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ワーナー・ブラザーズがBlu-rayに一本化」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    ITmedia [itmedia.co.jp]によると、CESでのHD DVDプロモーショングループの発表会中止、東芝DM社社長の渡米キャンセルなど、このニュースはかなり動揺を与えているようです。HD DVD陣営にとっても、本当に寝耳に水の発表だったのかも知れません。
    • たしかに衝撃だ (スコア:0, フレームのもと)

      by Anonymous Coward
      日本ではBD支持派が多いみたですし「ふーん」くらいのユーザが多いだろうと思いますが…

      そもそもワーナーって東芝と組んでHD DVDの推進をしていた中核の企業だったんですよね.で,その他のスタジオ(おそらく本音ではどっちでも良いと思ってた)も「DVDで実績の多いワーナーさんが言うなら…」みたいにしてHD DVDに賛同していて,2004年時点ではこちら [nifty.com]にも書かれているように,「映画スタジオの支持ではHD DVDが有利」と見られていたし,ワーナーからもBD陣営に「規格の一本化はできないか?」と打診したりしていたわけです.

      それが,某大手映画スタ
      • by shiragaoyadi (27158) on 2008年01月06日 11時36分 (#1275885)
        なんだか、言いたいことがよく分かりませんが。
        言い古されてきたことですが、規格が良ければOKならベータマックスでも勝てた可能性はあるわけです。
        メディアが統一されないと困るのは消費者の訳で。
        2者が争うことで、技術の向上と価格の低下が果たせる、というのは市場原理上仕方がないことでしょう。
        東芝さんにはかわいそうですが、死屍累々の上に新しい技術と文化が生まれる、というのは歴史の事実だと思います。

        まあ「某大手映画スタジオ」のせい、なんて笑止千万です。
        いずれの側も、そんな政策を繰り返していたわけですから。
        HD DVDは両面30Gが製造可能だが、BRは25Gしか記録できない、なんて喧伝をして失笑を買ったのも記憶に新しいところで。

        個人的にはソニーも嫌いになっちゃいましたが、MSがHDに付いたあたりから東芝さんには悪い風が吹いたかと。
        (東芝本人は強力な味方を得た!と思ったのでしょうが)
        MSが提唱して国際的な規格として失敗した物は数多く。
        特に「家電」をMSがリードする、なんて当分ありえない、と思っています。
        とにかく、昨年の途中からほぼHDの負け、と思ってましたから「衝撃的なニュース」ではなかったです。

        といいつつ、米国ではWinXPではHomeよりMCが出ていた、という事実もあるようで、
        ここから先は識者のご意見を求む、ということで。
        親コメント
        • > 規格が良ければOKならベータマックスでも勝てた可能性はあるわけです。
          まさに規格が良くなかったのです。
          ベータは1時間録画できれば良いという考え方が間違ってました。後出しで長時間とか言っても、ときすでに遅しで、最終的にベータのフォーマットが混乱するだけです。まさに、DVDにHDをつけて別のDVDといっているのと同じことのような気がします。
          親コメント
          • >ベータは1時間録画できれば良いという考え方が間違ってました。
            この点はいかがでしょうか?
            ビデオが一般家庭に普及し始めたとき(普及率が20%から50%越えに向かうとき)、
            ベータも既に2時間モード標準のベータIIに移行していました。
            一般家庭でもベータIIが標準として使われていたと思います。
            (市販ソフト自体が、VHSは標準を、ベータはベータIIを標準にしていましたから)

            長時間モードはベータIIIが3時間と少々不足気味でしたが(薄いテープを使った750が発売されほぼ5時間録が可能に)
            コンパクトなカセット、良好な画質はベータの物であったと思います。
            当時、ソニーとサンヨーで特に互換性が悪く、ソニーで録画した物をサンヨーで再生(逆も同じ)したら、
            極端に画質劣化がおきていましたが、これもVHSではビクターと三菱の間で同様の問題があり、
            当時販売製品の画質コントロールに悩んだ物です。

            一般的に言われている話なのでまず間違いないと思うのですが、
            ビクターはソフト生産に力を注ぎ、ダビングセンターへ廉価にVTRを売ったり、
            テープを廉価に卸していました。(これは業者から直接聞いたので間違いないはず)
            特にそれまで「ブルーフィルム」といわれていた種類の画像ソフトが、
            「ピンクビデオ」として多数流通し、これが一気に家庭のVTR普及率を高めた
            (これは前述のベータIIよりは早い時期)ものと思います。

            VHSは画質も悪くテープも大きく、決して優れたものではなかったのですが、
            ソニーが気づいたときには普及率に大きな差が付いておりました。
            ソニーは確かにEDベータなど互換性のない製品を出し続けたのですが、
            これらも高画質派のファンに受け入れられただけで、決して市場の混乱は起こさなかったと思います。
            それを言えば、ビクターもD-VHSなどという規格もありましたし、S-VHSも決して普及したとは言えませんでした。

            一般的に知られていませんが、ベータマックスの規格はそのままベータカムという放送用規格に受け継がれ、
            その後、デジタルベータカム、HDCAMと引き継がれており(テープの材質等は異なる)、いまだに世界中で利用されています。
            ベータマックスで失敗したソニーは、この放送規格で世界を席巻し、
            その高付加価値により、ソニーに莫大な利益をもたらしました。
            (ベータマックスの失敗に匹敵するかどうかは不明ですが)

            規格は重要ですが、良い規格が勝てるわけではありません。
            パソコンになってのコンピュータの各種規格を見れば分かるとおり。

            かつて日本にもソードというパソコンがありました。
            8ビットながら1974年時点でOSを搭載し、すばらしい表計算ソフトを備え、
            ネットワークで分散処理も可能、という画期的な製品でしたが、
            IBMからの誘いを断り独自路線に走ったことで10年あまりで消滅していった、といわれております。

            すません、旧聞ばかりですが、ご参考になれば。
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            • by Technobose (6861) on 2008年01月06日 23時57分 (#1276132) 日記
              Betacamは、入手性に優れるビデオカセットを使ったENGシステム
              として開発されたシステムで同じカセットテープを使えるという
              以外、Betamaxとはまったく違うものです。
              またED-Beta機は、それまでの各モードを全て再生できるので再生 互換性は確保してますね。
              ですので、家庭用のBetamaxを再生しようと思ってもBetacamでは
              再生できません。噂ではEDV9000終了時、あちこちの放送局が在庫
              を一斉に買ってしまったなんてのがあります。
              ベータ対VHS戦争(以下、先の戦争)のときと、今回の違いは先の
              戦争ではメディア自体がまったく違ってしまったので、どちらかを
              選ぶと記録内容と規格が運命共同体でしたけど、今回は物理的なサ
              イズが同じで再生互換をとることができるという点です。
              そのうち安い両対応再生機とか出てくると思うし、どこかのメーカー
              からHD DVD再生対応BDレコーダーとか出てきたら一気に決着がつくよ
              うに思いますね。
              テレビ放送をディスクに保存することを考えても、孫コピーを作るこ
              とができない現状では、再生環境の確保だけ考えればいいわけです。
              こう考えると、先の戦争と違いユーザーには規格の違いは決定的なリ
              スクとはいえないと思います。とりあえず、今、手に入る機械の中で
              最もニーズに近い製品を買って使い切る、という考えでいいのではな
              いでしょうか。

              余談
              ED-Betaは、まだ修理できます。
              テープも手に入ります。このあたり終了にあたりメーカーが続けると
              明言したことを履行していると思います。
              一方、同時期のS-VHS機はどうなんでしょうね。
              まともな再生環境の確保という点で、VHSのほうが厳しい状況かもしれ
              ません。
              とりあえずメーカーには、Beta、VHS、8mm、DV、U規格の修理だけは続
              けてほしいです(できれば、生産も何とかしてほしい)。
              親コメント
            • ベータが勝てなかったもうひとつの理由があります。

              ベータ陣営で売れたのはソニーだけだったことです。
              まだベータに勢いがあった頃でも、ソニー以外のメーカーは低迷していたようです。
              で、ソニー以外のメーカは次々とVHSに鞍替えし、結果ベータはソニーしか作らなくなり、市場が縮小していったとのことです。

              僕自身、ベータは10台くらい買いましたが、全てソニーでした。
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            • 初期のものを当時購入した人間としては、ベータは1時間のイメージが強かったですね。
              同じベータといっておきながら、ベータⅡで1時間が2時間になりというところがいかにも混乱しているようで手を出せませんでした。確かに某メーカーの販売部隊がブルーフィルムをつけて売るというのは原動力でしょうが、それだけならベータでもできたはずなんですね。某メーカーみたいなルートが無かったかも知れませんが。
              個人的にはソフトは購入するものとは思ってもみませんでした。5000円以上もするテープに2時間の洋画劇場を録画したいが初めてVTRを欲しいと思ったきっかけでした。ベータの一号機を持っている人が身近にいたので、1時間がベータと思っていたことがあったのかもしれません。
              つまり、あとから建て増しをしなければならなくなることがだめなんじゃないかと。DVDにHDつけても所詮DVDの派生のイメージでしかないのが不利なんじゃないでしょうか。一層だとDVD3枚分でしかないし、HD DVDのメーカー自身が普通のDVDに録画しましょうといってるくらいだからすでに終わったと見るべきなんでしょう。
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          • by Anonymous Coward
            まさに企画が良くなかったのです。

            「洗濯屋ケンちゃん」をベータでもバラ撒けばよかったのです(違

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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