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> 「濃縮ウラン供給国の政治的な選好で供給が止められることはないのか」、> 濃縮ウランの提供が政治的な脅迫の道具として使用される可能性が高いのではないか
IAEAの指示に従わずに提供拒否する供給国が出て来るなら、それは即ち、「核燃料バンク」の理念が核保有国から否定されると言う事、直ちにIAEA体制が脅かされ、核開発の歯止めが利かなくなると考えていいんじゃない?
核保有国に対してそーゆー釘を指して合意に至らない限り、机上の空論だと思うけどね。非保有国に将来的にも核開発を放棄させているのだから、保有国は最低限それぐらいの責任は負うべきでしょ。
核兵器5大国に、そんな約束守るような信用が皆無なのが問題だな…。
アメリカ、ロシア、英国、フランス、中国。こいつらを信頼してエネルギーの根幹をゆだねろ、って無茶だろう。
結局、軍事としてというよりも経済安全保障(エネルギーは経済だからね)になるわけで、気まぐれで約束を平気で破るようなライバル国にゆだねる馬鹿は居ないですよ。いざって時のために自国に濃縮技術を保持するなら、それは核兵器開発につながるのだから趣旨から外れるし。
小国や途上国ならメリットありそうですが、日本やインド、パキスタン、イラン、イスラエル、韓国、北朝鮮などが参加するとは思えないですねぇ…。
※どうせやるなら核廃棄物の国際共同管理もやってよ。
食糧の供給をその辺の国に頼っておきながら、何を言ってるんだか。
IAEAって要するに核保有国が自分らの特権を維持するための機関ですから、わざわざ「約束」を破って、他国に核保有の口実を与えるようなマネはしないと思いますよ。# 微妙ないちゃもんつけて、生かさず殺さずあたりまでは締め上げるかもしれませんが。
もともと購入できない国向けという想定のようなので、すでに自力で核燃料を確保できている国は関係なさそうです。だからこそ、供給国のパシリにされる可能性が、現実的な懸念として挙がってるのでしょう。
食料供給はアメリカ(とフランス)への依存は大きいもののオーストラリアや南米もかなりの量を占めており、食糧の供給を核兵器5大国に頼っているから「エネルギーの根幹をゆだねると危ない」のが見当違い、というのは的外れでしょうね。
以下農林水産省の海外食料需給レポート平成24年8月31日から抜粋(出典は米国農務省)、輸出国と量(単位100万トン)です。
小麦:米国35.1, 豪州18.7, EU-27 22.9, カナダ16.6, ロシア4.0, アルゼンチン9.5, カザフスタン4.9とうもろこし:米国46.6, アルゼンチン16.4, ウクライナ5.0, ブラジル8.4, インド3.5, 南アフリカ2.5, EU-27 1.1大豆:豪州4.7, EU-27 4.9, アルゼンチン1.6, ウクライナ2.8, ロシア0.3, カナダ1.2, カザフスタン0.2米:タイ10.7, ベトナム7.0, インド2.8, パキスタン3.4, 米国3.5, ブラジル1.5, ウルグアイ1.0大豆: 米国40.8, ブラジル30.0, アルゼンチン9.2, パラグアイ6.7, カナダ2.9なたね:カナダ7.2, 豪州1.6, ウクライナ1.4, 米国0.3, EU-27, ロシア0.0
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
順当に考えれば… (スコア:0)
> 「濃縮ウラン供給国の政治的な選好で供給が止められることはないのか」、
> 濃縮ウランの提供が政治的な脅迫の道具として使用される可能性が高いのではないか
IAEAの指示に従わずに提供拒否する供給国が出て来るなら、
それは即ち、「核燃料バンク」の理念が核保有国から否定されると言う事、
直ちにIAEA体制が脅かされ、核開発の歯止めが利かなくなると考えていいんじゃない?
核保有国に対してそーゆー釘を指して合意に至らない限り、机上の空論だと思うけどね。
非保有国に将来的にも核開発を放棄させているのだから、保有国は最低限それぐらいの責任は負うべきでしょ。
Re: (スコア:0)
核兵器5大国に、そんな約束守るような信用が皆無なのが問題だな…。
アメリカ、ロシア、英国、フランス、中国。
こいつらを信頼してエネルギーの根幹をゆだねろ、って無茶だろう。
結局、軍事としてというよりも経済安全保障(エネルギーは経済だからね)になるわけで、気まぐれで約束を平気で破るようなライバル国にゆだねる馬鹿は居ないですよ。
いざって時のために自国に濃縮技術を保持するなら、それは核兵器開発につながるのだから趣旨から外れるし。
小国や途上国ならメリットありそうですが、日本やインド、パキスタン、イラン、イスラエル、韓国、北朝鮮などが参加するとは思えないですねぇ…。
※どうせやるなら核廃棄物の国際共同管理もやってよ。
Re:順当に考えれば… (スコア:1)
核兵器5大国に、そんな約束守るような信用が皆無なのが問題だな…。
食糧の供給をその辺の国に頼っておきながら、何を言ってるんだか。
IAEAって要するに核保有国が自分らの特権を維持するための機関ですから、
わざわざ「約束」を破って、他国に核保有の口実を与えるようなマネはしないと思いますよ。
# 微妙ないちゃもんつけて、生かさず殺さずあたりまでは締め上げるかもしれませんが。
小国や途上国ならメリットありそうですが、日本やインド、パキスタン、イラン、イスラエル、韓国、北朝鮮などが参加するとは思えないですねぇ…。
もともと購入できない国向けという想定のようなので、すでに自力で核燃料を確保できている国は関係なさそうです。
だからこそ、供給国のパシリにされる可能性が、現実的な懸念として挙がってるのでしょう。
Re:順当に考えれば… (スコア:2, 参考になる)
食料供給はアメリカ(とフランス)への依存は大きいもののオーストラリアや南米もかなりの量を占めており、食糧の供給を核兵器5大国に頼っているから「エネルギーの根幹をゆだねると危ない」のが見当違い、というのは的外れでしょうね。
以下農林水産省の海外食料需給レポート平成24年8月31日から抜粋(出典は米国農務省)、輸出国と量(単位100万トン)です。
小麦:米国35.1, 豪州18.7, EU-27 22.9, カナダ16.6, ロシア4.0, アルゼンチン9.5, カザフスタン4.9
とうもろこし:米国46.6, アルゼンチン16.4, ウクライナ5.0, ブラジル8.4, インド3.5, 南アフリカ2.5, EU-27 1.1
大豆:豪州4.7, EU-27 4.9, アルゼンチン1.6, ウクライナ2.8, ロシア0.3, カナダ1.2, カザフスタン0.2
米:タイ10.7, ベトナム7.0, インド2.8, パキスタン3.4, 米国3.5, ブラジル1.5, ウルグアイ1.0
大豆: 米国40.8, ブラジル30.0, アルゼンチン9.2, パラグアイ6.7, カナダ2.9
なたね:カナダ7.2, 豪州1.6, ウクライナ1.4, 米国0.3, EU-27, ロシア0.0