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電力

72時間分の燃料電池を併設した災害対策用自動販売機 32

ストーリー by hylom
災害時の備蓄庫代わりに 部門より

アサヒ飲料が燃料電池を併設した災害対策用自動販売機を展開するそうだ(ニュースリリースASCII.jp)。

マグネシウム空気電池を搭載した飲料自販機を避難場所などに設置して災害時の電力供給を確保するというもの。72時間の電力供給が可能で、2016年より福島県内の学校や病院といった避難場所を中心に100台を設置予定だそうだ。

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  • 燃料電池、かあ (スコア:4, おもしろおかしい)

    by cassandro (6035) on 2015年11月18日 8時08分 (#2919283)

    マグネシウム空気電池が何で燃料電池なの?と思ったら、活性物質を外部から導入する事で継続的に発電出来る種類の電池が燃料電池だから、だとか。

    なら、鉛酸バッテリーの正極と負極を交換式にして、電解液に濃硫酸を追加投入出来る様にすれば、これは鉛酸燃料電池と名乗る事が出来そう。

    更に考えを進めて、正極活性物質として炭素、負極活性物質として亜鉛、電解液として塩化亜鉛を密閉容器にパッケージ。パッケージごと交換すれば、継続的に発電出来ますね。素晴らしい。世紀の大発明、亜鉛燃料電池。

    # 通常、それを乾電池と言うけど。

  • by KUSANAGI Mikan (4522) on 2015年11月18日 8時14分 (#2919284) 日記

    自販機に手回し式発電機を内蔵した。

    自動販売機を活用した社会貢献 [itoen.co.jp]の一番下の方。

    • Re:一方伊藤園は (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2015年11月18日 10時46分 (#2919354)

      伊藤園なら水素水を電池燃料にしてくれるんじゃないの?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      自販機内臓型の比較だとアサヒのリンク先のこっちかな

      ■アサヒ飲料の自動販売機を通した社会貢献活動への取り組み
      取り組み 災害救援 自動販売機
      概要 災害時に停電時に、自動販売機内に搭載したバッテリーを使うことで商品を無償提供できる自動販売機
      展開開始年 2005年

      キリンもバッテリー型あるね
      http://nttbj.itp.ne.jp/0358214050/index.html [itp.ne.jp]
      (www.kirin.co.jpでは情報ない)

      災害時救援自動販売機
      災害時に自動販売機の中の飲料を無償で提供します。「缶PET自動販売機」については、内蔵したバッテリーにより、停電中も48時間は商品が搬出可能となります。「シースルータイプ自動販売機」については、バッテリー不要で、扉を開放し、商品を取り出すことができます。

      サントリーは色々ある・・・手回し型は伊藤園のと同じかな?
      http://www.suntoryfoods.co.jp/jihanki/operation.html [suntoryfoods.co.jp]
      http://www.suntoryfoods.co.jp/jihanki/kaobure.html [suntoryfoods.co.jp]
      他にはないワイヤー式なんてのも

      ワイヤー式緊急時飲料提供ベンダー
      特徴
      緊急(無電状態)時でも開扉できます。ワイヤーを引くことで飲料提供が可能です。バッテリーを搭載していない為、設置期間中、バッテリー交換が不要です。

      ジャパンビバレッジ(サントリーグループ)

      • by Anonymous Coward

        >自販機内臓型
        停電時にボタンを押すと胃や腸がでろでろと出てくるのを想像した。

      • by Anonymous Coward

        これらバッテリは災害時に停電しても無償提供できるよう、自販機を動かすために使われ、外部供給はしません。
        今回のは外部供給します。テレビやPCなど想定しているのでインバータ搭載でAC100Vの給電が可能なのでしょう。
        伊藤園のもスマホ充電ができるものです。多分USB端子でのDC5V給電なんでしょう。
        サントリーのは書いてないのでわかりませんね。

        バッテリ内蔵と言っても加熱冷却には使わず、ボタンや商品を出す機構や制御部など、必要最低限のみで、そう大きなバッテリではないでしょうから、外部供給するほどの容量はないのでしょう。

        • by Anonymous Coward

          あー、なるほどそういうことか。
          燃料電池の方はその気になりゃ商品の温度管理も出来そうだが、
          災害時用だし商品提供と電力供給優先しないと怒られるなw

  • by Anonymous Coward on 2015年11月18日 7時31分 (#2919270)

    燃料電池とは言うものの実質的には使い捨ての一次電池なので、自動販売機設置時に災害対策用の電池保管スペースを一緒にご提供しますというところか?

    • by Anonymous Coward on 2015年11月18日 8時22分 (#2919287)

      自販機の設置にはその土地の権利者(たいていの場合は地主)に設置場所の使用料を払うケースが多いのですが、非常用電源装置を無償で提供するかわりに場所代をまけてもらうという形。
      ショッピングモールや公共施設など、多くの人が利用する場所(=場所代も高い)への設置台数を確保するために有効な戦略のひとつです。
      災害際策の充実をアピールできるため、集客効果に期待する施設では特に有効です。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      自販機の耐用年数がどんなもんかにもよるけど、

      軽くググるとこんな感じのようだ。
      「平均は大体7~8年といったところでしょうか。
      でも、これまた他の機械ものと同じで、早いものだと1年位で寿命が来ますが、
      逆に20年以上現役で頑張る自販機もあります。 」

      阪神淡路大震災や東北大震災級の地震が20年で2回も3回も来ないだろうと考えるなら、
      一回使えれば十分という判断では。

      なお、災害時には飲料水が不足するのはいうまでもなく、飲めるものなら
      ドクターペッパーでもカレーでもいいからくれって状況になったりする。
      そういう時に自販機は数少ない飲み物貯蔵庫なので、実費で売ってくれるなら大助かり。
      #ちなみに仮にできたとしても無料にするのはあんまり賛成できぬ。要らなくても持ってくバカも出るから。
      #そうでなくてもトイレットペーパー買い占める奴がいるくらいなんだもの。

      • by Anonymous Coward

        災害時対応自販機は主に自治体との協力協定による無償提供のために置かれることが多いよ。
        無償提供についてのコカコーラの見解
        http://www.excite.co.jp/News/bit/E1224239288176.html?_p=2 [excite.co.jp]

        無償提供目的以外でバッテリー搭載機ってあるんだろうか。

        • by Anonymous Crow (45505) on 2015年11月18日 10時15分 (#2919337)
          >無償提供目的以外でバッテリー搭載機ってあるんだろうか。

          逆に、値上げしたらいやだな・・・

          #非常時に値上げして売るのは法的に可能なのだろうか?
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            避難所に5000円の弁当売りに来たバカ思い出したよ…

  • by Anonymous Coward on 2015年11月18日 8時46分 (#2919299)

    何度も停電が繰り返されると使えないよね?
    大規模災害だと通電後問題が起きてまた停電することも考えられる
    やっぱり全固体電池の開発を急いだほうがいいんじゃないの?
    ソーラーで充電できるようにしていれば長期間続いても使えるよね?

    • by Anonymous Coward on 2015年11月18日 9時51分 (#2919327)

      一次電池なので蓄電量がなくなるまで何度でも放電可能ですよ。
      そういう意味では二次電池と変わりない。

      ソーラーで充電は二次電池ならできるけど、
      二次電池はトリクルで満充電保持させられる(鉛など)のは常に電力が必要で、
      トリクル不要なもの(リチウムなど)は自然放電があり満充電が苦手なので使い勝手が悪い。

      そもそもソーラーパネルごときで充電できる量なんてホントたいしたことない。
      コカコーラが一時期パネル乗っけて社会貢献とかやってたけど、
      電力の5%も賄えないってんですぐになくなった。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      そもそも商品が入ってなければ自動販売機が有っても無意味ですから。

      それと、ソーラーパネルもDC/DCコンバーターや充電池に寿命がありますから要メンテですし、屋内では使い物になりませんよ?

  • by Anonymous Coward on 2015年11月18日 9時10分 (#2919307)

    大地震が起きてすぐの地域より、ひずみがたまりまくって地震がおきるであろう直前の、静岡県とかに設置ないのはなんでなんだろう。

    天災が発生して避難場所として使われる可能性を考えた時に、福島や東北よりも、静岡県や愛知県の方のが可能性が高いと思うのだが。

    • by Anonymous Coward
      補助金が下りないからね
      • by Anonymous Coward

        何の補助金がどう関係しているの?

        • by Anonymous Coward

          まあ、いきなり「補助金が」ってのは予断というか先入観だと思うけど、
          このプロジェクトはアサヒ単独で費用や場所などすべてを負ってるわけじゃないので、
          予算や設置場所を確保しなきゃならないけど、福島だと便宜得やすいでしょう。
          #そして予算は補助金で獲得できる可能性高いだろうと思う。

    • by Anonymous Coward

      静岡は今までの準備が残っている一方、福島は災害対策のアレコレが地震と津波で壊れた/消費されたからとか?

  • by Anonymous Coward on 2015年11月18日 12時31分 (#2919408)

    非常時に無料で飲料が出るようになるんだけど、一人で全部持って行ってしまうのどうにかならないのかな?

    http://www.excite.co.jp/News/bit/E1224239288176.html?_p=2 [excite.co.jp]

    しかし、この自動での切り替え、災害時の混乱に乗じて、一人で何本もガメたりする輩がいるのではないか? という心配をしてしまうのだが……。

    「災害用の自動販売機は、災害時に避難場所となりうる公共性の高い場所を中心に設置されています。公共施設には多くの人の目があるかと思いますので、そのような事態が起きても、その場にいる人達が制止してくれると考えています。それを心配するよりも、緊急時にできるだけ迅速に飲み物を配給できることに、私たちコカ・コーラの自販機だからこそ提供できる付加価値を見出して、地域の自治体などとの協議によって設置を推進しています」と日本コカ・コーラ(株)の担当者は語る。

    たしかに、誰もいない所だったらまだしも、多くの人がいる所で一人占めするのは難しいかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      コカコーラ以外は現地切り替えが基本らしいんで、担当者が回収や配布をすれば防げるけど、そこまで手間かけてやるべきかっていう。
      日本は暴動起きるほどじゃないし、飲料は重いし、まあそこまでしなくて良いんじゃない?

      • by Anonymous Coward

        > 担当者が回収や配布をすれば防げるけど

        回収?
        無料になった自販機の飲み物を回収?

        • by Anonymous Coward

          コカコーラ以外の場合、自販機の設定を無料に切り替えるには担当者が現地に行く必要がある。
          どうせ現地に行くのならその担当者が飲料を自販機から回収して(取り出して)配布することもできなくはない。
          ということじゃないの?

          • by Anonymous Coward

            その担当者の人件費は…

          • by Anonymous Coward

            > どうせ現地に行くのならその担当者が飲料を自販機から回収して(取り出して)配布することもできなくはない。
            > ということじゃないの?
            回収の意味間違えているような気もするけど、それは「回収して(取り出して)配布する」んですよね?

            元は「回収や配布」なんですよね。

            • by Anonymous Coward

              「回収や配布」って書いた人です。
              はしょったというか適当書きました。
              自販機の前で待ってて、人が来たら手渡しでもいいけど、実際やるとしたら、そんなのんきなのは現実的じゃないでしょうね。
              やるとしたら、避難所への応援物資の一つとして回収して持ってくのも一つの手ではあるかなと思います。

              でも、避難所以外にも分散してあるのがバックアップとして有効だし、どうせ車がないと碌に運べないけど、車あるなら倉庫とかから持っていった方が良いだろうし、人手をかけてちまちま運ぶ意義は低かろうと思います。
              あと、自販機の中にまとまって入ってるのが保温や保冷にもなるし。

              なんてのは実際の状況とか調査の上検討すればいいことなんで、取り合えず適当書きました。
              #今、「確保」にしておけば良かったかなとか思ったけど。

              • by Anonymous Coward

                #2919814
                理解です。

                たぶん、手動で災害モードに切り替える人っていくつもの自動販売機を切り替え行脚するんでしょうね。

                災害に目を向けているっていうアピールだけで
                ガメられたって知らんがなって感じのような気がします。

                > 避難所への応援物資の一つとして回収して持ってくのも一つの手ではあるかなと思います。
                自販機の商品を確保するのではなく倉庫にあるものを持って行ったほうが早いかも。

      • by Anonymous Coward

        担当者が自販機から取り出して直接配ったり別の場所に提供するんであれば、
        災害対応してない自販機でもふつーに鍵開けて取り出せば済む話ですよね?

        切り替えが手動なのはともかく、結局災害対応自販機は自販機自身に飲料を配布させないと存在意義が無いのでは…

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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