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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
エルピーダとNECエレクトロニクス (スコア:5, 興味深い)
再編・売却も含んでの分社化という時点でちょっと異なりますが、
総合電機の半導体部門を切り出した会社としてみると、この2社が
非常に対照的といえると思います。ある意味、半導体再編第一幕の
成功例と失敗例ですね。
エルピーダは折半出資の弊害によって、存亡の危機にたったのを、
一人の経営者の招聘と全権委任によって、見事に復活したものです。
企業は経営者で変わる、というものの代表例です。
逆にNECエレクトロニクスは、DRAM亡き後の設備投資を主導する
大量生産品を生み出せず、さらに苦境に陥ります。親会社が、
7割超の株式を保有し続けているのも、資本家からも批判の声が
あがっており、中途半端な再編が会社を悪くする代表例になって
しまいました。
富士通の製品構成を考えると、NECエレクトロニクスに近い企業に
なると思われます。NECエレが苦境に陥っているのを見て、富士通の
経営陣はどういう再編のシナリオを描いているのでしょうか。
Re: (スコア:0)
単純に、赤字部門の切り捨て?
Re: (スコア:5, 参考になる)
長年Fの中では、足を引っ張るお荷物事業部だったし。
開発部隊だったあきる野から設備やエンジニアを三重に持っていったところから見て、将来的に三重工場に一本化して、設備的に最新テクノロジに対応できない若松工場と岩手工場を終息に追い込むのではないでしょうか。
ごく最近三重工場に巨額を投じて300mmウェハーライン作ったばかりですし、そう簡単に三重工場は潰さないでしょう。
そんなニュアンスを含んだ上様のお言葉がありました。
中の人なのでAC
Re:エルピーダとNECエレクトロニクス (スコア:2, すばらしい洞察)
だとおもうのですが、
Fの体質からして、うまくM&Aで償却できればよし、
出来なければ、ずるずると本社管理の下でNECと同様の状態に
陥らないことを懸念します。
販売価格が妥当な額で想定されていれば良いのですが、
何のための分社化か、という状況にならないことを祈っております。