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音楽

ローランド、TR-808をコンパクトボディーで再現する「TR-08」を発表 14

ストーリー by headless
8月8日は八百屋の日 部門より
ローランドは8月8日、伝説的なリズムマシン「TR-808」のサウンドや操作感をコンパクトボディーで再現するリズム・コンポーザー「TR-08」を発表した(ニュースリリース英語版プレスリリース: PDFThe Vergeの記事マイナビニュースの記事)。

ローランドでは2014年にTR-808/909を再現した「TR-8」をライブ演奏向けのAIRAシリーズ発売しているが、TR-08はコンパクトサイズで本格的なサウンドを楽しめるシンセサイザー愛好家向けのRoland Boutiqueシリーズの新モデルとなる。TR-8と同様、コンポーネント単位でアナログ回路をモデリングするACB(Analog Circuit Behavior)を採用。単3電池(アルカリ/ニッケル水素)4本で駆動可能なほか、USBバスパワーでの駆動にも対応し、内蔵スピーカーで気軽に演奏を楽しめる。また、オリジナルのTR-808からシーケンサーの機能は向上しており、MIDI入出力端子、USB端子(オーディオ/MIDI対応)も追加されている。

また、TR-08と同時にシンセサイザー「SH-101」を再現した「SH-01A」もRoland Boutiqueシリーズとして発表された(英語版プレスリリース: PDF)。ACBによりSH-101のサウンドを再現するほか、アナログ回路を4倍に拡張して同時発音数が4音になっている。TR-08同様、電池/USBバスパワーでの駆動が可能で、スピーカーも内蔵する。専用キーボードユニットは別売り。

TR-08、SH-01Aともに9月下旬より順次発売。価格はいずれもオープン価格だが、マイナビニュースの記事によれば税込5万円程度が想定されているとのことだ。
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  •  この手の機材が現役だったころには、いかにも電子音なのでつぶしがきかずプロのような
    サンプリング方式のリズムマシンに憧れたものだった。
     サンプリング音源ののちにシミュレーション音源が出てきたときはこれぞ最終兵器とわくわくしたが、それでシミュレートするのが過去のシンセになってしまうとは…。
     これでSYSTEM-100Mを再現したものが出てきてくれたら、買ってしまうだろうなぁ。

    • MIDIで動くハンドクラップ音源とか、
      シーケンサ機能は同じだけど、音源は好きに入れ替えられるとか、
      なんかもっと変なおもちゃにしてしまったほうがおもしろいのに。

      とか思ってしまいます。

      回顧音源用ならホワイトノイズジェネレータも...
      もっとこう、面白い方向にもっていってくれないかなぁ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      一応SYSTEM-100のソフトウェアシンセ(をハードに載せた物)は存在します。
      SYSTEM-1M使えば配線でパッチもある程度できるはず

      https://www.roland.com/jp/products/system-100_plug-out/ [roland.com]

  • TR-808/909/303を統一したTR-893の販売希望

    • by Anonymous Coward

      TB-03/TR-09/TR-08を三つ買ってねということでしょう

  • by Anonymous Coward on 2017年08月11日 20時25分 (#3260168)

    音レベルで「TR-808」との違いはある?

    • by Anonymous Coward

      ローランドのこの手の製品全般に言えることですが、アナログ回路で組んでるのと、
      デジタルでエミュレートして出力しているのとの違いで、そりゃ完全に同一と言うことはないでしょう。

      もっともその差でどっちがどっちと分かるかとか、経年劣化で音の変わってるだろう現存している808と比べて
      どちらが本来808を作った人の意図に近いかというとわかりません。

      #Boutiqueは無駄に外装やツマミに凝ってる分お値段も結構するのが・・ この手の懐古系だと、refaceは鍵盤とスピーカー以外割り切り、volcaは全部割り切りでかなりお安く作ってるのに。

      • デジタルだと動作原理が違うのでシミュレートですかね。
        まあ設計資料も現物もあるはずなので経年劣化もパラメータとして入れ込める気はします。

        #「Chemi-con」とか「FET」とか劣化パラメータのつまみがパネル上にあったら嫌だな

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          遠からずSPICEがアナログ音源シミュレートのエンジンとなる。

          • by Anonymous Coward

            RolandのACBはそれに近いことをやっているのが売りのようですが。
            https://www.roland.com/jp/aira/technology.html [roland.com]

            ただ他社(KORGとかArturiaとか)のでも同じようなうたい文句だったりするし、
            それぞれどの粒度まで計算しているのかは分かりません。
            (KORGのなんて相当前の製品でCPUパワーも今ほど使えなかったはずですが)

      • by Anonymous Coward on 2017年08月12日 10時55分 (#3260343)

        > もっともその差でどっちがどっちと分かるかとか、経年劣化で音の変わってるだろう現存している808と比べて
        > どちらが本来808を作った人の意図に近いかというとわかりません。
        楽器の類に置いて制作者の意図は全く考慮に値しないでしょ。
        使う人が欲しい音を得られるかが全て。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2017年08月14日 2時37分 (#3260764)

        同じACB技術を使ったAIRAの記事 [dtmstation.com]ですが、

        一方、TR-808の音というのも、5台、6台並べてみると、それぞれの音はトンデモないほど違うんです。
        やはりコンデンサの容量低下などアナログ部品の経年劣化によって、個体ごとに違った変化をしてきいるのです。
        とくに印象的だったのは、つまみでピッチのコントロールができないカウベルですら、それぞれで音程が変わってしまっており、別の機材で音を聴かせると『これは俺の808の音ではない!』と言われてしまう可能性がありました。ここがアナログの難しさでもあるんです。
        さらにTR-909に至っては、生産した年代ごとに開発現場、生産現場で回路や部品をいじっているために大きく3世代バージョンが存在していて、それぞれで音が違いいます。
        しかも、それが経年劣化をしてきたため、中古の機器の状態によってまったく違う音になってしまっているのです」と高見さん。

        経年変化の影響は相当あるみたいですね。
        どれを参考にするのがいいのやらってかんじですが、当時の人が社内や系列会社にいて、意見は聞いてるみたいですね。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      https://youtu.be/ua8J_C4FBt4 [youtu.be]
      高音のクリアさ、低音のボリューム感、カウベルの音の高さは違うと思いました。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月11日 23時59分 (#3260239)

    とは言わない。

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