと
いう感じしかしない。
個人が使うパソコンとはまた違うんだよ。
滅多に使われないサーバが待機していて、それの消費電力を抑えるために
HDDが止まったりするなどは、それはOSの消費電力設定だと思うし、
君はそういう設定をすることすら批判している。
そういうのを難癖という。
Re: (スコア:0)
そういう人は山ほどいると思いますが…
Re:ハードを生産していないから言えること (スコア:1, 興味深い)
恨んでると言ってた人は、確かライター業か何かをしていて、MSの悪口を
書いたら仕事がなくなったとか主張していた。
他には、旨い事のせられて、大金脈に化けるDOSを激安で売っちゃった人や、
競合製品を無料で配られた人とか。
でも、そういう恨みを持っている人よりも圧倒多数はMSの恩恵を受けてる人。
MSの悪口を書いている人って、もともとMSに恨みなんて持っていないのに、
悪口を書いている人のコメントや投稿を読んでいるうちに
「MSの悪口を書けばクールなんだ。詳しく見えるんだ」
と勘違いして真似してるうちに、脳みそに刷り込まれてしまって恨みがある
と思い込んでしまっている人なんだよね。
さて、あなたはMSにどのような理由で恨みを持っていますか?
実際、合理的で誰が聞いても「そりゃ恨んでもしょうがないよね」っていう
理由を持ってる人には滅多に出会ったことがない。
Re: (スコア:0)
嘆いている話はよく耳にしますが、これは「恨み」と言えますね。
その反面、イントラなどでは「IE6さえサポートしておけばOK」みたいな風潮があって、
こいつらはMSから「恩恵」を受けているに違いない。
こうして、そこで働かされている社員は、MSに「不満」を感じるのさ。
Re:ハードを生産していないから言えること (スコア:1)
IE/NN 戦争で IE が負けて NN がうっかり勝っていたとしたら、NN4 から採用のレイヤーや JavaScript スタイルシート (NN4 の CSS 実装は JavaScript による処理であったため、JavaScript をオフにすると CSS の適用すら止まる + JavaScript からいじれる範囲の事しかできない) がデファクトスタンダードになっていたのかと思うと、IE6 の苦労なんて実はマシな方なんじゃないか、と思う事はあります。
NN4 が負けたのはその辺りの自爆が大きいと思いますので。
この手の人は IE7 以降への対応に苦しんでいる訳です。そういう意味では、当時は恩恵を受けていても今では不満だらけの可能性が高いですね。
この辺りは、Web ブラウザーの JavaScript 周りに関しては言語仕様はあってもその他の仕様がなく実装依存が大きすぎるという Web ブラウザー一般の問題もあります。
また、単純に配布コストを軽減したいと安易になんでも Web アプリにしてしまったり、ActiveX を使ったりといった点からの複合的な理由で「とりあえず IE に揃えておけばその辺が楽だから」と、その後のバージョンアップコストを考慮せずに突っ走った自爆と言えると思います。
Re: (スコア:0)
>と勘違いして真似してるうちに
そういえば昔、「がんばれゲイツ君」ってページがあったなぁと思い出してググった。
まだやってたよ...
しかも最新号が昨日の日付だ。
ちゃんと読んでないけど、クラウディアたんに難癖つけてるっぽかった。
関連して思い出した中村正三郎氏のMS Watchは2008年の更新日付だった。
恨みはいつか晴れるけど、難癖根性は死ぬまで直らないということなんだろうと思った。
Re: (スコア:0)
・使いたくもないのに仕事で仕方なくWindows使ってて、MSのソフトの不具合で仕事が停滞させられたり、
UIの出来の悪さから、イライラさせられる人
・ソフト屋さんでWindowsのバグなのに、アプリ側で対応を迫られて、泣く泣く残業している人
・ソフト屋さんでWindowsの仕様が変わったせいで動かなくなったのに、アプリ側で対応を迫られて、泣く泣く残業している人
Re:ハードを生産していないから言えること (スコア:1)
「使いたくもないのに仕事で仕方なく○○使ってて、○○のせいで仕事が停滞させられたり、出来の悪さからイライラさせられる人」は、そりゃ不満は持つでしょうね。でもこれは Microsoft 製品にまったく限らない話のような気がしますが……。
また、ここ 5 年くらいの感じでは、高い確率で Microsoft 製品側に問題があるのではなく、利用者側に問題があるパターンが多いように感じます。
使い方を誤っていたり、アプリケーションのバグを OS に転嫁してみたり。それでもとりあえず「Microsoft 製品が悪い」と言っておけ的なものが多いですね。
MSDN のサンプルコードをコピペで貼り付けておいたら、実はそのサンプルコードにバグがあって (でも API のドキュメントをしっかり読んでいればわかるバグ) 対応させられたり、エラー対応が最小限だったため不足している部分について対応させられたり、とかですね。
あと、昔からやってれば「コンパイラのバグを回避するために」とか、「プラットフォームのバグを回避するために」なんていうのは、Visual Studio や Windows 以外でも何かと経験しているかと思います。
GCC や Sun Workshop で(略) なんてのも良く聞く話でしたし、組み込み系のトピックだとコンパイラのバグが~なんて話は頻繁に見かけますね。
今の Microsoft の場合だと Connect とかで意見集めて~とかやってるので、本当にバグなのか使い方が悪いのか、といった点まで昔に比べてはるかに簡単に確認できる (し、バグの場合は workaround まで出してきたり) というところまで考えると、そういう不満を減らす方向に動いている感じはしますね。
Win95 OSR2 前と OSR2 とで API が返す成否の値が逆転したときはびっくりしましたね~。(笑)
さすがにそのクラスの変更とかは、その後なかったと思いますけど。
それ以外だと、「第二パラメーターの reserved は 0 にしとけと説明にあるけどとりあえず今まではチェックしていなかったが、0 チェックをするようにした」ら動かなくなった、なんていうのも Vista 辺りで出ていましたが、これは元々 reserved に 0 以外を突っ込んでいた開発者側の責任かなぁ、と思います。
ずっと前から「この機能は無くすからこっち使ってやっとけ」とあっても、いざ無くなった時に文句を言ったりとか。
こんなレベルで「開発者側が不満を感じる」ってのも結構多いですよ。
Ruby のバージョンを上げたら Rails がうまく動かなくなった、なんてのもその手の話と同じだと思いますので、やはり Microsoft/Windows に限らない話ですね。どこかの blog で「ま、こんなところも新しい言語の魅力ですよね」とかあって、とても気持ち悪(略)
PHP みたいにバージョンアップしたら動かないことが多々あるような(略)
ですから、そういう辺りでその 3 つとかを「Microsoft/Windows にだけ」不満を感じたりするのは、単にその人が Microsoft/Windows 系の仕事しかしていないだけではないかと思います。
Re: (スコア:0)
全部MSでなくともある話な件。
特に下二つについてはWindowsはかなり良い方なんだがなー。
Re: (スコア:0)
いろんな仕事をしている人なら、各プラットフォーム、各メーカーにまんべんなく感謝と恨み言がでてくるものです。
#人はそれをバランスという。
Re:ハードを生産していないから言えること (スコア:1)
Panasonic などは同じ Windows を採用していても、指定した時間の間は充電しないとか、バッテリー残量が指定率まで減るまでケーブル繋がっていても内部電源で動くとか、そういうレベルまで揃えていたりする訳です。
こうしたところまで「OS が標準の設定として」提供する理由ってありますかね? ハードウェア側がサポートしていなくて残念な事になりそうですが。
「OEM 版の Windows は OEM 提供先がサポートする」というのは、そういう部分を含めた話があるからですし、OEM 提供先は「望めば」その部分をいじれる、というだけの話です。
パッケージ版であってもデスクトップとノートでは標準で利用される設定が異なり、ノートの方が標準だと比較的省電力な設定に振ってある、という程度はあったりしますね。
Lenovo の省電力設定は CPU の速度を落として固定する、TurboBoost を切る、無線 LAN の出力を低下させるため速度が一定しないなどの様々な「パフォーマンスが欲しい場合には向かない」設定となっておりますので、結局のところ「必ずしもそれがいい」かは利用者次第としか言いようがありません。
また、ThinkPad だから標準がそういう設定なのであって、ThinkCentre でまで同じようなポリシーになっているかはわかりません。多分違うのではないでしょうか。
「OEM で組み込んでいるハードウェアメーカーが何も考えていなかった」「管理者も何も考えていなかった」という場合、必ずしも最大限の省電力設定を有効にしておくことがいいとは限りません。そもそも想定される状況が利用者、利用目的で変わるわけですから、すべてに対して同様の設定を常に適用する訳にはいかない、というのがあるでしょう。
もちろんハードウェア構成も異なるので、管理者や利用者が利用目的に合わせて適切に設定する、というのが本来の形なのですから。
TechNet の記事は、最初から「高パフォーマンス」「バランス」「省電力」などの設定が提供されているものの、大抵の人はこの「省電力」すら設定していない、設定の存在すら知らない、という点を受けて日本の事情に合わせて作られたものであって、それこそ「世界中で利用される Windows 機すべての標準設定としてそれを勧める」ようなものではありません。
Re: (スコア:0)
他人の領域に口をだすのも結構だが、ベースOSの電力消費量だってバカにならない。
他社任せの努力を宣伝に使うのなら、待機電力を下げる努力をしてほしい。
「節電対策」として上げたソフトウェアだって、結局自社OSの設定を省電力に振っただけで、
これまで自社がやっていなかっただけの話。
本当は、サーバをWindowsからLinuxへマイグレーションするだけで
大幅な節電が可能とかいいう結果が出たりしてるとか。
Re: (スコア:0)
平均すればアイドリング時間が非常に長いなんて言える状況なら、仮想化して一台にまとめてしまえば?
ついでに、さくらインターネットの様に涼しい所に持っていけば [sakura.ad.jp]、冷房費用も大幅削減できるよ。
Re: (スコア:0)
GUIだなんだも全くの的外れで笑ってしまう