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日本に限れば債権じゃぶじゃぶオイルと天然ガスに交換して二酸化炭素に変換して電力ほかに交換すればいいだけだけど
クライメイトゲートという捏造を信じているのがいまだいるとは思いたくないがCO2じゃかじゃかだせばいいじゃんと思っているのはいるのかな。
ガスで電力供給できるのはここ1・2年の猶予でしょうね。次の手を早く見つけないと
次の手を早く見つけないと
日本の場合、核融合(もっとも始動とメンテ用に原子力発電所を併設しなければならない可能性もあり)とか宇宙太陽光とかSF的な物が実現されない限り、将棋やチェスで言う所の詰みに近い状況なんですよね。しかも原子力発電所を作り続けないと、火力が使えなくなるor既存原発の退役につれて徐々に電力供給力が減っていくという。 自然エネルギーは、領土が狭い上に気候も不安定、平地も少ない人口密度も高いのでメイン電源として頼れないし。周囲が海なので電力の輸入も無理、省エネもパワーエレクトロニクス周辺の効率を見ると劇的な改善は望めないし。 結局の所、経済成長や現状の経済・社会・都市構造、ライフスタイルみたいな物を維持したければ、札ビラで叩いてでも原子力発電を作らざるを得ない状況なわけです。この国は。 もし原子力発電を止めるなら、この辺を根本的に変えて、国としての規模(経済とか人口とか)を変革&縮小する覚悟ができるかどうかでしょう。
都道府県の面積一覧 [wikipedia.org]を基に、実現可能性を考えてみる。
日本全土に対する各都道府県の占める割合、及び、日本全土に対する可住地面積、宅地面積の占める割合を以下に示します。(面積順)
面積 可住地面積 宅地面積日本全土 100.00% 32.11% 5.68%北海道 22.08% 5.79% 0.87%岩手県 4.04%
もちろん、宅地のうち建築物があるのは一部ですし、おっしゃる通り北向き屋根やビル影の問題もあります。しかし太陽電池を置ける場所は宅地に限らず、工場設備の屋上、高速道路の壁・斜面、など他にも沢山あります。
当面は火力との併用が続くのは当然ですし、最終的にも太陽光単独とはならず、水力、地熱、風力など他の再生可能エネルギーとの併用となると思いますが、50年〜100年オーダーで計画した場合、再生可能エネルギーのみを使った電力調達が、必ずしも不可能とは言いきれないと思います。なにより、輸入に依存せず、国内のみでエネルギーが自給できるというのは非常に魅力的ではないでしょうか。できないと決めつけるのは早計かと思います。
> 誰も50年~100年オーダーで不可能なんて言ってないと思いますが。
なんだ、そうだったんですか。
このスレッドの元は http://srad.jp/hardware/comments.pl?sid=529994&cid=1940935 [srad.jp] に書かれている「原子力発電を作らざるを得ない」、すなわち、今後も原発の「新設が不可避」という主張に対する反論から始まっているので、当然、目先の話ではなく、将来のプランを議論していると思っていました。
少なくとも #1940935 を書かれた gedoさんは、50年~100年オーダーでも不可能であるというご意見をお持ちの可能性があると思います。でなければ、原発の新設という話はされないでしょう
すなわち、今後も原発の「新設が不可避」と いう主張に対する反論から始まっているので、当然、目先の話ではなく、将来のプランを議論して いると思っていました。 少なくとも #1940935 を書かれた gedoさんは、50年~100年オーダーでも不可能であるというご意見 をお持ちの可能性があると思います。でなければ、原発の新設という話はされないでしょう。
今後50年ぐらいのスパンで、原子力発電の新設が必要な理由の大きな所は、いわゆる京都議定書始めCO2排出への規制が年々強まっていることで、火力発電の抑制要因としては、石油資源の枯渇もありますが、短期的にはこちらのほうが大き
> 50年以上先ともなりますと、元コメントであげたSF的発電方法(宇宙太陽光や核融合など)や> 蓄電技術その他、何らかの目処がつくものも出てくると思われますので、それらを含めて> その時点で一番よいものを選べばいいのではないでしょうか。
蓄電技術を悲観しすぎでしょう。宇宙太陽光や核融合はたしかに実現できるかどうか全く不明な段階ですが、蓄電技術については、コスト以外に障壁はありません。そして需要が増えればコストは確実に低下していきますから、50年といわず10年オーダーで、再生可能エネルギー+蓄電技術
原発や火力のように大規模な発電所の電力を、少数の蓄電所で蓄電しようと考えているからSFに思えるんだと思います。再生可能エネルギーの場合、個々の発電量はたいした数字になりませんから、小規模な蓄電を非常に多数の箇所で行なうだけです。SFでもなんでもなく、現在の技術です。
> あの、一度でも良いので技術系の専門雑誌とか読んだことありますか?(べらぼうに高度なものや業界誌でなくてもトランジスタ技術などの市販されているレベルでいいです)
職業はエンジニアですから当然読んでますよ。トラ技はここ10年くらい買ってないですし、その記事は読んでいませんが。
> 自然エネルギー+蓄電の最大のネックは、そのコストを誰が出すのかに加えて、現在の技術では発電設備も蓄電設備も膨大な面積を食うことがかなり効いてきます。分散型なら尚更です。
他でも書かれてましたが、コストの方は4年後には、電力会社から買うよりは安くなることが技術的に
たかだか30平方メートル程度であり、一般家庭自身の屋根面積で足ります。
どのような住環境かご存知ありませんが、さぞや恵まれた住環境なのでしょうね。 もし、日本が全員余裕のある一軒家に住めるような国ならともかく、現実にはこの狭い国土と可住面積、通勤可能圏、ビジネスや交通、社会インフラのための土地や、開発に適していない土地も考えるとマンションなどの集合住宅を否定したら、住む所がなくなりますし、特に都市部ではマンションやアパートに住んでいる人が多数派でしょう。 集合住宅では階数が増えるごとに、一世帯(部屋)あたりの土地(屋根)面積は反比例で減っていきますし
>> たかだか30平方メートル程度であり、一般家庭自身の屋根面積で足ります。
> どのような住環境かご存知ありませんが、さぞや恵まれた住環境なのでしょうね。> もし、日本が全員余裕のある一軒家に住めるような国ならともかく、現実にはこの> 狭い国土と可住面積、通勤可能圏、ビジネスや交通、社会インフラのための土地や、> 開発に適していない土地も考えるとマンションなどの集合住宅を否定したら、住む> 所がなくなりますし、特に都市部ではマンションやアパートに住んでいる人が多数派でしょう。
それは推計を間違えていますね。日本全国の住宅総数は4500万程度、
日本全国の住宅総数は4500万程度、このうち一戸建ては2500万戸程度ですから、 56%が一戸建てです。
たしか自然エネルギーへの転換のためにエネルギー自給自足型の分散型電源にするべきというご意見のはずなのに、日本全体で丼勘定して大丈夫というのはずいぶんと乱暴な推計です。 過密関連で例をあげると痴漢や痴漢冤罪問題を地方のローカル線はガラガラだから問題ないと言うのと同じぐらい乱暴な話です。 分散型電源というなら、市町村とは言いませんが、都道府県レベルで個別に検討しないと意味ないです。 s_keiさまが今回の発表の詳細版のリンクを示しておりますので、
> 東京都に至っては7.5%でした。
それは計算がおかしくないですか?以下、東京都で考えます。s-keiさんの示した資料の http://www.env.go.jp/doc/toukei/data/10ex101.xls [env.go.jp] より、東京都の宅地総面積は566[km^2]です。これに対し、同じ資料から、東京都の年間総使用電力量は30355×10^6[kWh]です。太陽電池の発電効率を15%すなわち0.15[kW/m^2]、1年間で1000時間の晴天(1日あたりだと3時間弱)とすると、面積あたりの年間総発電量は0.15[kW/m^2]×1000[h]=150[kWh/m^2]となります。ここから、東京都の総消費電力に相当する、太陽電池の必要面積を求めると、30355×10^6[kWh]
現在原子力で発電している30%を太陽光で発電できれば
残念ながら、30%では足りません。原子力の代わりになるためには、CO2排出規制による火力目減り分もカバーする必要があります。 今回の福島第一原子力発電所の事故後に元文書は消されたようですが、各社の報道によれば現在の京都議定書ベースでも原子力依存度を40%、鳩山前首相の25%削減宣言に至っては50%を前提にしています。 さらにその先数十年崎間でのスパンでも厳しくなる可能性が高いことを考えると60%〜70%ぐらい確保できる具体的かつ現実性のある目処がないと原子力の代わりにはなれません。 30%を適用するには、鳩山宣言を撤回し、京都議定書からも離脱するな
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
金さえあれば (スコア:0)
日本に限れば債権じゃぶじゃぶオイルと天然ガスに交換して
二酸化炭素に変換して電力ほかに交換すればいいだけだけど
クライメイトゲートという捏造を信じているのがいまだいるとは思いたくないが
CO2じゃかじゃかだせばいいじゃんと思っているのはいるのかな。
ガスで電力供給できるのはここ1・2年の猶予でしょうね。
次の手を早く見つけないと
Re: (スコア:2, 興味深い)
日本の場合、核融合(もっとも始動とメンテ用に原子力発電所を併設しなければならない可能性もあり)とか宇宙太陽光とかSF的な物が実現されない限り、将棋やチェスで言う所の詰みに近い状況なんですよね。しかも原子力発電所を作り続けないと、火力が使えなくなるor既存原発の退役につれて徐々に電力供給力が減っていくという。
自然エネルギーは、領土が狭い上に気候も不安定、平地も少ない人口密度も高いのでメイン電源として頼れないし。周囲が海なので電力の輸入も無理、省エネもパワーエレクトロニクス周辺の効率を見ると劇的な改善は望めないし。
結局の所、経済成長や現状の経済・社会・都市構造、ライフスタイルみたいな物を維持したければ、札ビラで叩いてでも原子力発電を作らざるを得ない状況なわけです。この国は。
もし原子力発電を止めるなら、この辺を根本的に変えて、国としての規模(経済とか人口とか)を変革&縮小する覚悟ができるかどうかでしょう。
Re: (スコア:1, 興味深い)
ウラン資源は石油と同程度の時期に枯渇しますから、もしこの発言が事実だとすると、
日本の滅亡は時間の問題なわけです。
まあ実際にはそんなことないですが。
国土の2%未満を、現在のレベルの効率の太陽光発電に割くだけで、日本が必要な全電力を
余裕をもって供給できます。日本の国土の6割以上は山林なので、これはコストとやる気の
問題に過ぎず、実現自体は間違いなく可能です。
このうちコストの方は今後どんどん下がりますから、時間が解決してくれます。
(2015年にはグリッド・パリティの達成が予測さ
Re: (スコア:5, 興味深い)
都道府県の面積一覧 [wikipedia.org]を基に、実現可能性を考えてみる。
日本全土に対する各都道府県の占める割合、及び、日本全土に対する可住地面積、宅地面積の占める割合を以下に示します。(面積順)
Re: (スコア:0)
もちろん、宅地のうち建築物があるのは一部ですし、おっしゃる通り
北向き屋根やビル影の問題もあります。
しかし太陽電池を置ける場所は宅地に限らず、工場設備の屋上、高速
道路の壁・斜面、など他にも沢山あります。
当面は火力との併用が続くのは当然ですし、最終的にも太陽光単独とは
ならず、水力、地熱、風力など他の再生可能エネルギーとの併用となる
と思いますが、50年〜100年オーダーで計画した場合、再生可能エネルギー
のみを使った電力調達が、必ずしも不可能とは言いきれないと思います。
なにより、輸入に依存せず、国内のみでエネルギーが自給できるというのは
非常に魅力的ではないでしょうか。できないと決めつけるのは早計かと思います。
Re: (スコア:0)
現在の、目先の電力不足に対して、再生可能エネルギーでの原発の代替は不可能だと言ってるんです。
長期的な国家戦略としての再生可能エネルギーの研究や導入自体は多くの人が賛成してると思いますよ。
ただその為にはまだまだ多くのブレイクスルー(特に蓄電について)が必要で現状使い物にならないね、という事です。
Re: (スコア:0)
> 誰も50年~100年オーダーで不可能なんて言ってないと思いますが。
なんだ、そうだったんですか。
このスレッドの元は
http://srad.jp/hardware/comments.pl?sid=529994&cid=1940935 [srad.jp]
に書かれている「原子力発電を作らざるを得ない」、すなわち、今後も原発の「新設が不可避」と
いう主張に対する反論から始まっているので、当然、目先の話ではなく、将来のプランを議論して
いると思っていました。
少なくとも #1940935 を書かれた gedoさんは、50年~100年オーダーでも不可能であるというご意見
をお持ちの可能性があると思います。でなければ、原発の新設という話はされないでしょう
Re: (スコア:1)
今後50年ぐらいのスパンで、原子力発電の新設が必要な理由の大きな所は、いわゆる京都議定書始めCO2排出への規制が年々強まっていることで、火力発電の抑制要因としては、石油資源の枯渇もありますが、短期的にはこちらのほうが大き
Re: (スコア:0)
> 50年以上先ともなりますと、元コメントであげたSF的発電方法(宇宙太陽光や核融合など)や
> 蓄電技術その他、何らかの目処がつくものも出てくると思われますので、それらを含めて
> その時点で一番よいものを選べばいいのではないでしょうか。
蓄電技術を悲観しすぎでしょう。
宇宙太陽光や核融合はたしかに実現できるかどうか全く不明な段階ですが、
蓄電技術については、コスト以外に障壁はありません。
そして需要が増えればコストは確実に低下していきますから、50年といわず
10年オーダーで、再生可能エネルギー+蓄電技術
原発や火力のように大規模な発電所の電力を、少数の蓄電所で蓄電しようと
考えているからSFに思えるんだと思います。
再生可能エネルギーの場合、個々の発電量はたいした数字になりませんから、
小規模な蓄電を非常に多数の箇所で行なうだけです。SFでもなんでもなく、
現在の技術です。
Re: (スコア:1)
自然エネルギー+蓄電の最大のネックは、そのコストを誰が出すのかに加えて、現在の技術では発電設備も蓄電設備も膨大な面積を食うことがかなり効いてきます。分散型なら尚更です。ちょうどトランジスタ技術2010年12月号で取り上げています。特に領土も狭く地形的にも厳しい、可住面積との食い合い、加えて激しくてバラエティーに富む気候も考えると日本に自然エネルギーに適した土地は非常に
Re: (スコア:0)
> あの、一度でも良いので技術系の専門雑誌とか読んだことありますか?(べらぼうに高度なものや業界誌でなくてもトランジスタ技術などの市販されているレベルでいいです)
職業はエンジニアですから当然読んでますよ。
トラ技はここ10年くらい買ってないですし、その記事は読んでいませんが。
> 自然エネルギー+蓄電の最大のネックは、そのコストを誰が出すのかに加えて、現在の技術では発電設備も蓄電設備も膨大な面積を食うことがかなり効いてきます。分散型なら尚更です。
他でも書かれてましたが、コストの方は4年後には、電力会社から買うよりは安くなることが
技術的に
Re: (スコア:1)
どのような住環境かご存知ありませんが、さぞや恵まれた住環境なのでしょうね。
もし、日本が全員余裕のある一軒家に住めるような国ならともかく、現実にはこの狭い国土と可住面積、通勤可能圏、ビジネスや交通、社会インフラのための土地や、開発に適していない土地も考えるとマンションなどの集合住宅を否定したら、住む所がなくなりますし、特に都市部ではマンションやアパートに住んでいる人が多数派でしょう。
集合住宅では階数が増えるごとに、一世帯(部屋)あたりの土地(屋根)面積は反比例で減っていきますし
Re: (スコア:0)
>> たかだか30平方メートル程度であり、一般家庭自身の屋根面積で足ります。
> どのような住環境かご存知ありませんが、さぞや恵まれた住環境なのでしょうね。
> もし、日本が全員余裕のある一軒家に住めるような国ならともかく、現実にはこの
> 狭い国土と可住面積、通勤可能圏、ビジネスや交通、社会インフラのための土地や、
> 開発に適していない土地も考えるとマンションなどの集合住宅を否定したら、住む
> 所がなくなりますし、特に都市部ではマンションやアパートに住んでいる人が多数派でしょう。
それは推計を間違えていますね。
日本全国の住宅総数は4500万程度、
Re: (スコア:1)
たしか自然エネルギーへの転換のためにエネルギー自給自足型の分散型電源にするべきというご意見のはずなのに、日本全体で丼勘定して大丈夫というのはずいぶんと乱暴な推計です。
過密関連で例をあげると痴漢や痴漢冤罪問題を地方のローカル線はガラガラだから問題ないと言うのと同じぐらい乱暴な話です。
分散型電源というなら、市町村とは言いませんが、都道府県レベルで個別に検討しないと意味ないです。
s_keiさまが今回の発表の詳細版のリンクを示しておりますので、
Re: (スコア:0)
> 東京都に至っては7.5%でした。
それは計算がおかしくないですか?
以下、東京都で考えます。
s-keiさんの示した資料の
http://www.env.go.jp/doc/toukei/data/10ex101.xls [env.go.jp]
より、
東京都の宅地総面積は566[km^2]です。
これに対し、同じ資料から、東京都の年間総使用電力量は30355×10^6[kWh]です。
太陽電池の発電効率を15%すなわち0.15[kW/m^2]、
1年間で1000時間の晴天(1日あたりだと3時間弱)とすると、面積あたりの年間総発電量は
0.15[kW/m^2]×1000[h]=150[kWh/m^2]となります。
ここから、東京都の総消費電力に相当する、太陽電池の必要面積を求めると、
30355×10^6[kWh]
Re: (スコア:1)
残念ながら、30%では足りません。原子力の代わりになるためには、CO2排出規制による火力目減り分もカバーする必要があります。
今回の福島第一原子力発電所の事故後に元文書は消されたようですが、各社の報道によれば現在の京都議定書ベースでも原子力依存度を40%、鳩山前首相の25%削減宣言に至っては50%を前提にしています。
さらにその先数十年崎間でのスパンでも厳しくなる可能性が高いことを考えると60%〜70%ぐらい確保できる具体的かつ現実性のある目処がないと原子力の代わりにはなれません。
30%を適用するには、鳩山宣言を撤回し、京都議定書からも離脱するな
Re:金さえあれば (スコア:0)
> 残念ながら、30%では足りません。原子力の代わりになるためには、CO2排出規制による火力目減り分もカバーする必要があります。
> 今回の福島第一原子力発電所の事故後に元文書は消されたようですが、各社の報道によれば現在の京都議定書ベースでも原子力依存度を40%、鳩山前首相の25%削減宣言に至っては50%を前提にしています。
このあたりは、地熱、風力、炭酸化技術その他でもカバーでしょうね。
いずれにせよ、
・蓄電技術100% でなくても原理的には原子力なしで実現できる「可能性が」ある。(簡単だとは言いません)
・「数桁レベルでの技術改善が必須」というgedoさんの主張は、(計算違いによる?)誤りであって、そこまでの改善はそもそも必要ない。(もちろん技術改善があればあるほど良いのは間違いありませんが)
という2点については納得していただけたかと思います。
あと、gedo さんがB案(分散型)を「経済でのヘゲモニーは諦める」と分類しているのが解せません。
分散型でも現在と同程度の発電量は確保できる可能性があるわけですから、人口が減少傾向であることとあわせると、
一人あたりの利用可能電力はまだ増やせる余地があるかもしれないわけです。必ずしも経済的地位の維持が不可能なわけではないでしょう。
B案を早期に実現できた場合、輸入エネルギーに頼る割合を減らせるわけですし、安全保障上も有利、そして、このために開発した技術は世界全体へ輸出できることが期待できます。B案の実現のためには、発電・蓄電・よりきめ細かなSmart Gridなど、原理的には既に可能だが、まだ商用化まで到達していない様々な技術の実用化が必要なわけですが、これらの技術は世界中で有益なものですから。
「数桁レベルでの技術改善が必須」という話でも感じたのですが、gedoさんは必要以上に悲観的なきらいがあるのではないでしょうか。今回の件もあり、原子力発電技術の輸出は、今後さらに困難になると思いますが、再生可能エネルギーやSmart Gridに関する製品であれば、そのような心配は不要です。太陽電池にしても地熱にしても、日本企業は既に世界でもトップクラスの位置にあるわけですから、これらの技術をコスト的にも火力や原子力に比肩するレベルまで改善すれば、今後の日本の主要産業の一つにもできる可能性があると思います。