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Anonymous Coward
on 2011年10月12日 20時06分
(#2033598)
いやいや、原文のタイトルが「Thunderbolt vs. SuperSpeed USB 3.0」ですよ。比較以外の何ものでもないでしょう(ケーブル価格だって「比べてる」し)。 ここで言いたいのは、かたやコンシューマ用の末端デバイス向け規格、かたやもっとPCの根幹に近い位置のPCI Expressバス規格だということ。 結論からすれば、両立する、というかバッティングしないものを、「TB vs USB3.0」というタイトルで同列に語るのはスラド的に如何なものかと。
ThunderboltとUSBは似て非なるもの (スコア:1)
元記事ではThunderboltとUSBを直接比較しているようだが、たとえば動画ファイルのコンテナとコーデックの関係のように、実際には土俵が微妙に異なるということを理解しているのだろうか?
Thunderboltとは伝送路としての規格で、言わば広い公共道路が出来たようなもので、USBなどのプロトコルはそこを走る車のようなものだ。
これまではUSBならUSB専用の狭い道路しか走れなかったものが、IEEE1394やEther、ディスプレイ信号などと一緒に共通の高速道路を走れるようになった。
そういう意味では誤解を恐れずに言うならThunderboltはUSB3.0などの上位互換と言えるかもしれない。
Thunderboltは、PCIeを外部に引っ張り出した、拡張用の汎用バス規格という点で
Re: (スコア:0)
そんな事はわかりきった上で、例としてケーブルの値段を引き合いに出して「これが普及すると思う?」と言ってるんでしょ>原文
原文の最初の段落を読んだ時点で、直接比較なんてしてないですし、記事の大半がTBとUSB3.0の違いについての説明だし。
ごく普通のPCユーザ(仕事・趣味での利用)からすると、新しい伝送規格が出来たとして、USB3.0があるのにわざわざ「金だして」まで
対応する必要があるの?って話ですよ。
USBはコントローラのパブリッシャが多いですけど、TBはどうなるか先が見えませんし、メーカーもコスト掛けてまでTBポートを
積む必要があるのか悩む所でしょう。
結局、TBにはUSB3.0を上回る魅力が(コストも考えて)あるのかどうかですよ。なきゃUSB3.0でいいんですから。
Re:ThunderboltとUSBは似て非なるもの (スコア:0)
いやいや、原文のタイトルが「Thunderbolt vs. SuperSpeed USB 3.0」ですよ。比較以外の何ものでもないでしょう(ケーブル価格だって「比べてる」し)。
ここで言いたいのは、かたやコンシューマ用の末端デバイス向け規格、かたやもっとPCの根幹に近い位置のPCI Expressバス規格だということ。
結論からすれば、両立する、というかバッティングしないものを、「TB vs USB3.0」というタイトルで同列に語るのはスラド的に如何なものかと。
TBは実質的に、CPUやチップセットを供給しているIntelが開発したものだし、現在のコンピュータのI/OがPCI Expressベースである限り、外部拡張用としてこれ以上はない万能の規格と言えるでしょう(バージョンアップはあるとしても)。
さて、ではその最強のTBがUSB並に普及するかといえば、残念ながらNOでしょう。
そもそも想定されているユーザー層や用途、価格帯がUSBユーザーとは違うので「USB並に」普及するかというのは愚問。
では需要が全く無いかと言われればそんなことはなく、例えば中規模以上のビデオ編集スタジオやレコーディングスタジオなどで使用される業務用機器では外部にDSPなどのプロセッサを積むものも多く、プロフェッショナル用途としては余計なドライバを経由せずに高速にCPUやメモリにアクセスできるThunderboltは大きな魅力でしょうね。