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大元の報告書のタイトルは「米国における再生可能エネルギーの技術的ポテンシャル(地理情報に基づく分析) (U.S. Renewable Energy Technical Potentials: A GIS-Based Analysis)」 [nrel.gov]です。要するに、「ここにこれだけ使えそうな資源量があります」という分布を示すのが目的ですね。また太陽エネルギーだけでなく、風力、地熱、水力、バイオマスも調査対象になっています。
資源量の合計は、PDFの5頁目に記されて居ます。簡単に年間発電量のみ抜き出して技術別に合計すると、こんな感じです。
太陽光 283600TWh(テラワット時)/年集光式太陽熱 116100TWh/年陸上風力 32700TWh/年洋上風力17000TWh/年バイオマス 500TWh/年地熱(通常) 300TWh/年地熱(EGS) 31300TWh/年水力 300TWh/年
対して米国全体の電力需要は3754 TWh(2010年)とのこと。今のところはシェールガスで一息ついてますけど、将来それが採りにくく(高く)なってきても頼れるよ、って話ですね。あと再生可能エネルギー使えばその分、燃料も輸出に回せますし。産油国が太陽光狙ってるのと同じ理由。
なお日本でも、同種の調査が環境省によって行われています [env.go.jp]。
ご参考まで。
アメリカとかはあまりにも国土が広すぎて、それをパネルで全部埋めたらって話で、理想値ですね。日本は国土が狭くてそうはいかない。そうはいかないけど、今はあまりにも再生可能エネルギーの割合が日本は低すぎるので、原発事故を契機にガバっと他の先進国水準まで追いつく必要性はある。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
資源量の分布を示す資料ですね。 (スコア:3)
大元の報告書のタイトルは「米国における再生可能エネルギーの技術的ポテンシャル(地理情報に基づく分析) (U.S. Renewable Energy Technical Potentials: A GIS-Based Analysis)」 [nrel.gov]です。
要するに、「ここにこれだけ使えそうな資源量があります」という分布を示すのが目的ですね。
また太陽エネルギーだけでなく、風力、地熱、水力、バイオマスも調査対象になっています。
資源量の合計は、PDFの5頁目に記されて居ます。簡単に年間発電量のみ抜き出して技術別に合計すると、こんな感じです。
太陽光 283600TWh(テラワット時)/年
集光式太陽熱 116100TWh/年
陸上風力 32700TWh/年
洋上風力17000TWh/年
バイオマス 500TWh/年
地熱(通常) 300TWh/年
地熱(EGS) 31300TWh/年
水力 300TWh/年
対して米国全体の電力需要は3754 TWh(2010年)とのこと。
今のところはシェールガスで一息ついてますけど、将来それが採りにくく(高く)なってきても頼れるよ、って話ですね。
あと再生可能エネルギー使えばその分、燃料も輸出に回せますし。産油国が太陽光狙ってるのと同じ理由。
なお日本でも、同種の調査が環境省によって行われています [env.go.jp]。
ご参考まで。
Re: (スコア:0)
アメリカとかはあまりにも国土が広すぎて、それをパネルで全部埋めたらって話で、理想値ですね。
日本は国土が狭くてそうはいかない。
そうはいかないけど、今はあまりにも再生可能エネルギーの割合が日本は低すぎるので、
原発事故を契機にガバっと他の先進国水準まで追いつく必要性はある。