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関電の総発電量からすると、数メガワットなんて誤差みたいな量ですし、昼間の方が電力需要は多いわけで、ギガワットクラスの発電量になったとしても、夜用を考える必要はないでしょう。
今年1月に出たプレスリリース、蓄電池を用いた電力需給制御システムの研究について [kepco.co.jp]
低炭素社会の実現に向けた取組みの一環として、太陽光発電などの新エネルギーが大量に電力系統に導入された場合に、電力系統の供給信頼度を確保するため、現在建設中の堺第7-3区太陽光発電所(仮称)が連系する石津川変電所(堺市)構内に、蓄電池を設置して行う電力需給制御システムの研究を平成22年度から開始します。 蓄電池にはニッケル水素電池を採用しますが、供用中の電力系統にこの電池をつなぎ、需給制御の研究を行うのは、わが国の電力業界では初めての取組みとなります。
低炭素社会の実現に向けた取組みの一環として、太陽光発電などの新エネルギーが大量に電力系統に導入された場合に、電力系統の供給信頼度を確保するため、現在建設中の堺第7-3区太陽光発電所(仮称)が連系する石津川変電所(堺市)構内に、蓄電池を設置して行う電力需給制御システムの研究を平成22年度から開始します。
蓄電池にはニッケル水素電池を採用しますが、供用中の電力系統にこの電池をつなぎ、需給制御の研究を行うのは、わが国の電力業界では初めての取組みとなります。
太陽光発電が大量導入された将来に備え、電力需給制御システムの研究を始めるそうです。
> 電力会社は家庭用太陽光発電に期待せずに余剰に発電します。> その結果、太陽光発電があっても無くても同じくらい発電して捨てているわけです。
そんなことはありません。電気を捨てることなんて簡単にはできないです。
電力の消費量より発電量が多い場合、発電機の負荷が軽くなる→回転数=周波数が上がる、という影響が出ます。発電量が少ない時はその逆。そして、その変動が一定値に収まるように、電力会社は、消費量の変化にあわせて、発電量を細かく調整しています。「発電量=消費量」であることは崩せない。
電力会社は家庭用太陽光発電に期待しないのなら太陽光発電が無くても大丈夫なだけの発電所を建てることになるし、家庭用太陽光発電をあてにできるのなら、その分を見込んで発電所を減らすことができます。そういう点では、家庭用太陽光発電をあてにするかどうかは「実際の発電量」ではなく「設備投資」の方に影響します。
止めたり動かしたりは簡単にはできないけど、燃やす量を変えて発電量を変えることはできるのです。車でいうと、止めるってのはエンジンを切ること、燃やす量の調整は、アクセルを踏む度合いの調整にあたります。
けれど量は調整できても、車でもそうだけど一番燃費のいい度合いってのがあって、それより発電量を少なくしても多くしても、発電量あたりの必要燃料が多くなってしまい、非効率になってしまいます。
日本じゃ、調整は火力発電でやってて、原子力発電は常に一定出力です。けど技術的にできないってわけではなく、例えばフランスじゃ原子力発電でも出力の調整をしていたかと。
国内では原発の負荷調整は行っていないと聞いています(ゲンパツD、はフィクションですね)。
一口に火力発電所といっても、重油(?)とガスタービンで全然特性違うらしいですね。ガスタービンはCO2排出も比較的少ないし、負荷追従性も高いですが、コストも高い。油を燃やす方式ではCO2排出も多いし負荷追従性も低いけど比較的低コストで発電ができる、と。
ちなみに、発電量抑制だけであれば、メガソーラーだろうと何だろうとパネルを回路から切離してしまえばそれでおわりです。家庭からの買い上げと、電力会社が運営するメガソーラーでは、そういう意味で経済原理が異なることになりますね。
抵抗器で熱にして捨ててます。止められないのは原発。火力は調整運転で使われます。種火は落とさないよ。もちろん。揚水は夜間電力。
>電力会社は家庭用太陽光発電に期待せずに余剰に発電します。余剰発電なんかしたら系統の周波数が上がるがな。(´・ω・`)
要は蓄電なしのソーラー発電で、日照の変化による系統への影響を調べる目的もあるんでしょ。ソーラーはピーク電力を供給させるのに都合がいい特性でもあるし、関電なら水力発電もそこそこ持ってるから、ソーラーと水力(もしくは火力も)連携させて変動する電力需要に追従できるかも調べるんではないの?
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
蓄電池無し? (スコア:1, 興味深い)
みたいですが、関西電力のは昼間に電力供給するだけなんでしょうか?
あくまで補助的な発電なんですかね。
Re:蓄電池無し? (スコア:2)
関電の総発電量からすると、数メガワットなんて誤差みたいな量ですし、昼間の方が電力需要は多いわけで、ギガワットクラスの発電量になったとしても、夜用を考える必要はないでしょう。
蓄電池を用いた電力需給制御システムの研究はじまる (スコア:2, 参考になる)
今年1月に出たプレスリリース、蓄電池を用いた電力需給制御システムの研究について [kepco.co.jp]
太陽光発電が大量導入された将来に備え、電力需給制御システムの研究を始めるそうです。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
まだ全体の必要電力のうち、太陽光発電は誤差以下の電力しかないうえに天候で大きく
変動するため、電力会社は家庭用太陽光発電に期待せずに余剰に発電します。
その結果、太陽光発電があっても無くても同じくらい発電して捨てているわけです。
蓄電できれば、夜間や天候不順でも電力供給が安定できるので、そこからが本格的に
CO2削減に貢献できるようになるってわけです。
Re:蓄電池無し? (スコア:3, 参考になる)
> 電力会社は家庭用太陽光発電に期待せずに余剰に発電します。
> その結果、太陽光発電があっても無くても同じくらい発電して捨てているわけです。
そんなことはありません。電気を捨てることなんて簡単にはできないです。
電力の消費量より発電量が多い場合、発電機の負荷が軽くなる→回転数=周波数が上がる、
という影響が出ます。発電量が少ない時はその逆。
そして、その変動が一定値に収まるように、電力会社は、
消費量の変化にあわせて、発電量を細かく調整しています。
「発電量=消費量」であることは崩せない。
電力会社は家庭用太陽光発電に期待しないのなら太陽光発電が無くても大丈夫なだけの発電所を建てることになるし、
家庭用太陽光発電をあてにできるのなら、その分を見込んで発電所を減らすことができます。
そういう点では、家庭用太陽光発電をあてにするかどうかは「実際の発電量」ではなく「設備投資」の方に影響します。
Re: (スコア:0)
電力会社の人に嘘を教えられていました。
彼らの話では、「一般家庭からの太陽光発電の電気なんて買いたくない。必要ない。
どうせ捨てるのに金だけ払ってる。国に言われて仕方なく買ってる」と言ってました。
「捨てる」の意味は具体的にはわかりませんでしたが、効率の悪い揚水式の蓄電
施設で使ったりするのかと思いました。
火力発電所は簡単に止めたり動かしたりできないため、いつも無駄に動かしてる
とも聞いたことがありますが、原発とかの発電所で調整してるんでしょうか。
Re:蓄電池無し? (スコア:1)
止めたり動かしたりは簡単にはできないけど、燃やす量を変えて発電量を変えることはできるのです。
車でいうと、止めるってのはエンジンを切ること、燃やす量の調整は、アクセルを踏む度合いの調整にあたります。
けれど量は調整できても、車でもそうだけど一番燃費のいい度合いってのがあって、それより発電量を少なくしても多くしても、発電量あたりの必要燃料が多くなってしまい、非効率になってしまいます。
日本じゃ、調整は火力発電でやってて、原子力発電は常に一定出力です。
けど技術的にできないってわけではなく、例えばフランスじゃ原子力発電でも出力の調整をしていたかと。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
国内では原発の負荷調整は行っていないと聞いています(ゲンパツD、はフィクションですね)。
一口に火力発電所といっても、重油(?)とガスタービンで全然特性違うらしいですね。ガスタービンはCO2排出も比較的少ないし、負荷追従性も高いですが、コストも高い。油を燃やす方式ではCO2排出も多いし負荷追従性も低いけど比較的低コストで発電ができる、と。
ちなみに、発電量抑制だけであれば、メガソーラーだろうと何だろうとパネルを回路から切離してしまえばそれでおわりです。家庭からの買い上げと、電力会社が運営するメガソーラーでは、そういう意味で経済原理が異なることになりますね。
Re: (スコア:0)
抵抗器で熱にして捨ててます。
止められないのは原発。
火力は調整運転で使われます。種火は落とさないよ。もちろん。
揚水は夜間電力。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>電力会社は家庭用太陽光発電に期待せずに余剰に発電します。
余剰発電なんかしたら系統の周波数が上がるがな。(´・ω・`)
要は蓄電なしのソーラー発電で、日照の変化による系統への影響を調べる目的もあるんでしょ。
ソーラーはピーク電力を供給させるのに都合がいい特性でもあるし、関電なら水力発電も
そこそこ持ってるから、ソーラーと水力(もしくは火力も)連携させて変動する電力需要に
追従できるかも調べるんではないの?