モジュラーシンセサイザー見本市「Tokyo Festival of Modular 2016」、6月10〜12日に開催 11
ストーリー by hylom
YMOのあれの小型版的な 部門より
YMOのあれの小型版的な 部門より
insiderman 曰く、
シンセサイザー黎明期によく見られた、機能毎に分かれたモジュールをケーブルでパッチングして音を作る「モジュラーシンセサイザー」の見本市「Tokyo Festival of Modular 2016」が6月10~12日に開催される(公式サイト)。
メーカーやショップによる見本市および即売、スポンサーやアーティストによるデモ、ライブコンサートなどが行われるとのこと。最近は3Uラックサイズに収まる「ユーロラックモジュラー」と呼ばれる小型のモジュール式シンセサイザーが世界的にブームになっているそうで、多くのメーカー/ショップがスポンサーに名を連ねている。会場は東京・渋谷区のRed Bull Studios Tokyo Hall 5Fで、当日券は3000円。
2013年よりイベントは開催されていたようだが、雰囲気はどんな感じなのだろうか?
LIVEだと良いんだろうなあ (スコア:2)
モジュラーシンセサイザで作る音楽って、公式サイトにあるような感じのものが多い印象があります。それでもって、PCの前で聞いたり、閉鎖系のライブ会場(サマソニのインドアとか)で聞くととってもかっこ良くってCD買おうかなあと思うんですが、ネットダウンロードした音楽を自宅のオーディオで再生するといつもがっかりして買うのをやめてしまいます。(自宅のオーディオでも、ストリーミング再生で垂れ流しで聞いている分には良い感じなんだけども)
JTSS
Re: (スコア:0)
録音物に満足できない人こそ、モジュラーシンセサイザ自体を買うべき。忘我の境地に至る。
求められているのはなんだろう? (スコア:1)
非線形の部分も含めて、昔のアナログシンセの構成で出せる音色って、もうデジタルで全部出せてしまうと思うんだけど、このイベントに集まる人は、何を求めてるんだろう。
モジュラーシンセの通販サイトで、カタログ見てみたけど、目新しいものはなかったなぁ。
Re:求められているのはなんだろう? (スコア:2)
ELP の「悪の教典#9第一印象パート2」イントロのノイズをVCOとLFOに使った音を作ってみるとデジタルでは「コレジャナイ」って感じます。
アナログだとMoogじゃなくてRolandで作っても「おおっ、これこれ」ってニンマリします。
ノイズ同士を組み合わせることで周期的な不自然さが出てしまうのでしょうかねぇ。
Re:求められているのはなんだろう? (スコア:1)
これって、シンセに限った話では無いような気がする。
たとえば、ドラムとかも、今やプロ奏者と打ち込みの区別も難しいほど
デジタルで手軽に良い音を出せちゃう時代だというのに
それでも、今、ドラムを叩きたいと思って練習している人や
ドラムセットを欲しいと思う人は、一定数いるわけだし、
今時の楽器だからといって、新しい仕掛けが入っているわけでも無い.
そういう人たちは、何を求めているのだろうか
バンドやったり、吹奏楽部に入る人たちだって
別に「自分が演奏するよりも いい音が手軽に出せる装置があること」
を、どう思っているか?と考えてみると
…別に どうとも思っていない気がするけれど、どうなんだろうか
Re: (スコア:0)
デジタルで出せそうで、当時の基盤に因る熱ノイズとか再現できないので完全には無理ですね。
じゃあ似たようなので良くね?では全くの別物としてプロの方々は扱います。
昔のが欲しいなら中古でレガシーな物をオークションとかで探して、それはそれとして新しいシンセサイザーは創作意欲を刺激したりデザインが直感で操作でしやすいものを探したり。
10代20代の若い世代が機材をそろえるなら今市場に出ている物をチェックするしかないわけで、需要はちゃんと有りますよ。
Re: (スコア:0)
熱雑音とホワイトノイズの疑似乱数シミュレートの違いが聞き分けられるかというと、
普通は無理じゃないかなと思いますが。
ちなみに自称回路のパーツレベルでシミュレートしているソフトシンセはいくつかありますね。
Re: (スコア:0)
ARP Odyssey [arpsynth.com]の復刻版が出たり、Prophet-6 [davesmithinstruments.com]が出たりと、
海外を中心にまだまだ活発ですよね
Re: (スコア:0)
アナログシンセは特有の音色だけじゃなく演奏中に音色を変えることができるのが革新的だったと思う。
そういう意味でアナログシンセのコンソールは鍵盤と同じく楽器としてのUIの重要な一部である。
もちろんデジタルシンセでダイアルで音色変えたり、エミュレーションソフトでタッチパネルでスライダーを動かしたりできる。
でも、すべてのパラメータに瞬時にアクセスできるわけでもく、物理的な入力装置のフィーリングも持たないのです。
誰もが演奏面でキースエマーソンになれるわけでもないが、それでも直感的な音色作りは演奏・創作の一部だろう。
故人 (スコア:1)
富田勲さんのモーグシンセってこの系統の走りですよね。
で思ったのですが、富田さんのシンセって誰か引き取るのでしょうか?
「美味しんぼ」の金の鍋の話のように使っていた人の味が出たりして。
maruken
Re:故人 (スコア:2)
限定版で出版されている、松武秀樹とシンセサイザーで対談されている松武さんあたりが、お弟子さんとして引き取るかお焚き上げをするんじゃないでしょうか。対談の上では、富田さんは機材に執着はなかったようですし。(こだわりはすごくあるけど)
JTSS