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はんだ付けもリフロー炉をそのまま使えるのか。
ちっちゃいねぇ。全固体電池と言ったらトヨタがEV用の研究してるのとかを想定してたからこれは驚き。
サイズだけ明記されてて電池としてのスペックが何も書かれていないのが解せぬ。
リンク先の「開発した全固体電池と従来のリチウムイオン二次電池が狙う領域のイメージ」図によれば容量10^-3 ~ 10^2[mAh]、つまり 0.001 ~ 100mAh程度で、この領域でカスタマイズに応じるということでしょう。先に出ている村田製作所のものでは定格電圧が3.8Vとなっているので概ね従来リチウムイオン(3.7V)の容量表記と比較可能かと思います。
最初はBluetoothヘッドセットとか電子タグの類ですかね。AppleのPencilが38.8mAh、AirPodsが93mAhだそうで、今はどちらも棒状の部分に電気ウキ用の筐体を流用した棒状の電池を納めているはず。これがチップ形状になれば軸部分が不要になるでしょう。コイン型リチウムイオン電池にはもちろんLR41みたいなコイン型もありますが、チップコン形状になれば地味に2セル4セル構成を取って防水コーティングなどもしやすくなるのもメリットだったりするのかもしれません。
どこかの展示会で説明受けた際には、まずはスーパーキャパシタとか大型MLCCの置き換えって言ってました。電荷量で短時間電源として機能するようなもの。
リチウムイオン電池を置き換えられるかどうかは、コスト次第じゃないかな。MLCCと同じ製造工程だと、大型の物は非常に高コストで辛いと思う。
容量以外にも大事なのが、電池寿命(繰り返し充放電回数)と供給最大電流量だな。
全個体電池は現在いろいろなところが実用化に向けて鋭意R&D中だが、概して前者に関しては現行のリチウムイオン電池より優秀、後者に関してはまだまだ現行の電池を置き換えられるレベルには達していないという感じ。
誘電のこれは、そこのところの具体的な数字はどれほどのものなんだろう。
最大電流は最悪電池の数を増やせば済むけど(コストと実装スペースは増えるけどね)、寿命については尽きたら交換する以外に対応する方法がないので、人里離れた地帯に設置、マザーボードにハンダ付する、などの部品交換が高くついたり現実的でなかったりする用途には固体の方が適しているのかもしれない。
寿命だって、「最悪電池の数を増やせば済む」事柄なんだよ。(コストと実装スペースは増えるけどね)使用電力量がおおよそ決まっているなら、電池の数を増やしてトータルの充電容量を大きくすれば、充放電の繰り返し回数を減らすことができるんだから、個々の電池の劣化の進行も低く抑えることができる。
まあそれも書きながら考えていたんだけど、最大電流はセルの数にほぼ正比例する一方で耐久性の向上はより緩やかなので、どっちがより重要かというと耐久性の方かな、と思ってああ書きました。舌足らずなコメントでごめん。
プレスリリースのpdfの2ページ目のグラフだと、同じサイズの従来のMLCC(積層セラミックコンデンサー)のざっくり1000倍の容量にみえる。最終的には量産歩留りといった要素との兼ね合いで設計パラメータが決定するのだろう。
> プレスリリースのpdfの2ページ目のグラフだと、
世の中の嘘グラフに慣れ過ぎて、あれを見たまんまに読み取って良いモノなのか首を傾げてる。マスコミじゃないからそこまで疑うのはおかしい? いやでもソフトバンクは…
>全固体電池と言ったらトヨタがEV用の研究してるリチウムイオン電池は当初、個体で研究されていたけど、なかなか性能が上がらなかったそうな。そのうちゲルを使ったものをソニーが開発して高性能なものができたから、みんなそっちに流れていったそうな。ゲルや液体を使ったものなら電極との接触面積を大きくできるけど、個体の場合はそうはうまくいかない、それは現在もそう変わっていない、トヨタよ与田話をするんじゃねぇ、ってな話を ここ [evsmart.net]にあったけど、さて今後どう転ぶのか。
読んだ。悪いけど昔の知識をアップデートせずに現在の研究をけなしている老人の寝言にしか聞こえませんな。
そもそも全固体のメリットはパフォーマンスではなく、セパレータが不要であり材料を少なく出来る、デンドライトが成長出来ないのでショートしにくい、電解液漏れによる発火が起こらない、などとコスト・安全が改善すること。どちらも自動車には非常に重要な話。そこらへんを完全に無視して全固体にいいことはない、などと批判するのは何か全固体に個人的な偏見を持っているとしか思えない。
というか思いっきりポジショントークだな、って思えた。昔駄目だから今も駄目、とかそんな単純なもんじゃないでしょうにねぇ。
乗っけてるサイトも、インタビュー受けてる人もテスラ狂ですもんね経歴的には、ほんとの専門家なんですけど、まずトヨタを批判したいというのが先に立ってますねもちょっと技術的な話を多めにお願いしたかった
但し「Windowsは640KBで十分」は何度笑い話にしても良い。
何で二度も「個体」と書いて誤字に気が付かないのか
ヒント:スラド
節子それヒントやない、答えや
今回のストーリーのように、MLCC同様の構造で、薄膜積層構造によって接触面積を稼ぐのは与太話じゃないよ。高コストだからリチウムイオン電池すべてを置き換える物じゃないけど、全個体電池が全てダメという話でもない。
自分で書いて居る様にトヨタなんかが研究しているEV用と異なり、コイツは基板用だな。元々コッチの製品の方が早いって話は合ったよ。
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というかパッケージはセラコンそのままだな (スコア:1)
はんだ付けもリフロー炉をそのまま使えるのか。
Re:というかパッケージはセラコンそのままだな (スコア:0)
ちっちゃいねぇ。
全固体電池と言ったらトヨタがEV用の研究してるのとかを想定してたからこれは驚き。
Re: (スコア:0)
サイズだけ明記されてて電池としてのスペックが何も書かれていないのが解せぬ。
Re:というかパッケージはセラコンそのままだな (スコア:3)
リンク先の「開発した全固体電池と従来のリチウムイオン二次電池が狙う領域のイメージ」図によれば容量10^-3 ~ 10^2[mAh]、つまり 0.001 ~ 100mAh程度で、この領域でカスタマイズに応じるということでしょう。先に出ている村田製作所のものでは定格電圧が3.8Vとなっているので概ね従来リチウムイオン(3.7V)の容量表記と比較可能かと思います。
最初はBluetoothヘッドセットとか電子タグの類ですかね。AppleのPencilが38.8mAh、AirPodsが93mAhだそうで、今はどちらも棒状の部分に電気ウキ用の筐体を流用した棒状の電池を納めているはず。これがチップ形状になれば軸部分が不要になるでしょう。コイン型リチウムイオン電池にはもちろんLR41みたいなコイン型もありますが、チップコン形状になれば地味に2セル4セル構成を取って防水コーティングなどもしやすくなるのもメリットだったりするのかもしれません。
Re: (スコア:0)
どこかの展示会で説明受けた際には、まずはスーパーキャパシタとか大型MLCCの置き換えって言ってました。
電荷量で短時間電源として機能するようなもの。
リチウムイオン電池を置き換えられるかどうかは、コスト次第じゃないかな。
MLCCと同じ製造工程だと、大型の物は非常に高コストで辛いと思う。
Re: (スコア:0)
容量以外にも大事なのが、電池寿命(繰り返し充放電回数)と供給最大電流量だな。
全個体電池は現在いろいろなところが実用化に向けて鋭意R&D中だが、
概して前者に関しては現行のリチウムイオン電池より優秀、
後者に関してはまだまだ現行の電池を置き換えられるレベルには達していないという感じ。
誘電のこれは、そこのところの具体的な数字はどれほどのものなんだろう。
Re: (スコア:0)
最大電流は最悪電池の数を増やせば済むけど(コストと実装スペースは増えるけどね)、寿命については尽きたら交換する以外に対応する方法がないので、人里離れた地帯に設置、マザーボードにハンダ付する、などの部品交換が高くついたり現実的でなかったりする用途には固体の方が適しているのかもしれない。
Re: (スコア:0)
寿命だって、「最悪電池の数を増やせば済む」事柄なんだよ。(コストと実装スペースは増えるけどね)
使用電力量がおおよそ決まっているなら、電池の数を増やしてトータルの充電容量を大きくすれば、
充放電の繰り返し回数を減らすことができるんだから、個々の電池の劣化の進行も低く抑えることができる。
Re: (スコア:0)
まあそれも書きながら考えていたんだけど、最大電流はセルの数にほぼ正比例する一方で耐久性の向上はより緩やかなので、どっちがより重要かというと耐久性の方かな、と思ってああ書きました。舌足らずなコメントでごめん。
Re: (スコア:0)
プレスリリースのpdfの2ページ目のグラフだと、同じサイズの従来のMLCC(積層セラミックコンデンサー)のざっくり1000倍の容量にみえる。
最終的には量産歩留りといった要素との兼ね合いで設計パラメータが決定するのだろう。
Re: (スコア:0)
> プレスリリースのpdfの2ページ目のグラフだと、
世の中の嘘グラフに慣れ過ぎて、あれを見たまんまに読み取って良いモノなのか首を傾げてる。
マスコミじゃないからそこまで疑うのはおかしい? いやでもソフトバンクは…
Re: (スコア:0)
>全固体電池と言ったらトヨタがEV用の研究してる
リチウムイオン電池は当初、個体で研究されていたけど、なかなか性能が上がらなかったそうな。そのうちゲルを使ったものをソニーが開発して高性能なものができたから、みんなそっちに流れていったそうな。ゲルや液体を使ったものなら電極との接触面積を大きくできるけど、個体の場合はそうはうまくいかない、それは現在もそう変わっていない、トヨタよ与田話をするんじゃねぇ、ってな話を ここ [evsmart.net]にあったけど、さて今後どう転ぶのか。
Re:というかパッケージはセラコンそのままだな (スコア:2, 興味深い)
読んだ。悪いけど昔の知識をアップデートせずに現在の研究をけなしている老人の寝言にしか聞こえませんな。
そもそも全固体のメリットはパフォーマンスではなく、セパレータが不要であり材料を少なく出来る、デンドライトが成長出来ないのでショートしにくい、電解液漏れによる発火が起こらない、などとコスト・安全が改善すること。どちらも自動車には非常に重要な話。そこらへんを完全に無視して全固体にいいことはない、などと批判するのは何か全固体に個人的な偏見を持っているとしか思えない。
Re: (スコア:0)
というか思いっきりポジショントークだな、って思えた。
昔駄目だから今も駄目、とかそんな単純なもんじゃないでしょうにねぇ。
Re: (スコア:0)
乗っけてるサイトも、インタビュー受けてる人もテスラ狂ですもんね
経歴的には、ほんとの専門家なんですけど、まずトヨタを批判したいというのが先に立ってますね
もちょっと技術的な話を多めにお願いしたかった
Re: (スコア:0)
但し「Windowsは640KBで十分」は何度笑い話にしても良い。
Re: (スコア:0)
何で二度も「個体」と書いて誤字に気が付かないのか
Re: (スコア:0)
ヒント:スラド
Re:というかパッケージはセラコンそのままだな (スコア:1)
節子それヒントやない、答えや
Re: (スコア:0)
今回のストーリーのように、MLCC同様の構造で、薄膜積層構造によって接触面積を稼ぐのは与太話じゃないよ。
高コストだからリチウムイオン電池すべてを置き換える物じゃないけど、全個体電池が全てダメという話でもない。
Re: (スコア:0)
自分で書いて居る様にトヨタなんかが研究しているEV用と異なり、コイツは基板用だな。
元々コッチの製品の方が早いって話は合ったよ。