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安定かつ柔軟に電力供給量を調整できる原子力発電があるのに、わざわざ不安定な方式を混ぜていく必要が薄いと思います。どうせなら、もっと原子力発電所を増やすほうがスマートで良いかと。
原子力や火力などは発電量を急激に可変させづらいので柔軟に電力供給量を調整できるという表現には語弊があるような?
電気は貯めることができないので今使っている電気は今発電した電気です。各電力会社の給電指令というところで需要の変動に応じて全国の発電所の発電量をリアルタイムにコントロールしています。電圧や周波数などを一定に保つために実はかなりの苦労があるのです。ここで発電量が不安定な発電方式の発電所が加わると安定した電力供給はさらに大変な努力が必要になります。なお、この時に出力の増減のコントロールに使われるのは主に水量をコントロールするだけで出力も容易に可変できる水力発電です。火力発電や原子力発電は一定の出力で稼動させたほうが効率がいいので急激な出力可変は行いません。
・火力について「発電量を急激に可変させづらい」なんて誰も言ってない・水力発電もダム式や揚水式はかなり自由に制御できるけど流水式はそうでもない・現実には火力もピーク追従に使われている
原子力は出力を変動させるのにたいへん時間がかかるので、流込式水力や地熱などの自然エネルギーとともに、需要に追従する必要のないベース電力供給に用いられています。風力や太陽光もこのカテゴリに入るでしょう石油やLNGを用いた火力は原子力などと比較すれば、はるかに出力変動特性は高いです。需要の変動に応じた負荷追従運転に適しており、揚水式水力とともに、実際にピーク電力供給に利用されています。石炭式火力は両者の中間ぐらいです。
参考:資源エネルギー庁FAQ 発電電力の構成について [meti.go.jp]
負荷変動・供給量変動対応の具体的な時定数があきらかになると話がもっとはっきりするのにね。
逆に考えると、太陽電池発電がもっとも変動対応が速いように思う(*1)ので、太陽電池発電が増えてきたら各発電ユニットは50%を中心に系統の指示をもらって出力を上下させればいいのでは。 (*1) インバーターを停止すれば即エネルギー変換も止まる(はず)。 水力・火力・原子力は電気に変換する前の状態のエネルギー の慣性(?)が大きい(?)。
ぜんぜん別の話として、昔は電力が足りなくなったら系統の電圧が下がって自立的にエネルギー調整ができていた(抵抗負荷のイメージ)らしく、やばいときには規格ぎりぎりの 90V 近傍まで下げられたらしい。今はインバーター機器が増えて一定エネルギーを吸うように制御されるので、電圧を下げるとその分電流が増え、この手が使いにくくなっているらしい。
そもそもこのトピは>太陽光は雲でも通るといきなり100%から0%まで勝手に変化するからね。のようなリスクに関するトピだしね。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
そもそも必要? (スコア:0)
安定かつ柔軟に電力供給量を調整できる原子力発電があるのに、わざわざ不安定な方式を混ぜていく必要が薄いと思います。
どうせなら、もっと原子力発電所を増やすほうがスマートで良いかと。
Re: (スコア:0)
原子力や火力などは発電量を急激に可変させづらいので柔軟に電力供給量を調整できるという表現には語弊があるような?
電気は貯めることができないので今使っている電気は今発電した電気です。
各電力会社の給電指令というところで需要の変動に応じて全国の発電所の発電量をリアルタイムにコントロールしています。
電圧や周波数などを一定に保つために実はかなりの苦労があるのです。
ここで発電量が不安定な発電方式の発電所が加わると安定した電力供給はさらに大変な努力が必要になります。
なお、この時に出力の増減のコントロールに使われるのは主に水量をコントロールするだけで出力も容易に可変できる水力発電です。
火力発電や原子力発電は一定の出力で稼動させたほうが効率がいいので急激な出力可変は行いません。
Re: (スコア:1)
・火力について「発電量を急激に可変させづらい」なんて誰も言ってない
・水力発電もダム式や揚水式はかなり自由に制御できるけど流水式はそうでもない
・現実には火力もピーク追従に使われている
原子力は出力を変動させるのにたいへん時間がかかるので、流込式水力や地熱などの自然エネルギーとともに、需要に追従する必要のないベース電力供給に用いられています。風力や太陽光もこのカテゴリに入るでしょう
石油やLNGを用いた火力は原子力などと比較すれば、はるかに出力変動特性は高いです。需要の変動に応じた負荷追従運転に適しており、揚水式水力とともに、実際にピーク電力供給に利用されています。
石炭式火力は両者の中間ぐらいです。
参考:資源エネルギー庁FAQ 発電電力の構成について [meti.go.jp]
Re: (スコア:0)
負荷変動・供給量変動対応の具体的な時定数があきらかになると
話がもっとはっきりするのにね。
逆に考えると、太陽電池発電がもっとも変動対応が速いように
思う(*1)ので、太陽電池発電が増えてきたら各発電ユニットは
50%を中心に系統の指示をもらって出力を上下させればいいのでは。
(*1) インバーターを停止すれば即エネルギー変換も止まる(はず)。
水力・火力・原子力は電気に変換する前の状態のエネルギー
の慣性(?)が大きい(?)。
ぜんぜん別の話として、昔は電力が足りなくなったら
系統の電圧が下がって自立的にエネルギー調整ができていた
(抵抗負荷のイメージ)らしく、やばいときには規格ぎりぎりの
90V 近傍まで下げられたらしい。
今はインバーター機器が増えて一定エネルギーを吸うように
制御されるので、電圧を下げるとその分電流が増え、この手が
使いにくくなっているらしい。
Re:そもそも必要? (スコア:0)
スイッチを切って出力を減らすことはできても、無い出力を出すことはできないから制御要素として考えると厳しいと思うよ。
それに設備導入単価が高いこともあり、普段は発電量の半分を捨てろといわれると納得を得ることは難しいと思う。
Re: (スコア:0)
そもそもこのトピは
>太陽光は雲でも通るといきなり100%から0%まで勝手に変化するからね。
のようなリスクに関するトピだしね。
Re: (スコア:0)