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太陽光発電の普及の思わぬリスク」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    安定かつ柔軟に電力供給量を調整できる原子力発電があるのに、わざわざ不安定な方式を混ぜていく必要が薄いと思います。
    どうせなら、もっと原子力発電所を増やすほうがスマートで良いかと。

    • by Anonymous Coward

      原子力や火力などは発電量を急激に可変させづらいので柔軟に電力供給量を調整できるという表現には語弊があるような?

      電気は貯めることができないので今使っている電気は今発電した電気です。
      各電力会社の給電指令というところで需要の変動に応じて全国の発電所の発電量をリアルタイムにコントロールしています。
      電圧や周波数などを一定に保つために実はかなりの苦労があるのです。
      ここで発電量が不安定な発電方式の発電所が加わると安定した電力供給はさらに大変な努力が必要になります。
      なお、この時に出力の増減のコントロールに使われるのは主に水量をコントロールするだけで出力も容易に可変できる水力発電です。
      火力発電や原子力発電は一定の出力で稼動させたほうが効率がいいので急激な出力可変は行いません。

      • by Anonymous Coward
        >電気は貯めることができない

        古い常識ですね。今や大容量バッテリが電気自動車やハイブリッド車ととも
        に大量に普及しつつあり、有効活用する仕組みが考えられており、近いうちに
        電気は(ある程度)貯めて使うものになるかもしれません。
        • Re:そもそも必要? (スコア:2, すばらしい洞察)

          by USH (8040) on 2009年04月16日 12時25分 (#1550030) 日記

          古い常識ですね。今や大容量バッテリが電気自動車やハイブリッド車ととも
          に大量に普及しつつあり、有効活用する仕組みが考えられており、近いうちに
          電気は(ある程度)貯めて使うものになるかもしれません。

          エネルギーの形態としては、純粋に電気を電気として貯めておけるのは、(電解ではない)コンデンサ(キャパシタ)だけですね。
          最近では、ナノテク使ったスーパーキャパシタってのも開発されてきていますが、PCレベルの電池を置き換えるにもいたっていない。
          通常の大容量バッテリは、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して貯蔵している。その意味で、水を電気分解して水素にして蓄えたり、揚水発電で位置エネルギーに変換しているのとあまり差はない。
          当然、変換にはロスがあるので、充電した分使えるわけではない。

          もちろん、将来的に(電池を含めた)蓄電技術は進歩していくと思われますが、車でさえやっとなんとか、というレベルにたどり着いた段階で、都市レベル、国レベルの電力をうんぬんできるまではまだまだ先が遠い。

          なんだかんだといって、化石燃料のエネルギー密度と扱いやすさ・貯蔵しやすさは、ピカ一なんですよ。

          親コメント

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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