
HP のインクカートリッジの「中身」、どんどんコンパクトになっている? 76
ストーリー by reo
海綿体 部門より
海綿体 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
GIZMODO で「プリンターのインクカートリッジ、商品のインク量は年々こっそり減少していることが判明」なる記事が掲載されている。
ただし記事の元ネタのブログの記事タイトルは「HP Introduces Nano Sponge (HP、小さいスポンジを導入)」。こちらによると、HP のインクカートリッジを分解してみたところ、同じカートリッジのはずなのに中身のスポンジの大きさが年々小さくなっている、という話だ。実際にインクの量が減っているかどうかは不明であるが、実際のところどうなっているかが気になるところである。
よくある (スコア:1)
特に分かりやすいのが食べ物。中でもお菓子。
お値段据え置き、だけど中身が若干減ってる。
ただ、食べ物は内容量が明記されるのに対してインクは...
ズルいという印象を持たれても文句は言えないね。
Re:よくある (スコア:1)
箱に何ミリリットル入っているっていう表記があるはず。
写真をコンビニのコピー機で出力できるようになってからカラープリンタ使ってないなあ。
インク代金よりメンテナンスの面倒さに辟易して。
Re:よくある (スコア:3, 興味深い)
> 箱に何ミリリットル入っているっていう表記があるはず。
手元にHP178XL(シアン)があるのですが,印刷枚数の目安は書いてあっても容量は書いていないです。
因みに,このシリーズではブラックのXLパッケージが小さくなった実績があるので,多少「中身」がコンパクトになっても驚きはしないですね。
Re: (スコア:0)
人に見せられない物はコンビニで出す訳にいかんですよ。…極秘の書類とか。
与太話はさておき、コンビニのおかげでほとんどプリンタ要らずになりましたね。
年賀状もあれぐらいのノリで頼める業者とかいるのかな。
Re:よくある (スコア:1)
やおきんの「うまい棒」ですね、価格維持のために年々短く…
まあこの手の「小容量化」は洗剤なんかでもよくある話で、成分比変更などマイナーチェンジの際に価格据え置きで容量減ったり「コンパクト」になったりというのは珍しくない。
ただ、やりすぎるとパッケージスカスカになっちゃって別の意味で見苦しくなったり。
某社の入浴剤は長年原価上昇を内容量低減でフォローしてたんだけど、余りに前のパッケージを維持し過ぎてとうとう半分に(マヂで製品二本を1パッケージに充填できた)なったからか、製品名からパッケージから一気に変えるリニューアルで若干値上げした上で「スリムパッケージの入浴剤」に変更してましたね。
もっとも、値上げしても最安価格帯の入浴剤であることは全く変わらないので、前製品からの倹約自慢の高齢者顧客の方々が相変わらずご愛用です。
# 爆言のち漏電中… :D
Re:よくある (スコア:1)
缶飲料も価格据え置きのために中身がへりましたよね。だいぶん前に。
缶コーラが350ml→340ml 缶コーヒーも確か減っているはず。
Re:よくある (スコア:1)
缶を小さくするためでは?
1を聞いて0を知れ!
Re:よくある (スコア:1)
>飲料の中身のコストって、販売価格からしたら微々たるもの
で、大きいのは輸送コストだとか。
内容量を減らせば容器も小さくできて、問題の輸送コストも下がるんじゃないですかね。
# ってことをgrewnteaさんは指摘してると思うのですが。
Re:よくある (スコア:1)
>プルタブ缶の頃の昔は180mlが標準だったけど?
私の子供のころは、プルタブで250、スチール缶が標準でした。
180が標準って多分随分昔ですよね。
Re:よくある (スコア:1)
皿洗い用の液体洗剤の場合。
安い洗剤は水分たっぷりで量はむしろ多くてお買い得感、でも洗浄力が落ちてて使ってみるとむしろ損した気分。
Re:よくある (スコア:1)
特徴的というと袋のポテトチップスとか代表的ではないかと。
見た目の新しさを出すためかしょっちゅうパッケージをリニューアルしてますが、(同じ味でも)
その際に内容量も5gや10g程度上下していることがしょっちゅうです。
「女性向けに少なく」とか「お徳用」とかじゃなく、通常パッケージとしてね。
あれ、この製品100gくらいなかったっけ?ってのがいつのまにか80gくらいになってたり。
洗剤は濃縮(というか溶解?)技術の向上で一気に体積が減るケースがあるんで、
容量じゃなく推奨使用回数で比較しないといけないですね。
(推奨容量は1回量として多すぎるとかそういう話は置いといて)
Re: (スコア:0)
コンビニのおにぎりやサンドイッチが酷い。
もう、インフレは始まっていると実感。
Re: (スコア:0)
ティッシュペーパーなんかも枚数や面積が減ってたり。
原燃料が上がってて値段あげたいのに、特売の対象になりやすく小売からの圧力が強いので値上げできずに
仕方なくそんなことになってたりするみたいです。
Re: (スコア:0)
>ティッシュペーパー
以前(というかだいぶ前?)は200wが標準的でしたが、今は安いと思うと160wや150wだったりね
Re: (スコア:0)
ですね。
今は1.5倍してそれより安ければ買うようにしてます。
200w => 300円以下なら買い
160w => 240円以下なら買い
# 価格からすんでる地域がばれるのか?
Re:よくある (スコア:2)
というか (スコア:1)
スポンジのデカイ方
あからさまなインクの付き方なんですが・・・・
Re:というか (スコア:1)
「インク側が進化して水分による劣化等に強くなったので、どんどんスポンジを小さくした。」
とかそんな感じでしょうかねー
もしくは、長期間製造&フィードバックで平均使用期間が解ったので寿命を削ったとか。
# プリンタの使用率をHPに送信する機能がドライバにあった記憶が。
上から一定量入れてるだろうからスポンジの大きさは関係ないような。
むしろ、小さい方が使えず無駄になるインクが減りそうとおもうのですがどうなんでしょう?>中の人
Re:というか (スコア:2, おもしろおかしい)
インクカートリッジの中の人などいない!
Re:というか (スコア:4, おもしろおかしい)
インクカートリッジの中の人だと、この人 [google.co.jp]じゃないかな?
Re: (スコア:0)
いたねそんな人
そもカタログスペックが無い? (スコア:1)
すくなくともCanonは仕様ページに
印刷コストは、「家庭用インクジェットプリンタの印刷コスト表示に関するガイドライン」〈社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)制定〉に従って表記を行っています。
としてインク代を参考ながら表記している。参考といえど、充填量をけちって値が大きく逸脱すれば景品表示法なりに触るだろう
と思ってhpのHP見たけど、プリンタの仕様pdfに記載が無い!?
こんなの欲しい (スコア:0)
むしろもっと減らしていって、毎年年賀状を印刷する分だけの量が入ったインクを売ってくれ。
年1回しか使わないので、使い切る前に固まってしまう。
EPSONだと小容量インクカートリッジありますよ (スコア:2)
まあ,割高ですけどね。
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
固まるのはインクタンクじゃなくてヘッド(乾燥して目詰まり?)の方だから、
インク量減らしても同じじゃないの?
そういう人はもういっそ業者に頼むか、毎回年末にプリンタを買って、
印刷後すぐに中古ショップに売った方が賢いのでは。
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
だとすると、ここでお願いすべきは
「HPはヘッド一体型のカートリッジを復活させて欲しい」とか
「キャノンはヘッドの別売りを復活させて欲しい」とかじゃないかな。
現実的な対処は、交換インクを買ってきてインクのランニングコストを下げて、
定期的に印刷 or/and ヘッドクリーニングだと思う。
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
もうレーザープリンタにしなさい。固まんないから。
階調表現が苦手でカラーだと高いというコスパの悪さだけどなー。
...というのはさておき、そういう用途にぴったりな固体インクてのがあったんだけどねぇ...。
起動に時間がかかるし使い始めにインクを大量に浪費するってんで廃れたけど年一回なら問題ないでしょ?
# マイクロドライ、だったっけか。たぶんそのつもりで売り出したんだろうな。
Re:こんなの欲しい (スコア:2)
ALPSのマイクロドライはインクリボン、なので一般的に固体インクには含まれないと思います。熱転写の一種です。
「使い始めにインクを大量に浪費する」なんてこともありませんでしたし。
(熱転写の常で細い文字でも全体の面積分のインクリボンを消費するという欠点はありましたが)
ただし、むちゃくちゃ印刷が遅かったです。葉書の印刷が苦痛なくらい。品質は今のインクジェットよりはるかに良好だったのですが。
固体インクなのはXeroxのPhaserですかね。どんな特性だったかは忘れてしまいましたが・・・もう消耗品も売ってないんですね。ALPSはまだ売ってるのに。
Re: (スコア:0)
うちのマイクロドライ MD-5000くん
インクカセットはまだあるが本体ガイド部のプラスチック部品が破損しだした。
押さえのスプリングを固定する部分が次々と破損していく。
インクが勝手に蒸発することは無いしヘッド詰まりも無いので
年に数回の印刷なら良いプリンタなんだけどね。
通電しないとカラーレーザーもトナーが湿気で固まる。
通電してると電気代がかかるのがつらい。
#インクジェットの画質は良い。画質だけは。
Re: (スコア:0)
昇華はめっさ欲しい。画質よくないの?
もう迷うことさえできないんだけどね…
Re:こんなの欲しい (スコア:2)
鉄道模型作ってると、オリジナルのデカール作るのに、
昇華型のプリンタっていいんですよね。
でも迷うことすらなくなると、業者さんに頼まないといかんのか…。
#いいや、IDで。
--- #寝て起きて食べてまた寝る
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
大体は二回、多いと六回ほども必要なんだ。
Re: (スコア:0)
# クリーニングより早くてインクの無駄もなく確実。
前に購入した機種では1年放置でも平気だったのですが、そのあたりの品質も変わっているのかもしれません。
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
Re: (スコア:0)
それがなんと、お値段据え置き!
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
「味もカロリーも1/2、お値段そのまま!」ってアレですね。
インクの場合は「今なら漏れなくパステルトーン/水墨風印刷にアップグレード、お値段そのまま!」ってヤツですか?
# 爆言のち漏電中… :D
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
> 「今なら漏れなくパステルトーン/水墨風印刷にアップグレード、お値段そのまま!」
漏れるインクカートリッジはいらないので「漏れなく」ってのはアピールポイントにはならないよw
#何かが違うのでAC
Re: (スコア:0)
低脂肪乳1本100円の世界かもなぁ…
昔Apple純正インクジェットプリンタとCanonのそっくりさん(逆だが)のインクの色が違うって
話をきいたことがあって、信心の問題じゃねーのと思ったが微妙にちがった。
どっちがいいのかは分からなかったが。
#今もバブルジェットなの?
Re:こんなの欲しい (スコア:1)
>低脂肪乳1本100円の世界かもなぁ…
みんなの嫌いなジャスコだと、無脂肪乳みたいなのが一本98円です。
Re: (スコア:0)
喪中はがき印刷用でしょうか?
Re: (スコア:0)
それだと人によってまちまちな量になっちゃうから、いっそのことインクの量り売りで!
Re: (スコア:0)
プリンタがほしいんじゃなくて印刷したいんだから。
Re: (スコア:0)
それなら写真屋とかにデータ持って行って印刷して貰うという手もありますね。
写真屋でやってくれるか分かりませんが、代替業者があったはず。
Re: (スコア:0)
いや、プリンターの心臓部はインクカートリッジだから。。
筐体、インクノズル、電源、USBケーブル付きのインクカートリッジを
買ってると思えば、毎年買い替えても苦にはならない。
個人の場合 (スコア:0)
キャノンのプリンタが、ほぼ白黒でインク1回しか交換してないのに2年で壊れました。
ヘッドの交換でどうにかなりそうではありましたが、
書類関連はPDFでOKな会社も増えてきてるし、原本言われたらコンビニでプリントアウトできるので、買うのやめました。
#会議資料もノートPCで見ながらとか
写真は携帯、PCでしか見ないし、それこそネット経由のプリントサービスを頼んだ方が、コストも質も良いので、より一層要らないです。
Re:個人の場合 (スコア:1)
うちもコンビニのプリントサービスを使ってたんですが、あるとき趣味の資格をとるのに必要なレポートを
印刷してみたらどうも微妙な縮小が行われているらしく一番細い罫線がまばらに消えてしまったんですよね。
なのでレポートを印刷するためだけに安いプリンタ購入しました。その後はたま〜にですけどラベル印刷に使ってみたりしてます。
ラベルシールとかへの印刷はコンビニじゃちょっと無理ですからねぇ。
# インクを使い切った時にインクを買うのかどうかが悩みどころ。
スルースキル:Lv2
Keep It Simple, Stupid!
Re:エプソンの場合 (スコア:1)
2006年とは古い記事ですな。
2009年頃までEPSON塩尻事業所にいたが、カラーインクの充填は色毎に(当然だが)機械が別で、充填量も違う。
当時だと、各色の消費量の統計からインクタンクの容量と充填圧力が調整されていた。
4色一体タイプのカートリッジの場合、残インクを出さないために各インキ毎に容量が調整されていた。
セパレート・タイプの場合は、各色のインキ(染料系か顔料系でも)の値段が違ってもカートリッジの製造コストは共通なので、インキの充填量で価格調整するメリットは余りなかった。というより、一番値の張るインキに他を合わせる。
(リサイクル・カートリッジに10~30円くらいの価格差があったのは、インキの価格差によるもの。インク・カートリッジの値段のうち、インキの値段の差はその程度)
EPSONのIK(インク・カートリッジ)事業部だけで200人以上が2交代24時間体制で働いてるが、長野県の最低賃金734円/時(だったか?)をリサイクル・カートリッジの値段から引くと、これでも頑張ってる方だとは思うが。
消耗品で利益を出さないと(プリンター本体は大赤字なので)ならない企業の都合も元・中の人なので分からなくもないが、インク容量で利益を確保しなきゃならん程、どこのプリンタ・メーカーも追いつめられてるのかね?
プリンター本体を適正価格で買ってくれない(買えない)ユーザーが悪いってか。
#文中インクとインキが混在してるが、インクは商品、インキは材料の呼称と思ってください。
#インクは消耗品ですが、使い切ったインク・カートリッジのリサイクルにご協力ください。
Re:エプソンの場合(元・中の人) (スコア:1)
民生機で儲けが出ない分を、業務用機の販売価格と消耗品で取り返すビジネス・モデルです。
一般個人で2~3回インク・カートリッジを交換する期間に比べ、業務用途では一度に数十枚から印刷するので数日で交換していきます。
(企業は耐久消費財として最低5~8年は使います。PL法もあって、部品供給の義務は製造終了後8年ですので、そのくらいは見込んでいます)
製造の現場でも、検品や測定データのプリント・アウトをロット毎の工程票(流動票)に添えるので2~3日でカートリッジは交換します。ある意味、社内でプリンターの耐久試験と印刷実績のデータを取ってるようなもの。
カートリッジの主要パーツ単体(センサー・チップなど)でも、日に20k個のノルマみたいなものがあるので、世界市場規模の消費量を賄うとすれば、ギリギリのラインです。
それで儲かっているのか? と言われると、日本の労働基準法に則る最低賃金で働く日系ブラジル人が大勢いた状況からしても、元とってカツカツじゃないでしょうか。
ちなみに、工場原価はメーカー希望小売価格の1~2割、中抜き無しの小売卸でも4割半ですので(これバラしたらヤバいか?)、民生機での利益は無いに等しいです。買い替え需要で出荷と販売台数の数字を動かすのが目的みたいなもので、投資家や銀行へのプレゼン名目にしてると言ったら、本社の経営陣に怒られますかね。
なので、プリンター事業部の儲けの主流は、あくまで業務機です。
120インチ液晶プロジェクターにしても、市場のターゲットは業務用途、みたいなものです。
#日本企業として地元で踏ん張るか、看板だけ日本に置いて中国辺りで全部作るか、4半世紀に亘って関わってきた自分でさえ、悩ましい状況です。(現在、中国在任中)