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レイリー限界とかですかね。光の波動性による回折限界。マイクロフォーサーズ(APS-Hの半分ぐらいのサイズ)の、1600万画素で計算したことがありますが、F5.6付近が最高解像力で、F8より大きいF値だとどんどんボケていきます。これはF値のみに依存してるので焦点距離どれだけ伸ばした望遠レンズを使っても、F値が暗い(=大きい)とボケボケです…。※レンズのF値=焦点距離÷有効口径
望遠鏡の世界では「分解能」とか言いますね。レンズの口径が大きいほど良い。よって、月のウサギのバーコードをスキャンするには、とてつもなくF値の小さい、巨大な直径のレンズが必要になります。※実際はそんなもの作っても、大気の揺らぎの影響が口径が太くなったぶん強く表れて、ボケボケになっちゃうんですけど。
今回のキャノンのセンサ、かなり高性能なレンズが必要になります。特殊業務向けですね…。
ついでに、今回成功したと云う18km先の飛行機の撮影に使用した光学系がどんな代物だったのかを知りたい所ですね。
簡単に計算してみましたが、F2.0あれば解像しますね。意外とハードルが低い。APS-Hですから周辺捨てますので、キヤノンの高性能なレンズなら充分ですね。
画素ピッチが1.45μm程度なんですが、これはiPhone6や1/2.3型1400万画素の底辺コンデジと同じぐらい。iPhone6はF2.2なので、理論上はちゃんと解像しますね。意外と考えられてる。コンデジの方は2000万画素でF3.5-F6.5とか、絶対解像しない無駄画素機が多いですが…。(Middleサイズで撮影すると丁度良い。)
これ以上画素を増やすと、F2.0切りのレンズが必須になるわけで、このあたりで限界かもしれません。画像処理である程度は回折を補正できるので、あと少しは増やせそうですが、これ以上増やすには何かブレイクスルーが必要になりますね。
尚、レイリー限界=画素ピッチで計算しました。ベイヤ配列でそれでいいのか、という疑問はありますが、経験上最大解像にだいたい一致してます。実用上は更に1段絞れる感じですから、今回の2.5億画素なら、F2.8で撮影しても充分実用的と思われます。
シグマのファビオン画素なら、÷2しなくっても大丈夫?
理論的にはそうでしょうただ、その構造上感度がとてもよろしくないのでベイヤーセンサーと比較するのは時間の無駄ですDP1~3持ってますがあれはISO200までで使うものです。屋外晴天時&静止物撮影専用。譲歩してもISO400?
キヤノンは歴代のレンズの諸元表が見つからなかったので、ニコンの製品で実物があるものというとAi Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-EDが一番の化け物なので、ワンオフレベルですと屈折系は1500mmクラスのレンズなら作れそうですね。反射系は…、そこまでの解像度が出せるかという状況なので…。
ちなみに、件の製品は16kg、600万円だったそうです、約20年前の話ですが。まぁ、キヤノンだと後玉レンズのサイズを無視(電子接点で食われるため)して、2000mmクラスを作るかもしれませんが。
>何が限界なのかなと思った素人。レンズの光学解像度
光学的な話だと回折限界とか聞いてくるんですっけ。今のコンデジセンサから見るとそこまで小さくもない撮像面積のミノックスが、回折ボケ嫌って絞りなしだったような。
撮像素子の解像度は案外前に光工学的な限界付近に到達してて、撮像素子をデカくするとかしないと高解像度化が困難って聞いたなぁ…
回折とかの光工学的な限界って信号処理でどこまで補正できるんだろう?
キヤノンのデジ一眼の付属ソフト(Digital Photo Professional)には、RAWから現像する際に回析ボケを逆畳みこみ処理で緩和する機能(Digital Lens Optimizer [canon.jp])がついています。
レンズと絞り値にもよりますが、効果のある時はかなり解像度が改善します。私も風景画やマクロなど、絞りながらも細かい画質にもこだわりたい場合はよく使っています。
この精度のセンサーを生かすには、反射光学系でまとめて「レンズの光学解像度」を回避しては?どうせ架台も大掛かりになる。
マジレスすると反射光学系のほうが、鏡面の精度がシビアな模様
回折限界はレンズにも反射にも起きますよ。
コマ収差を消す為に補正レンズをバンバン入れてってなるから意味無し。
最近の若い兎は、餅つき(手杵と臼で)せずに買ってくるのかぁ世も末だな
# 変換第一候補が水兵服戦士の名前だった (Google日本語入力 PC版)
アポロが置いてきたアメリカ国旗のラベルが見えるんじゃないでしょうか。http://adsoftheworld.com/media/print/orion_telescopes_moon [adsoftheworld.com]
いやだなー、アポロが月に行ったなんてうそに決まってるじゃないですかー(棒
70億画素クラスならデジタル化された美術品などの画像などが公開されているので参考になるかもしれません。http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150729_713941.html [impress.co.jp]
蛇足ながら・・・・遠方の画像を鮮明に見るためにはレンズなど光学系の精度が必要なので、画素数が増えれば見えるというわけではありません。ボケ画像は拡大してもボケ画像のままです。
地上の撮影だと500㎜とか1000㎜(相当含む)で撮ると、画素数や回折限界以前に空気の揺らぎのほうが顕著に効いてくることが多いですね。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
ドンドン拡大すると? (スコア:2)
何が限界なのかなと思った素人。超ウルトラ・スーパー・グレート・エキストリーム・センサーで夜空を撮影して拡大しても4光年先にある惑星の住人が見ているタブレットの画面は見えたりはしないはず。塵などの他の衝突物が一切ないと仮定すると、光のツブツブ同士がぶつかって届かないことになるのかな。
Re:ドンドン拡大すると? (スコア:2, 興味深い)
レイリー限界とかですかね。光の波動性による回折限界。
マイクロフォーサーズ(APS-Hの半分ぐらいのサイズ)の、1600万画素で計算したことがありますが、F5.6付近が最高解像力で、F8より大きいF値だとどんどんボケていきます。
これはF値のみに依存してるので焦点距離どれだけ伸ばした望遠レンズを使っても、F値が暗い(=大きい)とボケボケです…。
※レンズのF値=焦点距離÷有効口径
望遠鏡の世界では「分解能」とか言いますね。レンズの口径が大きいほど良い。
よって、月のウサギのバーコードをスキャンするには、とてつもなくF値の小さい、巨大な直径のレンズが必要になります。
※実際はそんなもの作っても、大気の揺らぎの影響が口径が太くなったぶん強く表れて、ボケボケになっちゃうんですけど。
今回のキャノンのセンサ、かなり高性能なレンズが必要になります。特殊業務向けですね…。
Re:ドンドン拡大すると? (スコア:1)
ついでに、今回成功したと云う18km先の飛行機の撮影に使用した光学系がどんな代物だったのかを知りたい所ですね。
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Re:ドンドン拡大すると? (スコア:1)
簡単に計算してみましたが、F2.0あれば解像しますね。意外とハードルが低い。
APS-Hですから周辺捨てますので、キヤノンの高性能なレンズなら充分ですね。
画素ピッチが1.45μm程度なんですが、これはiPhone6や1/2.3型1400万画素の底辺コンデジと同じぐらい。
iPhone6はF2.2なので、理論上はちゃんと解像しますね。意外と考えられてる。
コンデジの方は2000万画素でF3.5-F6.5とか、絶対解像しない無駄画素機が多いですが…。(Middleサイズで撮影すると丁度良い。)
これ以上画素を増やすと、F2.0切りのレンズが必須になるわけで、このあたりで限界かもしれません。
画像処理である程度は回折を補正できるので、あと少しは増やせそうですが、これ以上増やすには何かブレイクスルーが必要になりますね。
尚、レイリー限界=画素ピッチで計算しました。
ベイヤ配列でそれでいいのか、という疑問はありますが、経験上最大解像にだいたい一致してます。
実用上は更に1段絞れる感じですから、今回の2.5億画素なら、F2.8で撮影しても充分実用的と思われます。
Re:ドンドン拡大すると? (スコア:1)
レイリー限界の範囲内に白黒白と3つの画素がないと2つの輝点を分離できませんので、少なくともレイリー限界÷2=画素ピッチで計算すべきです。
当然輝点と黒点のピークにうまく画素が並んでくれる保証はないので、実際にはオーバーサンプリングする必要があり、画素はまだまだ足りないのが現実です。
Re: (スコア:0)
シグマのファビオン画素なら、÷2しなくっても大丈夫?
Re: (スコア:0)
シグマのファビオン画素なら、÷2しなくっても大丈夫?
理論的にはそうでしょう
ただ、その構造上感度がとてもよろしくないのでベイヤーセンサーと比較するのは時間の無駄です
DP1~3持ってますがあれはISO200までで使うものです。屋外晴天時&静止物撮影専用。譲歩してもISO400?
Re: (スコア:0)
キヤノンは歴代のレンズの諸元表が見つからなかったので、ニコンの製品で実物があるものというとAi Zoom-Nikkor 1200-1700mm f/5.6-8P IF-EDが一番の化け物なので、ワンオフレベルですと屈折系は1500mmクラスのレンズなら作れそうですね。
反射系は…、そこまでの解像度が出せるかという状況なので…。
ちなみに、件の製品は16kg、600万円だったそうです、約20年前の話ですが。
まぁ、キヤノンだと後玉レンズのサイズを無視(電子接点で食われるため)して、2000mmクラスを作るかもしれませんが。
Re: (スコア:0)
>何が限界なのかなと思った素人。
レンズの光学解像度
Re: (スコア:0)
光学的な話だと回折限界とか聞いてくるんですっけ。
今のコンデジセンサから見るとそこまで小さくもない撮像面積のミノックスが、
回折ボケ嫌って絞りなしだったような。
Re: (スコア:0)
撮像素子の解像度は案外前に光工学的な限界付近に到達してて、
撮像素子をデカくするとかしないと高解像度化が困難って聞いたなぁ…
回折とかの光工学的な限界って信号処理でどこまで補正できるんだろう?
Re: (スコア:0)
キヤノンのデジ一眼の付属ソフト(Digital Photo Professional)には、RAWから現像する際に回析ボケを逆畳みこみ処理で緩和する機能(Digital Lens Optimizer [canon.jp])がついています。
レンズと絞り値にもよりますが、効果のある時はかなり解像度が改善します。私も風景画やマクロなど、絞りながらも細かい画質にもこだわりたい場合はよく使っています。
Re: (スコア:0)
この精度のセンサーを生かすには、反射光学系でまとめて「レンズの光学解像度」を回避しては?
どうせ架台も大掛かりになる。
Re: (スコア:0)
マジレスすると反射光学系のほうが、鏡面の精度がシビアな模様
Re: (スコア:0)
回折限界はレンズにも反射にも起きますよ。
Re: (スコア:0)
コマ収差を消す為に補正レンズをバンバン入れてってなるから意味無し。
月の兎 (スコア:0)
最近の若い兎は、餅つき(手杵と臼で)せずに買ってくるのかぁ
世も末だな
# 変換第一候補が水兵服戦士の名前だった (Google日本語入力 PC版)
Re: (スコア:0)
アポロが置いてきたアメリカ国旗のラベルが見えるんじゃないでしょうか。
http://adsoftheworld.com/media/print/orion_telescopes_moon [adsoftheworld.com]
Re: (スコア:0)
いやだなー、アポロが月に行ったなんてうそに決まってるじゃないですかー(棒
Re: (スコア:0)
70億画素クラスならデジタル化された美術品などの画像などが公開されているので参考になるかもしれません。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150729_713941.html [impress.co.jp]
蛇足ながら・・・・
遠方の画像を鮮明に見るためにはレンズなど光学系の精度が必要なので、画素数が増えれば見えるというわけではありません。
ボケ画像は拡大してもボケ画像のままです。
Re:ドンドン拡大すると? (スコア:1)
地上の撮影だと500㎜とか1000㎜(相当含む)で撮ると、画素数や回折限界以前に空気の揺らぎのほうが顕著に効いてくることが多いですね。