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PCなんかは廃人向けというか, お笑い一発芸でしかありません. 性能が本当に必要な場合には複数台に分散させるとか, 専用ハードを使う, あるいはもっと単純に長時間回しておけばいいわけですから. それが計算機「システム」の考え方です.
一方, 天体観測の場合は必要に迫られて [home.ne.jp]行っています. そういう意味で真剣さとか一般への普及とかはPCとは比べ物にならないです.
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
天体写真 (スコア:1, 参考になる)
Re:天体写真 (スコア:1)
ええ? 天文雑誌の投稿写真で冷却しているのは希にしか
見ない気がしますけど。
PCでも昔からごく一部の廃人はベンチマークでハイスコア狙いで
ドライアイス冷却とかしてますよ。Googleで「Superπ ドライアイス」
とかで検索してみてください。
Re:天体写真 (スコア:3, 参考になる)
PCなんかは廃人向けというか, お笑い一発芸でしかありません. 性能が本当に必要な場合には複数台に分散させるとか, 専用ハードを使う, あるいはもっと単純に長時間回しておけばいいわけですから. それが計算機「システム」の考え方です.
一方, 天体観測の場合は必要に迫られて [home.ne.jp]行っています. そういう意味で真剣さとか一般への普及とかはPCとは比べ物にならないです.
Re:天体写真 (スコア:4, 興味深い)
冷却はフィルム交換が面倒な銀塩時代に比べればCCDになってから楽になったはずです。
それでも結露対策などのノウハウや試行錯誤は必要で、機材や冷媒の費用もかかるので天体写真を撮る人の中に占める割合で言えば少数派です。そのあたりはPCの液冷も同じですよね。
でも天ちゃんには自宅にドームを作ったり、空を隠す障害物や街灯りの少ない土地に引っ越したり、日食を見に南米まで行ったら当日曇っててなにもできなかっただの、日食のために旧ソ連に行ったら現地に着いてから「その場所へは立ち入り禁止」と言われて泣く泣く部分日食で我慢しただのと、「いったいどんだけ金を浪費してるんだ」とつっこみたくなるアレゲ人がいるんですよ。
もちろんPCの世界でも以下略
そんなのに比べたら冷却増感なんてポピュラーもいいところ。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
それこそ、真剣度合いでいえば軍事が一番上でしょう。赤外線誘導ミサイルは50年以上前から使い捨て(苦笑)にもかかわらず液体窒素冷却を行っているようです。
Re: (スコア:0)
けどなに?
冷却CCD以前に銀塩でも冷やすのは当たり前ですよ
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:5, 参考になる)
天体写真(長時間露光の必要な場合あり)では、フィルム時代から、-30℃-90℃で感度が向上する
(正確にいえば、露光中の感度低下が改善する)ことが知られており、撮影中にドライアイスなどの
寒剤を用いてフィルムを冷やす撮影法が存在しました。
専用に製作されたカメラボディも市販されてましたが、多くは趣味人の手作りだったように記憶しています。
冷えすぎるとレンズが曇ったり、フィルムが巻き上げ時に切れたりするので(防止策に様々なノウハウあり)、
製作は困難だったと思われます。
CCD(常温でノイズが目立つ)も似た状況にあったようです(ツッコミよろ)。
マザーボードの方は、スラドの過去記事に液体窒素のオーバークロッカーを見た程度なので省略。
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:1, 興味深い)
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:1, 参考になる)
Re:なんか主観的だなぁ。 (スコア:1, 参考になる)
国立天文台などの研究用のCCDでは、だいたい液体窒素で冷やしていますね。
液体窒素を充填し長時間放置して、十分に冷え切って温度変化が最小になってから撮影します。
CCDカメラは、受光素子が光を受けることによって電荷が発生し、その強さを光の明るさとして映像化していますが、
光以外にも熱によっても電荷が発生するので、低温であればあるほどいいわけです。
天体観測のように長時間に及ぶ露光の場合、その間の温度変化も無ければ無いほどいいです。
常温でも、何℃のときにはこういった熱雑音が発生する。といったデータが無限にあれば補正できますが、
1時間露光の間に、10℃から13℃にいったん上昇し9℃までさがったあと11℃になった。そのとき風向は北向きで・・・
とかそんな状況に合わせた補正などできるわけも無いので、全力で冷やしきってからの勝負になります。
液体窒素は当たり前ですが液体なので、容器に入れた場合角度によって液面が変わります。
長時間露光の場合、星を自動追尾しているわけですから、だんだんと望遠鏡の傾きが変わっていき
冷え方にばらつきが・・・とか、まだ液体窒素冷却とか露ほどにも考えられていなかったころに
作られた望遠鏡では、色々悩みの多いところもあるようです。
Re: (スコア:0)