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最終的な放熱面積が等しいから意味が無いなんて考えるのは, 熱伝導(熱伝達ではない)を理解していないんでしょうね. 確かに発熱量と表面積が同じなら表面温度は同じですが, 発熱部の温度は表面温度に加え, 発熱部から表面までの距離を熱伝導度で割ったものに比例(正確には形状に合わせて積分してやらないといけませんが)しますので, 気体に比べて熱伝導度が高い固体や液体の方が単純に有利になります.一般的に封止材としてよく使われるエポキシ樹脂あたりと比べても水は3倍程度熱伝導度が高いので, 単純に一部を置き換えるだけでも効果が期待できるかもしれません. ガラスの無垢だと熱伝導度は水より高いけど, 比重が倍以上あるので重くなりすぎるとか.
さらに液体というのが面白いところで, そのままでも重力下では対流あるいは自動車などでは振動による攪拌が期待できるのですが, LEDがフィラメントに比べて振動に極めて強いという特性を利用すれば, ソケットを圧電素子なんかで能動的に振動させて液体を攪拌・温度均一化(発熱部近傍の温度低下)させるなんて可能性もあるかも.
コスト的な面以外で, この技術に問題が出るとしたら「泡」の挙動あたりかも. 発熱部の近傍に泡が付着すると, その部分に熱が溜まるので, 場合によっては正のフィードバックで泡が成長して高温化し, LEDが破壊ってことも.
このメーカを含めて、水冷以外のLEDランプはたいてい空冷用のフィンがついていますが、恥ずかしながらこれを単なるデザインだと思っていました。
しかし、この水冷式は100%でなく10~20%の空気も含まれているようですが、これはなんのためだろう。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
タレこみ子らが否定的なのはいいけど・・・ (スコア:0)
電球や蛍光灯で球切れや劣化はあっても、普通割ったりとかはしない。
汚れにしたって、電球や蛍光灯でも年一回の大掃除では拭いたりするだろ。
中性洗剤使えば汚れはきれいに拭える。
エントリ記事の中の否定的な指摘は、なんだかどれもこれも説得力が無いなぁ。
筋はそれほど悪くないのでは (スコア:2, 興味深い)
最終的な放熱面積が等しいから意味が無いなんて考えるのは, 熱伝導(熱伝達ではない)を理解していないんでしょうね. 確かに発熱量と表面積が同じなら表面温度は同じですが, 発熱部の温度は表面温度に加え, 発熱部から表面までの距離を熱伝導度で割ったものに比例(正確には形状に合わせて積分してやらないといけませんが)しますので, 気体に比べて熱伝導度が高い固体や液体の方が単純に有利になります.一般的に封止材としてよく使われるエポキシ樹脂あたりと比べても水は3倍程度熱伝導度が高いので, 単純に一部を置き換えるだけでも効果が期待できるかもしれません. ガラスの無垢だと熱伝導度は水より高いけど, 比重が倍以上あるので重くなりすぎるとか.
さらに液体というのが面白いところで, そのままでも重力下では対流あるいは自動車などでは振動による攪拌が期待できるのですが, LEDがフィラメントに比べて振動に極めて強いという特性を利用すれば, ソケットを圧電素子なんかで能動的に振動させて液体を攪拌・温度均一化(発熱部近傍の温度低下)させるなんて可能性もあるかも.
コスト的な面以外で, この技術に問題が出るとしたら「泡」の挙動あたりかも. 発熱部の近傍に泡が付着すると, その部分に熱が溜まるので, 場合によっては正のフィードバックで泡が成長して高温化し, LEDが破壊ってことも.
Re: (スコア:0)
このメーカを含めて、水冷以外のLEDランプはたいてい空冷用のフィンがついていますが、
恥ずかしながらこれを単なるデザインだと思っていました。
しかし、この水冷式は100%でなく10~20%の空気も含まれているようですが、これはなんのためだろう。
Re: (スコア:0)