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中国政府、太陽電池業界に 2 兆円の資金投下を行う」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    中華な大規模投資は、

    >一生ものの買い物

    ではなく、数年で買い変える消費財になるレベルまで量産&低価格化を進めようって狙いです。

    >ヤマダ電機は住宅リフォーム部門を立ち上げる

    とか言ってるのも、それに呼応したもの。
    一度の買い物で一生使われたんじゃ商売にならない。

    同じ低価格化競争でも、高品質&長寿命(環境重視)で進めるか、大量生産&大量消費(使い捨て&買い替え前提)で進めるかで、日欧の企業は逡巡しているのです。
    • 住宅設置に関してですけど。

      日本製の太陽光パネルでも、メーカーによって品質の差が大きいのに、
      たとえ数年で取り換えるとしても中国製はちょっとね。

      ざっくりでいうと、一般家庭で電気代がゼロかマイナスになるには
      4kWくらいのパネルが必要。
      それには300万円くらいかかる。
      光熱費(ガス、電気)の毎月の削減が合わせて2万円くらいとして、
      年間で24万。だいたい12年ちょっとで元が取れる計算ですが、
      それ以降も長期間に渡って使えないと得にはならない。
      #数字はざっくりなので、今時の太陽光パネルの値段に合ってないかも。

      数年で元がとれるようにするには、かなり激安にしないといけないですが、
      いくら日本製と比べて激安とはいえ、100万単位のものにはなかなか手が
      出せないと思いますよ。
      • Re: (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward
        その損益分岐は曇りの日とかインバータの耐用年数や銀行の金利とかを考えてない気がする。
        上記込みで考えると損益分岐が25~30年位になるはず。

        大体日本の住宅は35年で建て替えるので、新築時に設置しないとかなり微妙なんですよね。
        • by Anonymous Coward on 2010年09月14日 19時00分 (#1825160)
          > その損益分岐は曇りの日とかインバータの耐用年数や銀行の金利とかを考えてない気がする。
          > 上記込みで考えると損益分岐が25~30年位になるはず。

          パワーコンディショナーは10年くらいで交換が必要とは言われているけれど、
          せいぜい30~40万円くらい。
          太陽光パネルと違って、年々安いモデルになっているらしい。

          交換が必要となる10年後には、10万円台にはなってるんじゃないかな。

          金利や曇りの日を考慮しても、25年なんてとんでもない年数はかからない。
          よっぽどインチキなメーカーのものを買わなければね。

          使い方や建物の構造にもよるけれど、実際は売電額のほうが電気料金よりも高くなる
          こともあるので、冬場は発電量が少なくても、夏場でその分取り戻されるため、
          通年で言うと、10~15年ってところ。
          政府の補助金やエコ売電の政策もあるし。

          それに金利がっていうのは、ローンで買った人の場合の話なので、ここで話すのは無意味。

          > 大体日本の住宅は35年で建て替えるので、新築時に設置しないとかなり微妙なんですよね。

          大体って…。
          築35年で建て替えが必要な家って、よっぽど手抜き工事でもされていないと無いと思う。
          家を買うとき、大抵は35年ローンとかにすることが多いけれど、ローンが払い終わったら
          家がもう建て替えないといけないなんてことがあったら、誰も家を買わないよ。

          さらにいえば、別に家を建て替えするからといっても、設置された太陽光パネルが
          使えなくなるわけじゃない。
          そのまま建て替え後の家に移設するだけの話だ。
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >築35年で建て替えが必要な家って、よっぽど手抜き工事でもされていないと無いと思う。
            日本の建物は水回りが壁の内側に埋め込まれている内配管方式が多いので、
            それだとパイプなどの耐久年数の30年くらいを過ぎると取り替えないといけません。
            どうせ壁に穴を空けて大がかりな改装工事を行うくらいなら、いっそ建て替えてしまうケースが多いのではないでしょうか。

            それで建築の需要が促されている部分もあるのでしょうが、
            欧米には、100年経っても使える建物が多いことを考えるとまあ壮絶な無駄ですよね

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