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内部ショートによる発火は防げないんじゃないのか、これ?携帯電話やPCなどで度々リチウムイオン電池の回収がかかるのは、この内部ショートをする恐れがあるというやつだと思うが。
そもそも過充電・過放電による発火は保護回路が事前に止めるので、保護回路の故障や不適切な設計などがないと起きない。(内部ショートに関しては保護回路は無力)だからこの発明は、保護回路で既にやれていることを、さらに二重に安全性を高めるというような技術で、実用化されても実際に使われる様になるかどうかは疑問だ(メーカーは保護回路で十分と考えるかもしれない)。
内部ショートは電池の発熱でセパレータに穴が開くのが主たる原因みたいだけど、今回ので過充電過放電時の発熱を止めることができれば内部ショートにまで進行することを防げないかな?
他にも電池内で金属結晶が成長してセパレーターに穴をあけるとか、製造工程で金属くずが入り込んでショートさせるとかがある。そういうのは、この膜でも保護回路でも防げない。回収がかかるのはそういうケース。
以前、Panasonicが開発した発火を防ぐセパレーター [impress.co.jp]なら防げるのかも知れないが、Panasonicはこの発表後もリチウムイオン電池の回収騒ぎを起こしている [hardware.srad.jp]ので、その技術も実際は使い物にならなかったのかもしれない。
ユアサはこんなこと(PDF注意) [gs-yuasa.com]を言っている
米スタンフォード大学はこんなこと [impress.co.jp]を言っている
リチウムイオンバッテリの過充電時に、リチウム金属で成長する樹枝状結晶が多孔質の絶縁膜を貫通して起こる
ユアサは「通常の充放電反応において、析出現象はおこりません」と言っているのであって、何らかの不具合で「通常」の範囲を逸脱してしまうと析出が起きうる。
そもそも保護回路がちゃんと働いているなら、過充電も起きないし、過熱状態にもならない。それでも現実には発火事故が時々起きている。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
過充電、過放電による発熱での発火は防げるが (スコア:0)
内部ショートによる発火は防げないんじゃないのか、これ?
携帯電話やPCなどで度々リチウムイオン電池の回収がかかるのは、この内部ショートをする恐れがある
というやつだと思うが。
そもそも過充電・過放電による発火は保護回路が事前に止めるので、保護回路の故障や不適切な設計
などがないと起きない。(内部ショートに関しては保護回路は無力)
だからこの発明は、保護回路で既にやれていることを、さらに二重に安全性を高めるというような
技術で、実用化されても実際に使われる様になるかどうかは疑問だ(メーカーは保護回路で十分と考えるかもしれない)。
Re: (スコア:0)
内部ショートは電池の発熱でセパレータに穴が開くのが主たる原因みたいだけど、
今回ので過充電過放電時の発熱を止めることができれば内部ショートにまで
進行することを防げないかな?
Re: (スコア:0)
他にも電池内で金属結晶が成長してセパレーターに穴をあけるとか、製造工程で金属くずが入り込んで
ショートさせるとかがある。そういうのは、この膜でも保護回路でも防げない。
回収がかかるのはそういうケース。
以前、Panasonicが開発した発火を防ぐセパレーター [impress.co.jp]なら防げるのかも知れないが、
Panasonicはこの発表後もリチウムイオン電池の回収騒ぎを起こしている [hardware.srad.jp]ので、
その技術も実際は使い物にならなかったのかもしれない。
Re: (スコア:0)
ユアサはこんなこと(PDF注意) [gs-yuasa.com]を言っている
Re:過充電、過放電による発熱での発火は防げるが (スコア:0)
米スタンフォード大学はこんなこと [impress.co.jp]を言っている
リチウムイオンバッテリの過充電時に、リチウム金属で成長する樹枝状結晶が多孔質の絶縁膜を貫通して起こる
ユアサは「通常の充放電反応において、析出現象はおこりません」と言っているのであって、
何らかの不具合で「通常」の範囲を逸脱してしまうと析出が起きうる。
そもそも保護回路がちゃんと働いているなら、過充電も起きないし、過熱状態にもならない。
それでも現実には発火事故が時々起きている。