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購入後7~8年くらいで故障すると「しゃあない買い替えるか」で済んでしまうものですが、例えば寿命が半減して3年ちょっと程度で修理代を負担することになると一般ユーザーとしては不快感が残ります。それくらいのタイミングで故障に遭遇する確率が高まるという話かなと思っています。一日に何度も主電源を操作する度に突入電流が発生して、コンデンサの劣化が進んで電源回路に異常な負担を強いてしまうというのが原因でしょう。電源回路の負担増加は内部温度の上昇を招き、熱に弱いコンデンサはますます劣化が進むこともあり、最終的にはパワートランジスタ(MOSFET)が破壊されて動作不能となります。
普通はリモコンで電源を操作して、主電源を落としたりコンセント抜いたりするのは長期旅行や部屋の模様替えをするときくらいのものです。突入電流対策もそれを前提に比較的軽く済ませています。以前は結構しっかり対策をやっていたと思いますが、部品数が増えてコストアップになったり無駄な消費電力が増えたりする割には普通の使い方をするユーザーには何の得もない場所ですので。
あと、10~20年前の家電製品より壊れやすくなったと感じる人もいると思います。それについては気のせいではなく、実際そんな傾向があります。コストダウンを図るにあたって、理想的にはすべての部品が同じ時期に寿命を迎えることを目指して設計するようになりました。どこかの部品だけ突出して寿命が長いのは過剰品質として嫌います。そのせいで昔と比べて耐久性余力がなくなっていたりします。
安物は電源周りがしょぼい。何故なら電源ユニットの性能はカタログスペックに寄与しないから。電源ユニットの寿命=製品の寿命な感じのLED照明以外では大体そんな感じ。安価な製品に付いてるUSB・5V給電ユニットとかは即座に廃棄してまともな製品から給電するだけで製品寿命が延びたりするな。
「安物は電源周りがしょぼい」っていうのは、ありがちだけどちょっと本質とは違うなぁ。というのも、安物に限らずどんな一流メーカー品だとしても一度「ソニータイマー」なんて言われてしまうとブランド価値が落ちてしまうからです。だけど、どんなメーカーでも製品を作るときには必ずどこかで手を抜いているわけで(手を抜かなきゃコストがかかりすぎる)、どこでどううまく手を抜くかがそのメーカーにおける重要な経験値なわけですよ。コストをかけなきゃいけないところには正しくコストをかけ、どうでもいいところは安く抑えると。つまり、「安物は電源周りがしょぼい」というよりは「安物は手の抜き方が下手くそ」という方が一般論なのかなと。
結論としては、ソニーは手の抜き方が下手ってことだな。
何気にソニーが作ってるのは安物って言ってるね、
>突入電流が発生して、コンデンサの劣化が進んで
突入電流による発熱はないとは言わないが、動作中の充放電電流による発熱の方が明らかに比重が大きい気がするが、頻度的に。
>過剰品質として嫌います
この過剰品質こそが「やっぱり日本製はイイね!」な元だったのではないかと昨今しみじみ思います、個人的には。
過剰品質は「だから買い換えがおこらない」ってことで避けられるようになったから、消費者不利益といえばその通りなんだけど、マジで買い換え起きなくて製品売れなくて商売畳むケースがあるからバカにもできないんだよなぁ。(割れない食器を作ったら買った人みんな買い換えなくて倒産とか)
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
まぁ理由はある (スコア:5, 参考になる)
購入後7~8年くらいで故障すると「しゃあない買い替えるか」で済んでしまうものですが、例えば寿命が半減して3年ちょっと程度で修理代を負担することになると一般ユーザーとしては不快感が残ります。それくらいのタイミングで故障に遭遇する確率が高まるという話かなと思っています。
一日に何度も主電源を操作する度に突入電流が発生して、コンデンサの劣化が進んで電源回路に異常な負担を強いてしまうというのが原因でしょう。電源回路の負担増加は内部温度の上昇を招き、熱に弱いコンデンサはますます劣化が進むこともあり、最終的にはパワートランジスタ(MOSFET)が破壊されて動作不能となります。
普通はリモコンで電源を操作して、主電源を落としたりコンセント抜いたりするのは長期旅行や部屋の模様替えをするときくらいのものです。突入電流対策もそれを前提に比較的軽く済ませています。
以前は結構しっかり対策をやっていたと思いますが、部品数が増えてコストアップになったり無駄な消費電力が増えたりする割には普通の使い方をするユーザーには何の得もない場所ですので。
あと、10~20年前の家電製品より壊れやすくなったと感じる人もいると思います。
それについては気のせいではなく、実際そんな傾向があります。
コストダウンを図るにあたって、理想的にはすべての部品が同じ時期に寿命を迎えることを目指して設計するようになりました。どこかの部品だけ突出して寿命が長いのは過剰品質として嫌います。
そのせいで昔と比べて耐久性余力がなくなっていたりします。
Re:まぁ理由はある (スコア:2)
安物は電源周りがしょぼい。何故なら電源ユニットの性能はカタログスペックに寄与しないから。電源ユニットの寿命=製品の寿命な感じのLED照明以外では大体そんな感じ。
安価な製品に付いてるUSB・5V給電ユニットとかは即座に廃棄してまともな製品から給電するだけで製品寿命が延びたりするな。
Re:まぁ理由はある (スコア:2)
「安物は電源周りがしょぼい」っていうのは、ありがちだけどちょっと本質とは違うなぁ。
というのも、安物に限らずどんな一流メーカー品だとしても一度「ソニータイマー」なんて言われてしまうとブランド価値が落ちてしまうからです。
だけど、どんなメーカーでも製品を作るときには必ずどこかで手を抜いているわけで(手を抜かなきゃコストがかかりすぎる)、どこでどううまく手を抜くかがそのメーカーにおける重要な経験値なわけですよ。
コストをかけなきゃいけないところには正しくコストをかけ、どうでもいいところは安く抑えると。
つまり、「安物は電源周りがしょぼい」というよりは「安物は手の抜き方が下手くそ」という方が一般論なのかなと。
Re:まぁ理由はある (スコア:2)
結論としては、ソニーは手の抜き方が下手ってことだな。
何気にソニーが作ってるのは安物って言ってるね、
Re: (スコア:0)
>突入電流が発生して、コンデンサの劣化が進んで
突入電流による発熱はないとは言わないが、動作中の充放電電流による発熱の方が
明らかに比重が大きい気がするが、頻度的に。
>過剰品質として嫌います
この過剰品質こそが「やっぱり日本製はイイね!」な元だったのではないかと
昨今しみじみ思います、個人的には。
Re: (スコア:0)
過剰品質は「だから買い換えがおこらない」ってことで避けられるようになったから、
消費者不利益といえばその通りなんだけど、
マジで買い換え起きなくて製品売れなくて商売畳むケースがあるからバカにもできないんだよなぁ。
(割れない食器を作ったら買った人みんな買い換えなくて倒産とか)
Re: (スコア:0)
>(割れない食器を作ったら買った人みんな買い換えなくて倒産とか)
上記の喩えじゃ倒産してしかるべきかと。過剰じゃなくて不適切な品質。
食器しか作ってないんじゃ売れなくなるのは想像の範囲で、
割れない技術で売っていきたいんなら割れたら困るような用途向けに絞ったり
自動車部品や航空部品でも開発して生き残るのが今のメーカーの姿。