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織物の複雑なパターンをFD数枚に格納できることに驚いた。全然想像つかないけどどういうデータを格納してるんだろ。機械への入力のためだろうから画像がどーんと入ってるとかそういう話じゃないよね?それを業界標準フォーマットにした人ってすごくない?誰なんだろ?
CGS(シージーエス)とは、1983年に西陣織工業組合と京都染織試験場が中心となり開発されたジャカード織機用紋紙データフォーマット規格。
これかな
経糸を上げるか下げるか、紋紙で言えば、穴を開けるか開けないか、いわゆる1ビットデジタル信号の世界であり、意外とコンピュータと親和性がある。すなわち、紋紙データを縦方向に積み重ねると、ジャガードの針数をXサイズ、紋紙枚数をYサイズとする、モノクロ画像になる
データの性質上、固定長で、しかも頭から順次読めばよい、また、フロッピーを読みながら逐次実行することも想定したため、データは「べた書き」で、各レコードはシリンダーまたがりは許されない。ファイルシステムを採用していない
Wikipediaの記述からすると、物理フォーマットはIBMフォーマットで、FDを頭から順次読んでいけば「図柄」の白黒ビットマップを取得できるわけですね。 FDに記録されているデータを読み取るとしたら、問題はIBMフォーマットのFDを読み込むコンピュータとFDDが特殊なことでしょうね。3mode対応のFDDをarduinoあたりで直に制御して、読み出したデータをUSB経由でパソコンに取り込むとかできそう。 で、タイトルに関してなんですが、織機の機構からすると、単純に画像データ(ビットマップ・データ)に対応する縦糸を1か0で上げたり下げたりしているだけ、柄のデータは反物の幅に合わせてあって、横の画素数が縦糸の本数と一致しているように読めるなぁ。 そう考えると、FDからデータを読み込んで織機の制御をするコントローラの出力は規格化されていて、バリエーションは少ないと思うな。 大学のマイコンを使って研究したり作品を作ったりしている研究室に相談すれば、コントローラの作り方はすぐに指南してもらえると思うし、それに基づいて地元のメーカーで交換用コントローラを作ってもらい改造してもらえば良いような気がする(当然、新しいコントローラはメディアに依存しない方法でデータを読み出すようにする.たとえばUSBとかLANとか)。
で、一番大切なのはFDに保存されている柄のデータですよね。 早めにデータを読み取って、組合とかで柄を集中管理し、ネット経由で機織り工場でデータを引き出す、なんていう形にすれば版権管理も楽になるのでは。
うちの母親の使ってた、編み機がそんな感じのパンチカードを使っていました。パンチカートに模様の穴を開けてセットしてあとは、編み機を左右に動かすだけで模様の入った毛糸地が編み上がる物です。昔でいえば、自動演奏ピアノの譜面とかが原理なのでしょう。
織機からみればデータを書き込む必要はないわけで、ガッチャンと機械が動いたときのタイミングでなんかしらパルスがでて、それに対応して次のデータをくれればいいだけだよね。そこのインタフェースを維持してSDカードなりのモダンなメディアから信号を送る装置、というのはそれほど無茶ではない値段でできる気がする。高校生あたりでも電子工作でできそうな。
やっぱり、問題はそこじゃないんじゃないかな。一番大きなことはコーディネートする人がいないとか、織機がディスコンで仕様がよくわからないとか。
>3mode対応のFDDをarduinoあたりで直に制御して、その昔のNECものは、機械語直叩きで簡単に読み出せたなと。最近のFDってどうなんだろう。セクタ無視して1トラック丸々読み出す「診断」読み込みなんてのもあった。
お店でmon打って、デモディスクをその場でコp(略
何年か前に親父の遺産のワープロのFDを読むのに、役立ったので。
リッチテキスト・コンバータ20 製品トップ > FDドライブについて [antenna.co.jp]
USB FDD でも MS-DOS 以外のフォーマットが読めるものもある/あったようです。 (隠し機能のようだったですが)
まあでも今なら磁極を映し出す溶液でも塗ってデジカメで高精彩撮影して画像解析でできたりして。
IBMデータ交換形式レコード長256byteの順編成ファイルに紋紙パターンをそのまま入れ、紋紙を読み取る機械部分を丸ごと入れ替えたんでしょうね。
意外と[要出典]
なるほど。織物という作業がそもそも人力デジタル作業だったってことか。人類の叡智すげぇ。
ていうか、コンピュータの先祖みたいなもんです。コンピュータの歴史みたいな本には大抵紹介されています。そっち方面では学校で習うレベル。
職人が行う糸の上げ下げを強度も含めた程度が、アナログな磁力の強さとして定速で回転するディスク上にそのまま螺旋状に「転写」される。それを「再生」すると、その磁力の程度に応じて織機の針の動きとして「再現」される。特殊な磁気複製機でバックアップや「複写」出来るが、アナログコピーなので劣化あり、またマスターも経年で劣化していくので、一定期間ごとに職人による技の「転写」作業が必要になる。
とかだったらお手上げか。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
一番興味があるのは (スコア:0)
織物の複雑なパターンをFD数枚に格納できることに驚いた。
全然想像つかないけどどういうデータを格納してるんだろ。
機械への入力のためだろうから画像がどーんと入ってるとかそういう話じゃないよね?
それを業界標準フォーマットにした人ってすごくない?誰なんだろ?
Re:一番興味があるのは (スコア:3, 参考になる)
これかな
織機のアクチュエータ制御は規格化されていそう (スコア:2)
Wikipediaの記述からすると、物理フォーマットはIBMフォーマットで、FDを頭から順次読んでいけば「図柄」の白黒ビットマップを取得できるわけですね。
FDに記録されているデータを読み取るとしたら、問題はIBMフォーマットのFDを読み込むコンピュータとFDDが特殊なことでしょうね。
3mode対応のFDDをarduinoあたりで直に制御して、読み出したデータをUSB経由でパソコンに取り込むとかできそう。
で、タイトルに関してなんですが、織機の機構からすると、単純に画像データ(ビットマップ・データ)に対応する縦糸を1か0で上げたり下げたりしているだけ、柄のデータは反物の幅に合わせてあって、横の画素数が縦糸の本数と一致しているように読めるなぁ。
そう考えると、FDからデータを読み込んで織機の制御をするコントローラの出力は規格化されていて、バリエーションは少ないと思うな。
大学のマイコンを使って研究したり作品を作ったりしている研究室に相談すれば、コントローラの作り方はすぐに指南してもらえると思うし、それに基づいて地元のメーカーで交換用コントローラを作ってもらい改造してもらえば良いような気がする(当然、新しいコントローラはメディアに依存しない方法でデータを読み出すようにする.たとえばUSBとかLANとか)。
で、一番大切なのはFDに保存されている柄のデータですよね。
早めにデータを読み取って、組合とかで柄を集中管理し、ネット経由で機織り工場でデータを引き出す、なんていう形にすれば版権管理も楽になるのでは。
Re: (スコア:0)
うちの母親の使ってた、編み機がそんな感じのパンチカードを使っていました。
パンチカートに模様の穴を開けてセットしてあとは、編み機を左右に動かすだけで
模様の入った毛糸地が編み上がる物です。
昔でいえば、自動演奏ピアノの譜面とかが原理なのでしょう。
Re: (スコア:0)
織機からみればデータを書き込む必要はないわけで、ガッチャンと機械が動いたときのタイミングでなんかしらパルスがでて、
それに対応して次のデータをくれればいいだけだよね。
そこのインタフェースを維持してSDカードなりのモダンなメディアから信号を送る装置、というのはそれほど無茶ではない値段で
できる気がする。
高校生あたりでも電子工作でできそうな。
やっぱり、問題はそこじゃないんじゃないかな。一番大きなことはコーディネートする人がいないとか、織機がディスコンで仕様が
よくわからないとか。
Re: (スコア:0)
>3mode対応のFDDをarduinoあたりで直に制御して、
その昔のNECものは、機械語直叩きで簡単に読み出せたなと。
最近のFDってどうなんだろう。
セクタ無視して1トラック丸々読み出す「診断」読み込みなんてのもあった。
お店でmon打って、デモディスクをその場でコp(略
Re: (スコア:0)
何年か前に親父の遺産のワープロのFDを読むのに、役立ったので。
リッチテキスト・コンバータ20 製品トップ > FDドライブについて [antenna.co.jp]
USB FDD でも MS-DOS 以外のフォーマットが読めるものもある/あったようです。
(隠し機能のようだったですが)
まあでも今なら磁極を映し出す溶液でも塗ってデジカメで高精彩撮影して画像解析でできたりして。
Re:一番興味があるのは (スコア:1)
IBMデータ交換形式レコード長256byteの順編成ファイルに紋紙パターンをそのまま入れ、紋紙を読み取る機械部分を丸ごと入れ替えたんでしょうね。
Re: (スコア:0)
意外と[要出典]
Re:一番興味があるのは (スコア:1)
Re: (スコア:0)
なるほど。
織物という作業がそもそも人力デジタル作業だったってことか。
人類の叡智すげぇ。
Re: (スコア:0)
ていうか、コンピュータの先祖みたいなもんです。
コンピュータの歴史みたいな本には大抵紹介されています。
そっち方面では学校で習うレベル。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
職人が行う糸の上げ下げを強度も含めた程度が、アナログな磁力の強さとして定速で回転するディスク上にそのまま螺旋状に「転写」される。
それを「再生」すると、その磁力の程度に応じて織機の針の動きとして「再現」される。
特殊な磁気複製機でバックアップや「複写」出来るが、アナログコピーなので劣化あり、またマスターも経年で劣化していくので、一定期間ごとに職人による技の「転写」作業が必要になる。
とかだったらお手上げか。