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太陽光の出力を「把握」すること自体は現時点でも可能でしょう(特にモニタが無い設備の分も、近隣設備の出力から類推可能ですので)。ただ旧式の設備ですと、需要に対して太陽光が多すぎる状況になった時に出力抑制したり、系統側の周波数や電圧の制御に貢献したり(アンシラリーサービス)ということが出来ません。このため新しい設備ではそういう機能を義務化、あるいは検討している訳です。日本語ではタレコミにもある日経テクノロジーの記事 [nikkeibp.co.jp]が良いまとめだと思います。
一方でGreenTechMediaの情報については、タレコミの記事(米国全体の状況)よりも、この関連記事集 [greentechmedia.com]から辿れる、ハワイに関する一連の記事が役に立つかと思われます。
発電に責任を持つのなら過電圧/不足電圧の対処は発電側がするべきですよね。それらの損害を送電側がかぶるだけだと発電側に対策を取らせるインセンティブが働かないような。ある程度手軽に賠償もしくは手数料請求できるような仕組みはあるのでしょうか。
発電量が安定していない、質の低い電力は買い取り単価が安い。発電量が安定している、質の高い電力は買い取り単価が高い。
こういう分離をするだけで十分だと思いますよ。ネットワークのベストエフォートと同じで、発電量を保証しない電力は安く買い叩かれて当然。発電量を保証してくれる電力は高くて当然。これらは分けて販売されるべき。
本当に? 質の低い電力はインフラにダメージを与えてしまうのに。つながないのが一番。非現実的な仮定としてマイナス価格を提示できたとしても、インフラの不安定化を考えれば排除した方が良い。
売電価格を電力需要と連動させる仕組みを考えてるところはあるようです。系統側が価格を通知し、売電側は価格に応じて売電量を制御すると。減らした分は、電気自動車ないしプラグインハイブリッドカーが備える大容量バッテリーに蓄電し、売電価格が高い時間帯に売るとか。コストの大きいバッテリーのコストは車の価格に隠れてしまうし、価格通知に必要な仕組みのコストはバッテリーに比べるとかなり小さいので、土日しか車に乗らない家庭にそういう車が普及した時代になれば良い仕組みになりそうですが、まだ当分先ですね。
買い取り側が自由に価格設定できるなら、ソーラーパネルが乱立しないから問題にならない。しかしそれでは自然エネルギーは普及しないので、自由に価格設定できず、価格保証で買い取りしなければならない。
まず自然エネ普及有りきである限り、そのコストが売電しない人への電気料金になって跳ね返ることも仕方ない。
> しかしそれでは自然エネルギーは普及しないので、
一般家庭用だったら、既にグリッド・パリティに到達しているので、普及しないってのは言いすぎですね。http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820140730aaan.html [nikkan.co.jp]普及の速度が落ちるという意味なら正しいですが。
その記事…
>>発電コストは太陽光発電システム全体の購入と設置、維持にかかる総コストを期間中の総発電量で割って算出した。
需給調整もできないシステムのくせにざっくりしすぎやろw
あと補助金も混ざって計算されてる気がする。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
補足 (スコア:2, 参考になる)
太陽光の出力を「把握」すること自体は現時点でも可能でしょう(特にモニタが無い設備の分も、近隣設備の出力から類推可能ですので)。ただ旧式の設備ですと、需要に対して太陽光が多すぎる状況になった時に出力抑制したり、系統側の周波数や電圧の制御に貢献したり(アンシラリーサービス)ということが出来ません。このため新しい設備ではそういう機能を義務化、あるいは検討している訳です。
日本語ではタレコミにもある日経テクノロジーの記事 [nikkeibp.co.jp]が良いまとめだと思います。
一方でGreenTechMediaの情報については、タレコミの記事(米国全体の状況)よりも、この関連記事集 [greentechmedia.com]から辿れる、ハワイに関する一連の記事が役に立つかと思われます。
発送電分離 (スコア:0)
発電に責任を持つのなら過電圧/不足電圧の対処は発電側がするべきですよね。
それらの損害を送電側がかぶるだけだと発電側に対策を取らせるインセンティブが働かないような。
ある程度手軽に賠償もしくは手数料請求できるような仕組みはあるのでしょうか。
Re:発送電分離 (スコア:3)
発電量が安定していない、質の低い電力は買い取り単価が安い。
発電量が安定している、質の高い電力は買い取り単価が高い。
こういう分離をするだけで十分だと思いますよ。
ネットワークのベストエフォートと同じで、発電量を保証しない電力は安く買い叩かれて当然。
発電量を保証してくれる電力は高くて当然。
これらは分けて販売されるべき。
Re: (スコア:0)
本当に? 質の低い電力はインフラにダメージを与えてしまうのに。つながないのが一番。
非現実的な仮定としてマイナス価格を提示できたとしても、インフラの不安定化を考えれば排除した方が良い。
Re: (スコア:0)
売電価格を電力需要と連動させる仕組みを考えてるところはあるようです。
系統側が価格を通知し、売電側は価格に応じて売電量を制御すると。
減らした分は、電気自動車ないしプラグインハイブリッドカーが備える
大容量バッテリーに蓄電し、売電価格が高い時間帯に売るとか。
コストの大きいバッテリーのコストは車の価格に隠れてしまうし、
価格通知に必要な仕組みのコストはバッテリーに比べると
かなり小さいので、土日しか車に乗らない家庭にそういう車が普及した時代に
なれば良い仕組みになりそうですが、まだ当分先ですね。
Re: (スコア:0)
買い取り側が自由に価格設定できるなら、
ソーラーパネルが乱立しないから問題にならない。
しかしそれでは自然エネルギーは普及しないので、自由に価格設定できず、
価格保証で買い取りしなければならない。
まず自然エネ普及有りきである限り、そのコストが売電しない人への電気料金になって跳ね返ることも仕方ない。
Re: (スコア:0)
> しかしそれでは自然エネルギーは普及しないので、
一般家庭用だったら、既にグリッド・パリティに到達しているので、普及しないってのは言いすぎですね。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820140730aaan.html [nikkan.co.jp]
普及の速度が落ちるという意味なら正しいですが。
Re: (スコア:0)
その記事…
>>発電コストは太陽光発電システム全体の購入と設置、維持にかかる総コストを期間中の総発電量で割って算出した。
需給調整もできないシステムのくせにざっくりしすぎやろw
Re: (スコア:0)
あと補助金も混ざって計算されてる気がする。