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直接的には、それだけバイナリ互換が重要だったからなんだけれども386のアーキテクチャ設計が非常に優秀だったからってのがあるでしょう。
で、ARMがx86を殺すかどうかなんとも言えないと思うけどな。
結局こういうのはマシンパワーと値段で決まるコストパフォーマンスの問題。
バイナリ互換はマシンパワーでどうにでもなる事は DEC が Alpha 版 NT の fx!32 で示してくれたけど、Alpha とか Itanium とかのように x86 代替目指してサーバーや HPC 分野では一定の成功を収めつつも代替に失敗してるやつらは、コンシューマより上の価格帯(ここはコストパフォーマンスなんて二の次の分野)先に取りに行ってるのがそもそもの間違いだと思うね。これは、マシンパワーは十分でもコストが論外だから普及しないってパターン。
バイナリ互換があり価格が安くてもマシンパワーが不足していると、市場から徐々に見放されて行くのは、Crusoe や Atom 見てるとほぼ疑いはない。これは、価格は安いが、コストパフォーマンスを語るだけのマシンパワーがないので普及しないってパターン。
386 アーキテクチャが優秀とか絶対ないから。アーキテクチャー上は明らかにお荷物だけど、バイナリー互換捨てたり、fx!32 のようにソフトウェアでカバーするよりは、ハードでやっとく方が市場性やコストパフォーマンスの点で有利だから生き残ってるだけ。その点 amd64 は Intel x86 より低い価格帯で、かつ互換性もあり速度も維持した状態だったから、(アーキテクチャとして)成功するべくして成功してるようにしか見えない。
ARM が成功してるのは、バイナリ互換考えないくて良い用途で市場が開けたところに、(用途上十分な)マシンパワーと価格の安さで席巻してる例でしょ。x86 代替で ARM を考えると、そもそも互換性がない事が致命的。
あと、x86 代替とか互換性という文脈で大多数のエンドユーザーが求めているのって、実はバイナリ互換じゃなくて(MS Office ファイルの)データ互換じゃないかと思うんだよね。そういう意味ではバイナリ互換性が問題にならない Windows RT 次第では x86 代替というのは十分あり得るかもしれないけど、搭載機の価格がどう見ても競争力ないのでおそらくダメだね。iOS, Android は MS Office がないので、ネット環境としては成功できるけど、x86 代替は無理だし。
「バイナリ互換考えないくて良い用途で市場が開けたところに…」という出来事は科学計算用途でAlphaが勢力を伸ばしたときにも起こりました。
残念ながらAlphaはこけて性能向上がとまってしまったので、その空白地に他のRISCプロセッサ、その後にx86プロセッサがはいってくることになりましたが。
残念ながらAlphaはこけて
AlphaがっつーよりDECがな。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
そりゃあれですよ (スコア:2)
直接的には、それだけバイナリ互換が重要だったからなんだけれども
386のアーキテクチャ設計が非常に優秀だったからってのがあるでしょう。
で、ARMがx86を殺すかどうかなんとも言えないと思うけどな。
それは異論があるな (スコア:0)
結局こういうのはマシンパワーと値段で決まるコストパフォーマンスの問題。
バイナリ互換はマシンパワーでどうにでもなる事は DEC が Alpha 版 NT の fx!32 で示してくれたけど、Alpha とか Itanium とかのように x86 代替目指してサーバーや HPC 分野では一定の成功を収めつつも代替に失敗してるやつらは、コンシューマより上の価格帯(ここはコストパフォーマンスなんて二の次の分野)先に取りに行ってるのがそもそもの間違いだと思うね。
これは、マシンパワーは十分でもコストが論外だから普及しないってパターン。
バイナリ互換があり価格が安くてもマシンパワーが不足していると、市場から徐々に見放されて行くのは、Crusoe や Atom 見てるとほぼ疑いはない。
これは、価格は安いが、コストパフォーマンスを語るだけのマシンパワーがないので普及しないってパターン。
386 アーキテクチャが優秀とか絶対ないから。
アーキテクチャー上は明らかにお荷物だけど、バイナリー互換捨てたり、fx!32 のようにソフトウェアでカバーするよりは、ハードでやっとく方が市場性やコストパフォーマンスの点で有利だから生き残ってるだけ。
その点 amd64 は Intel x86 より低い価格帯で、かつ互換性もあり速度も維持した状態だったから、(アーキテクチャとして)成功するべくして成功してるようにしか見えない。
ARM が成功してるのは、バイナリ互換考えないくて良い用途で市場が開けたところに、(用途上十分な)マシンパワーと価格の安さで席巻してる例でしょ。
x86 代替で ARM を考えると、そもそも互換性がない事が致命的。
あと、x86 代替とか互換性という文脈で大多数のエンドユーザーが求めているのって、実はバイナリ互換じゃなくて(MS Office ファイルの)データ互換じゃないかと思うんだよね。
そういう意味ではバイナリ互換性が問題にならない Windows RT 次第では x86 代替というのは十分あり得るかもしれないけど、搭載機の価格がどう見ても競争力ないのでおそらくダメだね。
iOS, Android は MS Office がないので、ネット環境としては成功できるけど、x86 代替は無理だし。
Re: (スコア:0)
「バイナリ互換考えないくて良い用途で市場が開けたところに…」という出来事は
科学計算用途でAlphaが勢力を伸ばしたときにも起こりました。
残念ながらAlphaはこけて性能向上がとまってしまったので、その空白地に他のRISCプロセッサ、その後にx86プロセッサがはいってくることになりましたが。
Re: (スコア:0)
残念ながらAlphaはこけて
AlphaがっつーよりDECがな。