アカウント名:
パスワード:
こんなバケモノ [tesla.com]がもうすぐ稼働するとわかってたら、そら戦意喪失しますわな
時間切れ、というやつだ。競合相手がウヨウヨしてるというのに結局成果を出せなかったという事で事業丸ごとリストラですね(震え声
日産座間工場(跡地)には次、何が来るのかなあ…
# その昔、座間工場勤務者のために急行も止まってたぐらいなのに
日産は売却によって投資額の何倍もの利益を得るだろうけどそれは普通リストラとは言わないのでは?
このまま事業を続けてもメリットがないと判断した電池事業を切り捨てて構造改革を図るのだからRestructuringで構わない
日本語のリストラとりすとらくちゃりんぐが同じだと勘違いしたって事ですか
だね。売り抜け狙ってたのでもなし競合に負けて撤退する訳だからリストラで構わない
今回の中で「競合に負けて撤退する」と表現されている所はどこにも無いんだけど、どうしてそう思っちゃったのかな?売却って話をネガティブなニュアンスでしか捕らえられない感じかな。
まぁ、それはさておき、本気で分かってない輩がいそうなので軽く説明すると、
●どこかの系列と見なされると、調達やお客に偏りが生じるから成長が阻害されるので系列から外したい●競合に対して優位性があり、今だったら高く売れるから
と言う理由だね。これは、日産が一貫して実施してきた系列排除の流れの一つ。
従来自動車会社は系列企業が決まっていて、あの部品メーカはトヨタ系、あの部品メーカは日産系、ホンダ系、などとと決まっており、あまり系列をまたいで調達されることが少なかった。
これはまだ産業が未熟な内は密になって行う事で、リスクを低減重技術開発を図る、差別化をするなどで非常に有効なんだが、産業が成熟してくると無駄が多い。この結果どうなったかというと
●他によりよいものがあっても自社系列企業への配慮で手が出せない●親になっている企業に配慮して、最新の高性能品を系列外に売る事ができない
なんて事が起きた。これ、日産が傾いてルノーグループ入りした理由の一つだと言われている。
トヨタなどはこれに対して系列を維持したまま自社技術を惜しみなく業界標準に広め、外販を推奨する一方で徹底的に価格を叩いて絞り上げる、という手法をとって打開したが、日産は、系列構造そのものを見直すことにした。こうするとお互いの経営の自由度が増すわけだね。
#三菱自工は逆に三菱グループの系列協力会社を守る伝統に縛られて#身動きが取れなかった、と言う話も聞く。
#また同じような経緯から、ルネサス再建に際して、#自動車会社に出資させたのは誤りだったという意見もある。
スラドだからバッテリーだけが話題になったけれど、世間的には同じような経緯で、カルソニックカンセイ売却話の方が大きな話題だ。http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10HOQ_Q6A610C1TI1000/ [nikkei.com]カルソニックカンセイは過去最高益を更新している中での売却だった。ルノー・日産も特に経的に問題があるわけでは無い。これは、カルソニックカンセイがさらに成長するため、そして売却益を最大限得て、社内の開発に宛てるための戦略だね。競合に負けた、ではなく、絶好調で今が売り時だから売るわけだね。
このケースも全く同じだよ。売り抜ける時期は狙っていたし、競合に勝っているから売るわけだ。
韓国でさえ中国メーカーに押されつつある現在、国内の電池メーカーが中国などの競合に勝ってるのかー(棒
2年ほど前、国内電池メーカー大合併という流れをソニーがリチウム二次電池はコア事業だと言い放ってぶっつぶしちゃったよね。
# それがまた売却だもんなー ソニーは(かなり前から)ダメだと思ってたけど本当にダメだ
車載向けの電池と、小型電子機器向けの電池を一緒にしてはいけませんよそもそもSONYは車載向け電池事業に参入してません。
事の発端は、電池業界に大きな前震となる衝撃が走った4年前の2012年11月まで遡る。ソニーの電池事業売却のニュースが流れたのである。真っ先に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が買手先として手を挙げた。しかし、買収価格が折り合わないとのことでこの交渉は決裂した。
その後、ソニーの電池事業を日本国内に留めないと、ただでさえ日本の電池産業競争力が低下しているところに大きな打撃を与えてしまうというリスクから、経済産業省が働きかけ国内に留める方案を構築するプロジェクトが発足した。産業革新機構が旗振り役となり、ソニーエナジーデバイス、日産自動車、NECエナジーデバイス、AESCから経営陣や幹部級社員がメンバーとなり、Libertyプロジェクトとして電池産業競争力を高めるための統合シナリオの再編劇がスタートしたのである。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/246040/080800031/?P=2 [nikkeibp.co.jp]
確かに車載用電池には参入はしてないけどね_(:3 」∠)_
著者のプロフィール読んでから引用したほうがいいよ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130401/245962/ [nikkeibp.co.jp]
ホンダからサムスンに引き抜かれた後、ノウハウを吸い取られてサムスンをクビになった人。2000年代前半にやらかした人の一人だね。日本に戻った後、日の丸親方に職をもらえると思ったら、また技術流出されてはたまらないと反発した人に反対されたのを恨みがましく何度も何度もコラムに書いてるんだね。現在は電池とは関係がほとんどない、環境試験用の試験システム屋という妙なところの顧問に収まっている
まあ、「新会社の社長はどうだ?」のくだりは、あー、そうですか、へーって目をそらしながら読んだけど(この人自身にかかわる記述は一切無視しようw
ソニーがやらかしたってのは間違いないよね_(:3 」∠)_
参入しようとして断念してますね。SONYって昔々(1990年代)日産の電池開発して量産化断念していました。
セルが多いリチウムイオン電池は単一セルの電池とは別物と思ってください。どんなに公差厳しく管理したところでセルのよるばらつきは発生するので、充電制御の難易度が非常に高いです。普通のプリウスがリチウムイオン電池に切り替えないのはコストの話より、信頼性考えると一番売れるグレードには使いたくないという事情のようです。通常単一セルのスマートフォン/フィーチャーフォンのバッテリーでリコールはほとんど起こらないのに、ノート用の外せるバッテリーでは度々リコールが起きるのは、ノート用はセル数が8セルとか12セルだからです。
セル数が増えるだけでバッテリーだけ売り切りという商売は、まっとうな会社では採用されないです。こういう充電制御をやればOKという保証までつかなければ複数セルのバッテリーは採用するのが困難ですが、そこまでできる電池メーカーは多くはありません。
#まあ、韓国/中国メーカーは米国か欧州のエンジニアリング会社から必要な技術まるごと買っておしまい、といういつもの手を使うのでしょうけど、それだと自動車部品の機関部品は買う相手限られるよなあと。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
テスラ黒船大船団の襲来が目前に (スコア:0)
こんなバケモノ [tesla.com]がもうすぐ稼働するとわかってたら、そら戦意喪失しますわな
Re: (スコア:0)
時間切れ、というやつだ。
競合相手がウヨウヨしてるというのに
結局成果を出せなかったという事で
事業丸ごとリストラですね(震え声
日産座間工場(跡地)には次、何が来るのかなあ…
# その昔、座間工場勤務者のために急行も止まってたぐらいなのに
Re: (スコア:0)
日産は売却によって投資額の何倍もの利益を得るだろうけど
それは普通リストラとは言わないのでは?
Re:テスラ黒船大船団の襲来が目前に (スコア:0)
このまま事業を続けてもメリットがないと判断した電池事業を切り捨てて構造改革を図るのだからRestructuringで構わない
Re: (スコア:0)
日本語のリストラとりすとらくちゃりんぐが同じだと勘違いしたって事ですか
Re: (スコア:0)
だね。売り抜け狙ってたのでもなし競合に負けて撤退する訳だからリストラで構わない
Re:テスラ黒船大船団の襲来が目前に (スコア:1)
今回の中で「競合に負けて撤退する」と表現されている所はどこにも無いんだけど、どうしてそう思っちゃったのかな?売却って話をネガティブなニュアンスでしか捕らえられない感じかな。
まぁ、それはさておき、本気で分かってない輩がいそうなので軽く説明すると、
●どこかの系列と見なされると、調達やお客に偏りが生じるから成長が阻害されるので系列から外したい
●競合に対して優位性があり、今だったら高く売れるから
と言う理由だね。
これは、日産が一貫して実施してきた系列排除の流れの一つ。
従来自動車会社は系列企業が決まっていて、あの部品メーカはトヨタ系、あの部品メーカは日産系、ホンダ系、などとと決まっており、あまり系列をまたいで調達されることが少なかった。
これはまだ産業が未熟な内は密になって行う事で、リスクを低減重技術開発を図る、差別化をするなどで非常に有効なんだが、産業が成熟してくると無駄が多い。
この結果どうなったかというと
●他によりよいものがあっても自社系列企業への配慮で手が出せない
●親になっている企業に配慮して、最新の高性能品を系列外に売る事ができない
なんて事が起きた。
これ、日産が傾いてルノーグループ入りした理由の一つだと言われている。
トヨタなどはこれに対して系列を維持したまま自社技術を惜しみなく業界標準に広め、外販を推奨する一方で徹底的に価格を叩いて絞り上げる、という手法をとって打開したが、日産は、系列構造そのものを見直すことにした。
こうするとお互いの経営の自由度が増すわけだね。
#三菱自工は逆に三菱グループの系列協力会社を守る伝統に縛られて
#身動きが取れなかった、と言う話も聞く。
#また同じような経緯から、ルネサス再建に際して、
#自動車会社に出資させたのは誤りだったという意見もある。
スラドだからバッテリーだけが話題になったけれど、世間的には同じような経緯で、カルソニックカンセイ売却話の方が大きな話題だ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10HOQ_Q6A610C1TI1000/ [nikkei.com]
カルソニックカンセイは過去最高益を更新している中での売却だった。
ルノー・日産も特に経的に問題があるわけでは無い。これは、カルソニックカンセイがさらに成長するため、そして売却益を最大限得て、社内の開発に宛てるための戦略だね。
競合に負けた、ではなく、絶好調で今が売り時だから売るわけだね。
このケースも全く同じだよ。
売り抜ける時期は狙っていたし、競合に勝っているから売るわけだ。
Re:テスラ黒船大船団の襲来が目前に (スコア:1)
韓国でさえ中国メーカーに押されつつある現在、
国内の電池メーカーが中国などの競合に勝ってるのかー(棒
2年ほど前、国内電池メーカー大合併という流れを
ソニーがリチウム二次電池はコア事業だと言い放って
ぶっつぶしちゃったよね。
# それがまた売却だもんなー
ソニーは(かなり前から)ダメだと思ってたけど本当にダメだ
Re: (スコア:0)
車載向けの電池と、小型電子機器向けの電池を一緒にしてはいけませんよ
そもそもSONYは車載向け電池事業に参入してません。
Re:テスラ黒船大船団の襲来が目前に (スコア:1)
事の発端は、電池業界に大きな前震となる衝撃が走った4年前の2012年11月まで遡る。ソニーの電池事業売却のニュースが流れたのである。真っ先に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が買手先として手を挙げた。しかし、買収価格が折り合わないとのことでこの交渉は決裂した。
その後、ソニーの電池事業を日本国内に留めないと、ただでさえ日本の電池産業競争力が低下しているところに大きな打撃を与えてしまうというリスクから、経済産業省が働きかけ国内に留める方案を構築するプロジェクトが発足した。産業革新機構が旗振り役となり、ソニーエナジーデバイス、日産自動車、NECエナジーデバイス、AESCから経営陣や幹部級社員がメンバーとなり、Libertyプロジェクトとして電池産業競争力を高めるための統合シナリオの再編劇がスタートしたのである。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/246040/080800031/?P=2 [nikkeibp.co.jp]
確かに車載用電池には参入はしてないけどね_(:3 」∠)_
Re: (スコア:0)
著者のプロフィール読んでから引用したほうがいいよ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130401/245962/ [nikkeibp.co.jp]
ホンダからサムスンに引き抜かれた後、ノウハウを吸い取られてサムスンをクビになった人。2000年代前半にやらかした人の一人だね。
日本に戻った後、日の丸親方に職をもらえると思ったら、また技術流出されてはたまらないと反発した人に反対されたのを恨みがましく何度も何度もコラムに書いてるんだね。
現在は電池とは関係がほとんどない、環境試験用の試験システム屋という妙なところの顧問に収まっている
Re:テスラ黒船大船団の襲来が目前に (スコア:1)
まあ、「新会社の社長はどうだ?」のくだりは、あー、そうですか、へーって
目をそらしながら読んだけど(この人自身にかかわる記述は一切無視しようw
ソニーがやらかしたってのは間違いないよね_(:3 」∠)_
Re: (スコア:0)
参入しようとして断念してますね。
SONYって昔々(1990年代)日産の電池開発して量産化断念していました。
Re: (スコア:0)
セルが多いリチウムイオン電池は単一セルの電池とは別物と思ってください。
どんなに公差厳しく管理したところでセルのよるばらつきは発生するので、充電制御の難易度が非常に高いです。
普通のプリウスがリチウムイオン電池に切り替えないのはコストの話より、信頼性考えると一番売れるグレードには使いたくないという事情のようです。
通常単一セルのスマートフォン/フィーチャーフォンのバッテリーでリコールはほとんど起こらないのに、ノート用の外せるバッテリーでは度々リコールが起きるのは、ノート用はセル数が8セルとか12セルだからです。
セル数が増えるだけでバッテリーだけ売り切りという商売は、まっとうな会社では採用されないです。
こういう充電制御をやればOKという保証までつかなければ複数セルのバッテリーは採用するのが困難ですが、そこまでできる電池メーカーは多くはありません。
#まあ、韓国/中国メーカーは米国か欧州のエンジニアリング会社から必要な技術まるごと買っておしまい、といういつもの手を使うのでしょうけど、それだと自動車部品の機関部品は買う相手限られるよなあと。