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1バレル100ドル時代にあって『原発がなければ何の問題もなかった』とか、想像力がないんだな。
円が高いから未だマシだけどオイルショックとかしらない世代じゃしょうがないかもしれない。
#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから原子力が夢のエネルギーって言われた時代なんかすっかり忘却の彼方
馬鹿な世代ですね
被害者が身近にいないから言えるコメントですね。
夜中、咳が止まらなくて座って寝たとか、授業中に発作起こして保健室に担ぎ込まれるとか、そういうのを体験している世代には工場の煤煙は敵にしか見えないですよ。
オイルショックを(幼いながらも)体験した老人からいえることは、
あのとき脱化石燃料燃料が優先されて、原発を推進したことを「今の知見から」馬鹿なことと呼べるとするなら、いま脱原発を優先するために数々の問題の解決を見ずに自然エネルギーを推進すると将来の若者から「馬鹿な世代」と呼ばれかねないぞと。
火力を建てるのに環境アセスなんていらないよとか、言ってましたな。
そういえば光化学スモッグ警報とかも死語になっちゃったなあ。昔は日常的に見られたのに。
注意報なら今でもあるよ。北部九州で、大陸から黄砂の飛んでくる時期とかに。
千葉(場所的には東京寄りのあたり)でも未だに光化学スモッグの放送が流れます。自分が小学生の頃からすると頻度はかなり落ちてますけどね。
>#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから ↓>原子力が夢のエネルギー
この理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
ちなみに日本で原子力発電 [wikipedia.org]は1963(実験)1966(商用)からオイルショック [wikipedia.org]は1973
原子力委員会/これまでの原子力長期計画 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_back.htm [aec.go.jp] によると、昭和47年 (1972年 —— オイルショックの前年) には、まえがきで次のように「原油価格の問題」が述べられています。
わが国のエネルギー供給を担っている在来化石燃料には,近年大気汚染,原油の国際価格上昇等の問題があり,将来とも化石燃料に全面的に依存するごとに不安があるのに対して,原子力発電は,経済性信頼性の著しい向上とともに,適切な管理のもとにきれいなエネルギーを供給できることから,原子力に対する要請は著しく増大している。
まぁこれを引かずとも、「以前から研究していた原子力発電が、オイルショックを契機に注目されるようになった」くらいは想像できるのですが。
>#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから ↓>原子力が夢のエネルギーこの理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
石油の輸入元がアラブ圏に偏っているということを忘れているような気が (2009年時点 [teikokushoin.co.jp]でも中東が85%を占めています)。ウランの場合、オーストラリア、カザフスタン、カナダ、アメリカ、南アフリカなど。
また石油の場合はエネルギーだけじゃなくて化繊とかの原料としても重要です。どこかのSF小説で「石油を燃やしていた時代があったんだ」なんて台詞があったような。それに、当時逼迫が言われていた石油埋蔵量を伸ばす効果も期待されていたのではないでしょうか。現在の「50年」も原子力併用があっての話だと思いますし。
日本は言うまでもなく小資源国で、その経済は言うなれば自転車操業。倒れても資源を元手に立ち直れる資源立国と違って、日本には後がありません。動力を海外に依存して価格変動に身をゆだねるのは予見されるリスクに対する不作為であり、政府は対策を迫られた。
海外依存への反省という発端から、可能な限り系の閉じた、エネルギーの完全国産化が指向された。そのための原子力発電、そのための核燃料サイクル、そのためのもんじゅ。たとえ将来、石油をはじめとする化石燃料資源が枯渇しても日本の灯は消えない。そういう、夢のエネルギーなんですよ。
>1バレル100ドル
火力の主力はLNG。原油価格と直接リンクしてるわけではありませんよ?LNG価格ですが、ここ最近はシェールガスの恩恵もあって下落してました。
あと火力発電で石油発電の占める割合ってかなり少ないはず。石油発電は新造できないから発電所はご老体ばかり。発電量は全国の1割程度。
震災対応だから例外として高効率な石油発電所に刷新してもいいと思うんだけど。(40年近く新規開発してないんで、再設計とか厳しいのかも)
天然ガス価格推移表 [barchart.com]
リーマンショック&シェールガス革命で、1年半で13ドル→2ドルと急落したけど、その半年後には3倍の6ドルに。今は4ドル台で落ち着いているけど、こんなに値動きが激しいと、安定した価格での確保がすごく難しそう。
LNGも長期契約は原油価格と連動するということで契約を結ぶ場合が多いです。http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f1105kk1.pdf [nochuri.co.jp]
原発事故でLGNの需要が高くなるのは明確なのですから、価格が高騰する懸念を持つのは当然ですよ。
そして、原油がここまで高くなっているのですから、LGNが五年後にどうなってるかなんて分かりませんよ。それこそ、去年まで原発がどうなるか分からなかったように。
まぁ既存の消費分はサハリンプロジェクトとかの長期契約が適用されるんでしょうけど、追加分となる新規と更新の契約は価格交渉ですからねぇ。LNGは価格変動激しいので安定供給が絶対目標となるインフラ系企業には取り扱いしずらいのも理解できるんですが。
資料あったのでURLを。http://cnic.jp/files/cost20060612presen.pdf [cnic.jp]
これによるとLNG発電の場合、発電コストの中で燃料費の割合は2割弱。一方ではこれに送電とか業務関係費用も追加されるはずですしそこまでLNG価格が発電コストにダイレクトに反映はされないはず。(現時点のLNGでは上記資料の2.8倍です・・・5倍だったときもありますが)
>原油の副生物がLNG
私の勘違いかもしれませんが原油の副生物は「LPG」ではないですか?(以前は区別されていなかったのかもしれませんが。)しかしガス会社のサイト(↓)とか見るとLPGは高いんですよね・・・(それなりのメリットがあるのかもしれませんが)http://www.saibugas.co.jp/info/kouhou/htmls/nr660.htm [saibugas.co.jp]
石油(重油)発電に関しては新造可能なら是非お願いしたいところ。#(古い低効率なの稼動し続けるなんてもったいないという貧乏性w …後々非常用&ピーク時対応用としても使えるだろうし)
あ、はい1979年の宣言は知ってます。ただ、今回は災害がきっかけではあるので例外とできないかと思うんですけどどうなんですかねぇ。
#この際「既存の古い石油火力発電所の総発電量を超えない」という条件とかでも良いような気も。(どこまでも貧乏性w)
原発(軽水炉)は蒸気温度・圧力が低いので効率が悪いですが。
沸騰水型の一次冷却系に組み込まれてるタービンはおいそれと触りたくないから、なるべく壊れないように材料の許容温度・許容応力に比べてかなり低いところで使ってる、ってことなんですかね?
タービンの都合でなくて炉心の都合。燃料棒に使用しているジルカロイがあまり熱に強くないので超臨界蒸気を作れるところまで温度あげられないそうです。wikipediaの原子力発電の項目参照 [wikipedia.org]
原発はいらないと能天気に言っている人は大体そんなものですよ。まぁ、知識も思考力も想像力も判断力もないから、原発はいらないと言えるんだけどね。震度と発生確率、津波の高さの区別もついてないし。
もしものときの原発のリスクの高さを無視した結果が現状でしょう。払い続ける補助金や廃棄物の長期管理のコストなども、わざと無視してきてたし。
もしものときの原発のリスクの高さを無視した結果が現状でしょう。
言いたいことは解るんだけど、その「もしも」の見積もり(つまり発生確率)に言及しなければ、反論になりませんよ。
過ぎた話しても仕方ないですが日本が撤退したイランのLNGは中国がおいしく頂くようです。http://www.asiam.co.jp/news_other.php?topic=011267 [asiam.co.jp]某国との関係ばかり重視し日本を危機に陥れる奴こそ売国奴と呼ぶべきですね。
>きちんとリスク管理をしておけば、今回のようなことにならずにすんだと思います。>現に女川や福島第2は大事になっていません。
リスク管理をした結果、54台のうちの4台が危機的状況になったのでは?54台のうちの1台も危機的状況にならないようなリスク管理というのが分かればそのコスト算定をすればよいわけで、
きちんとリスク管理をしておけば、今回のようなことにならずにすんだと思います。現に女川や福島第2は大事になっていません。
リスク管理をしていても廃棄物の長期保管が避けられない点でコスト高になりそうですよ?
資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 電気事業分科会 コスト等検討小委員会の報告書 (2004年1月23日) http://www.meti.go.jp/policy/electricpower_partialliberalization/conte... [meti.go.jp] には、40年間で18.8兆円とされています。ご他聞に漏れず増額に次ぐ増額になるでしょうし (六ヶ所村再処理工場 [wikipedia.org]の建設費用も7600億→2兆強という)、核燃料サイクルという仕組みが (うまく機能したとして) 原子力政策の維持を前提としていますから、福島第一原発の事故で計算しなおしが必要となると思います。
ただ#1957321 [srad.jp]の人とかも勘違いしてるけど再処理・最終処分は国の事業であって、電力会社が直接負担する性質のものじゃないです。引当金とか拠出金とかの形で現在も電力会社が負担してます (今回の事故の補償にこの積立金の一部を取り崩すかも、という報道がある [47news.jp])。いろいろ言われるのは原発の発電コストにこれを算定していないという話であって、これから新たに発生するわけじゃない。個人的には増えると予想してるけど、それはまた別の話。
女川や福島第2も「今回は無事だったものの」に近いと思います。結果論的には重大な差があるんですが、10回中2回当たるくじにたまたま当たらないで済んだだけ。
それを言ったら福島第一だって,現行設備であっても津波後に「ここまで酷い結果に繋がる分岐点」はいくつか「初期冷却の中断」や「ベント解放の判断遅れ」といったものがあげられます.
歴史にもしは不要ではありますが,この反省を今後の運用マニュアルに生かせれば安全性はより向上するわけで,揺れ・津波ともに大幅に想定外の災害を受けても一応は耐えるポテンシャルはあったはずと言えるわけです.(それこそ福島第二・女川その他が例でしょう)
犯人探しではなく,全体の反省としてこれらは今後解明されるべきでしょう
なお,災害を過小評価しようという意図ではありませんし,いろいろ見通しが甘かったというか,東電も舐めてかかってただろうなとは思ってますけどね
# 正直者には見えないマニュアルとかいうオチですか
法律に基づいて策定されるものなので、だれでも見れます。実施状況は以下の通りです。
原子力災害対策特別措置法(原災法)第13条に基づいて行われる原子力総合防災訓練では、国による原子力災害対策本部の設置等を含めた合同訓練を、平成12年度から毎年1回実施しています。また、原子力施設の立地または隣接する地方公共団体では、地域防災計画に基づいて定期的に原子力防災訓練を実施することを定めており、多くの道府県で原子力防災訓練を毎年1回実施しています。 http://www.bousai.ne.jp/vis/kunren/ [bousai.ne.jp]
なお、「原子力災害対策特別措置法(平成十一年十二月十七日法律第百五十六号) [e-gov.go.jp]」は小渕 恵三内閣の時に成立しました。
また、管首相は2010年5月の原子力総合防災訓に参加されているので、マニュアルの存在は知っていらっしゃるはずです。
>廃炉にせずにゴーサインを出したのは菅政権
さりげなくミスリードを誘っているようにも読めますが、今回の事故が起こったのは前政権が稼働延長を認めた期間内だったので、例え現政権が再延長を認めていなくても間に合っていませんよ。
女川が無事だったのはリスク管理の賜物だって?
ハハハ、ご冗談を [mainichi.jp]。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
部門名 (スコア:0, すばらしい洞察)
こんなに燃料いらなかった上にスポットで泥縄的に確保する必要もなかったわけだが
天然ガスの採掘可能期間はウランより長いといわれてるわ、安いと言われたコストも実際には大差ないかむしろ高いわ
二酸化炭素削減の話も結局元々の排出量を元にしてる以上原発さえなければなんの問題もなかったわけで
一体何を考えて原発なんぞ導入したのかと
Re:部門名 (スコア:4, 興味深い)
1バレル100ドル時代にあって『原発がなければ何の問題もなかった』とか、想像力がないんだな。
Re:部門名 (スコア:2, すばらしい洞察)
円が高いから未だマシだけどオイルショックとかしらない世代じゃしょうがないかもしれない。
#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから原子力が夢のエネルギーって言われた時代なんかすっかり忘却の彼方
Re:部門名 (スコア:4, 興味深い)
今回の事故によって生じる健康被害よりも、かつて日本で生じていた公害による健康被害のほうが、はるかに深刻だと思います。
Re: (スコア:0)
馬鹿な世代ですね
Re:部門名 (スコア:1, 興味深い)
今回の原発事故に関連して、火力発電所の設置における環境アセスが免除になっています。
つまり、大気汚染が環境基準を越える可能性があるんですよ。
Re:部門名 (スコア:1)
被害者が身近にいないから言えるコメントですね。
夜中、咳が止まらなくて座って寝たとか、
授業中に発作起こして保健室に担ぎ込まれるとか、
そういうのを体験している世代には工場の煤煙は敵にしか見えないですよ。
☆大きい羊は美しい☆
Re: (スコア:0)
オイルショックを(幼いながらも)体験した老人からいえることは、
あのとき脱化石燃料燃料が優先されて、原発を推進したことを「今の知見から」馬鹿なことと呼べるとするなら、いま脱原発を優先するために数々の問題の解決を見ずに自然エネルギーを推進すると将来の若者から「馬鹿な世代」と呼ばれかねないぞと。
火力を建てるのに環境アセスなんていらないよとか、言ってましたな。
Re:部門名 (スコア:2, 興味深い)
・初期に作られた風力発電所の発電単価が高すぎる
・計画時点で採算割れを指摘されたが、市民への啓蒙という理由で強引に推進
・騒音やバードストライクが問題になり停止
・無事故・無故障で採算ギリギリ、運転開始後すぐに黒字化を断念し、そのうえ停止して更に赤字を増やす
Re: (スコア:0)
そういえば光化学スモッグ警報とかも死語になっちゃったなあ。
昔は日常的に見られたのに。
Re:部門名 (スコア:1)
注意報なら今でもあるよ。
北部九州で、大陸から黄砂の飛んでくる時期とかに。
Re:部門名 (スコア:1)
千葉(場所的には東京寄りのあたり)でも未だに光化学スモッグの放送が流れます。
自分が小学生の頃からすると頻度はかなり落ちてますけどね。
Re:部門名 (スコア:1)
>#輸入燃料に頼り切るととても困った事態になるから
↓
>原子力が夢のエネルギー
この理屈がわからない。原子力も輸入燃料(ウラン)に頼り切ってるのでは
ちなみに日本で
原子力発電 [wikipedia.org]は1963(実験)1966(商用)から
オイルショック [wikipedia.org]は1973
Re:部門名 (スコア:2, 参考になる)
原子力委員会/これまでの原子力長期計画
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_back.htm [aec.go.jp]
によると、昭和47年 (1972年 —— オイルショックの前年) には、まえがきで次のように「原油価格の問題」が述べられています。
まぁこれを引かずとも、「以前から研究していた原子力発電が、オイルショックを契機に注目されるようになった」くらいは想像できるのですが。
石油の輸入元がアラブ圏に偏っているということを忘れているような気が (2009年時点 [teikokushoin.co.jp]でも中東が85%を占めています)。ウランの場合、オーストラリア、カザフスタン、カナダ、アメリカ、南アフリカなど。
また石油の場合はエネルギーだけじゃなくて化繊とかの原料としても重要です。どこかのSF小説で「石油を燃やしていた時代があったんだ」なんて台詞があったような。それに、当時逼迫が言われていた石油埋蔵量を伸ばす効果も期待されていたのではないでしょうか。現在の「50年」も原子力併用があっての話だと思いますし。
Re: (スコア:0)
日本は言うまでもなく小資源国で、その経済は言うなれば自転車操業。
倒れても資源を元手に立ち直れる資源立国と違って、日本には後がありません。
動力を海外に依存して価格変動に身をゆだねるのは予見されるリスクに対する不作為であり、政府は対策を迫られた。
海外依存への反省という発端から、可能な限り系の閉じた、エネルギーの完全国産化が指向された。
そのための原子力発電、そのための核燃料サイクル、そのためのもんじゅ。
たとえ将来、石油をはじめとする化石燃料資源が枯渇しても日本の灯は消えない。
そういう、夢のエネルギーなんですよ。
Re:部門名 (スコア:1)
Re:部門名 (スコア:2)
>1バレル100ドル
火力の主力はLNG。原油価格と直接リンクしてるわけではありませんよ?
LNG価格ですが、ここ最近はシェールガスの恩恵もあって下落してました。
あと火力発電で石油発電の占める割合ってかなり少ないはず。
石油発電は新造できないから発電所はご老体ばかり。
発電量は全国の1割程度。
震災対応だから例外として高効率な石油発電所に刷新してもいいと思うんだけど。
(40年近く新規開発してないんで、再設計とか厳しいのかも)
Re:部門名 (スコア:2)
天然ガス価格推移表 [barchart.com]
リーマンショック&シェールガス革命で、1年半で13ドル→2ドルと急落したけど、その半年後には3倍の6ドルに。
今は4ドル台で落ち着いているけど、こんなに値動きが激しいと、安定した価格での確保がすごく難しそう。
Re:部門名 (スコア:1)
LNGも長期契約は原油価格と連動するということで契約を結ぶ場合が多いです。
http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f1105kk1.pdf [nochuri.co.jp]
Re: (スコア:0)
原発事故でLGNの需要が高くなるのは明確なのですから、
価格が高騰する懸念を持つのは当然ですよ。
そして、原油がここまで高くなっているのですから、
LGNが五年後にどうなってるかなんて分かりませんよ。
それこそ、去年まで原発がどうなるか分からなかったように。
Re:部門名 (スコア:2)
まぁ既存の消費分はサハリンプロジェクトとかの長期契約が適用されるんでしょうけど、
追加分となる新規と更新の契約は価格交渉ですからねぇ。
LNGは価格変動激しいので安定供給が絶対目標となる
インフラ系企業には取り扱いしずらいのも理解できるんですが。
資料あったのでURLを。
http://cnic.jp/files/cost20060612presen.pdf [cnic.jp]
これによるとLNG発電の場合、発電コストの中で燃料費の割合は2割弱。
一方ではこれに送電とか業務関係費用も追加されるはずですし
そこまでLNG価格が発電コストにダイレクトに反映はされないはず。
(現時点のLNGでは上記資料の2.8倍です・・・5倍だったときもありますが)
Re: (スコア:0)
数度の石油ショックで発電に使わない方向性になったので、当然発電所も古いタイプばかり
LNGや石炭を使う方はMACCなどで効率が60%に迫る勢いですね。
LNG価格が下落してるって?嘘書いたら駄目だよ。それは福島の事故前なら間違って無いけど
今は、世間が反原発で騒いでるから先物含め値上がり傾向・・・というか共有量が足りない。
Re: (スコア:0)
シェールガスの恩恵で直接リンクしなくなってきたのはごく最近です。
ですから,長期的に原油,LNG共に価格が上昇すると考えるのはきわめて合理的な考えでした。
少しでも火力の割合を避けたい,という思考自体は当然でした。
高効率な石油発電所はそんなに難しくないんじゃないでしょうか。
タービンとか熱サイクルとかは共通でしょう。高熱の熱源さえあれば火力発電の効率はとくに
燃料に影響されないかと。
原発(軽水炉)は蒸気温度・圧力が低いので効率が悪いですが。
Re:部門名 (スコア:2)
>原油の副生物がLNG
私の勘違いかもしれませんが原油の副生物は「LPG」ではないですか?
(以前は区別されていなかったのかもしれませんが。)
しかしガス会社のサイト(↓)とか見るとLPGは高いんですよね・・・
(それなりのメリットがあるのかもしれませんが)
http://www.saibugas.co.jp/info/kouhou/htmls/nr660.htm [saibugas.co.jp]
石油(重油)発電に関しては新造可能なら是非お願いしたいところ。
#(古い低効率なの稼動し続けるなんてもったいないという貧乏性w
…後々非常用&ピーク時対応用としても使えるだろうし)
Re:部門名 (スコア:2)
あ、はい1979年の宣言は知ってます。
ただ、今回は災害がきっかけではあるので例外とできないかと思うんですけどどうなんですかねぇ。
#この際「既存の古い石油火力発電所の総発電量を超えない」という条件とかでも良いような気も。
(どこまでも貧乏性w)
Re: (スコア:0)
沸騰水型の一次冷却系に組み込まれてるタービンはおいそれと触りたくないから、なるべく壊れないように材料の許容温度・許容応力に比べてかなり低いところで使ってる、ってことなんですかね?
Re:部門名 (スコア:2, 参考になる)
タービンの都合でなくて炉心の都合。
燃料棒に使用しているジルカロイがあまり熱に強くないので超臨界蒸気を作れるところまで温度あげられないそうです。
wikipediaの原子力発電の項目参照 [wikipedia.org]
よく「読めない」といわれるLiberdade
Re: (スコア:0)
40年、50年前から今を見通せってこと?
Re: (スコア:0)
原発はいらないと能天気に言っている人は大体そんなものですよ。
まぁ、知識も思考力も想像力も判断力もないから、原発はいらないと言えるんだけどね。
震度と発生確率、津波の高さの区別もついてないし。
Re: (スコア:0)
もしものときの原発のリスクの高さを無視した結果が現状でしょう。
払い続ける補助金や廃棄物の長期管理のコストなども、わざと無視してきてたし。
Re:部門名 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:部門名 (スコア:1)
もしものときの原発のリスクの高さを無視した結果が現状でしょう。
言いたいことは解るんだけど、その「もしも」の見積もり(つまり発生確率)に言及しなければ、反論になりませんよ。
Re: (スコア:0)
閉核燃料サイクルで多少高価でもウラン以外は内製しようとしていた結果がこれだよ。
アラブやロシア、南米の政情不安で燃料暴騰でLNGや原油が調達できなくなる事による被害は
現状でも原子炉爆発よりも高いかと。
自然エネルギーは最低量が保証されないから、結局発電所用意して供給不足に対応しなきゃいかん。
Re: (スコア:0)
いまとなっては妄想レベルの夢物語。
Re: (スコア:0)
え?「いぜんから」の間違いですよね?
Re: (スコア:0)
過ぎた話しても仕方ないですが日本が撤退したイランのLNGは中国がおいしく頂くようです。
http://www.asiam.co.jp/news_other.php?topic=011267 [asiam.co.jp]
某国との関係ばかり重視し日本を危機に陥れる奴こそ売国奴と呼ぶべきですね。
Re: (スコア:0)
確かにオイルショックの頃はそうでしたけどね。
さすが原発つくりやがった老害世代は考え方がひと味も違うな
Re:部門名 (スコア:1)
Re:部門名 (スコア:2)
>きちんとリスク管理をしておけば、今回のようなことにならずにすんだと思います。
>現に女川や福島第2は大事になっていません。
リスク管理をした結果、54台のうちの4台が危機的状況になったのでは?
54台のうちの1台も危機的状況にならないようなリスク管理というのが分かれば
そのコスト算定をすればよいわけで、
Re:部門名 (スコア:1)
少し…頭冷やそうか…
Re: (スコア:0)
きちんとリスク管理をしておけば、今回のようなことにならずにすんだと思います。
現に女川や福島第2は大事になっていません。
リスク管理をしていても
廃棄物の長期保管が避けられない点でコスト高になりそうですよ?
Re: (スコア:0)
参考までに試算を教えて
Re:部門名 (スコア:4, 参考になる)
資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会 電気事業分科会 コスト等検討小委員会の報告書 (2004年1月23日)
http://www.meti.go.jp/policy/electricpower_partialliberalization/conte... [meti.go.jp]
には、40年間で18.8兆円とされています。ご他聞に漏れず増額に次ぐ増額になるでしょうし (六ヶ所村再処理工場 [wikipedia.org]の建設費用も7600億→2兆強という)、核燃料サイクルという仕組みが (うまく機能したとして) 原子力政策の維持を前提としていますから、福島第一原発の事故で計算しなおしが必要となると思います。
ただ#1957321 [srad.jp]の人とかも勘違いしてるけど再処理・最終処分は国の事業であって、電力会社が直接負担する性質のものじゃないです。引当金とか拠出金とかの形で現在も電力会社が負担してます (今回の事故の補償にこの積立金の一部を取り崩すかも、という報道がある [47news.jp])。いろいろ言われるのは原発の発電コストにこれを算定していないという話であって、これから新たに発生するわけじゃない。個人的には増えると予想してるけど、それはまた別の話。
Re: (スコア:0)
女川や福島第2も「今回は無事だったものの」に近いと思います。
結果論的には重大な差があるんですが、10回中2回当たるくじにたまたま当たらないで済んだだけ。
Re: (スコア:0)
それを言ったら福島第一だって,現行設備であっても
津波後に「ここまで酷い結果に繋がる分岐点」はいくつか
「初期冷却の中断」や「ベント解放の判断遅れ」といったものが
あげられます.
歴史にもしは不要ではありますが,この反省を今後の運用マニュアルに
生かせれば安全性はより向上するわけで,
揺れ・津波ともに大幅に想定外の災害を受けても
一応は耐えるポテンシャルはあったはずと言えるわけです.
(それこそ福島第二・女川その他が例でしょう)
犯人探しではなく,全体の反省としてこれらは今後解明されるべきでしょう
なお,災害を過小評価しようという意図ではありませんし,
いろいろ見通しが甘かったというか,
東電も舐めてかかってただろうなとは思ってますけどね
国士様って息を吐くように嘘付くよね (スコア:1, 参考になる)
福島第一原発
一号機 1971/3/26運転開始 2001/3/26~2011/3/25 まで10年間稼動延長の措置(1999/2/8申請・許可)
二号機 1974/7/18運転開始 2004/7/18~2014/7/17 まで10年間稼動延長の措置(2001/6/14申請・許可)
三号機 1976/3/27運転開始 2006/3/27~2017/3/26 まで10年間稼動延長の措置(2006/1/27申請・2006/3/16許可)
五号機 1978/4/18運転開始 2008/4/18~2018/4/17 まで10年間稼動延長の措置(2007/4/16申請・2007/ 11/5許可)
四号機 1978/10/12運転開始 2008/10/12~2018/10/11 まで10年間稼動延長の措置(2007/10/11申請・ 2008/3/24許可)
六号機 1979/10/24運転開始 2009/10/24~2019/10/23 まで10年間稼動延長の措置(2009/1/9申請・ 2009/7/9許可)
運転開始から30年を過ぎた原発は、10年ごとに高経年化対策の報告書をつくり
国に認めてもらうことが必要となっています。 福島第一原発一号機は1971年3月26日に運転開始
2001年3月26日で運転開始30年を迎えました。
2001年3月26日から2011年3月25日まで10年間運転延長する措置が取られました
その申請は1999年2月8日に認可されています
www.meti.go.jp/committee/summary/0002400/033_s05_00.pdf
原発事故は自民党が延長認可した期間中である3月11日に起こりました
日本語のソースも読めないとか放射能で脳がやられてんじゃないのかと
Re: (スコア:0)
日本語読めてても、都合が悪い文面は無視ですか?そうですか・・・
Re:国士様って息を吐くように嘘付くよね (スコア:1, 参考になる)
# 正直者には見えないマニュアルとかいうオチですか
法律に基づいて策定されるものなので、だれでも見れます。実施状況は以下の通りです。
原子力災害対策特別措置法(原災法)第13条に基づいて行われる原子力総合防災訓練では、国による原子力災害対策本部の設置等を含めた合同訓練を、平成12年度から毎年1回実施しています。また、原子力施設の立地または隣接する地方公共団体では、地域防災計画に基づいて定期的に原子力防災訓練を実施することを定めており、多くの道府県で原子力防災訓練を毎年1回実施しています。
http://www.bousai.ne.jp/vis/kunren/ [bousai.ne.jp]
なお、「原子力災害対策特別措置法(平成十一年十二月十七日法律第百五十六号) [e-gov.go.jp]」は小渕 恵三内閣の時に成立しました。
また、管首相は2010年5月の原子力総合防災訓に参加されているので、マニュアルの存在は知っていらっしゃるはずです。
Re: (スコア:0)
>廃炉にせずにゴーサインを出したのは菅政権
さりげなくミスリードを誘っているようにも読めますが、
今回の事故が起こったのは前政権が稼働延長を認めた期間内だったので、
例え現政権が再延長を認めていなくても間に合っていませんよ。
Re: (スコア:0)
女川が無事だったのはリスク管理の賜物だって?
ハハハ、ご冗談を [mainichi.jp]。