パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

ドイツでは電力供給過多のため電気料金が下がり続けている」記事へのコメント

    • by Anonymous Coward

      この記事は川口マーン惠美っていう人の記事だけど。あっちこっちで同じ主張してるけど、専門家でもなんでもないんだよな。
      ただ日本エネルギー会議の人間らしいから、原発推進派であることははっきりしてるようだけど。
      産経新聞でもこの程度の人を引っ張り出さざるを得ないってことを鑑みると、ドイツが失敗してるっていう主張はあまり説得力
      が無いんじゃないかね。

      • この川口氏の場合、一部の負の面だけを強調して、国全体では雇用や景気を良くしてる [diplo.de]ことを無視されていることの方が問題かと思います。

        (強いて言うなら、そのような詭弁を用いられても何ら責任を取らされるような職ではなさそうではありますが、それは論の正当性に直接関連しませんね。)

        • 図録▽電気料金の国際比較 [ttcn.ne.jp]

          同じユーロ圏でも、フランスよりも急激に電気料金が上がっているのはドイツやイタリア。米ドルに換算しての数字なので日本の電気料金と直接比較はできないけれど、それでもドイツの真似をすれば当然日本の電気料金がうなぎのぼりになるのは目に見えている。今年の5月分から再生可能エネルギー発電促進賦課金単価が 0.75円/kWh [tepco.co.jp]に値上げされているし。

          「一部の負の面」というけど、電気料金の急上昇はけっこう切実な問題だと思う。パンフレットにも

          再生

          --
          モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
          • はい、日本に話の焦点を移されるなら、今の日本の太陽光の買取価格は他国に比して(同じような導入ペースだった時期のドイツを含めても)大幅に高く、賦課金が問題になるだろうと思います。(他のコメントでも散々書いていますが)個人的にも、早く引き下げるべきと思います。

            一方のドイツですが、今年2月時点でやっと国民の半分ぐらいが制度の見直しが必要と考えています [renewables...tional.net]。ただし再エネの普及(Energiewende、エネルギー変革の一環)自体は69%が利益のあることと考えており、また7割は今後も電気料金が上がることを覚悟しているようです。(大元の調査(独語) [www.bdew.de]はBDEW(日本で言えば電事連のような存在?)によるものですから、調査主体によるバイアスも心配しなくて良いかと思います。)

            親コメント
            • 本当に大幅に高かったのでしょうか?

              私も導入量はまだしも、認定量からすると現状の日本の価格は高いとは思いますが、
              経産省の資料だとドイツで大量導入が始まる2009年頃と日本のFIT開始時の2012年の価格はさほど変わらないです。
              為替の影響がでかすぎて、価格だけでの単純な比較は難しいのでは

              http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/p... [meti.go.jp]

              親コメント
              • by s-kei (16661) on 2014年07月03日 13時53分 (#2632538)

                確かにドイツの2009年頃と近いのですが、2009年と言えば既に5年前です。その間、たとえば太陽電池パネルの値段も下がっていますから、少なくとも当時の価格そのままではまずいのは、分かりますよね。

                分かりやすいように、もうちょっと以前のドイツの状況を例に挙げてみます。
                普及を本格的に始めた頃の価格で言うならば、たとえばドイツは2004年頃は約70~90円/kWhという、今からすればとんでもない値段で買い上げていました(この資料 [lbl.gov]の15ページ)。
                でもそれでも、2004年の導入量は1GW未満 [challenge25.go.jp](数字だけで申し訳ないですが、12ページの表をご参照)と、昨年度の日本の7分の1以下の導入ペースだったんです。そこまでしないと、メーカーも量産せず、流通・施工等の現場の人材も増えなかった、と言えます。そんな極端な売り手市場だったからこそ、高い額を設定したんですね。

                ところが2014年現在では、太陽電池や周辺機器などのハードウェアだけでなく、施工・運用等のサービスを手がける企業まで、国内外に選り取り見取りです。競争がとても激しくて、倒産や吸収合併も日常茶飯事です。そのような買い手市場においては、買って利用する側からすれば、なるべく安い額で済ませるのが合理的です。

                おっしゃるような為替や、国毎の事情の違いなども比較の際になるべく考慮する必要はあります。ただ最終的に判断基準となるのは、”予定通りの導入ペースになったかどうか”ではないかと思います。また変化の激しい業界ですので、内外の比較検討の際は昔の価格よりも、直近の世界的相場の方が、より参考になるのではないかと思います。

                親コメント

私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

処理中...